吉川トリコのレビュー一覧

  • マリー・アントワネットの日記 Bleu(新潮文庫nex)

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    時代がそうさせた。
    ルイ16世もアントワネットも、歴史上の人物の中ではそんなに酷い事をしたわけじゃない。
    もっと悪い人はいたと思う。

    こんなにも長く語られ愛される王妃はいない。
    苦しく、ツラかったろうけど、この本のアントワネットはそれに気付いている。そこが救い。

    面白可笑しくしてるけど、きちんとした歴史小説でした。

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    2018年10月10日
  • マリー・アントワネットの日記 Bleu(新潮文庫nex)

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    Roseでは王太子妃殿下として、Bleuではフランス王妃として ルイ16世の戴冠式の日の日記は泣いた というか日々が革命へと突き進んでいくなかでも王妃たれと、あたしが陛下をお守りしますの一言にわたしは泣いた 締めくくり方にも泣いた オヴォワーッマリー!マリー!(号泣)

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    2018年09月02日
  • 明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語【電子限定特典付】

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    スカイツリーを見上げる下町の片隅にある、架空の商店街の物語、第2弾。
    ファッションビルにテナントが入っている、とか、お菓子の箱にケーキのアソートが入ってる、とか、アンソロジーによってイメージはそれぞれだが、やはり、これはまぎれも無く商店街なアンソロジーだ。
    家族や親戚のような、血の繋がりでもあるような不思議な統一感。
    他のお店の話題が出たり、人物が出たり、ひとつの世界を作り上げている。
    中でも伊藤米店のおにぎりの人気ときたら、スカイツリーもうらやむくらい?
    幽霊が出たり、逃亡者が立ち寄ったり、商店街の人々に見守られて幕が下りたり、小さな事件を繰り返しながらも生活は続いていく。

    どれも良かった

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    2018年01月06日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    この路地を曲がれば、そこはもう、すこし不思議な世界の入口―。ひとつの架空の商店街を舞台に、七人の人気作家がお店を開店し、短編を紡ぐほっこりおいしいアンソロジー。商店街のマスコット「招きうさぎ」がなつかしくあたたかな物語へと誘います。

    【感想】

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    2017年08月07日
  • 明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語【電子限定特典付】

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    ここはすこし不思議で、どこかなつかしい「明日町こんぺいとう商店街」。入り口に立つ「招きうさぎ」に迎えられ、今宵も6つのお店に灯がともります。ひとつの商店街を舞台に6人の人気作家が紡ぐ、ほっこりおいしいアンソロジー第2弾!

    【感想】

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    2017年08月07日
  • グッモーエビアン!

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    映画を見てから読みました。名古屋弁でしたが、私は名古屋出身なのでよかったです。あと、映画と違ってけんかがなくてよかった♪

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    2013年12月09日
  • ぶらりぶらこの恋

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    名古屋が舞台、名古屋弁満載。
    ピアノ弾きのぶら子、31歳はピアノを用意してくれた宗介と同居中。次男で家持ち、条件としては宗介は申し分ないのに、教室の生徒も気になる…

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    2013年09月23日
  • 夢見るころはすぎない

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    まだ自分が何者かになれると信じることができて、「文化祭で何かステキなことが起こるかも」と30%くらいは真剣に夢見ることができたころ…
    思春期のもう子どもでもなく、まだ大人ではない時期だからこそできたこと、思ったことが確かにあった。
    でも、あの頃は、今自分がしていることが年とともにできなくなるだなんて考えたことはなかったし、あの頃思っていたことを的確に表現する言葉も素直さも持ち合わせていなかった。
    そんな女の子なら誰もが経験して、でもきちんとアルバムに綴じることの出来なかった「あの頃」が一冊の本にまとめられている。

    とっても甘酸っぱく、恥ずかしく、胸が締め付けられる懐かしいストーリーでした。

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    2013年01月16日
  • グッモーエビアン!

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    妙なタイトル、と思いつつ読んだらこれがなかなか。
    あきちゃんとはつき、ヤグのお互いを想う気持ちが深いとこに響くんやけど、どこか間抜けで笑える。

    あきちゃんは女冥利に尽きるな~。でもヤグみたいなタイプを好きになる可能性もないか。

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    2012年06月26日
  • グッモーエビアン!

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    一般の常識から遥か遠くにいる両親がいる家族だけど、なんかいい家族だなってにやり・・・
    でも、あまりの奔放ぶり、苦手な人は苦手だろうな。
    なんか、この本を好きな私って、どちらかというと変人が好きなんじゃないだろうか?と不安になってしまった位。

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    2011年11月16日
  • しゃぼん

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    前読んだ同著者の本が良かったのでまた違うのを読んでみました。

    今回のもやっぱりよかったなあ。
    この人の作品の雰囲気は大好き。
    でもあえて一番を決めるとしたらやっぱり最初の話かな…。
    たぶん一番泣いたので。

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    2011年02月03日
  • 裸足でかけてくおかしな妻さん

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    可哀想とか、なんか可愛いとか、守ってあげなくちゃなどと思わせる男。
    そういう男って、はたから見たらどうしようもない奴でも、かかわると変な魔法にかかったようになってしまうのかも。
    よく分からないけど。

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    2025年11月15日
  • 余命一年、男をかう(3)

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     ネトフリで映像化されるとの噂があり、監督が風間大樹さんで、主演が柴咲コウさん、赤楚君も出演らしいとのことでまず原作を読んでみました。
     原作の展開だと、ちょっと風間監督っぽくないなぁと思ってしまったので、コミックをチェックしたのですが、こちらの方が風間監督っぽいし、瀬名のキャラもこちらの方が赤楚君っぽいと思ってしまいました。
     どうしても考えてしまうのは、コミカライズでこんなにも印象が変わる作品もあるということ。
     これで実写化されるとまた変わってくるんだろうなぁ。
     でも、風間監督はチェリまほでも原作のイメージを大切にしてくださっていたので、今回も期待したいです。

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    2025年11月02日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

    購入済み

    商店街を舞台にした七軒の店のお話。作品達が直接関連しているわけではなく、同じ商店街の空気感で繋がっていてどれも印象的でした。

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    2025年10月28日
  • 裸足でかけてくおかしな妻さん

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    本の雑誌・北上賞次点作品。夫婦と愛人の奇妙な共同生活。周りの登場人物もそれぞれに魅力的で、物語の決着もなかなに爽快。楽しく読みました。

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    2025年10月17日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    このシリーズの4に好きな作家さんがいたので読み始めました。
    4⇒1で読むと、あのお店はこういう話の始まりだったのか~がわかって面白かった!
    短編集なので、もちろん好みのものと、あまりそうでないものはあるものの、全体的には呼んでいて面白かったです。

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    2025年10月16日
  • ぶらりぶらこの恋

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    この人がいなければ…と思うことは、誰にでもあり得ること。ぶらこは確かに地に足がついてるのかついていないのか分からない30代の「女の子」だけど、同年代の自分としては明日は我が身な気がして他人事とは思えなかった。物語の中盤から終盤にかけては非常に胸が痛いが、明るい未来がぶらこにはある気がする。頑張れ、立ち上がれ、と心の中でぶらこを応援することにする。

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    2025年09月17日
  • 裸足でかけてくおかしな妻さん

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    あらすじを見ずに読み進めるとえっという驚きが散りばめられた話だった。だけど何を伝えたいのかよく分からなかった。

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    2025年09月11日
  • 裸足でかけてくおかしな妻さん

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    とても複雑な関係での同居…
    作家先生の子どもを妊娠した楓は、先生の実家がある岐阜に引っ越してきた。

    先生の妻・野ゆりと3人で暮らそうとするのだが、先生は執筆の関係で、すぐにひとり東京へ。

    楓が妊娠するまでのことや妻である野ゆりのこれまでのこと、そして先生の生い立ちや先生の母の死などが、ぎゅっと詰め込まれている。

    ありえないことかも…だが、普通であっても普通じゃない家族はそこら辺にいる。
    そう思うと変であっても特別に変だと感じなくなる神経に驚きながら納得していることに笑えた。

    ふわふわとした考えのない先生こそが、要らない存在となるのか…。





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    2025年09月01日
  • 余命一年、男をかう

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    漫画みたいにサクサク読めて、余命ものでもそんなに重くない。だけど死生観についてちょっと考えさせられるそんな一冊。

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    2025年08月06日