吉川トリコのレビュー一覧

  • 夢で逢えたら

    Posted by ブクログ

    コロナや実際にあった出来事、不祥事が随所に出てきてリアルな今を生きる物語だった。寒い言い回しが多くてわたしには合わなかったけど、モデルがいると思わせる登場人物のオンパレードでとても読みやすかった。

    0
    2022年03月02日
  • 光の庭

    Posted by ブクログ

    あらすじを読んで謎解きものかと思ったが違った。やっぱり吉川トリコが描くのは、女たちの心の深淵だ。

    高校時代の仲良し5人組。 
    「銀チョコラバーズ」とチーム名をつけて、くっつき合って笑い合って「5人揃えば最高で最強」だと信じていた。きっと誰もが経験したことがある、輝きに満ちた怖いもの知らずの日々。
    卒業から2年後、仲間の一人がバラバラ死体で発見され、彼女の死にそれぞれが罪の意識を抱えながら16年の月日を経て、4人は再会する。


    「本当に知りたいことのほとんどを私たちは卒業してから学ぶことになる。多くの場合、その学習には痛みを伴う。時には大きな喪失が要らないおまけのようについてくる。」p156

    0
    2022年03月01日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

    Posted by ブクログ

    明日街こんぺいとう商店街という架空の商店街を舞台に7人の異なる作家さんからなる短編集。

    人情くさくて、温かい〜。
    行ってみたいと思わせる商店街。
    特に千早茜さんの「チンドン屋」が良かった。短い中に希望と哀しみのドラマがあった。

    こういう人情物は好き。読んでいてあったかい気持ちになれるし、人に優しくなりたいと思う。

    0
    2022年02月28日
  • 女優の娘

    Posted by ブクログ

    伝説のポルノ女優が亡くなった。地下アイドルの娘は俄に脚光を浴びる。母と古いつきあいの映画監督が母の軌跡をたどる映画のナビゲーターに娘を指名する。装丁の少女は女優の森川葵。

    0
    2022年01月19日
  • マリー・アントワネットの日記 Rose(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    マリーアントワネットを身近に感じる日記。
    ほんとうにこんなことを思っていたのかしら?
    なんて。少し興味をもったりして。

    マリーアントワネットだからって
    幸せだったとは限らないんだなって。
    どんな有名な人でも、歴史に残る人でも、
    それぞれに壁はあるし悩みもあるし、
    辛いことを乗り越えているんだなって思った。

    マリーアントワネットが残す、男尊女卑、というか。
    そういう概念を当たり前と思って受け入れていたけど
    思えばなんじゃそりゃ!気持ち悪い!って思う。
    そこまで深く、物事を考えてなかったんだなって。
    その視点がすごいな〜って思った。
    ルイ15世が御逝去されて、さて2人はどうしたのか、
    すこーし

    0
    2021年10月25日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    アンソロジーは結構好きで色々読んだけど、他の著書も読みたいと思える作家さんが何人かいて、ラッキーだった。

    0
    2021年10月16日
  • 女優の娘

    Posted by ブクログ

    128芸能界のことはよくわからんけど、TVやステージの向こうではこういうことが起こっているんだろう。女の子の成長のお話ともちょっと違う、生き方のお話かな。

    0
    2021年10月11日
  • 夢で逢えたら

    Posted by ブクログ

    思いがけずすごく「今」の話だった。
    そしてすごく攻めてる。
    ちょっと読みづらい部分もあったけど、感じるところの多い小説。

    0
    2021年09月19日
  • ミドリのミ

    Posted by ブクログ

    電子書籍
    4人の登場人物の視点でストーリーがどんどん進んでいく。1人1人の視点で話が進んでいくし、時系列も進んでいく。最後、ミドリちゃんを連れ戻すとこまで見たかったなぁー。

    0
    2021年09月17日
  • 少女病

    Posted by ブクログ

    女4人の生活は楽しいだろうな。
    長女は長女らしく、次女は次女らしく、三女は三女らしく書かれている。母親は自由奔放で・・・。
    おもしろいけどなんか既視感があり、そんなに夢中にはなれなかった。

    0
    2021年08月30日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    冷やし中華にマヨネーズはかけませんが、他人と暮らすってそういうことなんだろうなあと思いました。価値観の相違をどのようにして擦り合わせていくのか、どのようにして生きていくのか。いつか他人と暮らすときにもう一度読み直したい作品です。

    0
    2021年07月03日
  • 夜更けのおつまみ

    Posted by ブクログ

    お酒大好きですが、つまみはなくても良い人間です。食事と共に飲酒して、食事が終わればアルコールだけでOK。夜更けにつまみを食べて飲酒したら体重増えるやんと思うから。

    でもこうしてこの本を読むと、作ってみたくなるつまみがいくつか。レシピが掲載されているものもあれば、掲載するまでもないものもあり、好き勝手な体裁が楽しい。読んだことのない作家もたくさんいて、興味を惹かれます。

    「食欲と性欲が欠けている小説」を書くと言われた綾崎さん。前者についての言い訳はわかりましたが、後者についてはどうなのかが気になります(笑)。

    0
    2021年06月15日
  • ミドリのミ

    Posted by ブクログ

    やりての妻と別居するため、田舎の写真館に父とともに引っ越した小学三年生のミドリ。そこには、髪を伸ばし、派手な服装でオネエ言葉を使う源三がいた。父と源三はいつも楽しそうにふざけあっているが、ピアノもなく地元の同級生の意地は悪く…。

    ミドリ、広(父)、花世、源三、貴美子(母)のそれぞれの視点から、離婚しかけの家庭、同性愛に子供を受け入れる家庭、学校などを描くアンソロジー型の小説である。

    「ミはミドリのミ」という、他愛のない話からスタートし、離婚の話、花世の話など、どんどん重いテーマになっていくが、それらを源三が「めんどくせーな」の一言で突っぱねていく。そこが本作の醍醐味であろう。

    ただ、いか

    0
    2021年05月18日
  • ベルサイユのゆり―マリー・アントワネットの花籠―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    「マリーアントワネットの日記」スピンオフ。脳裏にトワネット節の余韻が残っている。今作は幽霊となったランバル公妃が、革命時に翻弄された主立った面々のもとへ世界各地を訪問。マリーアントワネットを話題にぶっちゃけトークした内容を、フランスを訪れた旅人に夜を通して語りつくす短編集。発想が面白いし、はっちゃけた文章は変わらず。マリー・テレーズの章が良かったなぁ、吉川トリコさんこれが一番描きたかったんじゃないかなぁ。今度別作品も読んでみよー。

    0
    2021年05月10日
  • マリー・アントワネットの日記 Bleu(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「フランス王妃マリー・アントワネット」に隠された心。

    ルイ15世が崩御し、とうとうフランス王妃となったマリー・アントワネット。自分の思うままに、寂しさや不安を押し込めながら、愛するものを愛し続けたアントワネットがどうなったか。

    本人の日記というスタイルで、本人の視点から様々な事件が描かれているので、アントワネットの持ち上げられたら乗っちゃう危うさや、愛を得るための過剰なまでのサービス精神、隠された不安、マリア・テレジアの娘らしい不屈の精神などが、ところどころに現れている。

    Aで表されるフェルゼンとの愛、そして固い絆。木訥で控えめ、偏屈でとても「ヴェルサイユ人」らしくない夫・ルイ16世への

    0
    2021年05月04日
  • 光の庭

    Posted by ブクログ

    昔は仲の良かった同級生も月日が経つとともに大きく変化していくよなぁ。
    違って当たり前と思っておかないと、数十年経ってから会ったりできないかもしれない。

    0
    2021年02月16日
  • 夢で逢えたら

    Posted by ブクログ

    テレビ時代のおわり、コロナ禍のはじまり、そして男尊女卑の名残… 様々な角度から見て過渡期と言える現在にこの作品を読めて良かったです。
    「女」芸人、「女子」アナであるがための生きづらさ、理不尽さ、そして葛藤の描写がリアルで引き込まれました。様々な出来事や出会い、衝突を経て価値観や生き方を日々ブラッシュアップしていく様が痛快で、自分も 目の前の事象を"なんとなく"で過ごさずに意志を持ち、貫きながら生きていきたいと思った。女の人生にイージーモードはない!

    0
    2021年01月07日
  • 夢で逢えたら

    Posted by ブクログ

    生きづらい女たちのカウンター的な物語。クソみたいな男たちをやっつけるシーンが何度か出てくるけど、そこそこ傷は負わせるものの徹底的にやっつける爽快感までたどり着かない感じがリアルで、TV業界とかを誇張して描いてるのと対照的に丁寧で誠実な感じがした。

    0
    2021年01月03日
  • 夢で逢えたら

    Posted by ブクログ

    TBSラジオのアフターシックスジャンクションを聴いて購入!
    柚木麻子さん、宇垣美里さんオススメ本とのこと。
    性別問わずたくさんの人に読んで欲しい。

    0
    2020年11月23日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    浅井リョウ「それでは二人組を作ってください」
    飛鳥井千砂「隣の空も青い」
    越谷オサム「ジャンピングニ―」
    坂木司「女子的生活」
    徳永圭「鳥かごの中身」
    似鳥鶏「十八階のよく飛ぶ神様」
    三上延「月の砂漠を」
    吉川トリコ「冷やし中華にマヨネーズ」
    以上8つの短編集。

    率直な感想を述べると、私には少し難しかった。
    同居人との間には特別な価値観があり、そしてその形の多様さはとても素敵だと思う。
    しかし、若輩者の私には実感が伴わなかった。
    この物語を楽しむには私の経験が足りない。
    逆に言えば、もっともっと多様な人と出会っていけば、きっとどこかで共感できることだろう。

    以下は、いくつか気になった作品に

    0
    2020年10月07日