吉川トリコのレビュー一覧
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フォロワーさんの方々のレビューを拝見して知った本です。ありがとうございます。
フォロワーさんがあんまり次々にレビューされて「面白い」とおっしゃられていたので、いささかこれは読む前の期待値が高すぎたと思います。
確かに面白いです。この文体、ずーっとギャル語というかタレントのダイゴさんみたいな言葉遣いで、日記が1770年1月1日から(ちょうど250年前ですね!)始まります。最初は確かに新鮮だったのですが、後半になると私は「普通の文章が読みたい…」と思ってしまって…。
マリー・アントワネットのことは歴史で習ったのと、やっぱりご多聞にもれず『ベルばら』は愛読していたので、その知識はありました。岩波 -
Posted by ブクログ
ネタバレ中学生のはつきと、素直じゃなくてめんどくさい母と、母に結婚してもらえない30歳のヤグ。
はつきの物心つくころには母とヤグの3人家族だったけれど
はつきとヤグには血の繋がりはなくて
でも実の父親以上に彼のことを大切な家族だと思っていること。
オーストラリアから帰国してきたヤグが、いつか母とはつきと3人で移住したいと言い出したこと。
それを実現するために、フリマやバイトや内職で、少しでもお金を貯めようとする日々。
ついにヤグの願いだった母との籍を入れることになり、
戸籍上も家族となった3人。
はつきの家族は面白ければオッケーで、とってもおバカ(主にヤグが)だけどとっても温かい。
彼らは本音 -
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Posted by ブクログ
桐島や何者の朝井リョウさんとビブリアの三上さんに惹かれて購入。自分の中ではキャラ文芸と小説の間くらいを攻めているというイメージの新潮文庫nexってこともあって読んでみたけど、まさしく印象の通りだった。
小説というカテゴライズがしっくりくる話から、これはもはやラノベだろって言いたくなるような話まで盛りだくさん。どれもこれもきっと作者の個性がありありと出ているに違いない。最初から最後まで様々なメニューを楽しめるお店に入ったような感じでした。個人的には「それでは二人組を作ってください」「ジャンピングニー」「月の砂漠を」「冷やし中華にマヨネーズ」の4作がお気に入り。
こういうアンソロジー系って、作家さ -
Posted by ブクログ
吉川作品を読むのも二回目。
『戦場のガールズライフ』とはうって変わって、超短編集。
地元新聞連載であったらしく、一篇ずつ名古屋市の十六の区と、周辺の県を順に舞台にしていく。
これだけの篇数に、それぞれ主人公や語り手がいるわけで。
まず驚かされるのは人物の多彩さ。
ゆる不登校の少年、SKEのオーディションに出たいと切望する女子中学生、名古屋生まれの彼女とよその地域から来た彼氏、どこの国か明かされないが名古屋で暮らす留学生、そして名古屋在住の作家の河村さんなどなど。
よくもこんなに背景の違う人物を書き分けられるものだ。
物語の結構も凝ったものが多い。
えっ、そんな設定? それが語り手? などと、 -
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Posted by ブクログ
これも大阪で買ってきた一冊。
以前から読みたいと思っていた本です。
スカイツリーを見上げる下町のかたすみに、
ひっそりと息づく商店街がありました。
それがー『明日町こんぺいとう商店街』。
明日町こんぺいとう商店街を舞台にした7つの物語。
七人の作家さんのアンソロジー。
大島真寿美 『カフェスルス』
大山敦子 『あずかりやさん』
彩瀬まる 『伊藤米店』
千早茜 『チンドン屋』
松村栄子 『三波呉服店ー2005-』
吉川トリコ 『キッチン田中』
中島京子 『砂糖屋綿貫』
読んだことのある作家さんは、彩瀬まるさん、中島京子さんの二人だけ。
どの物語も心がほんわかします。 -
Posted by ブクログ
タイトル買い。
「こんな大人になるなんて」なんて思わない大人なんてそうそういないような気がする。子供~思春期の頃思い描いてた‘大人’とは全然違うし。
この短編集は主に吉川さんがアンソロジーに発表した作品を集めたもの。ちなみに「こんな大人になるなんて」という作品は入ってない。
『冷やし中華にマヨネーズ』
ゆっくり失恋するお話。吉川さん版『落下する夕方』か!と思った。
『夏の草』
こちらは吉川さん版『私の男』か!と思った。‘男’のイサオにうっかり惚れそうになる。危ない危ない。
『だれかの奥さん』
この作品が一番好きで一番共感した。
社宅で‘’須永さんの奥さん’として生き甲斐もなく暮らしている千鶴子
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