吉川トリコのレビュー一覧

  • グッモーエビアン!

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    19歳でシングルマザーになった母・あきと、若すぎて(16歳)母と結婚が出来ずそのままズルズルと同居しているヤグ。バリバリのロッカーだった二人のもとで、不思議な母子家庭+1人の生活をしているはつきは中3。のんきなヤグが、1年間のオーストラリア暮らしから戻ってきた。そんな破天荒な家族が、家族として絆を深めながら、旅立っていく。

    テンポよく進む文章ではある。映画のようにドラマチックだけれど、読後は「そっか、行けたんダ」と思うだけでした。

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    2012年06月24日
  • しゃぼん

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    やっと読み終わった。
    たしか、10月から読んでる。

    最初読み始めた時、なんか主人公の花が、受け付けなくて、ほんと、すっごく受け付けなくて、一回やめたら読めなくなりそうで頑張ったけど、頑張って読むのも無理で、でも無理して読むのってなんか失礼な気がしたし、読むのやめて、もう読まないだろうと思ったけど、一昨日アメトークの、読書芸人見て、なんか触発されて、再読。読めました。ちょっと泣けました。

    花は最後まで好きにはなれなかったけど、うん、まぁ、気持ちは分かるかなって。受け入れれないけど。

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    2012年02月05日
  • 夢見るころはすぎない

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    かつて、自分にもあったかもしれないこんな気持ち。
    描かれているのはありふれていて、なんてことない悩みだろうに、愛おしく思えるのはきっとそのせい。

    私だっかもしれない女の子たちの青春の一瞬が切り取られた瑞々しい短編集。

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    2012年02月05日
  • しゃぼん

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    およそ10代の少女の話を、大人が書いたと分かる描写で綴られている。浅そうで深く、脆そうで強い。
    短編として載っている、R-18文学賞受賞作が一番面白かった。

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    2011年11月16日
  • 夢見るころはすぎない

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    6編の短編集。
    主人公はそれぞれ女子高生だったり、女子大生だったり、社会人だったり。
    でも、高校時代がキーワード。
    高校時代の友情と、その友情がその後どうなっていくかが描かれている。

    高校時代の友達って、やっぱり一生の友達だよなぁ。

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    2011年10月27日
  • しゃぼん

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    ネタバレ

    表紙のイラストがあまりにも私好みで、思わず購入。
    表題作とリンクしている作品があったりと、小さな発見を楽しめる。

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    2012年03月19日
  • しゃぼん

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    独特の世界観。

    どこか突き抜けてるけど、たんたんとしていて、嫌いじゃない。

    嫌いじゃないけど、なんか、おしい。


    三十歳になりたくない女。
    美を、女を失うことを悲しむくらいなら、さっさと全部捨ててしまう。
    そんな主人公の話。

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    2011年03月26日
  • しゃぼん

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    女の子、という表記は、何歳代から何歳代まで、って括られるものじゃない。
    だってきっと、花のようなことでみんな悩むもの。
    そんな当たり前のことを感じる本でした。
    普段は表に出ない部分を言葉にしたような、そんな部分が多かった。

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    2010年11月21日
  • しゃぼん

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    読んで数頁で気が付いた。この本、前も買って読んだと。でも、最後まで読んだし、普通に面白い。表題作の「しゃぼん」の花の気持ちもハルオの気持ちも両方なんとなくわかっと、なんとなく悲しい。でも、このカップルが不幸せなわけでもない。それが、多分胸をつくのかな…

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    2011年03月13日
  • しゃぼん

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    表題作の主人公とはほぼ同世代。
    もちろんそういう行動はとらないけど、
    そういう気もちになることはよくわかる。
    なので、読んでいて気持ちのいいものではなかったりするんだけど。

    自分も、誕生日にほしいもの、ないかも…。
    やばいー、とか考えた。

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    2009年11月24日
  • 戦場のガールズライフ(小学館文庫)

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    漫画読んだりドラマ見てるみたいな小説。娯楽としての、っていう言葉がぴったり。高校時代に「友達」だった趣味も性格もバラバラな個性の強すぎる女4人がひょんなことから共同生活を始める…というお話です。希奈子が出てくるとどうもムカついてしまって読むのを断念しようかと何度も思いましたが、4人の行く末が気になり最後まで読んでしまいました。映像化もされてるみたいなので観てみようと思います。

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    2009年10月07日
  • グッモーエビアン!

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    「ちょっと不思議な家族」という前作にも似た内容。
     設定としては突飛すぎる印象。テーマとしてはありふれた感じは否めない。
     ただ、小説の構成としてよく練られており読みやすく、読み始めると止まらないところにもそのことが伺えることができる。良い意味でも悪い意味でも普遍的な作品になりすぎてしまい、作家の個性を発揮できる作品を期待したい。

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    2009年10月04日
  • 余命一年、男をかう(1)

    無料版購入済み

    主人公の女性が一般的な40歳に見えない

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    2022年07月27日