吉川トリコのレビュー一覧

  • 女優の娘

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    アイドル活動をしている主人公のもとに母の訃報が届く。
    母は一世を風靡したポルノ女優で、主人公は一躍時の人に。
    著名な映画監督と共に母の追悼ドキュメンタリーを撮ることになり、母の半生を追いながら自身のアイドルとしての信念を確立していく物語。

    親が有名人だと子供は大変だよね…。

    アイドル仲間との友情が微笑ましかった。

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    2026年03月09日
  • コンビニエンス・ラブ

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    ネタバレ

    こちらも、朝井リョウさんがYouTubeでおすすめしていたので読んでみた。

    「はる」とマユは同一人物なのではないか、コンサートの後に呼び出して週刊誌に売ったのではないか、などと、まんまとミスリードに引っ掛かってからの、最後のオチ。まったく想像していなかったパターンで驚いた。

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    2026年02月13日
  • 余命一年、男をかう

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    面白かった。想像以上に温かい話だった。金の話が現実的だからこそ、待ち受けてる結末に愛を感じた。三山課長がキモすぎたけど、、、笑 あれだけ死を望んでいたとしても、死を目の前にすると迷わず「生存」を選んでしまうって、改めて人間は動物なんだなぁと思う(そういう事を言いたい話では無いが(^^;)映像化待ったなしな作品だと思うので、とにかく柴咲コウと赤楚のお芝居が楽しみすぎる!!

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    2026年02月11日
  • 小説のように家を建てる

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    名古屋という文面をみて即借りる。
    家を建てるにあたり脱線しながらだんなさんと議論を交わしてのエッセイ。
    尾張弁も混じっていて自分には関係ない内容だけどスラっと、そして同県民として最後まで読ませていただきました。
    ファンの人にとっては性格が分かる内容でファンではないならどうでもいいと思える内容。
    自分は他作品も読んでみたいと共感をおぼえる好きになるだろうなぁと思える文面がちらほらとあった。

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    2026年02月05日
  • 余命一年、男をかう

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    ネタバレ

    節約して一人自立して生きている女性が、癌を宣告される。
    治療可能な段階なのだけど、彼女は治療せずにお金を使い切って最後を迎える選択をする。
    病院で会ったホストを70万で買う。そして、、
    みたいなお話。
    私もけち臭い人間なので、主人公の気持ちはわからなくもないが、癌を治療しないで放置って、最後がめちゃめちゃ辛くなりそうなので、病院は行くよね。。
    と、若干冷静に読んじゃいました。
    お話としては読みやすいし面白いです。

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    2026年02月01日
  • 流れる星をつかまえに

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    ネタバレ

    青春映画な小説だった。
    プロム開催に奔走する女子高生達と周りの大人達。
    これはこれで羨ましく、そしてかなり眩しい。

    だが、暴走する女子高生達に共感出来ないのは、プロム開催を思い付く動機がぼんやりしてるから、なんだろうな。校長への直談判の台詞は立派で良かったが。
    同じ理由でチアガールもうーん?となっている。もう少し心情に切り込んだものを期待していたが、短編なので深掘り出来なかったという事だろうか。
    ただ逆にその短さによって暗い話になりそうな題材が、この表紙のような明るさを保っていると感じた。
    表面は明るく、しかしそれぞれ闇はあり、それが様々な青として表現されているのかなと思う。

    個人的には甘利くんの母が一番心配だな。彼女のあの孤独感は世の既婚者に結構あると思うが、彼女の場合それが赤ちゃんを育てたい欲求に変貌を遂げていて、メンタルの曲がり方がかなり怖い。将来孫が犠牲になるパターンは回避されそうでそこは良かったが、それはそれできっと彼女は今度こそ崩壊してしまうのではないだろうか。
    ……でも、それもこれも短編なのでね。
    闇の入り口をちょっと見せて読者に想像を委ねる作戦は成功していると思います。

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    2026年01月27日
  • コンビニエンス・ラブ

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    リアコの存在でアーティストになれないアイドルとお客の要望で氷を扱っていたところから日常品を売るようになったコンビニに共通点を見出している部分が面白い

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    2025年12月13日
  • 裸足でかけてくおかしな妻さん

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    小説家の先生の子供を身籠った女、楓が、小説家の母が住む岐阜の田舎で、その小説家の妻、野ゆりと二人暮らしをすることになるという、ちょっとどうかしている設定。徐々に明らかになっていく楓の過去。若気のいたりで結婚したものの、夫がマルチに嵌って借金まみれで飛んだ。次のパートは野ゆりの章。楓から見たら、田舎で先生の言いなりに、愛人の世話を焼かされている哀れな「妻さん」にも、自分が特別な人生を歩んでいるのだと信じていた時代があった。そしてラスト。子供が生まれ、先生の母親を看取ったのち、二人の選んだ結末は。

    先生は都合が悪くなると、女二人を置いて東京へ帰ってしまう。財力があったら、こんなことが許されるのかと腹立たしいが、どうも憎めない人らしい。先生の祖父もまた女にだらしなく、それが許される人間だったらしく、あちこちの女に手を出していたことが、公然の秘密として共有されている、そんな狭い田舎の話。先生の母親も、父親と結婚するより先に、その祖父の愛人だったという過去が明かされる。秘密といえば、楓の妊娠の秘密も最後の最後に明かされる。「お嫁さん」になるために育てられた女たちの、思い込まされている正しさを問う小説か。

    楓のパート。恵まれない環境で育った若い女の、何にも期待せずに生きている感覚がとても上手い。

    「明日どうなってるかもわからないから今日のうちに楽しんでおかなくちゃという気分があって、だからみんな先のことなんか考えずにその日暮らしでいきあたりばったり、楽しそうな飲み会に誘われたらバイトをドタキャンし、ホストに入れあげて出稼ぎ風俗や立ちんぼで荒稼ぎし、ぜったいにやばいってわかってるのに町で声をかけてきた悪そうな男についていく。より楽しそうなほうへ、より気がまぎれるほうへと流れ流されて、若さを浪費していた。」

    野ゆりのパート。平成初期のサブカル少女感が、苦しくなるほどリアル。大学には量産型のつまんない子しかいなくて、酒場で鮮烈な出会いをした「自分を持っている」美大生と、面白おかしい日々を過ごした。40代になった野ゆりは、帰省した際、その過去を懐古する。

    「なんだかこの家で暮らしていたころに戻ったみたいだ。世の中のことなどなにも知らず、だれかに深く傷つけられたこともなければ身を引き裂かれるような別れを経験したこともなく、愛するものに拒否されることなんかあろうはずもないと信じて疑っていなかった、幸福で甘えきった子どものころに。」

    野ゆりは自分を大事だと思っている。一方、楓は、どこか投げやり。育った環境のせいだろうか。二人とも、母親の干渉から逃れて、必死で自分が生きていく足場をつくってきたのだけど。

    大人の野ゆりが、夕陽を見ながら「帰りたい」と思うシーン。どこに帰りたいのかはわからないが、遠い昔に別れてしまった友人に、心の中、ずいぶん遠くにきちゃったねと語りかける。わかる。わかるなあ。

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    2025年12月12日
  • コンビニエンス・ラブ

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    ネタバレ

    軽い気持ちで1時間足らずでささっと読めました。
    マユが実はアッキーのガチファンでストーカーなのか!?
    「はる」のアカウントがマユ!?
    店長代理の名倉祐也がどのように2人の恋愛にからんでくるのか
    などなど、いろんな展開を想像しながら読みましたが…

    最後のゆで卵の配信。まったく意味がわからない。配信で彼女に今から会おう宣言とかありえない。

    ないわー
    と思ってからのエピローグの一言目。
    「ないわ」

    めちゃ安堵!いや、ほんとにそれです。

    次はドームどころかアリーナも埋まらないだろうね!でスカッとしました。
    推しに対する女心をまったくわかってない作者さんかと思ったら逆でした。よかったー。

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    2025年12月04日
  • 小説のように家を建てる

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    家づくりするかもなのとトリコさん元々好きなので手に取ってみたけど…ちょっとだけ卑屈に感じるような描写が多くあまり好きじゃなかったな。個人の意見です

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    2025年12月03日
  • 小説のように家を建てる

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    家を建てることになった過程から工務店探しに土地探し、そして間取りにキッチン選びなどなど。

    ここまでの注文住宅なら納得いくまで…となるとまるまる1年なんて、いやそれ以上も有り得る話だと思う。
    その間、夫さんとのやりとりもかなりあったであろうことが目に浮かぶほど。


    我が家も来年で築30年、夫婦2人になり今や賃貸でもいいんじゃないかと思うが、この本を読んじゃうとやっぱりキッチンにはこだわりたいし、玄関を広くしてシュークロがあれば…と夢のようなことを想像してしまう。(お金があればの話だけど)



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    2025年11月30日
  • 裸足でかけてくおかしな妻さん

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    小説家太陽の妻野ゆり、太陽の子を身ごもった楓に時々太陽の同居生活の物語。

    妊娠した愛人を妻と同居させ、面倒な事態になると東京へ戻っていく不誠実でしかない太陽。
    愛人である楓を嫌うでもなく、淡々と世話を焼く野ゆり。
    太陽の子を身ごもりながらも、正妻の世話になる楓。
    サラッと描かれているものの、夫婦+妊娠中の愛人で同居というシチュエーションを何事もないように過ごす3人とも大分キテレツである。

    楓と野ゆりの最後の選択にはスカッと爽快な気分になった。

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    2025年11月21日
  • 小説のように家を建てる

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    2025/10/24予約2
    ここ何年か賃貸住まいでこの先もその予定。身軽な賃貸の長所もあるが、持ち家のこだわりを実現できるのもいいなと思う。ミーレの食洗機、私もとても欲しい!

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    2025年11月21日
  • 余命一年、男をかう

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    ネタバレ

    第28回島清恋愛文学賞受賞作。
    第30回の同賞受賞作『光のとこにいてね』があまりにも素晴らしく、他の受賞作も読んでみたいと思ったのが、この本との出会いのきっかけだった。

    読後に強く残ったのは、「私は金で何を買っているのか?」という問い。

    主人公片倉唯は、超がつくほどの倹約家。
    一切の無駄を排除し、資産運用をしながら堅実に生きる。ミニマリストと呼べば聞こえはいいけれど、そんな人生に何の楽しみがあるのだろうと思ってしまうほど、無味乾燥な生き方をしているように見えた。
    けれど、子宮頸がんを宣告され、余命一年と知った瞬間に世界が一変する。
    初対面で金の無心をしてきたピンク髪の男・瀬名との出会いをきっかけに、唯は“お金で人の時間を買う”という大胆な行動に出る。最初は1時間1万円で70時間の契約、そしてついには遺産を渡す代わりに結婚を申し込む。
    唯の振り切れた決断に、思わずスカッとした。
    人が金を後先考えずに使う姿は痛快で、地味なOLの唯がそれをやるからこそ、共感できて親近感も湧いた。

    唯がお金に執着していた理由は、二つあるように思う。
    一つは、男性社会の中で経済的に優位に立ちたかったから。もう一つは、愛や永遠といった曖昧なものが怖かったから。気持ちは測れないけれど、お金は数値で表せる。人は裏切るけれど、お金は勝手に減らない。母を亡くし、家庭にしがらみを抱えていた唯にとって、それは“唯一裏切らない存在”だったのかもしれない。

    ラストが前向きな余韻で終わるのもよかった。
    ダイパやコスパだけを追っても人生はつまらない。
    一人で堅実に生きるのも、誰かに翻弄されながら不確実な人生を歩むのも、どちらも悪くない。そんなふうに思わせてくれる、温かくも鋭い物語だった。

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    2025年11月09日
  • 明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語【電子限定特典付】

    購入済み

    シリーズ第2弾。スカイツリーを見上げる下町の片隅に、ひっそりと息づく商店街を舞台に人間ドラマ。ひとつの商店街を舞台に6人の人気作家が紡ぐ、ほっこりおいしいアンソロジー。

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    2025年11月04日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    『なんどでも生まれる』彩瀬まるさんの作品がきっかけで読み始めた。商店街の短編アンソロジー。色々な作家を読みたい時には良いとは思う。おはなしの傾向は商店街ならではの人情味だろう。さらっと読んでしまうのにはちょうどよかった。

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    2025年11月01日
  • 余命一年、男をかう

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    【あらすじ】
     余命一年t宣告された独身OLの片倉唯は40歳。
     偶然出会ったホストの瀬名にお金を貸すことになり、その返済として、1時間1万円、70時間を自分のために使ってもらうという契約をする。
     70時間が過ぎ、最初はもう関わることもないだろうと思っていた唯だったが———。
    【感想】
     知人に勧められて、読んでみました。
     唯の視点だけで進むと思っていたのですが、途中で瀬名側の視点で描かれた章もあり、それぞれの思いがストレートに描かれていました。
     時折キツイなぁと感じることもありましたが、きれいごとばかりではないところに共感を覚えました。

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    2025年11月01日
  • コンビニエンス・ラブ

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    YouTubeの本ツイ!で朝井リョウさんがおすすめしてたので、読んでみました!

    物語の内容は、
    ダンスボーカルユニットの男の子達が
    俺たちはアイドルじゃなくてアーティストだというプライドと、世間からの印象のギャップにどこかモヤっとした印象を抱えながらも日々を過ごしていく爽やかな物語。

    が、しかし!
    こんなどんでん返し系の小説だなんて!聞いてない!!!!
    「ないわ」、、、o(`ω´ )o

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    2025年10月02日
  • コンビニエンス・ラブ

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    ネタバレ

    オチ面白かった!
    え?ゲームだったの??
    にしてはリアルすぎない?

    最後のゆで卵は謎だったけど
    やっぱりそう思うよね〜

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    2025年10月02日
  • 余命一年、男をかう

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    ネタバレ

    3.5

    P111
    恋人や配偶者の類は現実的で生臭いものだけど、推しは精神的で神聖なもの。

    P141
    さびしさと空腹が似ていることに気づいた。

    P326
    一度きりの人生、楽しまなきゃ損

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    2025年07月18日