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Posted by ブクログ 2024年02月24日
あったかい...
また好きな本が増えてしまった
この作品も含め、「ほんとっぽい」小説に出会うたびに、これ実話なのかな?と気になるのだけど、小説家にそれを聞いてはならないらしい。
確かにそうだ、と納得した。
小説家はそれが楽しくて書いてるんだろうな。
真実はこれを書いた私にしか分からない。
こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月07日
とある気難しいマスターがやっている喫茶店に置かれた、側面に穴を開けられた赤い樽。そこに入り浸るようになった少女の視点で、常連や現れた客との交流から世界を見ていく物語。
ジャケ買い。中島京子や川上弘美は好きなんだけど、だめな人はダメだし、自分でもはまらないときはいつまでも入り込めなくて困るのだが、本...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月07日
小学生目線で語られるから、人にあだ名をつけたり
(歌舞伎役者なのにトミーとか笑)
おもしろいなあ、かわいいなあと思いながら読んでいた。
子供ならではの記憶の思い出し方もたどたどしくて良い。
子供って、日常の普通が考えようによっては
特別になるなあと思って読んでいた。
私の小さい時の記憶も、今思い...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月05日
2024年の最初に手にした一冊は、中島京子さんの「樽とタタン」でした。中島さんの作品は初めて読みました。偶然にも私と同い歳で、2010年には「小さいおうち」で第143回の直木賞を受賞しています。
「樽とタタン」は本屋さんに置いてある小冊子「新潮文庫の100冊」で紹介されていたのがきっかけで読んで...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月31日
子どもの頃の記憶というのは、曖昧で、非合理的で、感情的で、妙に物語性があって、そのくせ部分的にはすごく具体的で、やたら現実的な思考の記憶が残っていたりして、自分自身のことなのに、不思議な魅力がありますよね。そういう魅力を小説という形で上手に切り取っているのが本作品の特徴です。短編集ですが、中でも「ぱ...続きを読む
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