すべての高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
ネタバレ4.5
この作品はどんでん返しのミステリーと家族とは何かについて考えさせられる傑作です。
まず家族については、これまであった家族のあり方の常識を覆されました。あすなの「自分の家族は何人か?」と喜佐家全員に問いたシーンはハッとしました。いざ言われてみると一体何人だろう、あの人とあの人は家族として数えようかと誰もが僕の様に苦悩すると思います。それと同じ様に僕からしたあの人とあの人は自分を家族としてくれるだろうか、と悲しい想像をしてしまいます。しかしそこを逃げずに考えることで喜佐家のように誰かが勝手に植え付けた家族はこうあるべきという常識を打ち破ることができます。周のように結婚しても母親の家で妻と同 -
Posted by ブクログ
スリル満点で面白かった。
お金の豊かさ、息が詰まる苦しさ、お金と情の結びつきの無力さ、全て身を持って知ったような読後感でした。お金の価値って何だろう?と本質を問いたくなるけれど、正解がないものなのかもしれない。
もう取り返しはつかないのに、破滅が待っているのに、それでもどうにか救われてほしいような、許したくなる気持ちになってしまう主人公の梨花。一歩間違えたら誰もが梨花になってしまう可能性があるのでは?とハッとする場面も。
横領罪を犯してまで過ごした夢と絶望の狭間の数年が、ほんの少し羨ましく見えてしまったのは自分の生活が平凡すぎるからなのかもしれない…… -
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。