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Posted by ブクログ
夫がフランス国王となり、王妃となったトワネットちゃん。少しは落ち着くのか、と思っていたら前半はパワーアップして贅の限りを尽くしてました。カードでの負けっぷり豪快過ぎる。でも若い身で何かに嵌まってしまったら歯止めきかないよなー。しかもストレス満載の生活の中ならなおさら。そう思うと時代が違ったら彼女には別の明るい道があったかもしれないと考えてしまう。逆に「A」との恋は通俗的になってしまったのかもしれないけど。ルイ16世もしかり。心が通い合うの、通常ならそこからいい家庭が築けたかもしれないけど遅すぎや!革命が起きてからの史実は確定しているのにパリからの脱出は成功して欲しいと願ってしまった。最期まで胸を張って歩く姿は悲しく眩しい。視点が違う「ベルばら」読み返したくなった。
Posted by ブクログ
読友さん達が面白い!!面白い!!と紹介していたので、楽しみで仕方なかった作品。
誰もが知っているマリーアントワネットの人生を
こんなに現代の女の子風に置き換えて書いちゃうのが
面白かった。
ただ、その面白さの裏に現実のマリーアントワネットの
忍び寄る最期が分かってるいるから
最後の方は悲しいというか・・・虚しいというか。
無知な14歳の女の子を、そのまま表現されていて
最期の一瞬までマリーアントワネットはマリーアントワネットだったなぁ。
ルイ16世の王になりたくてなりたかった訳ではないのに、
最期まで国の為に命を全うする静かな姿が、おちゃらけたアントワネットと対比してズシンときた。
真相を先に知っているからこその楽しめる作品。
今時の若者言葉が随所に使われていて何度も笑ったけど、
その軽さと迫り来る悲劇のヒロイン幕引きが
楽しいやら悲しいやら自業自得やら・・・複雑な気持ちでした。
何度読み返す事が出来る1冊です。
Posted by ブクログ
上巻のRoseに続く下巻のBleu。
Roseはそうでもなかったが、こちらは一気読み。
結末がどうなるか(史実として)分かっているだけに、どのようにマリー・アントワネットが自分自身を語るのか?という、もうその一点だけで一気に読み進んだ(ベルバラ世代なだけに)。
フランス革命を世界史の授業(代ゼミ)では、「1789=ひなわくすぶるバスティーユ」と覚え、そこに付随するいくつかの用語を覚える程度でおしまい。そこに至る道のりは池田理代子先生の「ベルサイユのばら」が教科書だった。
そして、それらはどれも革命側=庶民の目線の歴史だったんだなぁ…ということがこの本を読んだ率直な感想だ。
吉川トリコさんの、マリー・アントワネット自身の手で彼女の伝記を綴るという、斬新なアイデア(しかも今時ギャル文体で)は、誰もが持つフランス革命のイメージを大きく変えることだろう。
確かに、民の血税を享楽に費やしたことは一国の王妃としてあるまじきことだけれど(どこかの国でも血税で桜の宴催しちゃってるからね、歴史は繰り返す!)…。
時代が時代、朝から晩まで儀式漬け、私欲まみれの貴族のお取り巻きばかりで、民の生活など知る余地もなかったのだろうなぁ。
読後に去来するのは、愛すべき気高き王妃マリー・アントワネットなのである。2019.11.25
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