吉川トリコのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
Live配信を観ている人たちのコメントが流れる。好意的なコメントに混じりアンチが入ると、牧歌的な雰囲気が荒れてくる。人気男性ダンスグループのメンバーの灰人がBLドラマの主役でブレイクするとsisと言う女性ファンたちがSNSの過去歴をつぶさにチェックしはじめて世界的ダンサーのミミとの交際疑惑で炎上しだした。
グラスや窓に映り込んだシルエットが灰人の者だとか、ミミの家のソファーに灰人の着ているコートと同じ色のがかかっているとか。
バズりはじめた5人組グループ、今度はクール系イケメンのアッキーが一般人と熱愛発覚だとかっw
一般人はコンビニで働く女子、この娘の反応がフリーズしたり、あっちこっち話題がとんで挙動不審で年齢不詳なところもミステリアスでした。
sisたちの壊れやすい感情が臨界に達したとき生卵をぶつけられるw
思わず「ないわ」ってオチにネタバレ厳禁
2巡目してきますっw -
ネタバレ 無料版購入済み
主人公の選択は如何に?
20歳でマンションを購入し、堅実に生きてきた主人公。40歳にがん検診を受けて、子宮頸がんと判明します。
節約を旨とし、マネーゲームで堅実に生きてきても、何故かあまり生への執着もないようです。
通りがかりのホストの青年・リューマ君に頼まれるまま、70万円強を貸します。
堅実なのか無鉄砲なのか、どうよ?と思いつつも、悪くはない導入部でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレえ~、こういうことだったの!?
最後の2頁ほどでやられた。
私の予想は外れたばかりか、まさかまさか・・・
さすが吉川トリコ。
日本にはない、ダンスグループを、と結成された
男性5人グループ
アイドルではないけれど、アイドルのようなことも求められ、
メンバーの恋愛話にSNSも騒然。
疲れ果てた愛生のよりどころは、自宅寮の近くのコンビニ。
そこで店員マユと出会い、いつしか、彼はコンビニではなく
マユを心のよりどころとするのだけれど・・・
電子書籍だったせいか、昭和のおばちゃんには
わからないネット用語が頻発。
吉川トリコ流のジェンダーや多様性がうかがえるものの
でも王道青春ものかと思いきや・・・
何とも言えない読後感。 -
Posted by ブクログ
女性の登場人物が皆愛しい。ジェンダー本。
女芸人、女子アナ、女だから、女である、その型にはめられる存在。
真逆とも言える世界に生きる女性たちの葛藤が胸を打つ。
女だからで、得したことも、損したこともあった。声を大にして、ジェンダーを言える自分じゃない、だって甘えてるから、そう思ってた。それも逃げだよな。
モヤったら、ちゃんと言うこと。男も女も大人も子どももその一歩だ。
女の子だから男の子だからをなくす 本より
•ほめられようとしない。やりたいことをやる、やってみたい気持ちを大事にする
•努力してきたことのチャンスは譲らない
•皆それぞれ互いを尊重し合おう -
Posted by ブクログ
親世代、子世代それぞれの生が同じ大きな物語の中でつむがれるのが、日本文化の年齢性を超越しようともがく意志を感じさせる。先生と生徒というのもそうかな。
でもよく考えてみると、子供向けの小説の中で、子どもの姿が大人にはどう見えているかを描いていた古田足日なんかもある意味同じなのかな。今思えば、ああした小説(『宿題ひきうけ株式会社』など)を読んで育ったことが社会学者としての僕の現在につながっている気がする。
でもこの小説で描かれる親世代、子世代それぞれの世界は子ども向けの小説とは違って、より対等なものになっていて、それは現実の私たちの世界における若い世代がより大人の世界とつながっている部分を映しているように思える。
そのような中で、プロム開催のために爆走する女子高生たちは、悟りすぎている若い世代への私たちの期待を反映しているようだし、子育てをはじめてから、若いころの夢を実現させようとしている主婦たちの姿は、年齢の壁を乗り越えたいという私たち自身の野望を映しだしているように思える。
コロナの流行はシンデレラの12時の鐘のようだったけど、それならその現実を乗り越える新たな魔法を私たちは欲しいと切実に思った。
また全体的に女性視点が強く反映されたストーリーで、男性がそこにどう関わっていいんだろうという課題を課されているようにも感じられた。
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。