吉川トリコのレビュー一覧

  • 余命一年、男をかう

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    中小企業の事務員という(収入がそこまで多くない)立場ながら、徹底した節約を続けてきた主人公(40歳独身OL)が、ある日突然子宮がんを宣告される。その瞬間、「孤独でつつましく生きていくよりサッサと死んだ方がマシ、ちょっと安心。せっかくだから散財しよ。」という思考に至るのでビックリ!
    なんじゃコイツは、大丈夫か???と思ってしまう。彼女の恋愛観・結婚観・人生観もぶっとんでいて、男性読者としては「ヤバイ女」と序盤早々からレッテルを貼ってしまったのだが、ページが進むにつれて、これまでの人生や家族の事情(実母のこと)が次第に明かされていき、どうしてこのような歪んだ思考に辿り着いたのか、納得してしまう。

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    2025年02月24日
  • 光の庭

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    ジャケ借りしたらその中身とのギャップに戦慄した…
    高校の仲良し5人組、卒業後にその内の1人 三千花が残虐な事件に巻き込まれて殺されてしまう
    それから16年後 ライターになった志津が三千花に何があったのか、旧友と再会して事件を紐解いていく という話

    なんかもう、女の暗くて黒い感情が詰まっていた本だった
    でも程度の差はあれど、どの感情に対しても「分かる…」って思ってしまった
    嫉妬と羨望は紙一重だし、潜在的なコンプレックスゆえの見栄も張るし、リターンがないものは無意味というのも頷けるし、こびりつくような寂しさにも覚えがある

    三千花が死んだのは自分のせい、という罪の意識をみんなそれぞれ抱えていたけ

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    2025年02月22日
  • 余命一年、男をかう

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    お金で買えないものなんてある?

    子宮頸がんで余命1年といわれた40歳独身女性の唯。
    これまで中小企業の事務員として、地道に働き節約し20歳で買ったマンションのローンも完済間近のところに告げられた余命宣告。そんな宣告を受けた後、病院のロビーでピンクの頭の男にお金を貸して欲しいと言われ、投げやりな気持ちでお金を貸し、返済しない代わりにそのお金でその男を「かう」という選択をしたという話である。

    前半は唯の視点、後半はピンク頭の男、瀬名の視点で描かれて話は進んでいく。

    子どもの頃から継母との関係性や家族の問題から、結婚やお金にドライな唯と、情に熱く貧しいながらに家族愛を大切にしてきた瀬名の考え方

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    2025年02月04日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    ルームシェア、同棲、長期出張のホテルとか、いろんな形の「ふたりぐらし」を描いたアンソロジー

    最初に部屋の間取り図と最寄駅とか築年数とかの情報が載ってるのが部屋をイメージしやすくてありがたかった
    備考欄の内容が結構面白くて、ストーリー想像してから読んでた

    どの話も面白かったけど、18階の神様と月の沙漠の話が特に好き

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    2025年01月04日
  • 明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語【電子限定特典付】

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    それぞれの哀しみや苦しみがお店を通して、どのように変わっていくのか…

    自分で自分を認めたり、解放したりすると、少しは楽になるかもしれないなと思いました。

    次巻も楽しみです。

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    2024年12月04日
  • 余命一年、男をかう

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    一気に読んでしまいました。
    序盤の
    "べつに、楽しくなくても私は平気ですけど。
    なんの楽しみもなく、ただ生きてるだけの人間がいたってよくないですか?
    この世に生まれたからには生きなくちゃいけない。生きてる限り、生きなくちゃいけない。"

    というような彼女の感覚に共感を覚えながら読みすすめたら、ええ?という展開に。
    ジェットコースターのようなお話でした。

    自分の人生の長さに諦めを感じつつ老後の心配をしてコツコツ生きてた唯が、余命がわかった衝動でお金を通して人と関わることをはじめ、いろんな怖さ故に突き放したり衝突したりしながら、諦めてたはずの人生を生きはじめる。
    とても読みや

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    2024年11月20日
  • マリー・アントワネットの日記 Bleu(新潮文庫nex)

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    だいぶ読むの疲れたけど面白かった!
    マリーアントワネットが色々豪遊し始めたときはそゆとこやぞ!!って思ったけど、最終的にちゃんと成長しててよかった。なんか王妃になんてなっちゃって可愛そうだなって思った。もっっっと伸び伸び育って欲しかったよアントワネットちゃん。
    はい、この本読んだらアントワネットちゃんと長年の友達だと錯覚出来ます。
    とにかくどんな時もまっすぐで諦めの悪いところ大好きやぞ!!

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    2024年11月17日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    不思議な商店街での話。

    人気作家さんたちが描くストーリー、どれも印象的でした。

    招きうさぎ、いてくれたらいいなぁー

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    2024年11月04日
  • マリー・アントワネットの日記 Rose(新潮文庫nex)

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    マリーアントワネットの日常が分かって面白い!
    でも、ちょっと言葉ギャルすぎるとこが多い…それだけ気になっちゃう。でも逆にそれのおかげで分かりやすいとこもあるから、頑張って読んで!笑
    とにかく内容は面白いよ!!マリーアントワネットのイメージ超変わった!!ただのお転婆娘って感じ!!

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    2024年10月18日
  • 流れる星をつかまえに【試し読み】

    匿名

    購入済み

    お母さん・妻がゆえのモヤモヤを抱えながらも、一人の女性としての青春が最高でした!

    連作短編集ということで、他のお話も読んでみようと思います!!

    #共感する #アガる #スカッとする

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    2024年09月13日
  • 少女病

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    4人の共通点は母親みたいになりたくないこと__自由奔放な母親と父親違いの三姉妹の話。少女と大人の狭間で葛藤しながらそれぞれの答えを見つけていく。「最初からなんでも上手くできない。生きるのも初めてなんだからうまくできなくて当たり前。」この言葉深く納得しました。

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    2024年09月06日
  • 余命一年、男をかう(1)

    ネタバレ 無料版購入済み

    主人公の選択は如何に?

    20歳でマンションを購入し、堅実に生きてきた主人公。40歳にがん検診を受けて、子宮頸がんと判明します。
    節約を旨とし、マネーゲームで堅実に生きてきても、何故かあまり生への執着もないようです。
    通りがかりのホストの青年・リューマ君に頼まれるまま、70万円強を貸します。
    堅実なのか無鉄砲なのか、どうよ?と思いつつも、悪くはない導入部でした。

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    2024年04月07日
  • マリー・アントワネットの日記 Bleu(新潮文庫nex)

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    IのRoseと比べると爆発力はないけれど、怒涛の歴史的展開にハラハラドキドキ。改めて今の平和な時代に生きていることに感謝。

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    2024年03月10日
  • 明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語【電子限定特典付】

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    うっかりハマってしまったアンソロジー2作目。今さら気づいたけど、ヤングコーナーにあった割にターゲットは大人なライトノベルな気がする。違うのかな、高校生とかが「大人ってこんな感じなのか~」って読む本なんだろうか。最後の一作品なんてラストシーンに近い明け方の公園を思い浮かべてそれだけで泣いてしまいそうだった。

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    2024年02月05日
  • マリー・アントワネットの日記 Rose(新潮文庫nex)

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    ミュージカル1789のアントワネットが大好きなのですが、このトワネットちゃんは好きなアントワネットのエッセンス全部持ってて、好き。愛しい。
    王太子との恋にはなれないけど好ましくは思っていてでも仲良くはできていない感じ、もどかしくも萌えます。もどかしいけど! 最期は悲劇になるのわかってるからなお!

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    2024年01月07日
  • 流れる星をつかまえに

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    友情というより互助会。納得!
    40代でチアダンスを始めたママチームと、その子供たち、学校の先生の連作短編。
    前向き元気パワーをもらえる1冊。
    映画をたくさん知ってたらもっと楽しめたのかな。

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    2023年10月22日
  • 夢で逢えたら

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    女性の登場人物が皆愛しい。ジェンダー本。
    女芸人、女子アナ、女だから、女である、その型にはめられる存在。
    真逆とも言える世界に生きる女性たちの葛藤が胸を打つ。

    女だからで、得したことも、損したこともあった。声を大にして、ジェンダーを言える自分じゃない、だって甘えてるから、そう思ってた。それも逃げだよな。

    モヤったら、ちゃんと言うこと。男も女も大人も子どももその一歩だ。

    女の子だから男の子だからをなくす 本より
    •ほめられようとしない。やりたいことをやる、やってみたい気持ちを大事にする
    •努力してきたことのチャンスは譲らない
    •皆それぞれ互いを尊重し合おう

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    2023年09月02日
  • うたかたの彼

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    さくっと読める短編集。恋愛…というより一人の男を巡る備忘録みたいな読み物でした
    作者さんの本初めて読みましたが、表現や比喩がするする~っと胸に入っていく感じ。自分好みでした。2012年あたりの時勢!懐かしいー!とにっこりしました

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    2023年07月06日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    「月の砂漠を」を読んでみたくて購入。「女子的生活」「十八階のよく飛ぶ神様」「冷やし中華にマヨネーズ」が面白かった。

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    2023年05月15日
  • ミドリのミ

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    大人びていて察しもいいミドリ、でもまだまだこどもで自分のまわりで起こることに対してどうしようもない気持ちになるのがつらい
    出てくる人たちが皆、何かしらの思いを抱えているのがリアル
    結末、何も問題は解決していないのだけれど、どうにかしたいという前向きさが救いかな
    『小さな傷だろうと、その傷を負った時のたった一撃で無惨に死んでしまう可能性がある』という解説の一文にとても共感

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    2023年04月01日