すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ椎名誠が遭難本、無人島本の傑作と推すノンフィクション。
明治31年、16名を乗せた帆船・龍睡丸は太平洋上で座礁し、16人はボートで珊瑚礁の小さな島へ漂着する。そこで、船長を中心に16名は飲み水を作り、塩を作り、海亀牧場を作り魚釣りをし、そして系統的な「学習」も続けて救助を待ちます。彼らは絶望することなく、規則正しい生活をしながら、様々な工夫をし、別の小島に探検に行ったりするのも全て彼らの「教養」とそれに裏打ちされた「経験」の成せる技でした。
すごい人間がいたものです。当時の船乗りの生きる力、それは半端ないものでした。明治31年に太平洋の小島で実際にあった冒険譚。とにかく、面白い。彼ら -
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。変な小説なので、変な小説がすきな人にはおすすめです。
まず頭でっかちの少年みたいな文体が印象的。たとえば主人公Qが自慰をする場面はこんな感じ。
>> ただ、密室内の一動物としてのQの行動をまったく外面的に観察すれば、それは単調にくりかえされるこっけいな動作からなっていて、生理学的には、興奮とそれにともなう脈拍増加、血圧上昇、発汗、局部の膨張と充血、脳波の奇妙な変化、などが観察されたはずである。(p.99)
これが小説内の出来事に薄皮を一枚かぶせたような効果を与え、読んでいるとぼくは大事なところに直接は触れられていないかのような不安を抱く。そんななかときおりあらわれ -
Posted by ブクログ
東洋哲学の入門書として非常に面白かった。
平易でわかりやすく、西洋哲学との違いがよくわかる。
西洋哲学は「世界がどうなっているか」という外界への論理的な思索。
東洋哲学は「世界をどう捉えるか」という内なる世界での感覚的な体験。
昔、大学の授業で、なぜヨーロッパは発展したのか、なぜアジアは権威主義的なのか、というテーマの講義があった。
元々ヨーロッパ人にとって、自然とは「何もしなければ恵みをもたらさない。けれど、努力次第で管理できる存在」だった。
地震は少なく、中国のような大河の氾濫もない。
アフリカのように激しい高熱でもなければ、寒すぎるわけでもない。
乾燥しているから作物は育ちにくいが -
Posted by ブクログ
この本、感情がジェットコースターすぎる!
おいおい、ミリーよ。
変な家に引き寄せられすぎだろ!
おいおい、ミリーよ。
彼氏との約束すっぽかしすぎだろ!
おいおい、ミリーよ。
……でも最高すぎるだろ!!!
もうほんと、読んでる間ずっとこんな感じ。笑
彼氏が不憫すぎて、最初はミリーにちょっとイライラしてたんですが、
やっぱりこのシリーズ、最高に面白いんですわ。
『ハウスメイド2 死を招く秘密』フリーダ・マクファデン
前作もそうだったけど、
このシリーズって、すごく“映像的”なんですよね。
私たち読者って、少なからず
文章の美しさとか、活字ならではの表現とか、
そういうものを小説に求
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