中島京子のレビュー一覧
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東京都心にありながら未だ昔の風情が漂う町、うらはぐさ地区。
30年ぶりにアメリカから帰国し、古きよき時代の人情が残るこのうらはぐさの古家で、ひとり暮らしをはじめた熟年女性の日々を描くヒューマンドラマ。
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玄関脇の50㌢四方ほどの土の部分から、蔓性の植物が伸びているのに気がついた。河童の手のひらのような葉を広げ、黄色いつぼみもつけている。
伯父が植えたものか尋ねると、従兄の博満は即座に否定した。伯父は認知症が進み、2年前から施設に入っているからだ。
私の伯父は博満にとっては祖父に当たる。その伯父が住まなくなった家の管理に困っていた博満は、30年ぶりにアメリカから -
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旅の途中、夜の高原の駅でいきなり雨に会った栗田拓海。
暴風雨の中、たどり着いた元ペンションには、年齢も国籍も違う謎めいた4人の男女が住んでいた。
語り手を変えながら、「ムーンライト・イン」に住む人たちの関係と、それぞれの過去が少しずつ明かされていきます。
ユーモアがたっぷり含まれていて、中島京子さんの描き方が本当に上手いんです。
ミステリーを読んでいるみたいに、物語にどんどん引きずりこまれていきます。
彼女たちは何から逃げて、ここで暮らしているのだろうか。
ここではお互いに助け合い、詮索もされず、夢みたいな生活ができる。
だけどどんなに深い事情があっても、いつまでもここにいるわけにはいかな -
Posted by ブクログ
夜逃げ おどろおどろしい出だしの街並みにLNNと書かれた表札のムーンライト いやあ引き込まれた。どんな方向に向かって終わりを迎えるか、そして塔子さんの息子に対する愛情以外に今後の身の振り方も書いてないし しょーもない息子にしょーもない嫁に登場するタイミングが酷くて金の管理迄していて自分の都合で帰るのに同居を偉そうに言うとか、3人で帰る場面も驚きました。栗田の告白する遅さと焦ったさ、マリーの父親と同じ事をしている栗田、その後が書かれていない意味はあるんだろうね、色々想像してしまう。途中のそれぞれの不安な気持ちとか一年にもならないシェアハウスとか、決して全員上手く行かない方向幕で、ずーっとローテー
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Posted by ブクログ
直木賞作家の中島京子さんが書く児童書入門のエッセイ。素晴らしくてするする読めて、ここから児童書を読む日々が始まったくらい。
プーさんも読んだことがなかった。どこがおもしろいのか、どんな部分がステキなのか、中島さんはどう感じたのか、そこがすごく伝わってきてワクワクしながら読んだ。
ナルニア国物語も不思議の国のアリスも読み直してみると素晴らしい。(中島さんが紹介してくれた鏡の国のアリスはなかなか難しいが)
それは子どもの時とは違い、人生経験がふえて、頭の中の映像を鮮明にすることができるようになったからだと思う。
ぜひ入門書として、ここから児童書沼にお入りください。僕はもうどっぷりつかっています。