吉川トリコのレビュー一覧

  • 余命一年、男をかう

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    【あらすじ】
     余命一年t宣告された独身OLの片倉唯は40歳。
     偶然出会ったホストの瀬名にお金を貸すことになり、その返済として、1時間1万円、70時間を自分のために使ってもらうという契約をする。
     70時間が過ぎ、最初はもう関わることもないだろうと思っていた唯だったが———。
    【感想】
     知人に勧められて、読んでみました。
     唯の視点だけで進むと思っていたのですが、途中で瀬名側の視点で描かれた章もあり、それぞれの思いがストレートに描かれていました。
     時折キツイなぁと感じることもありましたが、きれいごとばかりではないところに共感を覚えました。

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    2025年11月01日
  • コンビニエンス・ラブ

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    YouTubeの本ツイ!で朝井リョウさんがおすすめしてたので、読んでみました!

    物語の内容は、
    ダンスボーカルユニットの男の子達が
    俺たちはアイドルじゃなくてアーティストだというプライドと、世間からの印象のギャップにどこかモヤっとした印象を抱えながらも日々を過ごしていく爽やかな物語。

    が、しかし!
    こんなどんでん返し系の小説だなんて!聞いてない!!!!
    「ないわ」、、、o(`ω´ )o

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    2025年10月02日
  • コンビニエンス・ラブ

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    ネタバレ

    オチ面白かった!
    え?ゲームだったの??
    にしてはリアルすぎない?

    最後のゆで卵は謎だったけど
    やっぱりそう思うよね〜

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    2025年10月02日
  • 裸足でかけてくおかしな妻さん

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    作家である先生の子どもを妊娠している楓は
    本宅のある岐阜で先生の妻・野ゆりと同居を始める。
    優しい妻さん。
    でも、本当の姿はわからないまま。

    第二章は野ゆりのエピソード。
    透明で謎の多い妻さんの姿がうっすらと輪郭を持ってきた。

    楓と野ゆりが先生のいない時間を楽しく過ごす。
    それぞれが迷いながら、もがきながら生き抜いている。
    ラスト、そうきたか!!
    吉川トリコさんの作品らしい終わり方だと思う。
    妻さんに惹かれる。

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    2025年05月05日
  • 裸足でかけてくおかしな妻さん

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    「余命一年」を途中で止めたので心配だったが、これはスルスル読めた。作家、作家の妻、作家の愛人が、愛人の妊娠を機に同居するという、ハチャメチャな設定。それぞれのハチャメチャな人生を面白く読んだ

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    2025年04月25日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    人気作家さん達でこんぺいとう商店街のお店の様子を描いた本。
    あずかりやさんはこれがきっかけだったのかな?
    久しぶりに読んでこんな始まりだったなあと懐かしかった。
    おにぎり屋さん美味しそうだったな。

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    2025年04月19日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    短編集は作家の実力が出ると思う。
    短い中でどれだけ自分の色を出せるか。

    そういった意味では、朝井リョウ、吉川トリコが楽しめた。

    後はまぁ、つまらなくないが印象には残らない。

    短編集とは、読んでいるその時間を楽しむものだと思う。

    お話を楽しみたければ長編を読むべし。

    星は3.3くらい。

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    2025年04月08日
  • ラブソングに飽きたら

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    この作品がすごく好き!読んで!とまではいかないけれど、色々感情を動かされる短編集でした。

    自分の言葉では『若気の至り』『今思うと恥ずいしえぐい』みたいな浅くて陳腐な表現にしかならない恋愛にまつわる感情や出来事も、作家さん達の手にかかるとすごく味わい深い表現になるからすごい。過去の恋愛の思い出され方や描かれ方が、気持ちいいものだけではないのがリアルで良い。

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    2024年12月20日
  • 夢で逢えたら

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    女性の生きづらさに対して
    わたしは自ら声を上げて戦えるほど強くなくて、
    何か嫌なことがあっても静かに一人で傷つくんだろうと思うけど、
    この二人が近くにいたら、とっても心強いな。

    終盤までなかなか入り込めずにいましたが、
    ラストに向かって転・結、
    とテンポ上がって読み切った感じでした。

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    2024年11月13日
  • 明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語【電子限定特典付】

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    前向きな終わり方ではあるが、全てがほろ苦くて切ない。シリーズ化していて、何作あるのかわからないが、少しずつリンクしていて、商店街を制覇したいと思うので、続きも読みたい。

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    2024年10月01日
  • 流れる星をつかまえに

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    チアダンスチームを作って周りに冷ややかに言われようとも日々練習に励む主婦。

    15才のときに在日韓国人だと告げられて、戸惑いながらも韓国の文化に触れていく女性。

    母子家庭で映画館が唯一の居場所だと感じていた男子高生が、同級生たちと好きな映画を通じて芽生えた気持ち。

    手術することになり、子供を授かれなかったことや養子で迎えた高校生の息子のこと、お見舞いに来てくれたチア仲間と、自分が周囲にしてあげられること。

    高校の卒業式でプロムをやりたいという女子高生たちの熱意に圧倒される教師。
    自分が在日であることへの拒絶感と、青春を謳歌する女子高生たちを見て思うこと。

    卒業式でアメリカ映画で観るようなプロムをやるために学校に働きかけた女子高生。
    コロナというウイルスによってかなわなかった悔しさと、友達と先生と過ごした最後の高校生活の終わり。

    自分の気持ちと周囲の反応への不安。
    みんなつながっている登場人物たち。

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    2024年09月29日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    懐かしくほのぼのとした短編集。昭和の味を出していて、人情物と言えるかも。シリーズ化しているようなので、続きも読んでみたい。それぞれの作家さんの雰囲気と特徴があって楽しめた。微かなリンクもニヤリとする。

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    2024年08月31日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    やはり作家ごとの色があって、合うものもあれば合わないものもあり。
    ただ、全体的にそう転がってくれてよかったー、という気持ちになる終わり方ですっきりはする。

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    2024年08月18日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    色んな人の作品を読めて面白かった、別の本も読んでみようって沢山思えたし。サラーって読めて面白かった!女子的生活がお気に入り。

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    2024年07月04日
  • 夢で逢えたら

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    時々挟まるテレビ・お笑いネタのお陰でさくさく読めた。

    私はまだ社会で働いていない学生だし、そもそも異性や一昔前の価値観の元で生きる人間とは全くと言っていいほど関わりがないけど、それでもメディアやSNS上での誰かの発言などで時折心の中にざらりと嫌な感覚が生まれることはあるから、多分この時代を生きる女性は多かれ少なかれ共感出来る部分があると思う。

    作中ではフェミニズムを意識するようになることを「一度でも目覚めてしまったら、王子様が迎えにくることを夢見ていた幸福な女の子には戻れない」という風に描かれていたけど、一度そういう視点を得てメディアを見たらもう前と同じ見方は出来ないよなあと思う。
    結局メディアも一部分が切り抜かれているだけで感じ方は人それぞれ。
    女とか男とか単純に分けて答えが出る問題では無いし価値観は人それぞれだから多角的に物事を見て、偏りすぎた物事の見方だけはしないようにしたい。

    実際の芸人やアナウンサーの方々が読んでみたらどんな感想を抱くのか気になった。

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    2024年06月30日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    誰かと一緒に楽しく暮らしたいのに
    何か上手くいかない、アンソロジー8編
    各部屋間取り付きでイメージが湧きますね

    「それでは二人組を作ってください」朝井リョウ
    これは「何様」に収録されていた短編ですね
    ぞわり、隠しきりたい心情をえぐるタイプの
    大好きなやつ。何者→何様で読んでいただけたら幸いです

    「女子的生活」坂本司
    これは、もしかしたら、昔NHKドラマ10で志尊淳が、めちゃかわ女装男子を演じていた原作ですかな?
    意味深なストーリーへの入りも良い
    吹っ切れた、女の子になって女の子と付き合いたい、今はまだ女装男子の切れ味良い攻め気味の会話がそそる

    「十八階のよく飛ぶ神様」似鳥鶏
    悪い神様と良い神様との同居
    シュール 似鳥さんはこちらが本領なのかな

    「冷やし中華にマヨネーズ」吉川トリコ
    十三年という時間を過ごしたカップル
    最初は確かに好きだった
    生活感の食い違い 目に付く悪癖
    いつしか 部屋をシェアする関係に
    クズな男が浮気を繰り返し部屋を出ていく
    そうそう、今は悲しくても別れて正解

    「ジャンピングニー」越谷オサム
    好きな男はどうも生き方が甘い
    嫌いになったわけではないが、自分次のために別れを告る

    「隣の空も青い」飛鳥井千砂

    「鳥かごの中身」徳永圭
    彼女がインコを逃して出ていく
    そのあとに迷い込む隣の部屋の少女

    「月の砂漠を」三上延

    順不同でしたー

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    2024年06月10日
  • 明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語【電子限定特典付】

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    シリーズの第2弾

    シリーズ1に登場したお店が出てきて
    繋がりをもって読めた

    吉川トリコさん
    『カサブランカ洋装店』
    意外性があって
    ライトな語り口調のなかに胸をつかまれて
    心に残るものがあった

    シリーズ1に比べて
    読んだことのない作家さんが多く
    新しい作家さんとの出会いが嬉しかった

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    2024年06月05日
  • 流れる星をつかまえに

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    モヤモヤを抱えた人たちが日々葛藤しながらも、ほんの少し前進する、前向きになれる連作短編集。

    舞台が名古屋で、実在する地名や名古屋弁が出てきたり。学生時代に名古屋に住んでいたのでより物語に入り込めた。


    後半よりも前半のお話の方が、自分的には想像して噛み砕きやすかったかなぁ。

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    2024年05月21日
  • 流れる星をつかまえに

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    前半は引き込まれたが、最終話のプロムに関する熱い気持ちがピンと来なくて、そこに至るまでの情熱の理由もあまり描かれておらず、結果としてオムニバスとしての面白さがかなり薄れてしまった。

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    2024年05月12日
  • コンビニエンス・ラブ

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    ネタバレ

    作者の吉川トリコさんの作品は何冊か読んでいてSNSで見るお人柄も好きだったこと、ボーイズグループをテーマにしたストーリーが気になったこと(私自身もアイドルや俳優を推してるから)から手に取った1冊。

    ボーイズグループを好きな作家さんなのに、全然主人公が魅力的じゃない…!と思って読み進めていたんだけど、最後まで読んだら納得だった。
    アイドルインタビューでありがちな「好きな異性のタイプ」の質問の問題点が指摘されていたのがよかった。(そもそも異性とはかぎらないし、恋愛しない可能性だってある)
    主人公が所属するグループの他のメンバーは魅力的で、実際にこんな人たちがいたら興味を持つだろうなと感じた。

    「ハンドレッド ミニッツ ノヴェラ」と称されたシリーズだけあって、ドラマや短編映画を見る感覚で1〜2時間でさくっと読めた。
    ただ、個人的にもっと深掘りして語られてほしいテーマなので、このシリーズではなく長編でしっかり掘り下げてもらえたらもっと満足度が高かった気がする。

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    2024年04月28日