あわのまにまに【電子版特典付き】

あわのまにまに【電子版特典付き】

1,870円 (税込)

9pt

「好きな人とずっといっしょにいるために」、あのとき、あの人は何をした?
2029年から1979年まで10年刻みでさかのぼりながら明かされる、ある家族たちをとりまく真実。

あの時代、確かにそうやって、わたしたちは生きていた。
隠されていた「わたしたちの秘密」を理解したとき、あなたは平常心でいられるか。

『余命一年、男をかう』で第28回島清恋愛文学賞を受賞した著者が放つ、生き方、愛、家族をめぐる、「ふつう」を揺らがせる逆クロニクル・サスペンス。


〈全6章〉
1 二〇二九年のごみ屋敷
2 二〇一九年のクルーズ船
3 二〇〇九年のロシアンルーレット
4 一九九九年の海の家
5 一九八九年のお葬式
6 一九七九年の子どもたち


【電子版特典】
著者書き下ろしエッセイ「流れゆく時間の中で」

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あわのまにまに【電子版特典付き】 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ほんタメであかりんがお勧めしていたので読んでみました。

    2029年から1979年までの50年に渡る家族の様子を描いた作品で、10年ずつ時間を遡りながら進む新しい形の作品でした。

    幸せな家族の中に見えてくる些細な違和感の正体が時間を遡る毎に明らかになっていき、前提を覆された時の驚きや納得する瞬間が

    0
    2025年02月06日

    Posted by ブクログ

    ほんタメ文学賞あかりん部門受賞作
    面白い!!
    30代になって祖父母のお葬式が多く、あの親戚だれ……??
    とか
    100歳近い祖父には戦争前にいた奥さんとの子がおり、母はシベリア出兵から戻ってきて新しくできた奥さん(祖母)との子だったとか、そんな話も突然聞かされて驚いたばかりだった
    ので
    あわのまにまに

    0
    2024年07月21日

    Posted by ブクログ

    ある家族に隠されている秘密が、10年毎に遡って少しずつ 少しずつ明かされていくのだが、読み進めながら困惑と不気味さに包まれた。物語を読む際には、なんとなくこんな感じかなと世界観や登場人物像を頭の中で膨らませるのだが、章を重ね、10年遡る度にすべて崩されていくのが恐ろしくて愉快だった。キラキラと輝く側

    0
    2023年09月16日

    Posted by ブクログ

    帯の「好きな人とずっと一緒にいるために」あのとき、あの人は何をした?の一文が読み終わると本当に沁みる。1つの家族を10年ごとに50年分遡って行く物語。どの時点の話もいのりさんという女性が出てくるけど、いのりさん視点の話はない。けど遡って行くことで、最初は自由奔放で奇妙にさえ見えていた彼女の言動が違っ

    0
    2023年09月03日

    Posted by ブクログ

    2029年から10年ずつ遡りながら実はこうでした」を描いてるのか。ミステリーでも叙述トリックでもないのに2度読みしてしまう、ちょっと新しい感覚の作品だと感じた。

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    10年ごとに遡っていくお話。2029年→1979年なので時代の雰囲気とかがめちゃめちゃ良い。3世代の家族の話なので後から腑に落ちる事も多くて、読み直すのも楽しい。

    0
    2025年04月30日

    Posted by ブクログ

    50年という時間を逆に辿っていき、家族の秘密が少しづつ明らかになっていくという物語。ミステリーではないけど過去に遡るにつれて家族の謎がひとつひとつ解明されていく。時間軸が逆だし、登場人物や相関が複雑で途中迷子になる。もう一度今度は逆から読んでみたい。

    0
    2024年06月21日

    Posted by ブクログ

    過去へ過去へと遡っていく小説でした。水車小屋のネネと逆だな、と目次を見て思いました。読み応えのある、よい小説でした。

    0
    2024年05月04日

    購入済み

    半分くらいまで訳が分からずただ読んでた。
    半分過ぎたあたりから繋がりと違和感と謎が色々わかってきて最後の方は一気に読みたくなる話。

    最後の時間を書きたかったって作者のコメントが素敵過ぎてたのと深く理解したいのでもう一周読みます。2回読めば星5にすると思います(2回読み終えてから書けよって感じですが

    #深い #カッコいい

    0
    2024年02月02日

    Posted by ブクログ

    「2029年ゴミ屋敷」から始まり「1979年の子どもたち」で終わる、一家の過去を遡る物語。

    面白かったな、家族関係が難しく、関係図が分からなくなるなるが、色々な仕掛けも施されていて、楽しく読め、ラストも「うーん」と唸らさせてくれる楽しい話だった。そういうことかと、再読読み直す羽目に。

    女性におす

    0
    2024年01月31日

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