吉川トリコのレビュー一覧
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「ふつう」の家が、いかに大変か。ルームツアーやインテリアが大好きなのでいつかは私も家を建てる、もしくはリノベーションで自分の理想を詰め込んだ城を建てるんだ!と思っていたのでこのエッセイ、というか家を建てる実録のような本は面白かった。吉川さんの小説がすきでご本人のエッセイは初めてながらも隅々に感じ取れるフェミニズムや脱プラスチック、など一見癖に取られる部分も、一人の人間としての吉川さんのこだわりが見れるのも良かった。まだまだ家を建てるという事は家族しかも子どもがいるを想定した男性の持ち物というのは売り手側のアップデートは追いついていないのだなと感じる憤りは私にも体温が感じるようだった。書斎やキッ
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Posted by ブクログ
ネタバレ子どものころから母に「ちゃんと貯金しなさい」と言われて育ち、お年玉をすべて没収はされなかったけれども、もらったものは大半を銀行(自分の口座)に預けるのが当然で、ある程度溜まったら定期預金にしていた。結果的に、大人になってから、少し安心できるくらいの貯金になったので、それはメリットだったけれど、「お金を使うのが下手だな」という自覚がある。若いときにもっとバカみたいな注ぎ込み方をしておけばよかった。年を重ねると、どうしたって守りに入る……というか、使えるお金に体力がついていかなくなる。
母から受け取った呪いのひとつが「お金がなくなったら困るでしょう」という不安だ。
生活レベルを落とすことに恐怖 -
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ネタバレ100分で読めるとあるようにサクッと読むことが出来た。
全体として、ややご都合主義的な展開に感じる部分もありつつ、愛生の恋が実ってほしいと思わせる魅力があった。アーティストでありながらアイドルとしての役割を求められる苦しさには人間味があり、自然と続きを読み進めてしまう作品だった。
一方で、最後に明かされる実は恋愛ゲームだったという展開には意外性を感じたものの、愛生に対して「クソミソホモソ野郎」という表現が出てきた場面では、少し白けた気持ちにもなった。
ゲームのキャラクターや“推し”という存在は、結局のところフィルター越しに見た表面的な魅力を好きになっているだけで、自分の解釈と異なる部分や人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ青春映画な小説だった。
プロム開催に奔走する女子高生達と周りの大人達。
これはこれで羨ましく、そしてかなり眩しい。
だが、暴走する女子高生達に共感出来ないのは、プロム開催を思い付く動機がぼんやりしてるから、なんだろうな。校長への直談判の台詞は立派で良かったが。
同じ理由でチアガールもうーん?となっている。もう少し心情に切り込んだものを期待していたが、短編なので深掘り出来なかったという事だろうか。
ただ逆にその短さによって暗い話になりそうな題材が、この表紙のような明るさを保っていると感じた。
表面は明るく、しかしそれぞれ闇はあり、それが様々な青として表現されているのかなと思う。
個人的には甘 -
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小説家の先生の子供を身籠った女、楓が、小説家の母が住む岐阜の田舎で、その小説家の妻、野ゆりと二人暮らしをすることになるという、ちょっとどうかしている設定。徐々に明らかになっていく楓の過去。若気のいたりで結婚したものの、夫がマルチに嵌って借金まみれで飛んだ。次のパートは野ゆりの章。楓から見たら、田舎で先生の言いなりに、愛人の世話を焼かされている哀れな「妻さん」にも、自分が特別な人生を歩んでいるのだと信じていた時代があった。そしてラスト。子供が生まれ、先生の母親を看取ったのち、二人の選んだ結末は。
先生は都合が悪くなると、女二人を置いて東京へ帰ってしまう。財力があったら、こんなことが許されるのか -
Posted by ブクログ
ネタバレ軽い気持ちで1時間足らずでささっと読めました。
マユが実はアッキーのガチファンでストーカーなのか!?
「はる」のアカウントがマユ!?
店長代理の名倉祐也がどのように2人の恋愛にからんでくるのか
などなど、いろんな展開を想像しながら読みましたが…
最後のゆで卵の配信。まったく意味がわからない。配信で彼女に今から会おう宣言とかありえない。
ないわー
と思ってからのエピローグの一言目。
「ないわ」
めちゃ安堵!いや、ほんとにそれです。
次はドームどころかアリーナも埋まらないだろうね!でスカッとしました。
推しに対する女心をまったくわかってない作者さんかと思ったら逆でした。よかったー。
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