吉川トリコのレビュー一覧

  • 少女病

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    4人の共通点は母親みたいになりたくないこと__自由奔放な母親と父親違いの三姉妹の話。少女と大人の狭間で葛藤しながらそれぞれの答えを見つけていく。「最初からなんでも上手くできない。生きるのも初めてなんだからうまくできなくて当たり前。」この言葉深く納得しました。

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    2024年09月06日
  • 余命一年、男をかう(1)

    ネタバレ 無料版購入済み

    主人公の選択は如何に?

    20歳でマンションを購入し、堅実に生きてきた主人公。40歳にがん検診を受けて、子宮頸がんと判明します。
    節約を旨とし、マネーゲームで堅実に生きてきても、何故かあまり生への執着もないようです。
    通りがかりのホストの青年・リューマ君に頼まれるまま、70万円強を貸します。
    堅実なのか無鉄砲なのか、どうよ?と思いつつも、悪くはない導入部でした。

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    2024年04月07日
  • マリー・アントワネットの日記 Bleu(新潮文庫nex)

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    IのRoseと比べると爆発力はないけれど、怒涛の歴史的展開にハラハラドキドキ。改めて今の平和な時代に生きていることに感謝。

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    2024年03月10日
  • 明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語【電子限定特典付】

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    うっかりハマってしまったアンソロジー2作目。今さら気づいたけど、ヤングコーナーにあった割にターゲットは大人なライトノベルな気がする。違うのかな、高校生とかが「大人ってこんな感じなのか~」って読む本なんだろうか。最後の一作品なんてラストシーンに近い明け方の公園を思い浮かべてそれだけで泣いてしまいそうだった。

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    2024年02月05日
  • マリー・アントワネットの日記 Rose(新潮文庫nex)

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    ミュージカル1789のアントワネットが大好きなのですが、このトワネットちゃんは好きなアントワネットのエッセンス全部持ってて、好き。愛しい。
    王太子との恋にはなれないけど好ましくは思っていてでも仲良くはできていない感じ、もどかしくも萌えます。もどかしいけど! 最期は悲劇になるのわかってるからなお!

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    2024年01月07日
  • 流れる星をつかまえに

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    友情というより互助会。納得!
    40代でチアダンスを始めたママチームと、その子供たち、学校の先生の連作短編。
    前向き元気パワーをもらえる1冊。
    映画をたくさん知ってたらもっと楽しめたのかな。

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    2023年10月22日
  • 夢で逢えたら

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    女性の登場人物が皆愛しい。ジェンダー本。
    女芸人、女子アナ、女だから、女である、その型にはめられる存在。
    真逆とも言える世界に生きる女性たちの葛藤が胸を打つ。

    女だからで、得したことも、損したこともあった。声を大にして、ジェンダーを言える自分じゃない、だって甘えてるから、そう思ってた。それも逃げだよな。

    モヤったら、ちゃんと言うこと。男も女も大人も子どももその一歩だ。

    女の子だから男の子だからをなくす 本より
    •ほめられようとしない。やりたいことをやる、やってみたい気持ちを大事にする
    •努力してきたことのチャンスは譲らない
    •皆それぞれ互いを尊重し合おう

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    2023年09月02日
  • うたかたの彼

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    さくっと読める短編集。恋愛…というより一人の男を巡る備忘録みたいな読み物でした
    作者さんの本初めて読みましたが、表現や比喩がするする~っと胸に入っていく感じ。自分好みでした。2012年あたりの時勢!懐かしいー!とにっこりしました

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    2023年07月06日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    「月の砂漠を」を読んでみたくて購入。「女子的生活」「十八階のよく飛ぶ神様」「冷やし中華にマヨネーズ」が面白かった。

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    2023年05月15日
  • ミドリのミ

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    大人びていて察しもいいミドリ、でもまだまだこどもで自分のまわりで起こることに対してどうしようもない気持ちになるのがつらい
    出てくる人たちが皆、何かしらの思いを抱えているのがリアル
    結末、何も問題は解決していないのだけれど、どうにかしたいという前向きさが救いかな
    『小さな傷だろうと、その傷を負った時のたった一撃で無惨に死んでしまう可能性がある』という解説の一文にとても共感

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    2023年04月01日
  • しゃぼん

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    ネタバレ

    面白かった。

    特に、少女が主人公の、いろとりどり?は、良い文学作品に感じた。
    ですます調が新鮮で、でも児童文学的な飽きはこなくて、良かった。

    最初のしゃぼん?も良かった。フリーターの主人公の気持ちを追いかけていくのが面白かった。

    最後から二番目?カップルの話は悲しくてあまり好きじゃない。

    r18文学賞受賞の最後のやつ?も、なんか地味に過激で、それならしゃぼんの方が良いけどと思った。

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    2023年01月05日
  • 夢で逢えたら

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    「私、もう男なんかなんにも怖くないの。それより、女たちからそっぽ向かれる方がずっと怖い」
    男にとって女は若さ=価値だから、歳を取った女に彼らは見向きもしないし気にも止めなくなる。しかも30かそこらでそのラインがくる。人生100年時代、大人になってからの時間を幸福に過ごすには女からの支持や信頼が大事。

    女の敵は女、そんな時代はもう終わり。
    力を合わせてお互い助け合って楽しく楽しく生きていける世の中になるといいね。

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    2022年12月29日
  • 14歳の周波数

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    中学生のずるさ、扱いづらさ、素直さなど、
    その年の子にしか出せないものが詰まってる。
    このクソガキ!と思いつつ、
    本当に嫌なヤツはいないというのがいい。

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    2022年12月14日
  • 女優の娘

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    地下アイドルのいとの母は、一世を風靡したポルノ女優、赤井霧子だった。母の死をはじまりに、赤井霧子をいとと小向井監督をはじめとした人と共に振り返る。今まで思っていたことを認識したり、心の変化などが書かれていた。

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    2022年12月10日
  • 流れる星をつかまえに

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    親世代、子世代それぞれの生が同じ大きな物語の中でつむがれるのが、日本文化の年齢性を超越しようともがく意志を感じさせる。先生と生徒というのもそうかな。
    でもよく考えてみると、子供向けの小説の中で、子どもの姿が大人にはどう見えているかを描いていた古田足日なんかもある意味同じなのかな。今思えば、ああした小説(『宿題ひきうけ株式会社』など)を読んで育ったことが社会学者としての僕の現在につながっている気がする。
    でもこの小説で描かれる親世代、子世代それぞれの世界は子ども向けの小説とは違って、より対等なものになっていて、それは現実の私たちの世界における若い世代がより大人の世界とつながっている部分を映してい

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    2022年12月05日
  • 明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語【電子限定特典付】

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    未読の作家さんもいましたが楽しめました♪藤谷治さんだけちょっと違ったような…どれもほっこりするお話ばかりで大好きです☆なかでも台湾茶のお話は好きでした。原ちゃんの変貌っぷりに続きが読みたくなりました。水沢文具店は、わたしも物語を書いてもらいたいと思いました。平凡な主婦だけどどんなお話がいいかな☆吉川トリコさんはいつも女性がイキイキしていて元気印☆大沼紀子さんはいつもちょっと切ないお話。いやーこれはオススメです♪

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    2022年11月18日
  • マリー・アントワネットの日記 Bleu(新潮文庫nex)

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    とことん現代語&マリーアントワネット視点で綴られる日記を読んでいくと、悲劇のフランス王妃が、かわいいものと楽しいことが大好きで、ファッションに夢中で、こなれた感じの悪い先輩に憧れて、恋愛に一喜一憂して、傲慢で浅はかで、だけど繊細な、要するに普通のイマドキの女の子にしか思えなくなってくる。
    調子には乗りすぎたアントワネットだけど、その代償が、夫や友達皆殺しの上で斬首だなんて、いくらなんでもオーバーキルすぎる。

    マリーアントワネットは、憎悪をぶつけてくる群衆に自分のことを「知らないからこそ嫌えるってこともあるのかもしれません」と思う。
    確かに今でも、芸能人や、皇族や、ちょっと気に食わない親族や同

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    2022年09月29日
  • 流れる星をつかまえに

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    6編からなる連作短編集。
    なつみは、若々しい美鈴ママにちょっとだけ嫉妬していた。
    女王蜂(クイーンビー)の美鈴ママ。
    でも、美しさは見た目だけではなかったのだ。
    歳を重ね「おばさん」になるのは罪なのか?

    初未は二つの名前を持つ。
    佐藤初未とキム・スンエ。
    15歳の平凡な女の子に知らされた在日韓国人という事実。

    ままならない日常。
    出自も性別も、自身ではどうしようもない。
    映画の印象的なシーンに絡め、それぞれの登場人物が明るく力強く
    そして前向きに描かれている。

    吉川トリコさんは名古屋在住作家さん。
    地名など馴染みのある場所ばかりで、それも楽しかった。

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    2022年09月26日
  • 流れる星をつかまえに

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    女性を取り巻く、あれこれに、とても敏感な作家さん。
    初めて読んだ「ベルサイユのゆり」は、ふざけているのかと思ったけれど、
    ちゃんと「ゆり」の意味を込めていたんだよね、あれ以来、
    気になる作家さん。
    私から見たら、若手だけれど、世の中では中堅か。

    本作は、連作短編集。
    彼女の世代爆発、映画や海外ドラマが次々登場し、
    その上の世代の私にはよくわからないところも多々あり。
    それでも、40代主婦がチアダンスチームを作り・・・
    そこから仲間が広がり、今の世で、マイノリティゆえの何かを
    抱えている人物が次々にスポットを浴びる。

    こういった世の中の切り取りが、本当に、この人は上手。
    ちゃんと物語の中で読

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    2022年09月13日
  • 流れる星をつかまえに【試し読み】

    購入済み

    考えさせられる

    読んでいるととても考えさせられる、連続短編集作品です。話ごとに登場する人物はほとんどが皆何らかの悩みを持っており、周囲の人々と関わる日常を追うパターンがみられています。年齢も境遇も当然一人一人が別々な世界で生きているわけですが、悩んでいるのは自分だけではないことや、前向きに生きることの必要性を感じられる内容だといえます。

    #深い

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    2022年09月01日