中島京子のレビュー一覧
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とある気難しいマスターがやっている喫茶店に置かれた、側面に穴を開けられた赤い樽。そこに入り浸るようになった少女の視点で、常連や現れた客との交流から世界を見ていく物語。
ジャケ買い。中島京子や川上弘美は好きなんだけど、だめな人はダメだし、自分でもはまらないときはいつまでも入り込めなくて困るのだが、本作は1本目でつまずいた以外は問題なく楽しめた。
常連の老作家に、樽に入った少女という意味で「タタン」と命名され、人と交流は避けているが、他人の言い間違いなどは直さなければ気がすまない少女。非常にアクの強い常連客に、さらに輪をかけてアクの強い客という、短編もで十分楽しめる内容だろう。
基本的には「 -
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大人の夢物語のような日々と徐々にあらわになってゆくそれぞれの現実。
都心から少し離れたある所に暖炉のある元ペンション〝ムーンライト・イン〟がありました。
そこで暮らすのは車椅子のかおるさん、介護士の塔子さん、看護士のマリー・ジョイとペンションオーナーの虹さん。
彼らは自分の役割をこなしながら、互いを気遣いながらも必要以上に干渉することなく、細々と日々を過ごしている。
「ああ、なんかいいなぁ…。」
と人生も半世紀過ぎて終末へと近づいている私としては素直にそう思う笑
そんな平和な日々を脅かすかもしれない青年(拓海としてはとばっちり)が加わった頃にムーンライト・インに転機が訪れる。
お気楽そうに見 -
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2024年の最初に手にした一冊は、中島京子さんの「樽とタタン」でした。中島さんの作品は初めて読みました。偶然にも私と同い歳で、2010年には「小さいおうち」で第143回の直木賞を受賞しています。
「樽とタタン」は本屋さんに置いてある小冊子「新潮文庫の100冊」で紹介されていたのがきっかけで読んでみようと思いました。
小さい頃の想い出はなぜかたくさんありますよね?初めて見たり聞いたり、体験したりで、出来事のインパクトが大きいから記憶に残っているのかな?
私には3歳上の姉と、6歳下の弟がいて、今でもたまにグループLINEで小さかった頃の思い出に花が咲くことがありますが、考えてみたら弟が物心 -
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本屋で表紙を見てからずっと気になっていた作品です。タイトルからは話の内容が想像できなくていつか読んでみたいなと思っていました。
構成は短編集でそれぞれの話につながりはありません。タイトルにもなっている「妻が椎茸だったころ」というのは、そのうちの一つのお話です。
内容は細かいところはネタバレになるので、詳細は書きません。全話を通してどことなく掴みどころのない、不思議な空気感が漂っています。読み終わってもスッキリするというわけではありません。あの場面はこういうことだったのかと想像を膨らまるのが楽しみ方なのかと思います。
ホラーチックであり、ファンタジーっぽさもあり、はたまた過激なシ -
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小学生の女の子タタンの目を通して描かれた物語。
10人くらいの登場人物たちが、タタンが放課後預けられている喫茶店にやってくる。
いつもいる人といるし短期間で姿を消す人もいる。
タタンは小学生の頃の著者であり、登場人物たちとの交流は現実と虚構が入り交じったような話しだが、タタンの記憶にはしっかりと残っている。
小さな頃の記憶を大人になって周囲の人たちに話してみると、意外と自分の認識とズレている事があったりするのですが、そんな日常の思い出が書かれていました。
コーヒー豆が入っていた樽の側面が円くくりぬいてあって中に入ることができた、そこがタタンの喫茶店でのお気に入りの場所でした。 -
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1結城さん
『真相をお話しします』と言う本を購入
こちらの本と同じ内容でした。
小説はとても面白いですが、別の小説かと期待した。
2東川さん
個人の感想です。
内容が細かく、その細かい内容は必要なのか?
っと、退屈になる。
3伊吹さん
個人の感想です。
時代モノなので面白いかとおもったが、
私には合わない
4福田さん
初めて読む作家さんでした。
とても面白い。次が気になりました。
別の本も読んでみたいです。
5中島さん
初めて読む作家さんでした。
とても面白い。次が気になりました。
別の本も読んでみたいです。
6くしきさん
初めて読む作家さんでした。
とても面白い。次が気になりまし