吉川トリコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレオヴォワーを最後に使った、マリーアントワネットに深く手を振りたい。
フランス語では「サリュー」と「オヴォワー」と「アデュー」の3つが「さようなら」っていう感じの意味をなすらしいんだけど、
「サリュー」はじゃあね〜
「オヴォワー」はまたいつか!
「アデュー」はさようなら。(永遠の別れみたいな)
って感じ。死刑台に立つ前にオヴォワーを使ったトワネット。うん、こりゃまた読みに来るしかねえなって感じ。
この人と、ルイ16世、それ以外の人たちもそうだけど、とんでもない人生を歩んでるなって思った。まじで濃すぎて、自分の人生がちっぽけに見えちゃうくらい。
慣習と陰謀が漂い、暇ゆえに意味わからん噂が漂う -
Posted by ブクログ
「マリー・アントワネットの日記」の続編。
革命のさなか、九月虐殺の犠牲になったランバル公妃が幽霊となり、マリーアントワネットゆかりの女性の元を訪れ、話を聞く。
アントワネットって、時代を超えても不思議な魅力を持ち続け、人々を魅了し続けていると思う。
その非業の死はもちろん、真偽が疑わしい言動も、全てアントワネットを引き立てているみたい。
世界史やフランスに詳しくなくても、面白くて一気に読める本。
この一冊で興味がわく人もいるかもしれない。
登場人物や事件を調べながら読んだので、この時代のことをもっと知りたくなった。
歴史好きも、プリンセス好きも、フランス好きも。
読む人みんなが、アン -
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Posted by ブクログ
夫がフランス国王となり、王妃となったトワネットちゃん。少しは落ち着くのか、と思っていたら前半はパワーアップして贅の限りを尽くしてました。カードでの負けっぷり豪快過ぎる。でも若い身で何かに嵌まってしまったら歯止めきかないよなー。しかもストレス満載の生活の中ならなおさら。そう思うと時代が違ったら彼女には別の明るい道があったかもしれないと考えてしまう。逆に「A」との恋は通俗的になってしまったのかもしれないけど。ルイ16世もしかり。心が通い合うの、通常ならそこからいい家庭が築けたかもしれないけど遅すぎや!革命が起きてからの史実は確定しているのにパリからの脱出は成功して欲しいと願ってしまった。最期まで胸
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Posted by ブクログ
現代JK(しかもオタク寄り)な感覚のマリー・アントワネットが14歳で政略結婚でフランス王子に嫁ぐ事が決まった所から綴り始めた日記。パリピでウェーイな性格のトワネットちゃんが絢爛豪華だけどしきたりに縛られまくる王宮での生活や、群がってくる貴族達の魑魅魍魎っぷり、自分に興味を持ってくれない夫とのすれ違いの日々をネットスラングや絵文字満載で愚痴を吐きまくるのが楽しい。2ページ毎にスラングその他が脚注で真面目に解説されるのがまた楽しい。その分14歳なんだからそりゃお子様だよな、なのに色々渡り合わないといけない立場になってしまった彼女の不幸も立ち上がってくる。生活安定してきた?と思った所で「A」が登場し
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Posted by ブクログ
ネタバレ読んでよかったなあ
最近なに読んでも感動うすくて、自分は本好きじゃないのかなあって思ってたし、はじめは読みやすいなーしか思わなかったけど、よかった
いとが、過呼吸になったときに言った「とって」が、何のことかわからなくて、「撮って」だって書かれた時はあーいとの考え方は女優だなーって思った、そこは全然憧れ
だけど最後の方の描写は、素直になれない部分がすごくすごく共感できて、母を手繰ることで娘のことをしるレンズの外の人たちになれた気がしてうわあなんかわかるしわかんないところもいいなあって思った
書いててよくわかんなくなっちゃったけど、とにかく好きだなこれは
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