【感想・ネタバレ】かばん屋の相続のレビュー

あらすじ

働く男たちの愛憎、葛藤を描いた文春文庫オリジナル短編集。池上信用金庫に勤める小倉太郎。その取引先「松田かばん」の社長が急逝した。残された二人の兄弟。会社を手伝っていた次男に生前、「相続を放棄しろ」と語り、遺言には会社の株全てを大手銀行に勤めていた長男に譲ると書かれていた。乗り込んできた長男と対峙する小倉太郎。父の想いはどこに? 表題作他、五編収録。

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Posted by ブクログ

池井戸作品らしい銀行絡みの短編集。
それぞれの話でドラマ1話ができてしまうくらいの濃密なストーリー。
銀行員視点での話ばかりですが、毎月口座残高が不足する中小企業の社長との息を呑むような緊迫したやりとりや、本のタイトルにもなっている「かばん屋の相続」の話は、社長が亡くなる前に相続を破棄するように次男に勧め、忠告通り相続破棄して会社を起こした次男と、情のない元銀行員の長男が負債を抱えて困る姿の対比が面白かった。正義は勝つ、のような胸がすくようなストーリーだった。

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2025年11月28日

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登場人物の人間性がよく出ていてミステリーな作品で、わくわくして読ませて頂きました。
自分だったらどう行動するだろうかと考えさせられた作品で、改めて人を思いやることの大切さがわかった作品でした。

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2025年04月13日

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ネタバレ

なんだか、みんな必死に生きているんだなぁと感じた。ドキドキハラハラさせられる話が多かった。銀行員って大変そう。時間をかけて読んだから、一つ一つの話の内容忘れかけてる笑それにしても経営者って色んなこと考えているんだなと思った。相当頭が良くないとなれない‥

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2025年04月03日

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短編集。銀行のお話。
半沢シリーズのような重厚さは無いが、展開が早くサクサク読める。
短編でも、池井戸潤らしさが随所に感じられる。
半沢シリーズと繋がりもあり面白かった。
池井戸潤大好きです。

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2025年01月25日

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池井戸潤の短編集。50ページ程の融資関連のストーリーが6作纏めた文庫本になっております。

一つ一つのストーリーは、あっさりとしていますが、構成はしっかりとしたものです。さすが、池井戸潤さんだと思いました。

最後の「かばん屋の相続」は特に面白く、銀行や中小企業、家族のいざこざ、お金に対する強欲さが一つに纏まったストーリーでした。最後は正義が勝つところが見れてスッキリしました。

1日程度で読めます。

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2024年11月26日

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やっぱり面白いです。池井戸潤作品。前から読みたいリストに入れてはいたもののなかなか読む機会がなく。やっと買った。恥ずかしながら短編集とは知らなかったです。6本とも銀行員が主人公。銀行と言っても、メガ、地銀、信金、とさまざまな規模の金融機関ですが、相変わらずきちんと金融の裏側を細部にわたり書かれている
短編集だから読んでいて心地よいスピード感の展開。面白かったのは「芥のごとく」の時代背景。昭和から平成に変わった時代の話がいきなり出てきた。小切手、手形、集金といった単語がいかにも昭和だ。
タイトルになっている「かばん屋の相続」は、読んでて一瞬でわかった、京都の「一澤帆布」のお家騒動をモチーフにしてるってことが。京都の大学に行ってた時代、みんなあそこのかばん持ってたなぁと懐かしくなった。もちろんあのころは「一澤帆布」があんなことになるとは予想もしてなかったけど。。ほんとに本書の登場人物個人や会社のように「一寸先は闇」だ、人生何があるかわからない。

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2024年04月27日

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企業と銀行という切っても切れない関係をテーマにした短編集。どんでん返しあり、熱い話あり、バッドエンドもありですがとにかく経済やお金に関してど素人の僕でも分かりやすい文章とストーリーに脱帽そして勉強になりました。

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2025年10月15日

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スラスラ読めて安定の池井戸作品そのものという感じだった。作者は周知の通り銀行、金融ものの作品を数多く輩出しているが、私の知る限りどれをとっても同じような作品はなく、どの物語りも一本立ちしていると思う。翻って考えれば、金の仕組みは複雑広大で、それに絡め取られる人間の物語りも一つとして同じものはなく、無限の人間の業そのものであるとも思った。

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2025年09月11日

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手形の行方とかばん屋の相続が面白く読んだ。どれも読み応えがあるけど、普段聞きなれない言葉が多くて、たぶん、面白みを満喫できてないかも。
それにしても、横柄で感じ悪い銀行員の像は、今の世の中にもたくさんいるんだろうか。

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2025年09月02日

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次女が就職活動で金融機関にも興味があると言っていたので、遥か昔読んだこの本とかが参考になるのではないか、と朧げな記憶でお勧めし、結果して僕だけ通読。
多分、次女は読んでない…
少なくとも、読み切ってはいない。

まぁそういうものだろう。


筆者は元三菱銀行の行員とのこと。
僕の就職活動のときもその行名だった。

今はいろんなところが一緒になって、メガバンクとやらになっているが、華々しそうな中央や海外での仕事と、末端の泥臭さが同じ組織にあることに、なにか恐ろしさというか、違和感が拭えない。

燕尾服を着たバンカー、という印象の三菱銀行に、慶應義塾大学を出て勤務していた筆者が、この本で描かれる末端支店での悲喜交々に対する解像度が高いのも、なんだか怖い。慶應義塾大学もやはりそんな扱いなのか…

しかしこの人の取材力、表現力は異様な水準なので、実体験などなくても、しっかり描き切れるのかもしれない。

金融機関の身近な窓口を舞台にして、組織で働く多くの人の普遍的な感情を描き、共感を得る小説。
決して自らの職業体験を下敷きにした、私小説的なものではない、ということか。

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2025年08月13日

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銀行が舞台の短編小説だが、いずれもリアリティがあった。銀行と中小企業。銀行内部の派閥抗争、保身のための醜い争い…
中でも『芥のごとく』は胸が熱くなるようなエンディング。

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2025年06月24日

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偽装倒産や夜逃げ。
手形紛失に相続のもめごと

銀行マンの見た様々な人生

お金って大変・・・

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2025年04月26日

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銀行と銀行員にまつわる短編集。

どの話も面白く読みました。

銀行員とは本当に大変な仕事だなぁ、とつくづく感じます。



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2025年03月30日

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池井戸さんの銀行ものの小説を読むと、我が子は絶対に銀行マンになってほしくないと思う。そして、会社を経営することの大変さをしみじみと思う。芥のごとくの女社長の話が切なかった。

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2025年03月26日

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メリハリのあるストーリーでどのお話も面白かった。ただ、いつものスカッとする展開を期待してるとちょっとがっかりするかも。個人的には、現実はこういうモヤッとしたことの方が多いだろうから、リアリティーが感じられて良かった。
特に好きだったのは、「手形の行方」「芥のごとく」。
池井戸作品は長編だと先が気になって読むのをやめられず寝不足になってしまうのだけど、これは短編なのでそれがなく助かった(笑)

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2025年03月18日

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池井戸潤のスリリングな展開が
短編でもやっぱり面白い
それでも長編の方が好きだな

この短編の中でも『妻の元カレ』だけが銀行の業務とは関係なしで夫婦間の問題で話が進む
しかも終わり方がスッキリしない
半沢直樹のようにスッキリサッパリさせてと言いたくなる
実際には金融用語がほとんど出てこないので
私には一番読みやすい内容だった

一番スリリングだったのは表題にもなっている
『かばん屋の相続』だった
池井戸作品は多くがテレビドラマになっているが、まさにそれを見ているかのような展開だった
金融ミステリといわれるが人情が交錯するスリリングであたたか味のある作品だった

池井戸潤作品をあまりよく知らない自分が言うのも何だけど、そんな感じのするお話でした

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2025年03月16日

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どうしようできないビジネスの世界の厳しい現実を描く側面も池井戸潤の小説の良さだと再認識できる短編集だった。
私個人としては民間企業で経営者の事業支援に近い仕事をやっていることもあり、バンカーが融資先を支える姿勢は共感できるものがあった。

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2024年11月16日

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金融業務に潜む社会の儚さと無情に情熱の血液を注ぐ赤血球である銀行員そして信金職員。そんな狂気の世界で誰かの酸素を運ぶため動く彼らは心臓になれるわけでも白血球になれるわけでもない。

これが初めて読む小説になればきっとイマイチと思われるでしょう。それもそのはず主人公が物語を劇的に動かすお話しがないからだと言えます。もしかしたら脇役視点で見ているようなそんな気にもなるかと思います。でもそれは彼らが決して悪いわけではなく真っ当にそれができているからともいえるわけで、決して派手な仕事をしているわけじゃないことが理解できます。だからこそ彼らは物語の心臓ではなく赤血球にいると思います。そんな赤血球である主人公たちは白血球には当然なれません、悪い菌(金)を取り除けるほど強くはないのです。それゆえ泥臭くて地道な人生だけど、きっと私たちの人生にも通じるものがたくさんあると思います。
だからこそちゃんと人に寄り添って、向き合って、誰かが息をしやすいよう支えてくれる彼らを馬鹿にはできないはずです。決して面白くはないかもしれないけれど、蔑ろにできるほど無駄ではない作品です。
また内容は全て融資関係で統一されています。

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2024年09月29日

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小説、相続で検索してヒットした作品
当然のことながら池井戸潤作品なのでがっかりすることはないだろうと手に取った
それまで短編とは思わずにいたのだが、がっかりすることなく読み進めた
彼の作品は、登場人物に皆血が通ってる感じがして好きだ
どの作品も主役は銀行員だが、お客さんやら同僚やら、それぞれが生き生きと描かれている
父の遺言から、大手銀行マンだった兄が退職して会社を相続する「かばん屋の相続」
自分の最近の状況と相まって、この兄が憎々しい
まぁ 池井戸作品は裏切らない結末なのだけど
大変楽しく読むことができた

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2024年08月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全体的にハートフルな内容が多かった印象。
特に『芥のごとく』は大阪の女社長と銀行担当が何とか会社を守ろうと悪戦苦闘したが、最悪な結果を招いてしまう。池井戸作品としては珍しく、根っからの悪人が出てこない話であり、悲哀の詰まった内容であった。
『十年目のクリスマス』や『かばん屋の相続』等は顧客が起こした行動に真相が判明するが、最終的には事情を知った銀行員も黙殺する。
『妻の元カレ』は男としては非常に切ない内容、絵里香の最後の返答がはっきり表現されていないのが巧みな終わらせ方であった。

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2024年03月17日

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池井戸潤による全6話の短編集。
そうとは知らず読み始めたが、どの話も人生の機微が緻密に表現されており、登場人物の心情が手に取るように伝わり、さくさくと読むことができた。
どれも比較的バッドエンド寄りの結末が多いが、短時間で濃厚な池井戸潤ワールドを堪能できる。
一部のエピソードは、もう少しその後のストーリーが見たいという思いも残った。その点を加味して星3つとする。

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2025年11月23日

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都内の中小企業と銀行(信金)の融資課との短編集。

池井戸潤氏の作品が発表されてから(さすがの元バンカーですが)

自分の中で銀行員は

《人様のお金で人様よりいい生活をしている、法を犯していない金貸し》

という
それ悪意じゃね、みたいな印象になってしまっている。

もちろん、そんな人ばかりではなく中小企業を育てたいとか応援したいととか純粋にそう思う人もいると思う。

でも、そういう人ってバンカーで勝ち上がっていくのは難しいんだろうな、とも思う。

公私を割り切れる人、
感情に流されない人、
ビジネスに私情をはさむことなくどんな判断でも(たとえそれが冷酷で死刑宣告に近くても)迷わずにできる人

そんな人が評価される業界(それらができない人はバンカーには向いていない)なんだろう。

他人にも自分にも甘い自分にはできないな。

ストーリーは、相変わらず金融業界に疎い人でも分かりやすくさくさく読める。
池井戸氏の作品は、いつも分かりやすくて腹が立って悔しくてほっとしておもしろい。

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2025年11月09日

Posted by ブクログ

経済短編集
働く男たちの愛憎、葛藤を描いた文春文庫オリジナル短編集。池上信用金庫に勤める小倉太郎。その取引先「松田かばん」の社長が急逝した。残された二人の兄弟。会社を手伝っていた次男に生前、「相続を放棄しろ」と語り、遺言には会社の株全てを大手銀行に勤めていた長男に譲ると書かれていた。乗り込んできた長男と対峙する小倉太郎。父の想いはどこに? 表題作他、五編収録。

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2025年10月19日

Posted by ブクログ

それぞれ銀行員が主人公の6つの短編。
最後の2つの話が良かった。人情味がある。
銀行の中の話になると他人事になるかもだが、そこに生きている人達からすると必死なんだろうなと思った。池井戸潤らしい一冊でした。

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2025年07月24日

Posted by ブクログ

融資をする銀行員たちと融資してもらう中小企業の社長たち。

どちらも一生懸命に自分の人生を生きているのが伝わってきました。
それぞれの人生の日常にドラマがあるなあと思いました。

融資を担当する銀行員、特に支店長や融資課の課長は男性ばかりで、登場した融資の女性担当者は1人だけだったなと後から思いました。

融資先の中小企業の社長も1人を除いてほぼ男性だったのも興味深いです。


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2025年07月18日

Posted by ブクログ

短編集ですが、池井戸さんの銀行ものによくある勧善懲悪とはまた少し趣の違う物語が読めて面白かったです。

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2025年06月25日

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銀行マンを主人公にした短編集。読後感が悪いものもちらほら。手軽に読める短編は読後感の良いものが好きなので、表題作は好きだが他はさほどでもなかった

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2024年09月03日

Posted by ブクログ

都市銀行や信金などさまざまな銀行員を題材にした短編集。銀行のことはよくわからないけれど、幸せそうじゃないなぁと思えてしまいます。就職先としては人気だったはずなんだけどねぇ。

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2024年05月18日

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銀行を中心とした短編集でどれも読みやすかった。銀行の内情はわからないからこれがリアルなんだろうな、という印象。自分に誇れる仕事の仕方をしたいなあと感じた

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2024年04月28日

Posted by ブクログ

銀行員を軸に、人情の世界を描く。
銀行には銀行の理屈があり、中小企業の側にも事情や背負っているものがある。
win-winの関係でいられれば良いけれど、そうもいかない時もあるだろう。
どちらも人間。会社を離れたところに、個々の想いもある。
人生とは難しいものだ。

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2024年04月01日

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