吉川トリコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ往年の人気ポルノ女優で、世間を騒がせてばかりの、困った母を持った娘が、母の死をきっかけに、もしかしたら父かもしれない映画監督と一緒に、関係者にインタビューをしてまわるという話。本人自身は、親のことを隠してアイドルをやっていたが、そろそろ同期がだいたい卒業してしまって、身の振り方を考えている時期にあるという。
おかあさんの自分本位な行動にふりまわされて、いろいろと不愉快な目に合わされてきて、義父との問題などもあって、早くから自立せざるをえなかった女の子が、一方では、おかあさんへのあこがれの気持ちなどもあって、そうした複雑な感情を、母の死に際してどうやって整理していくかというところが、なかなか説得力をもって描かれていた。
そうした母との関係の決着とは別に、自分自身のアイドルとしての身の振り方を、まわりのアイドル仲間(でありライバル)とのやりとりの中で、悩みながら決めていき、それがお母さんの生き方ともからんでいくところが、とてもリアルだったし、本当にその人の人生を生きているように共感できた。
以下、ネタバレ
良かったシーン
アイドル友達の恋愛がばれてしまって、その子とすでに卒業したアイドルと三人で、「謝罪会見」を勝手に配信してしまうところ。大人の事情的なことを、友達同士で何とか解決しようとするのに、今どきらしさと、こんなふうにやれたらいいのになあという解放感を感じた。
後は、おかあさんの半生を振り返る映画のラストシーン。実際にこの映画みたら、僕もやられちゃうだろうなあと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレオヴォワーを最後に使った、マリーアントワネットに深く手を振りたい。
フランス語では「サリュー」と「オヴォワー」と「アデュー」の3つが「さようなら」っていう感じの意味をなすらしいんだけど、
「サリュー」はじゃあね〜
「オヴォワー」はまたいつか!
「アデュー」はさようなら。(永遠の別れみたいな)
って感じ。死刑台に立つ前にオヴォワーを使ったトワネット。うん、こりゃまた読みに来るしかねえなって感じ。
この人と、ルイ16世、それ以外の人たちもそうだけど、とんでもない人生を歩んでるなって思った。まじで濃すぎて、自分の人生がちっぽけに見えちゃうくらい。
慣習と陰謀が漂い、暇ゆえに意味わからん噂が漂うヴェルサイユ。マジでこんなところで生活したくねえ。そう思うけど、多分マリーアントワネットは思う存分楽しんだと思う。それ故にやりすぎちゃったと思う部分もあるけど、少なくともこの小説を読む上では、彼女を嫌いにはなれなかった。
貴族とか、王族とか、そういった「自分が不幸になるとは思っていない」人々の話だというのすごく伝わってきたし、リアルすぎて色んな登場人物を嫌いになり、色んな登場人物を大好きになった。まじパない。
歴史って、奥深いというか、知らないのは損やなって思った。一筋縄では行かない日々だけど、今の生活の発端ともなったであろうフランス革命について、違った視点から見れる良作だと思う。
感動とか、悲しみとか、あぁトワネットよ……みたいな上手く定まらない心持ちだけど、言えることは読めて本当に良かったということ。ベルばらとか、その辺のやつ全然読んだこと無かったけど、読んでみようかな〜なんて思ったりしました。以上
あ、ルイ様推してます。
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Posted by ブクログ
「マリー・アントワネットの日記」の続編。
革命のさなか、九月虐殺の犠牲になったランバル公妃が幽霊となり、マリーアントワネットゆかりの女性の元を訪れ、話を聞く。
アントワネットって、時代を超えても不思議な魅力を持ち続け、人々を魅了し続けていると思う。
その非業の死はもちろん、真偽が疑わしい言動も、全てアントワネットを引き立てているみたい。
世界史やフランスに詳しくなくても、面白くて一気に読める本。
この一冊で興味がわく人もいるかもしれない。
登場人物や事件を調べながら読んだので、この時代のことをもっと知りたくなった。
歴史好きも、プリンセス好きも、フランス好きも。
読む人みんなが、アントワネットや周りの女性たちが残酷な歴史の渦に飲み込まれる様子にドキドキするはず。 -
Posted by ブクログ
夫がフランス国王となり、王妃となったトワネットちゃん。少しは落ち着くのか、と思っていたら前半はパワーアップして贅の限りを尽くしてました。カードでの負けっぷり豪快過ぎる。でも若い身で何かに嵌まってしまったら歯止めきかないよなー。しかもストレス満載の生活の中ならなおさら。そう思うと時代が違ったら彼女には別の明るい道があったかもしれないと考えてしまう。逆に「A」との恋は通俗的になってしまったのかもしれないけど。ルイ16世もしかり。心が通い合うの、通常ならそこからいい家庭が築けたかもしれないけど遅すぎや!革命が起きてからの史実は確定しているのにパリからの脱出は成功して欲しいと願ってしまった。最期まで胸を張って歩く姿は悲しく眩しい。視点が違う「ベルばら」読み返したくなった。
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Posted by ブクログ
現代JK(しかもオタク寄り)な感覚のマリー・アントワネットが14歳で政略結婚でフランス王子に嫁ぐ事が決まった所から綴り始めた日記。パリピでウェーイな性格のトワネットちゃんが絢爛豪華だけどしきたりに縛られまくる王宮での生活や、群がってくる貴族達の魑魅魍魎っぷり、自分に興味を持ってくれない夫とのすれ違いの日々をネットスラングや絵文字満載で愚痴を吐きまくるのが楽しい。2ページ毎にスラングその他が脚注で真面目に解説されるのがまた楽しい。その分14歳なんだからそりゃお子様だよな、なのに色々渡り合わないといけない立場になってしまった彼女の不幸も立ち上がってくる。生活安定してきた?と思った所で「A」が登場し先王崩御で夫はルイ16世に。波乱しかない下巻へ。
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Posted by ブクログ
ネタバレ読んでよかったなあ
最近なに読んでも感動うすくて、自分は本好きじゃないのかなあって思ってたし、はじめは読みやすいなーしか思わなかったけど、よかった
いとが、過呼吸になったときに言った「とって」が、何のことかわからなくて、「撮って」だって書かれた時はあーいとの考え方は女優だなーって思った、そこは全然憧れ
だけど最後の方の描写は、素直になれない部分がすごくすごく共感できて、母を手繰ることで娘のことをしるレンズの外の人たちになれた気がしてうわあなんかわかるしわかんないところもいいなあって思った
書いててよくわかんなくなっちゃったけど、とにかく好きだなこれは