吉川トリコのレビュー一覧

  • コンビニエンス・ラブ

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    最近吉川トリコ好き。中日新聞の連載も楽しみにしてたんだけれど、やっぱり面白かった。確かにこれはネタバレ厳禁ですね。そしてダブルミーニングなタイトルに脱帽。推し活って最近簡単に言うけど、推し活と自分の距離ちゃんと考えた方が良いよね。

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    2025年04月30日
  • 余命一年、男をかう

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    ふらり立ち寄った本屋さんで「面白いタイトル!」だけで買ってました。
    内容も面白くて、主人公の生き方に一部共感できたりして…後半のエピローグの手前であやうく泣きそうになりました(最近、涙もろい)

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    2025年04月27日
  • 余命一年、男をかう

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    お金がある人生が幸せかと、ありふれた言葉だけど、何が幸せかを改めて考えさせられました。

    堅実な生活を送ってきた、40歳の独身OL片倉唯は、ある日、病院で余命一年の宣告を受ける。その帰りに、見ず知らずのホストの瀬名からお金を貸しいと言われ、お金を貸す代わりに、そのお金の分だけ唯に尽くして欲しいと取引を持ちかける。

    人生楽しいことがなくちゃ、生きてちゃいけないのかという言葉が、心に残りました。人生楽しまなきゃ、損って思いましたが、それだってお金があるこらこそ。改めて、人生ってなんだろうなと思う。

    お金よりも、人との繋がりも大切かもしれないけど、お金があるから割り切るという考えも怖いなと思う。出会いの方法も最近だとマッチングアプリで、課金しないと出会えない現状もあるのかな。

    そういえば、老後2000万円問題の話も人間最後までお金の話だと思うと、幸薄い世の中ですかね。実際は、年間の安心100年でも、2000万円じゃ足りないとか。うーん、日本大丈夫か?

    唯に対して、あなたはこういう人とカテゴリ化する態度に呆れる瀬名の言葉が、自分も多面的に人を見ない態度は似ているなと反省。平等であろうと思うほど、その傾向があったのかなと思う。良い子ちゃんすぎたのかな。

    それでも、最後の最後で、お金があってもなくても、縋れるのは人なんだなと思うのは、唯の頑な態度が氷解していったから。お金がない人生も、人と関わりのない人生も辛い。結婚、恋愛はコスパ悪いなと言いますが、唯一の誰かに出会いたいのが道理。

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    2025年03月06日
  • 夜更けのおつまみ

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    31人の人気作家さんたちがそれぞれの夜更けのおつまみ語るというなんとも豪華でお腹が空きまくるエッセイアンソロジー。
    私はお酒は飲めないけど酒の肴と呼ばれるものが何より大好き。
    それぞれの作家さんの私だけのおつまみが沢山詰まっていて最高だったー✨
    共感できるおつまみもあれば初めて知るおつまみやお酒もあって面白い。
    この本を片手に晩酌するのも最高のおつまみになりそう

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    2025年02月24日
  • 女優の娘

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    ネタバレ

    往年の人気ポルノ女優で、世間を騒がせてばかりの、困った母を持った娘が、母の死をきっかけに、もしかしたら父かもしれない映画監督と一緒に、関係者にインタビューをしてまわるという話。本人自身は、親のことを隠してアイドルをやっていたが、そろそろ同期がだいたい卒業してしまって、身の振り方を考えている時期にあるという。

    おかあさんの自分本位な行動にふりまわされて、いろいろと不愉快な目に合わされてきて、義父との問題などもあって、早くから自立せざるをえなかった女の子が、一方では、おかあさんへのあこがれの気持ちなどもあって、そうした複雑な感情を、母の死に際してどうやって整理していくかというところが、なかなか説得力をもって描かれていた。

    そうした母との関係の決着とは別に、自分自身のアイドルとしての身の振り方を、まわりのアイドル仲間(でありライバル)とのやりとりの中で、悩みながら決めていき、それがお母さんの生き方ともからんでいくところが、とてもリアルだったし、本当にその人の人生を生きているように共感できた。


    以下、ネタバレ









    良かったシーン

    アイドル友達の恋愛がばれてしまって、その子とすでに卒業したアイドルと三人で、「謝罪会見」を勝手に配信してしまうところ。大人の事情的なことを、友達同士で何とか解決しようとするのに、今どきらしさと、こんなふうにやれたらいいのになあという解放感を感じた。

    後は、おかあさんの半生を振り返る映画のラストシーン。実際にこの映画みたら、僕もやられちゃうだろうなあと思った。

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    2025年03月02日
  • マリー・アントワネットの日記 Rose(新潮文庫nex)

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    最初はギャルの日記みたいで面白い〜くらいの感覚で読んでましたが、しきたりとか王宮暮らしとかを知っていくうちに、どんどんマリーの喜怒哀楽を追うのが楽しくなってきました。そして最後はまさかの…続きが気になります。

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    2024年10月06日
  • マリー・アントワネットの日記 Bleu(新潮文庫nex)

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    すっごく好きでした。ギャル語の切り替えとか、どんな風に考えていたかが分かって、全く環境や生活は分からないのに感情移入してしまって、久しぶりにどっぷりと読み耽ってしまった。好きなところはマリーテレーズへのくだり、ほんっとその通りだよ

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    2024年08月22日
  • マリー・アントワネットの日記 Rose(新潮文庫nex)

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    女が一人で生きていくのが難しいならみんなで生きればいいだけの話です。

    こういう本、どんどん増えてほしい。
    プリンセス・ダイアリーみたいな日記小説。
    そして、チックリット風小説が増えてると言いながらも、日本の湿度の高さと合わずなんか気持ち悪い、、、ものが多い中で、吉川さんは完璧です。
    完璧で最高の塩梅。
    やっぱり少女小説は日本の誇るべき文化で、それを受け継いでいる人がいるなんてとても嬉しくなりました。

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    2024年02月02日
  • マリー・アントワネットの日記 Bleu(新潮文庫nex)

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    面白くて一気読み。フェルセンとの恋も陛下との愛も女に対する押し付けへの反骨も最高で……Roseでの王太子とのすれ違いにやきもきしてたけどあのときはそれでよかったのかも。

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    2024年01月07日
  • マリー・アントワネットの日記 Bleu(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    オヴォワーを最後に使った、マリーアントワネットに深く手を振りたい。
    フランス語では「サリュー」と「オヴォワー」と「アデュー」の3つが「さようなら」っていう感じの意味をなすらしいんだけど、

    「サリュー」はじゃあね〜
    「オヴォワー」はまたいつか!
    「アデュー」はさようなら。(永遠の別れみたいな)

    って感じ。死刑台に立つ前にオヴォワーを使ったトワネット。うん、こりゃまた読みに来るしかねえなって感じ。
    この人と、ルイ16世、それ以外の人たちもそうだけど、とんでもない人生を歩んでるなって思った。まじで濃すぎて、自分の人生がちっぽけに見えちゃうくらい。

    慣習と陰謀が漂い、暇ゆえに意味わからん噂が漂うヴェルサイユ。マジでこんなところで生活したくねえ。そう思うけど、多分マリーアントワネットは思う存分楽しんだと思う。それ故にやりすぎちゃったと思う部分もあるけど、少なくともこの小説を読む上では、彼女を嫌いにはなれなかった。

    貴族とか、王族とか、そういった「自分が不幸になるとは思っていない」人々の話だというのすごく伝わってきたし、リアルすぎて色んな登場人物を嫌いになり、色んな登場人物を大好きになった。まじパない。

    歴史って、奥深いというか、知らないのは損やなって思った。一筋縄では行かない日々だけど、今の生活の発端ともなったであろうフランス革命について、違った視点から見れる良作だと思う。

    感動とか、悲しみとか、あぁトワネットよ……みたいな上手く定まらない心持ちだけど、言えることは読めて本当に良かったということ。ベルばらとか、その辺のやつ全然読んだこと無かったけど、読んでみようかな〜なんて思ったりしました。以上

    あ、ルイ様推してます。

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    2022年12月26日
  • ベルサイユのゆり―マリー・アントワネットの花籠―(新潮文庫nex)

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    「マリー・アントワネットの日記」の続編。

    革命のさなか、九月虐殺の犠牲になったランバル公妃が幽霊となり、マリーアントワネットゆかりの女性の元を訪れ、話を聞く。

    アントワネットって、時代を超えても不思議な魅力を持ち続け、人々を魅了し続けていると思う。
    その非業の死はもちろん、真偽が疑わしい言動も、全てアントワネットを引き立てているみたい。

    世界史やフランスに詳しくなくても、面白くて一気に読める本。
    この一冊で興味がわく人もいるかもしれない。

    登場人物や事件を調べながら読んだので、この時代のことをもっと知りたくなった。

    歴史好きも、プリンセス好きも、フランス好きも。
    読む人みんなが、アントワネットや周りの女性たちが残酷な歴史の渦に飲み込まれる様子にドキドキするはず。

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    2022年10月19日
  • マリー・アントワネットの日記 Rose(新潮文庫nex)

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    新しい恋愛日記小説という感じ。

    読んでいてドキドキが止まらない。!
    マリーアントワネットのイメージが大きく変わった本です。
    現代の少し昔のギャル?表現が使われていて、ときどき訳を確認しながら読み進めました。

    続きが気になりすぎる!bleu も読みます!

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    2022年09月27日
  • 夜更けのおつまみ

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    少しずつそれぞれの作家さんのお話がいただける、まさに「おつまみ」な本。
    読み進めていると、缶ビールが2本、空の状態で目の前にありました。

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    2022年07月24日
  • マリー・アントワネットの日記 Bleu(新潮文庫nex)

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    夫がフランス国王となり、王妃となったトワネットちゃん。少しは落ち着くのか、と思っていたら前半はパワーアップして贅の限りを尽くしてました。カードでの負けっぷり豪快過ぎる。でも若い身で何かに嵌まってしまったら歯止めきかないよなー。しかもストレス満載の生活の中ならなおさら。そう思うと時代が違ったら彼女には別の明るい道があったかもしれないと考えてしまう。逆に「A」との恋は通俗的になってしまったのかもしれないけど。ルイ16世もしかり。心が通い合うの、通常ならそこからいい家庭が築けたかもしれないけど遅すぎや!革命が起きてからの史実は確定しているのにパリからの脱出は成功して欲しいと願ってしまった。最期まで胸を張って歩く姿は悲しく眩しい。視点が違う「ベルばら」読み返したくなった。

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    2022年05月21日
  • マリー・アントワネットの日記 Rose(新潮文庫nex)

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    現代JK(しかもオタク寄り)な感覚のマリー・アントワネットが14歳で政略結婚でフランス王子に嫁ぐ事が決まった所から綴り始めた日記。パリピでウェーイな性格のトワネットちゃんが絢爛豪華だけどしきたりに縛られまくる王宮での生活や、群がってくる貴族達の魑魅魍魎っぷり、自分に興味を持ってくれない夫とのすれ違いの日々をネットスラングや絵文字満載で愚痴を吐きまくるのが楽しい。2ページ毎にスラングその他が脚注で真面目に解説されるのがまた楽しい。その分14歳なんだからそりゃお子様だよな、なのに色々渡り合わないといけない立場になってしまった彼女の不幸も立ち上がってくる。生活安定してきた?と思った所で「A」が登場し先王崩御で夫はルイ16世に。波乱しかない下巻へ。

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    2022年05月21日
  • マリー・アントワネットの日記 Rose(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    とっても読みやすかった。歴史には全く疎くて初めて知る事が多かったので新鮮でした。続きもあるようなので読みます。
    マリーアントワネットの印象が私が思い描いていたのと違ったので知る事ができてためになりました。

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    2022年04月04日
  • 女優の娘

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    ネタバレ

    読んでよかったなあ
    最近なに読んでも感動うすくて、自分は本好きじゃないのかなあって思ってたし、はじめは読みやすいなーしか思わなかったけど、よかった

    いとが、過呼吸になったときに言った「とって」が、何のことかわからなくて、「撮って」だって書かれた時はあーいとの考え方は女優だなーって思った、そこは全然憧れ
    だけど最後の方の描写は、素直になれない部分がすごくすごく共感できて、母を手繰ることで娘のことをしるレンズの外の人たちになれた気がしてうわあなんかわかるしわかんないところもいいなあって思った

    書いててよくわかんなくなっちゃったけど、とにかく好きだなこれは

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    2022年03月25日
  • マリー・アントワネットの日記 Rose(新潮文庫nex)

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    あの!マリーアントワネットに現代的な気持ちで共感を持って読める。文章も軽めになるように書いていて読み進めやすい
    小説は娯楽だと改めて思わせてくれます

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    2021年12月05日
  • 夢で逢えたら

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    文句なしで面白かった。何だろう、わかるわかるの連続で、読後感もずっと本の中にいる感じ。
    なんでこんなに生きづらいんだろうと思う。なんで男性と同じような仕事で、プラス女性の生きづらさを解消するタスクを解決しないと前に進めないんだろう。
    ただ、解決する方法を考え、変化を恐れず実施したら、ちょっとは変わっていくのではないか。そう思っている人は割といるんじゃないか、行動を起こしていく中で、という言った同志もみつかっていくのではないか、と励まされた。
    そう、励まされたのだ。

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    2021年10月16日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    最後の短編が特に生々しくて。他のもどれも生々しかった。のぞき見している気分。同棲って何なんだろう。結婚のように契約でもなんでもなくて、気持ち次第ですぐに出て行って。また夢に見そう。

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    2021年09月04日