吉川トリコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一つの家族がどのようにして出来てきたのか、10年ずつ進むのではなく、遡って描かれていて、なかなかというか初めて読みました。
どこかミステリっぽさも感じました
とても印象的なセリフは「なにがいけないのか、みんなだめっていうけど、その理由まで説明してくれないから。倫理的にだめ、道徳的にだめ、世間が許さないからだめ。頭ごなしにそんなこと言われたって、納得できないし、わからない。なんべんもくりかえし飽きるぐらいに考えたけど、どうしても私にはわからない」
このセリフはおそらくこの小説のテーマというか全てだと思う。
自分だったら「好きな人とずっといっしょにいるために」どこまでするだろうか、どこまでできる -
Posted by ブクログ
ネタバレ2029年から10年ごとに家族を振り返っていく物語。
読み終わっても全てが明らかになるわけではなく、
考察したくなるような読後感。
個人的な好みとしては小説内でもう少し明らかにしてほしかったな〜。
【ここからは特に重大なネタバレを含みます】
とくに気になったのは、
いのりは杏ちゃんと異母兄妹と知って結婚しなかったのか、
餃子ロシアンルーレットが自分に当たったら
(出生の秘密を知らない振りして?)結婚したのか?という点。
もう1つは、木綿はだれの子?
シオンと恋愛関係にあるチカちゃんの子である可能性もあるけど、
この家系の因果だと……と妄想してしまうわ。 -
Posted by ブクログ
一つの家族から広がる人間関係の闇。
人と人とのつながりの中で感じる"違和感" それが過去にさかのぼる事によって露出していき、違和感から人間のおぞましさに変わっていく。
過去に戻れば戻るほどゾッとする事実が露わになるという構成が面白かったですね。サスペンス的展開の中でユニークな表現が多様される、魅力的な文章でした。美幸と紺ちゃんのレトロモダンな時代背景は特にお気に入りです。
2週目以降はまた違った面白さがある気がして、いつか読み返したいです。
時系列があっちにいったり、こっちにいったりするんだけど混乱せずに読めて、比較的読みやすかった。でも家族構成が複雑すぎるのと、時代も変わ
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