中島京子のレビュー一覧

  • 平成大家族

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    東京バンドワゴンと似たような雰囲気かなとおもいきや,わりと暗めな雰囲気でリアルな世界観だった.各家族メンバー視点が切り替わりながら描写されてて,自分とその他の視野や見えてるものに対しての捉え方が違ってて,そうだよなあと思いながら読んでた
    出てくる単語で,ああ平成だなあ..って思えた.なつかしい.

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    2025年12月12日
  • 小さいおうち

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    生活と地続きの戦争をあまり想像したことが無かったので、じりじり変わっていく様子がとても怖かった。戦争の無い今読めてよかった。

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    2025年12月08日
  • 長いお別れ

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    今はこの立場でこれを読んだ。後10年、20年すれば今度は当事者として問題に対峙しなければならないのだろう。そうなった時に私は夫の面倒を曜子のように見れるのだろうか?反対に私が認知症になったら夫は私の面倒を見てくれるのだろうか?早めに介護体制の整った施設に終の住処を求めるか?

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    2025年12月01日
  • 小さいおうち

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    内容は映画とほぼ同じ。
    だけど、ラストの持っていき方が違った。その点では、こちらのほうが好み。

    なぜタキがあのような行動を取ったのか?
    人によって解釈が異なると思うので、読んだ人と語り合いたい。

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    2025年11月19日
  • 坂の中のまち

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    ネタバレ

    ちょっとは知ってる地域だね小日向~真智は富山からO女子大に進学が決まり大学から徒歩15分祖母の親友の家に住まうことになったが、その久世志桜里こそが実の祖母で、坂マニアであった。教室の隣に座り友となった鹿児島出身の「よしんば」ちゃんに誘われたインターカレッジのサークルに出掛けて遅刻して知り合ったエイフクさんと知り合い、二重暗号で告白され恋人に発展した。新型コロナの蔓延で危機に瀕したが、神戸の大学の助手になったエイフクと一緒にアパートを探す真智は京都に本社がある文具メーカーに就職が決まった~幽霊や憑依者、作中人物、恋のライバルまで出てきて終わってしまい、どうなの?と考えていたら、書き下ろしのエピロ

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    2025年11月16日
  • 坂の中のまち

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    東京の坂にとっても詳しい祖母の親友の志桜里さんと一緒暮らすことになった真智。
    東京には志桜里さんの話を聞いているととにかく坂が多いことがわかる。
    志桜里さんの坂の話に引き込まれ、そのせいでか文京区辺りが舞台だったり、住んでいた作家の作品などの世界に迷い込んでしまう真智。
    読んでいる方も話の中に引き込まれていく。
    志桜里さんと真智親子関係、祖母の関係も面白い。
    この話に出てくる坂に行ってみたくなった。
    行ってみたら小説の世界に入り込めるかなぁ。

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    2025年11月10日
  • 長いお別れ

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    ネタバレ

    認知症を介護する大変さが伝わり、これからそれに関わっていかなければいけないのだと思い気持ちに。

    その「忘れる」という言葉には、どんな意味がこめられているのだろう。夫は妻の名前を忘れた。結婚記念日も、三人の娘を一緒に育てたこともどうやら忘れた。二十数年前に二人が初めて買い、それ以来暮らし続けている家の住所も、それが自分の家であることも忘れた。妻、という言葉も、家族、という言葉も忘れてしまった。
    それでも夫は妻が近くにいないと不安そうに探す。不愉快なことがあれば、目で訴えてくる。何が変わってしまったというのだろう。言葉は失われた。記憶も。知性の大部分も。けれど、長い結婚生活の中で二人の間に常に、

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    2025年11月03日
  • ゴースト

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    ハロウィンだからとかじゃないけど、たまたま好きな作家の短編集を読み出したら幽霊がテーマでした。
    しかも、戦争で傷ついた人たちに焦点を当てている。
    幽霊と言っても震えあがるほど怖くない。
    しみじみ。

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    2025年11月02日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

    購入済み

    商店街を舞台にした七軒の店のお話。作品達が直接関連しているわけではなく、同じ商店街の空気感で繋がっていてどれも印象的でした。

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    2025年10月28日
  • 坂の中のまち

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    坂のまち、だと何となく和む風景を思い浮かべるが、坂の「中の」まちと聞くと陰陽いろんなイメージが飛び交う。実際まちを舞台にしたエピソードがリアル且つエグくていい意味で感情を裏切ってくる。しかも文豪の名作を重ね合わせてシンクロナイズされたストーリー展開はちょっとしたタイムリープ感もあって何気に惹き込まれる。

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    2025年10月25日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    このシリーズの4に好きな作家さんがいたので読み始めました。
    4⇒1で読むと、あのお店はこういう話の始まりだったのか~がわかって面白かった!
    短編集なので、もちろん好みのものと、あまりそうでないものはあるものの、全体的には呼んでいて面白かったです。

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    2025年10月16日
  • 彼女に関する十二章

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    伊藤整の同タイトルエッセイをなぞりながら展開する50歳主婦のミドルライフ。理想と現実とよろめきと、色んな事件が巻き起こりつつ中高年も捨てたものではないと思わせる?ほっこり小説。

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    2025年10月03日
  • 長いお別れ

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    年老いた親を持つ者にとってはまさに悪夢である認知症。
    見ないでいられるものなら見たくない親の姿である。
    明るい母を中心に認知症の父、東昇平を最後まで温かく見守る家族の話だ。
    実際の身に起きれば憤懣やる方ない認知症の症状も、チャーミングな母と自立した娘たちは、面白おかしくひとつひとつやり過ごしていく。
    愛情を注ぎたい妻である母、それでもやはり寄る年波には勝てないもどかしさ、それがとても温かく切ない。
    クスリとしながら涙がポロンと落ちるそんな作品。

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    2025年09月22日
  • 妻が椎茸だったころ

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    著者の作品は「小さいおうち」しか読んでなかった。こんな不思議な作品もあるのね。
    「リズ・イェンセンスカのゆるされざる新鮮な出会い」は結末4行で突然ホラーに転換するのがお見事。さすが泉鏡花賞受賞作。
    他の作品も何かしら「もの」への偏愛が軸にある。
    「ラフレシアナ」では食虫植物、「蔵篠猿宿パラサイト」では石、「ハクビシンを飼う」では文字通りハクビシン。
    来月著者の講演会があって申し込んでるけど、抽選当たるかな…お話聞いてみたい。

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    2025年09月21日
  • 妻が椎茸だったころ

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    タイトルが気になって購入。
    SFというか、ホラーというか、ファンタジーというか、何とも表現のし難い短編集で、初めて小川洋子さんの著書を読んだ時に似た、自分の理解が及ばないものに対する畏怖のような感覚があった。

    自分にしかわからない、自分でもわからない感情や気持ちがすごく読みやすい形で表現されていてとてもいい作品だと思った。

    あと紙質が通常の文庫本より少し厚く感じて、それもまた絵本を読んでいるような感覚になった。

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    2025年09月13日
  • 坂の中のまち

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    坂の多い町の話
    地名や坂の名前が多く土地勘が無いからいまいち想像が追いつかなかったが
    日常プラス非日常感が楽しめた

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    2025年09月04日
  • うらはぐさ風土記

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    読んでいくとタイトルの意味がわかってきた。ウラハグサは地域の名前で中身は風土記の要素が濃い。
    登場人物がいい人ばかりなのはちょっと妬けるが、ストーリーは温かい。

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    2025年08月31日
  • 長いお別れ

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    祖母・母・父と、代々脳疾患による認知症を患った血筋に生まれた私にとって、この物語は決して他人事ではありませんでした。ときに父・昇平に、ときに妻・曜子に、そして娘たちに感情移入しながら読み進めました。

    どんな状況に置かれても、前向きさを失わずにいたい、そのためにも今を一生懸命生きよう、そんな思いをあらためて強くしてくれる一冊でした。

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    2025年08月24日
  • オリーブの実るころ

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    『家猫』人間は自分が都合の良いように解釈しているだけでお互いの気持ちが一緒とは限らないんだという事をみせつけられる 表題の『オリーブの実るころ』今はおじいさんだけれど 若い頃があった 当たり前の事なのに 驚き想像する 

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    2025年08月24日
  • 堤中納言物語

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    日本最古の短篇物語集といわれる「堤中納言物語」を楽しめる新訳集。
    中島さんのわかりやすくウイットに富む文章が古典嫌いにとっても面白い。

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    2025年08月19日