中島京子のレビュー一覧

  • 坂の中のまち

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    ネタバレ

    中島京子の本は柔らかいイメージで読みやすいけど、中身は意外に不思議な内容だったりする。
    東京の大学に進んだ真智が住むことになった祖母のお友達のしおりさん、実は本当の祖母だとわかるんだけど昔の作家とか出て来て楽しかった。

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    2025年06月15日
  • いつか、アジアの街角で

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    想像とは違い不思議なお話が多かったけど、
    桜庭一樹さんの「月下老人」
    島本理生さんの「停止する春」
    大島真寿美さんの「チャーチャンテン」
    が好みでした。

    「月下老人」は続きが気になる。

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    2025年06月08日
  • 妻が椎茸だったころ

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    不思議な世界観の短編集。
    ホラー?から文学的作品まで味わえます。

    タイトルに惹かれて手に取りました。
    このタイトル気になりすぎる(笑)
    表題作はちょっと文学的というか、『世にも奇妙な物語』の感動パートに最適。
    表題になった作品以外に、ちょっとゾッとするもあって、レパートリーもあって読みやすい。

    「ちいかわコラボ」で、しおりや応募券が欲しい!けど冊数足りないな〜と思ってる人にオススメです。

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    2025年06月01日
  • うらはぐさ風土記

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    ネタバレ

    風土記っていうよりか、花木やら野菜やらを通じた歳時記という感じ。胡瓜に山椒に柿に梅、秋葉原さんちの屋上にはゴーヤ、トマト、ナス、オクラ、枝豆も生る。そんな東京郊外にUターンして郷愁にひたる沙希だけど、地域の再開発計画を知る。老朽化した建物が並び、賑わいを失った商店街でも、様変わりとなると湧き上がるノスタルジア。かといって住みやすさを失ったまちに未来はなく、まして防災面を問われると抵抗できないか。巻末は駆け足のまとめになったけど、これだけ前向きに悩む人たちがいれば「いいもんにあれする」ことになるのでしょう。

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    2025年05月26日
  • 坂の中のまち

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    ふたつ目に『よしんば』が出てきて以前読んだことある『いつか、アジアの街角で』の中の話の前後のつながりがわかった。

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    2025年05月25日
  • 坂の中のまち

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    名作小説の登場人物たちと、かわいい本だったな。こういうシリーズもっと色々な本で読んでみたい
    エピローグがとても短いのに見たいところ全部ぎゅっとされていて美しかった

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    2025年05月22日
  • 坂の中のまち

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    大学進学と共に上京してきた坂中真智は、祖母の友人の家に下宿することになる。小日向台にあるその家に住む志桜里さんは東京の坂について詳しい人だった。
    坂の中の家に住み大学生活を送る真智と友人や志桜里さんとのやや風変わりな日々を描いた作品。
    最初の友人が古風な話し方をする、あだ名が「よしんば」だったり、祖母の友人と聞かされていた志桜里さんが実は本当の(生物学的)祖母だったり、知り合った男子学生が昭和の文豪が好きで、作品に出てくる場所を歩いて散策するのが好きな「オタク」だったりと登場人物が面白い。
    東京の坂道や文豪達の作品について詳しく描かれていてその紹介としても読める。

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    2025年05月20日
  • 坂の中のまち

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    ネタバレ

    幽霊部員が幽霊じゃなかった!よしんばちゃんが自分でそう呼べって言うのがかわいい。主人公の名前は読後に他の方のレビューを読んで気づいた。まんまじゃないか!

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    2025年05月18日
  • 妻が椎茸だったころ

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    ゾクっとする話と、不思議な話と、ほわっとあったかい椎茸の話の短編集。
    ネペンテスの話がなんだかよくわからなかった‪なぁ( ⍨ )‬

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    2025年05月14日
  • 坂の中のまち

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    読み終わったあと、深夜にも関わらず
    文京区の地図を開き見入ってしまいました。
    本郷〜茗荷谷辺りをお散歩していると
    ひょっこりと文学碑に出くわし、
    名作縁の地を歩いていることに喜びを感じたりすることが良くある。
    そして、この辺りは本当に坂が多い。
    うっかり転げ落ちてしまうのではないかと
    躊躇してしまうような急な坂があちこちに出没するのです。

    「日本文学」と「坂」この何故か切っても切れないような二つの言葉が
    物語の中へ誘います。
    古さと新しさが同居する文京区の街で、
    過去と現在を行ったり来たりするような物語。
    不思議なことが起きても、さもありなん
    ・・・だと思うのです。

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    2025年05月06日
  • 坂の中のまち

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    面白かった!文豪と坂の関係が面白くて、東京の古地図を購入してしまった。
    「うらはぐさ風土記」に似た、初老の女の人と女子大生が出てくる。友人も似たタイプだったりして。
    この話の主人公の恋愛がめっちゃよかった。文学好青年との淡々とした恋愛模様が氷室冴子のクララ白書みたいで。

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    2025年05月04日
  • オリーブの実るころ

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    前半は人間の愚かなところ嫌なところを突いてくる少し重いテーマだったけど、中島さんの柔らかい文章とか雰囲気でどこかふんわりとした不思議な感じで面白かった〜
    春成とファンさんみたいな変わってるけど、自分の念があって無意識に関わる相手を安心させて楽しませる人って素敵。

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    2025年04月30日
  • 長いお別れ

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    認知症を抱える家族。老々介護。月日とともに増えていく負担。他人事とは思えない内容でうなずく場面が多々あって。目を背けたくなるような現実と向き合わざるを得ない日常に、家族とは介護とは尊厳とはと、改めて考えながらの読書だった。出来る範囲でやれることをやるしかないのだろうが、その線引きが各人で違うこともまた難しいことなのだろう。しみじみと考えることが多かった。

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    2025年04月30日
  • 坂の中のまち

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     気になっていた本、茗荷谷って丸ノ内線乗ってる時に後楽園と池袋の間にある駅でしょってぼんやりとしたイメージしかなかったけど、小日向という土地とさまざまな坂に愛があって、ついには茗荷谷駅で降りてしまいました。聖地巡礼です。といっても、茗荷谷駅から坂を歩いていたら江戸川橋駅に辿り着いてしまったんですが……(小日向台を突っ切りました)。実際に歩いてみると、いかに坂が急で台地であるかを身をもって知るだけでなく「ああそういうことか」とさらにイメージがわいて良かったです(ただ、だいぶ疲れました)。
     D坂は再読して「いやそんな」思ったし、最後の方の夏目漱石の「こころ」とリンクには、個人的には感じ入るものが

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    2025年04月29日
  • 坂の中のまち

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    東京・小日向を舞台に、女子大生の真智が祖母の友人・志桜里さん宅にいそう東京・小日向を舞台に、女子大生の真智が祖母の友人・志桜里さん宅に居候することから始まった日々を緩やかにユーモラスに、時に不可思議に描く。

    志桜里さんの、真智に対して付かず離れずといったスタンスが心地良い。一方で小日向愛は激しい。

    江戸川乱歩「D坂の殺人事件」
    遠藤周作「沈黙」
    安部公房「鞄」
    夏目漱石「こころ」

    他にもいくつもの文学作品が登場する。
    東京は都会だけに舞台にした作品も多い。
    そして意外と坂の町でもあるのだなと思う。

    真智が出会った人々は幻なのが現実なのか、夢なのか幽霊なのか。
    振り回されている人が現実と

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    2025年04月23日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    人気作家さん達でこんぺいとう商店街のお店の様子を描いた本。
    あずかりやさんはこれがきっかけだったのかな?
    久しぶりに読んでこんな始まりだったなあと懐かしかった。
    おにぎり屋さん美味しそうだったな。

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    2025年04月19日
  • 長いお別れ

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    読みながら、認知症だった祖父を思い出した。
    祖母もまた、妻の曜子のように献身的に介護につとめていた。
    東家族の日常と
    自分の記憶を重ねて読んで
    そうそう家族のあたたかさって、こういうことだよなと改めて感じ、
    やわらかな気持ちになった。

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    2025年04月15日
  • 坂の中のまち

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    ネタバレ

    【収録作品】フェノロサの妻/隣に座るという運命について/月下氷人/切支丹屋敷から出た骨/シスターフッドと鼠坂/坂の中の町/エピローグ

    坂中真智は、大学入学を機に上京し、亡き祖母・澄江の親友、久世志桜里が営む下宿屋に住むことになる。

    ガールミーツ幽霊譚とあったので、もっとファンタジー寄りのものを想像していたが、違った。
    ひょいとさまざまな文芸作品の名が出てくるので、再読したくなる。
    現実とリンクしていてコロナ禍の状況にも触れられている。その後はさらりと。

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    2025年04月07日
  • さようなら、コタツ

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    短編集。

    抱いていたイメージと違った。

    表題作「さようなら、コタツ」は良かったが、その他はそこそこ。

    可もなく不可もなく。

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    2025年04月06日
  • 長いお別れ

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     ゆっくり失っていくのと突然失うのとではどちらのがつらいんだろう。
     死はどうしてこうも理不尽な気がしてしまうのだろうか。

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    2025年04月03日