うらはぐさ風土記

うらはぐさ風土記

1,870円 (税込)

9pt

30年ぶりにアメリカから帰国し、武蔵野の一角・うらはぐさ地区の伯父の家にひとり住むことになった大学教員の沙希。
そこで出会ったのは、伯父の友人で庭仕事に詳しい秋葉原さんをはじめとする、一風変わった多様な人々だった。
コロナ下で紡がれる人と人とのゆるやかなつながり、町なかの四季やおいしいごはんを瑞々しく描く物語。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

うらはぐさ風土記 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    (紹介文より)
    30年ぶりにアメリカから帰国し、武蔵野の一角・うらはぐさ地区の伯父の家にひとり住むことになった大学教員の沙希。そこで出会ったのは、伯父の友人で庭仕事に詳しい秋葉原さんをはじめとする、一風変わった多様な人々だった。
    コロナ下で紡がれる人と人とのゆるやかなつながり、町なかの四季やおいしい

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    アメリカ人の夫の浮気をきっかけに八年半の結婚生活を終えて日本に帰ってきたサキは、認知症で施設にいる伯父の家に一人で住み始める。土地の呼び名「うらはぐさ」は、イネ科の植物の名前で花言葉は「未来」だそうだ。小さな庭の実りに喜び、伯父が置いていったお酒を楽しむ姿は幸せそう。母校である女子大の先生として働き

    0
    2024年09月23日

    Posted by ブクログ

    初読みの作者さんでしたが、この人のゆったり流れる文章が心地よくって、感性がキラキラしてて、知的好奇心もくすぐるし良質のギャグにも癒さるしエピソードがてんこ盛りで久しぶりに充実した読後感を味わえました。

    8歳年下のアメリカ人と離婚して30年ぶりに帰国した日本。今もなお当時の面影が残る商店街を歩きなが

    0
    2024年09月13日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの中島京子
    やっぱいいですね~、この方の小説は

    マーシーの敬語が最高
    何故かお酒が飲みたくなる(医師に減らせと言われて実行してるけど、誘われて飲んでしまった)

    0
    2024年09月04日

    Posted by ブクログ

    ゆったりと繰り広げられる人びとの出会いと会話が心地よく、全部をかき集めて抱きしめたいほどこの住んだことも訪れたこともないうらはぐさが愛おしい場所になった。

    読み終わった後もうらはぐさの今、昔、未来に思いを馳せてじんわりと胸がいっぱいになった。

    今年読んだ好きな本の上位に入る作品。

    0
    2024年08月11日

    Posted by ブクログ

    出てくる人たちがみな可愛らしい。
    とくに認知症の叔父さんの言葉が好き。

    ところどころクスクス笑いながら読めて
    ずっとこの世界に浸っていられる感じが良い。

    0
    2024年08月06日

    Posted by ブクログ

     東京都心にありながら未だ昔の風情が漂う町、うらはぐさ地区。
     30年ぶりにアメリカから帰国し、古きよき時代の人情が残るこのうらはぐさの古家でひとり暮らしをはじめた熟年女性の日々を描くヒューマンドラマ。
              ◇
     玄関脇の50㌢四方ほどの土の部分から蔓性の植物が伸びているのに気がつい

    0
    2024年08月04日

    Posted by ブクログ

    読んでいくとタイトルの意味がわかってきた。ウラハグサは地域の名前で中身は風土記の要素が濃い。
    登場人物がいい人ばかりなのはちょっと妬けるが、ストーリーは温かい。

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    ・優しさが詰まった作品。こうやって人は繋がって暮らし、未来が続いていくといいなぁ、と心から思える物語。

    0
    2025年07月15日

    Posted by ブクログ

    東京の西の方だと思われるうらはぐさ。
    アメリカから離婚して帰ってきてうらはぐさの伯父の家に住むことになった沙希。
    そこは学生時代にも馴染みのある場所。
    そこで様々な人々と出会い、その人々と関わっていくことになる。
    その中でうらはぐさの歴史に触れたり、再開発に心を痛めたりしていく。
    沙希が出会う人は年

    0
    2025年07月02日

うらはぐさ風土記 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

集英社文芸単行本 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

中島京子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す