中島京子のレビュー一覧
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1結城さん
『真相をお話しします』と言う本を購入
こちらの本と同じ内容でした。
小説はとても面白いですが、別の小説かと期待した。
2東川さん
個人の感想です。
内容が細かく、その細かい内容は必要なのか?
っと、退屈になる。
3伊吹さん
個人の感想です。
時代モノなので面白いかとおもったが、
私には合わない
4福田さん
初めて読む作家さんでした。
とても面白い。次が気になりました。
別の本も読んでみたいです。
5中島さん
初めて読む作家さんでした。
とても面白い。次が気になりました。
別の本も読んでみたいです。
6くしきさん
初めて読む作家さんでした。
とても面白い。次が気になりました。
別の本も読んでみたいです。
7大山さん
初めて読む作家さんでした。
とても面白い。次が気になりました。
別の本も読んでみたいです。 -
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ネタバレあの、中島さんによる、児童文学エッセイ。幼い頃から、こんなにも児童文学に親しんでいたなんて、羨ましい。しかもお姉さんという、価値を共有できる人までいて。
私が児童文学を読み始めたのは、大半が、20歳をすぎてからだ。私にとっての最初の児童文学は、小学4年生の時母から与えられた『くまのプーさん』で、金色のシールがついていたので良い本だろうと思ったとのこと。プーさんはすぐに私の友達になった。同じく銀のシールがついていたという理由で、宮沢賢治も与えられたが、この時はさっぱり興味を持てなかった。天才詩人の卓越した感性に、スカスカの脳みそな小学4年生の私はとてもじゃないがついていけなかった。父からは子供の頃の愛読書だったという岩波文庫の『ロビンソンクルーソー』(本書には紹介されていない)をプレゼントされた。こちらは、かなり夢中で読めた。『宝島』も、この頃読めていたらどんなに良かっただろうと思う。出会うタイミングというのはとても大事だ。このエッセイを読みながら、私もたくさんの物語を思い出して、その頃の自分に思いを馳せた。
もちろん、中島さんはもっとたくさんの児童文学を読んでいる。ここに収められたのは、「子供の時間を思い出しただけではなく、大人になったいま、書いてみようと思わせた18作」にすぎない。
読んでみたけれど、さほど面白くなかったものもあったそうだが、それでもまだたくさんの「書いてみようと思わせた」物語があるに違いない。あの物語についても、この物語についても、中島さんの話を聞きたかった、と思う本がたくさんある。ワンダーランドについて語り合える大人は、周りにそういない。
コロナ禍で家にばかりいた頃に、色々な本を読み返したことがこの本のきっかけらしいので、これからは多忙になり難しいかもしれないが、ぜひさらに18作追加して、もう一冊作って欲しい。熱望。 -
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伊勢物語、きちんと読むの初めて。
川上弘美さんの日本語は美しいな。
和歌の訳がそこはかとなく典雅だ。
物語絵でよく出てくる有名な九段の八橋、宇津山だけにあらず。
しかし業平はすごいね、さすが歴史に名を残すプレイボーイ…
三十段の、歌を「逢うのは 一瞬 恨みは 永遠」て訳すのはしびれる。伊勢物語もすてきだけど川上弘美さんもすてき。
最後125段
「生きるとは
なんと
驚きに満ちたことだったか」
ってところなんて、めっちゃすてきじゃないですか
もりみーの竹取物語もすごく面白い。
もちろん元の話自体が面白いけど、彼の訳がなんともシュールで人間臭くて好きだ。
しかしなんておもしろい話なんだろうなぁ、古事記とかも面白くてユーモアあふれてるけど、竹取物語のファンタジーたまらん。昔の人すごい。 -
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姉の露子と、妹の佳子。
佳子が台湾人青年と結婚する事になり、その時期をめぐる露子と佳子の散文的な日々の記録。
「結婚」がテーマであるようであり、実際にはあまりそれにはこだわっていない本だ。
個人的に、露子の過去の恋愛(カメラマンの竹内)について心が傷んだ。女性の中には、こういう経験、つまり、恋愛において、相手からの愛情を得ることができずに苦しんだ経験を持つ人はきっと多いと思う。私にも心当たりがある。
相手が竹内のように悪い男でなくても、そういう経験、依存心は、思いの外長期にわたって自分の心をを苦しめるものだ。
露子が大事にして、誰にも見せないでいたクロッキー。
それを中華食堂の中で、みんなで見て褒めてくれるウー・ミンゾンとその仲間。
露子にとって彼は、外国人を通り越して異星人のような存在。だからこそさらけ出せたのだろうか。
佳子がウー・ミンゾンと結婚を決めたことについて、佳子にとってウー・ミンゾンと出会う前の世界には、特に未練を残すようなものはなかったのだろう、という表現にも、はっとさせられた。
現代にあっても、女性にとって人生の一大決断と言うのは、「結婚」「出産」であったりすることがまだまだ多い。
私も、出産前と後では、人生や取り巻く環境が大きく変わった。変わってしまった。
夜遅くまで働くこと、週に何度も飲み会に参加すること、友人同士で旅行をすること。それらについて、楽しかった思い出も、もちろんある。でも、それらは私に出産を思いとどまらせる力はなかったし、それらに未練を残したり、それを諦めたくないと思えるようなものではなかった。
ウー・ミンゾンと結婚することは駆け落ちではないし、結婚によって佳子がそれまでの人生を捨てるのとは違う。それまでの人生の地続きの中に存在する出来事だ。そうであっても、きっとこの結婚によって、少なからず佳子の人生には変化を生じる。なんとなく読んでいてそれが分かるから、最後の蕁麻疹?も含めて、露子も私も、淡々としている様子の佳子を愛しいと思うんだろう。
この本には、自分の人生と照らし合わせて、それで忘れていたことを思い出してはっとするような、そんな文章が満載だった。
結婚にかぎらず、女の人生、生き方。
外国人との交流に関するところも、面白くてクスッと笑えた。
何気なく手に取った本だったけど、思いがけず良い本だった。 -
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ネタバレ部屋にまつわる7つの短編小説。作者曰くサブタイトルは「へやのなか」
ちょっとクセのある登場人物たちが、それぞれの部屋で過ごす日常を切り取ったごく普通の描写がすごく面白い。「クセのある」と書いたが、プライヴァシーの最たる場所たる我が家のそれも部屋の中であれば、誰だってクセはあるものなんだろう。テレビで帰宅する人の家についていく企画があるが、それだけで人間ドラマが撮影できるくらいに、人が住む部屋には住む人の数だけドラマがあるわけだ。
そのドラマをきちんと切り取って(フィクションだから構成して…か)短編小説にするのが小説家の腕なんだが、中島京子はその腕があるんで、読者としても安心して部屋の中のドラマを楽しめる。
表題作はじめ、どの作品にもとんでもない大事件は起きず、日常の淡々とした光景が優しく若干のシニカルとユーモアをまぶして仕上げた美味しい作品になっている。この本、後からジワジワ効いてきそうである。 -
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ポップな表紙が印象的な短編集。
1篇ごとに世界もがらりと変わる。
表紙のように、とてもカラフル。
が、共通するのは、どの作風も一風変わった人や設定があることだろうか。
小石川植物園で鰐を探し続けるヒロインも不思議だが、そこで彼女が出会うのは「銀杏の精」を演じ続ける中年男性。
放課後にだけ現れ、一部の人にしか見えない「ゴセイト」。
結婚前にした鼻の整形後のメンテナンスができず、鼻の話題に極端に過敏になっている女性。
彼女の夫はこともあろうに、ゴーゴリの「鼻」を生物学的に考証しようと、「鼻行類」などの話を滔々とする。
シュールな中に、独特なユーモアが感じられる。
シュールな作品に耐性(失礼!)がない人には、ちとつらいかも。