中島京子のレビュー一覧

  • ゴースト

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    ⁡魂の執念や記憶、想い、⁡
    ⁡ありとあらゆる角度からゴーストを書いた作品です。⁡⁡
    ⁡人を脅かしたり、怨んだりと、⁡幽霊=怖⁡い⁡
    ⁡というイメージですがこの本の幽霊は全くそんなことは無く、⁡
    ⁡なんだか少し寂しいものなんだなと思ってしまいました。⁡

    ⁡⁡語れない魂達の生きた記憶、少し覗いてみませんか…?⁡
    ⁡⁡
    ⁡ホラー作品ではありませんので、⁡
    ⁡気になる方は是非読んでみてください。

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    2024年02月05日
  • 樽とタタン(新潮文庫)

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    小学生目線で語られるから、人にあだ名をつけたり
    (歌舞伎役者なのにトミーとか笑)
    おもしろいなあ、かわいいなあと思いながら読んでいた。
    子供ならではの記憶の思い出し方もたどたどしくて良い。

    子供って、日常の普通が考えようによっては
    特別になるなあと思って読んでいた。

    私の小さい時の記憶も、今思い出せば特別になるんだろうな。

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    2024年01月07日
  • 樽とタタン(新潮文庫)

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     2024年の最初に手にした一冊は、中島京子さんの「樽とタタン」でした。中島さんの作品は初めて読みました。偶然にも私と同い歳で、2010年には「小さいおうち」で第143回の直木賞を受賞しています。
     「樽とタタン」は本屋さんに置いてある小冊子「新潮文庫の100冊」で紹介されていたのがきっかけで読んでみようと思いました。
     小さい頃の想い出はなぜかたくさんありますよね?初めて見たり聞いたり、体験したりで、出来事のインパクトが大きいから記憶に残っているのかな?
     私には3歳上の姉と、6歳下の弟がいて、今でもたまにグループLINEで小さかった頃の思い出に花が咲くことがありますが、考えてみたら弟が物心

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    2024年01月05日
  • 桐畑家の縁談

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    ネタバレ

    素敵な本と出会ってしまった。
    淡々と進んでいくなかで、心に響く言葉がポロポロと落ちている。それを拾うのが、私だけの宝物を見つけているようでした。

    『主人公というのは「すじ」や「セリフ」を設定してくれる優秀な作者あったこそ存在するのだ。ブレーンもなしに実人生に投げ出され、前にも後にも進まなくなっているなんて、ああなんてやっかいなんだろう。』

    「人生は自分が主人公」という概念があるなか、目からウロコの言葉でした。

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    2023年12月20日
  • 妻が椎茸だったころ

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     本屋で表紙を見てからずっと気になっていた作品です。タイトルからは話の内容が想像できなくていつか読んでみたいなと思っていました。

     構成は短編集でそれぞれの話につながりはありません。タイトルにもなっている「妻が椎茸だったころ」というのは、そのうちの一つのお話です。

     内容は細かいところはネタバレになるので、詳細は書きません。全話を通してどことなく掴みどころのない、不思議な空気感が漂っています。読み終わってもスッキリするというわけではありません。あの場面はこういうことだったのかと想像を膨らまるのが楽しみ方なのかと思います。
     
     ホラーチックであり、ファンタジーっぽさもあり、はたまた過激なシ

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    2023年12月15日
  • 鎌倉の名建築をめぐる旅

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    《価値観が出来上がっている》
    「鎌倉建築」というもはや文化と呼べる建築を写真付きで紹介した本。鎌倉独特の風土に心安らげる一冊。写真もセンス良い。

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    2023年12月07日
  • さようなら、コタツ

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    とても面白かった。
    部屋に住む人たちの色んな出来事や心の内がとても面白かった。
    お気に入りは「ハッピーアニバーサリー」「さようならこたつ」「八十畳」「私は彼らのやさしい声を聞く」

    やっぱりこの人の小説好きです。

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    2023年11月26日
  • 彼女に関する十二章

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    暫く読書断ちしていたから、久しぶりに手に取った一冊。
    中島さんの本は「ムーンライトイン」以来だけどまたまた面白かったなぁ。
    表面だけ眺めると、”中年女性に訪れた小さなロマンス”という風体だけど、読み進めていくと根底には、なんでもない人間の生と、多分その先にある死への愛おしさが満ちていることに思い及ぶ。
    この方の文章は、いつもなにか不思議な温かさと同時に、まるで倍音のような余韻を感じてしまう。
    あと、伊藤整さんの「女性に関する十二章」を読んでみたくなりました。

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    2023年11月04日
  • 黒い結婚 白い結婚

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    ネタバレ

    様々な作家による「結婚」についてのお話。
    白い結婚側は素敵な結婚で、黒い結婚は不幸な結婚だった。
    特に黒い結婚の方で、似た話があってゾッとした。入り口は気づかないところにあるもんだ。
    白い結婚の方の初恋のバンドマンの話はこんなカップルもありだよなと思わせてくれる、幸せなお話だった、

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    2023年10月24日
  • 樽とタタン(新潮文庫)

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    子どもの頃の記憶というのは、曖昧で、非合理的で、感情的で、妙に物語性があって、そのくせ部分的にはすごく具体的で、やたら現実的な思考の記憶が残っていたりして、自分自身のことなのに、不思議な魅力がありますよね。そういう魅力を小説という形で上手に切り取っているのが本作品の特徴です。短編集ですが、中でも「ぱっと消えてぴっと入る」「さもなきゃ死ぬかどっちか」は秀逸。たまに読み返してみたくなる作品ですね。

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    2023年08月31日
  • 樽とタタン(新潮文庫)

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    小学生の女の子タタンの目を通して描かれた物語。
    10人くらいの登場人物たちが、タタンが放課後預けられている喫茶店にやってくる。
    いつもいる人といるし短期間で姿を消す人もいる。

    タタンは小学生の頃の著者であり、登場人物たちとの交流は現実と虚構が入り交じったような話しだが、タタンの記憶にはしっかりと残っている。

    小さな頃の記憶を大人になって周囲の人たちに話してみると、意外と自分の認識とズレている事があったりするのですが、そんな日常の思い出が書かれていました。

    コーヒー豆が入っていた樽の側面が円くくりぬいてあって中に入ることができた、そこがタタンの喫茶店でのお気に入りの場所でした。

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    2023年07月02日
  • 本格王2020

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    1結城さん 
    『真相をお話しします』と言う本を購入
    こちらの本と同じ内容でした。
    小説はとても面白いですが、別の小説かと期待した。

    2東川さん
    個人の感想です。
    内容が細かく、その細かい内容は必要なのか?
    っと、退屈になる。

    3伊吹さん
    個人の感想です。
    時代モノなので面白いかとおもったが、
    私には合わない

    4福田さん
    初めて読む作家さんでした。
    とても面白い。次が気になりました。
    別の本も読んでみたいです。

    5中島さん
    初めて読む作家さんでした。
    とても面白い。次が気になりました。
    別の本も読んでみたいです。

    6くしきさん
    初めて読む作家さんでした。
    とても面白い。次が気になりまし

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    2023年06月26日
  • 小日向でお茶を

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    著者があとがきで書いてあるように、ご飯とからだのメンテナンスの話が中心の本。さすがの文の上手さで、ご飯の描写はどれも美味しそうだし、からだの不調についてもこんなに的確に表現出来たらいいのにと思いながらあっという間に読み終えました。

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    2023年06月25日
  • 夢見る帝国図書館

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    ネタバレ

    心温まる、やさしいお話。
    ところどころ、劇中劇ならぬ、小説中小説が入る形式で物語が進んでいく。
    自由に生きているように見えた喜和子さんには、実は不自由に縛られた過去があった、とか。まぁ時代的にあの時代の女性は多かれ少なかれそうだった、とは思うけど。そう思うと私は随分自由で恵まれた時代に生きているんだなぁ、と。
    そういえば、私は樋口一葉とか吉屋信子とかあんまり読んでこなかったのよね。。。このあたりの読書経験がもっとあれば、また読後感も違ったかも?

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    2023年06月11日
  • ワンダーランドに卒業はない

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    中島京子が選ぶ子どもの本。18冊。
    子どもの頃に読んだ時と現在で感じることの差なども興味深い。
    「トムは真夜中の庭で」を読んでなかったのでさっそく読まないとと思った次第。

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    2023年06月08日
  • 小日向でお茶を

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    「小さいおうち」の著者、中島京子さんのエッセイ集です。2018年10月から2022年9月までの4年間のエッセイが収録されています。
    体調や旅行のことなど参考になりました。
    エッセイに出てきたバランスボールやフォームローラーを買ってしまいました。

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    2023年05月23日
  • 妻が椎茸だったころ

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    「リズ・イェセンスカのゆるされざる新鮮な出会い」の最後のオチがよかった!「妻が椎茸だったころ」は心が温まった。
    著者の他の作品を読んでみたい。

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    2023年05月05日
  • ワンダーランドに卒業はない

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    ネタバレ

    あの、中島さんによる、児童文学エッセイ。幼い頃から、こんなにも児童文学に親しんでいたなんて、羨ましい。しかもお姉さんという、価値を共有できる人までいて。

    私が児童文学を読み始めたのは、大半が、20歳をすぎてからだ。私にとっての最初の児童文学は、小学4年生の時母から与えられた『くまのプーさん』で、金色のシールがついていたので良い本だろうと思ったとのこと。プーさんはすぐに私の友達になった。同じく銀のシールがついていたという理由で、宮沢賢治も与えられたが、この時はさっぱり興味を持てなかった。天才詩人の卓越した感性に、スカスカの脳みそな小学4年生の私はとてもじゃないがついていけなかった。父からは子供

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    2023年03月02日
  • 彼女に関する十二章

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    ネタバレ

    聖子さんの脳内独白が面白くて声に出して笑ってしまった。上品な面白さで聖子さんの綺麗事ばかりでは無い人間味溢れる聖子さんに惹かれる。

    「相手はまだ気づいていない、見る側にとって有利な条件のもとで、聖子は心置きなくこの三十一歳の青年の姿を眺めた。」

    日常で取りこぼしがちなシーンを切り取るのが凄くお上手です。

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    2023年01月27日
  • ワンダーランドに卒業はない

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    取り上げられた児童文学は、18作品。あまりにポピュラーな作品ばかりだけど、短くまとめられた書評は、独自の視点で書かれてあり、共感しきりである。なぜ、銀河鉄道を読むのが怖かったのか。あしながおじさんと結婚して幸せになりました、のエンディングが物足りないのはなぜか?大人になってしまったウェンディの哀しみとは?これを読んで、この中の作品を読み返してしまったのは、私だけではないかも。

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    2022年12月08日