【感想・ネタバレ】パスティス ──大人のアリスと三月兎のお茶会のレビュー

あらすじ

太宰、漱石、鴎外、賢治、芥川から、ドイル、アンデルセン、ケストナー、ベケットまで。古今東西の名作をもとに編み上げられた16のパスティーシュ小説集。禁酒時代にアブサンの代用酒として作られたパスティスが、以後もずっと人々の口を愉しませ、酔いを誘ってきたように、オリジナル作品を知らなくても、知っていればなお一層、小説の醍醐味を存分に楽しめる珠玉の作品集。

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Posted by ブクログ

面白かったです。
先行作品の模倣やパロディや珍解釈がごたまぜになった作品たち、、
先行作品を知らなくても楽しめました。
「夢一夜」「親指ひめ」は原作を知っていて好きだったもの。親指ひめ、うう…現実世界の厳しさをひしひしと感じました。
宮沢賢治の幻想文学は時々?怖いのがあるな…と思っていたので「毒蛾」を読みたくなりました。
「国際動物作家会議」も好きです。こんな会議楽しそう。
「ゴドーを待たっしゃれ」…「ゴドーを待ちながら」の坪内逍遙訳…癖が強すぎて面白かったです。「あいヤ、ウラヂミル、おつむを使はっしゃい」

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2020年01月23日

Posted by ブクログ

パスティス(パスティーシュ)短編集。
古今東西多種多様のジャンルから、よくぞここまでという驚異的で破壊力のある発想力。
森鴎外かよ、武蔵かよ、ホームズかよ、
ひと作品ごとに酒の席で数人と読んで、好き勝手言い合いたい。

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2019年06月07日

Posted by ブクログ

元の小説を知らないため、楽しみは少なくて残念です。それでも充分面白かったです。本当に酔っているかのような気分になりました。

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2025年02月26日

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