中島京子のレビュー一覧

  • ツアー1989

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    読み進めるのは苦じゃなかったし、どうなるのかと思ってさくさく読めたけど、なんだかスッキリしなかった。

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    2022年04月25日
  • 冠・婚・葬・祭

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    冠婚葬祭をめぐって、出会いや心の動きの表現が細やかなお話でした。大事件は起きないけれど、さわやかで前向きになれる短編です。

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    2022年04月04日
  • 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記

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    何より竹取物語を森見先生の訳をやっと読めて嬉しかった

    堤中納言物語はすべらない話のオンパレードみたいな感じだった

    更級日記は初めて読んだけど筆者の夢見る夢子な少女時代から宮仕えして神仏詣りに勤しんで歳をとっていく生涯がいきいきしてて面白かった

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    2022年03月17日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    明日街こんぺいとう商店街という架空の商店街を舞台に7人の異なる作家さんからなる短編集。

    人情くさくて、温かい〜。
    行ってみたいと思わせる商店街。
    特に千早茜さんの「チンドン屋」が良かった。短い中に希望と哀しみのドラマがあった。

    こういう人情物は好き。読んでいてあったかい気持ちになれるし、人に優しくなりたいと思う。

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    2022年02月28日
  • 黒い結婚 白い結婚

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    可愛らしいジャケットデザインに惹かれて読みました。

    黒い結婚と白い結婚、
    それぞれ上下逆になっていて
    どちらからでも読めるのが斬新で面白い。

    『結婚』をテーマに
    様々なテイストの作品を読むことができる。

    特に印象に残っているのは
    白い結婚『いつか、二人で。』。
    ちょっと世にも奇妙な物語っぽさがありつつ
    あたたかい気持ちになる作品。

    これで終わり〜!?と思わず
    突っ込みたくなる作品もあり
    登場人物のこれからを
    勝手にイメージせずにはいられなくなる。 

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    2022年01月27日
  • 花桃実桃

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    父親の遺したアパートの花桃館に住む
    個性的な人達。
    でも一番個性的なのは大家になった主人公。
    百人一首の独特な解釈は印象的。


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    2022年01月11日
  • 彼女に関する十二章

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    50代の普通の主婦である聖子さんが主人公の話。

    聖子さんが面白い。
    出だしから「粕添瓢一に投票する男とセックスしない女達の会」に入ったボンゴに対する聖子さんの考えに笑った。
    また、一人息子が心配でしょうがない様子もどこにでもいるお母さんのようだ。この前まで「息子は女の子と付き合ったことがないにちがいない」と心配していたのに、いきなり妊娠した彼女を連れて帰ってきたら、それはそれでまた心配する。

    くすりと笑える柔らかい本でした。

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    2021年11月18日
  • さようなら、コタツ

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    部屋にまつわる短編集。裏タイトルは「へやのなか」だそう。(短いまえがきより)
    部屋に人を招くことは、相手に自分を一歩分明け渡すようなところがある。自分でも覚悟していない箇所で、自分を知られてしまうような。反対に、招くために片付けたり準備したりする自分自身の心理と向き合うと、思わぬ自分を見つけたりするのかもしれない。
    一方、部屋に招くほど、また、ともに同じ空間に住むほど親しくなったとしても、個は個である。
    そんな中、『私は彼らのやさしい声を聴く』の部屋はなんだか風通しが良い。不思議な空間。部屋はまた人でもあるのか。

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    2021年09月21日
  • 均ちゃんの失踪

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    気軽に読める小説は必要だと思う。この本もその類であり、無性に本を読みたくなった時の始まりにふさわしい作品だった。人生で1番大事なことの一つ、人間関係にまつわる縮図を見ていたようだ。人ってこんなに簡単に出会った人とその関係がなんだかんだ続くのかと思えば、長かった関係をあっさりと解消できるものなのかと認識させられた。気持ち次第とはいえ、何か大きな出来事が起こって、それを軸にしてようやく重い腰が上がって次の新しい事に進むのだなぁ、と自分のことのように作品を読んでいった。

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    2021年08月20日
  • 黒い結婚 白い結婚

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    結婚して半年経った頃に、本屋で目に止まり買った一冊。
    ふつうの結婚生活って?自分たちは大丈夫?と不安になったときに心強い一冊でした。
    いろんな人生から結婚を見つめられて面白かった。

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    2021年07月31日
  • 平成大家族

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    解説でも言っていたけども。

    人気の東京バンドワゴンシリーズにとてもよく似ている話ではあるんだけど。実際問題、こっちの方がよくあるんじゃないかな。と思わされる皮肉のような家族ストーリー。笑笑

    東京バンドワゴンは、とにかく家族が仲良しで、ずーっとみんなで一緒!みたいな話が永遠と続きそうな内容だけども。実際は平成大家族のように、みんなそれぞれ大小の不満を抱えてしか同居はできず、ある程度動きが取れるようになったら出て行くっていうのが、ホントだよなぁ。

    と。

    笑笑

    そう考えると、東京バンドワゴンは理想でこちらは現実大家族かな。笑笑

    それより、これも大概にしてなかなかない状況ではあるし、大家族

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    2021年07月18日
  • のろのろ歩け

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    ネタバレ

    中国を舞台としたカップル・夫婦・不倫(?)の男女関係に関する完結型のお話3つが詰まった一冊です。

    何かの雑誌で、「旅をする時に読む本」として紹介されていたのが気になって読みました。

    その中で、「目覚ましい発展を遂げた中国ってどんな所で、どんな文化があるのか」というプチ豆知識的な事が登場人物の会話やその行動に出てくる形になってるので読みやすかったです。

    そしてタイトルの「のろのろ歩け」って一体何なんだろう?と気になりながら読んで、これは1話目に登場する屋台のおじさんが、めまぐるしく変化していく町の中で「ぼちぼちやろう」という意味合いで言った言葉でした。


    こういうのなんか好き。

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    2021年07月03日
  • 花桃実桃

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    花桃館というアパートの大家さん茜と、個性的な住人達や彼女の家族、そして友人との甘すぎず、辛すぎない日常が切り取られた作品。読みやすくて面白かった。3.8

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    2021年06月26日
  • 本格王2020

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    結城真一郎「惨者面談」★★★☆☆
    凡そ結末の予想はついたけれど、文体が好き。

    伊吹亜門「囚われ師光」★★★☆☆
    「刀と傘」「雨と短銃」に続いて。
    この方の作品、個人的にとても好きなのだが、短編だと淡々とした印象がより強いかも。ただ母校の新島襄を出してくるところが強いな。

    中島京子「ベンジャミン」★★★☆☆
    お母さんのセリフと動物園であらかた予想はついたけれど最後まで読めた。
    アメリカの小説を読んでる印象があった。
     
    櫛木理宇「夜に落ちる」★★★☆☆
    掲示板のまとめを読んだときに感じる胸糞感があって、とりあえず私は外食しているときに隣のテーブルにこのご家庭が座ったら、脳内早食い選手権を開催

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    2021年06月17日
  • 花桃実桃

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    父・桃蔵が残したアパートの大家になった茜と、「花桃館」の住人たちとの日々がユーモアな文章で描かれてます。住人たちとの会話や茜の独特な思考がユーモラスで、面白いと言えば面白いんだけど、住人たちの奇妙さがイラっとする類のもので(人に頼って生きてる妙蓮寺パパとか、何となく無神経なハルオとか)今一つハマれなかったのが残念。

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    2021年06月06日
  • ゴースト

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    ネタバレ

    つまらないとまではいかないけど面白くはなかった。
    幽霊連作集って「幽霊」がテーマの話をまとめただけとは思わなかったです。
    人間だけじゃなくて、元学生寮やミシンなど人間以外のものも出てきて「幽霊、ゴースト」の意味が広すぎ。
    話も結末がすっきりしないのが多くて不思議さや奇妙さをあまり味わえなかった。
    この中だったら「キャンプ」が好き。
    マツモト夫人が息子2人と難民キャンプで会える日はいつだろうか。

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    2021年06月02日
  • 黒い結婚 白い結婚

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    黒い結婚編と白い結婚編が上下逆になっており 前後どちらからでも読める様になっています。

    私は白い結婚編から読み始めましたがお気に入りは瀧羽麻子さんの「シュークリーム」

    黒い結婚編では窪美澄さんの「水際の金魚」

    7編の中にはシンミリ来る物、ぶっとんだ物、リアリティー溢れる物、イヤミス要素のある物と様々で、結婚と言う共通したテーマの中にも色々な形が存在し、そのふり幅も広く飽きずに読む事が出来ました。

    結婚は墓場なのか、はたまた楽園なのか、自分自身を顧みながら興味深く読めた1冊です。

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    2021年05月20日
  • FUTON

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    ネタバレ

    田山花袋の「布団」いつだったか、もう40年くらい前に読んでると思うのだが、ほとんど記憶なし。本作はその「布団」をリスペクトして書かれた長編小説。

    現代を生きるアメリカ人日本文学研究者、寿命尽きんとしている90代老人の戦中時代、新解釈「布団のうちなおし」に出てくる本家「布団」の主人公でもある幸雄。この3人の中年男が実に情けない。その情けなさが腹立たしい。

    腹立たしい思いは、おそらく今その歳になっている俺だからこそ。自分の中に彼ら的な情けなさを飼っているのが分かるからなんやけど…。

    なんぼ自分が若いつもりでも、最近の若モンより立派な男やと勘違いしてても、実は全然大したことないって客観的に認め

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    2021年05月04日
  • さようなら、コタツ

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    「桐畑家の縁談」のウー・ミンゾンのその後が出てくるというので読んだ。鎌倉のおじさんのうちでのエピソード。
    中島さんは小説の名手だと思う。それは間違いない。絶妙な心理が描かれているのは変わらないのだけど、長編における緻密な構成とか、意外性に慣れてしまって、短編だと、どこかさらっとしすぎて物足りない。贅沢な悩み。

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    2021年03月15日
  • 桐畑家の縁談

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    ネタバレ

    あらためて中島さんは、短編の妙手であると思う。星が少ないのは、夢中、というほど湿ってなくて、カラッとしてるから。(桜木紫乃さんの後でしたから!)引き込まれる、というより、ちょっとした表現に思わず唸ってしまうことの方が多い。
    どこにでもありそうなエピソードを、あっちからこっちから目線でつなげていって、その場を演出していく。佳子は、姉の露子より先に結婚してしまうが、露子は医学生の彼と結婚する気が起きない。どちらの結婚も、決してシンデレラストーリーにはならない。それがリアルに伝わってくる。個人的には(一緒に笑うことができる)姉妹がいるって、いいなぁ〜、と思ってしまった。
    温水ゆかりさんの解説で、ウー

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    2021年02月28日