中島京子のレビュー一覧

  • 堤中納言物語

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    古典をわかりやすく、人気の作家たちが現代風に翻訳するシリーズ。
    源氏物語をはじめ、どうしても面白さを理解できないのだけれど、著者の翻訳本であること、読み人知らずの本であればまだいけるかもと読んでみる。

    なるほど、読みやすくクスっと笑えるところも。
    この時代の恋愛模様、こんなタッチであれば受け入れやすいかも。

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    2024年04月25日
  • 樽とタタン(新潮文庫)

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    ほんわかする話から、しんみりする話まで、いい話が多かったです。主人公が子どもの頃を振り返って語る形になっており、「記憶の変化によって脚色されているかもしれないが」という前置きがあるのが、リアルでいいと思いました。

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    2024年04月20日
  • 樽とタタン(新潮文庫)

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    喫茶店で樽の中で座りながら過ごすのが好きだった女の子。お店の常連客やその他の来訪者との不思議なやり取りを、幼い日の記憶を辿りながら振り返る。記憶のせいなのかお話はどれも少し不思議で、真偽や結論もわからない。終盤でこの理由の一端を知ることができたが、この本の伝えたいことは謎の解き明かしではないのだろう。現実と空想の線引きに意味があるのか、それより大切で素敵なことがあるのでは。そんなことを思い起こさせてくれた。

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    2024年04月18日
  • 樽とタタン(新潮文庫)

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    表紙とタイトルに惹かれて読んでみました。
    幼少時代の記憶が真実なのか、虚構なのか、タタンに聞いてみたくなるお話しでした。答えてはくれないだろうけど。

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    2024年03月15日
  • 樽とタタン(新潮文庫)

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    確かな経験と朧げな記憶を行ったり来たり。思い出は補正されていく。ふと思い出す幼少期の記憶が本当かどうかなんて誰もわからないんだな。

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    2024年03月05日
  • ココ・マッカリーナの机

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    海外に来てから読んで良かったと思う。人々の雰囲気が本当によく分かる。子供が言うのもなんだけれど、子供達の可能性と未来の尊さが暖かくコミカルに書かれている。私も周りの先生達や地域の人たちに囲まれて大切に育ててもらっているので改めての感謝を感じた。
    こういうエッセイ(?)は全く接点の無い人生を感じることができるので、大好き。また読みたい。

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    2024年02月28日
  • 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記

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    伊勢物語が読みたくて。

    和歌に疎いけど…面白かった!
    あの詩歌からの世界が広がる感じ、人の思いのつわり方、素直に日本語ってキレイだなーと。

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    2024年02月12日
  • ムーンライト・イン

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    八ヶ岳を望む高原にある元ペンション「ムーンライト・イン」。事情を抱えそれぞれの居場所から逃げてきた3人の女性と老齢のオーナーが暮らすその場所に、職場を突然解雇され自転車旅行中の35歳・栗田拓海が迷い込むところから始まるちょっと奇妙で、それでいて優しくて、夢のような生活。


    年齢も国籍も性別もさまざまな5人の日常は互いに問題を抱えていることを知りながら、決して過剰に踏み込まず、思いやりと節度を持って流れていく。その加減が実に心地いい。
    それぞれの問題はなかなか深刻なのだが、先送りして過ごす日々は長く続くことはないとわかっているだけに、楽しいけどどこか寂しい。

    社会的な問題をさりげなく盛り込み

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    2024年01月27日
  • ムーンライト・イン

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    生きてたら、一回はムーンライト・インに行きたくなるような事はあるんじゃないかな
    実際にはそんなピッタリな所、なかなかないからみんな辛い思いを重ねていくんだけど。

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    2024年01月13日
  • 樽とタタン(新潮文庫)

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    ネタバレ

    幼い頃に第2の自宅のように通っていた喫茶店。そこで子供目線から見た変わった客たちの人間模様を描いている。

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    2024年01月10日
  • 平成大家族

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    ひとつひとつはありそうなシチュエーションだけど、全部まとまるとなかなかキョーレツで、ニヤニヤしながら読んでしまった(^^)

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    2024年01月09日
  • 彼女に関する十二章

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    聖子は50歳になった。
    息子は巣立って夫と二人暮らし。
    時々夫にはイラッとさせられるけれど、そこは上手くやっていけてると思う。
    50歳になって、それでも色々なことが起こる。
    女には縁がないと思っていた息子が彼女を連れて帰ってきたり、仕事先の事務所に出入りする初老の男と関わったり。

    人生は捨てたもんじゃない。

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    2023年11月23日
  • 小日向でお茶を

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    この作家さんの本、途中で読むのをやめちゃったなあ…と思いつつエッセイに手を出してみたら。まあゆるっとした日常生活を綴っていらっしゃるのだけど、読みやすい。創作よりも断然エッセイの方がいいなーと思ってしまいました。なんだかあったかい縁側でお茶を飲んでいるようなまったりした読後感でした。

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    2023年11月09日
  • 樽とタタン(新潮文庫)

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    確かに時が経つと、記憶も曖昧になるよなぁと思いつつ。
    「タタン」とあだ名をつけられた小さな女の子の居場所だった赤い樽のある喫茶店での思い出。記憶が曖昧だからなのか、ちょっと不思議で、でも懐かしいような。
    こういう喫茶店行ってみたいなとは思ったけど、読み返しはしないかな。

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    2023年10月06日
  • 樽とタタン(新潮文庫)

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     『常連客は、樽に座るわたしに「タタン」とあだ名を付けた』
     大人となったタタンが、小学校の帰りに通っていた喫茶店での懐かしい出来事を綴った物語集となっている。

     少女の記憶には、" 嘘 " と " 本当 “ が、入れ乱れる。 官能的な色恋に、死への割切り、孤独、虚構、、、。 不確かな記憶から紡がれる物語のなんとも言えないその曖昧さが面白い。

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    2023年10月01日
  • 樽とタタン(新潮文庫)

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    なんだか不思議な話だった。

    子供の頃の記憶は、なんとなく…であり、本当のことだったのかわからないこともある。

    タタンと自分が似ているようなところもあって懐かしい気持ちで読めた。

    私も小学校に入学した頃は学校に馴染めず、近所に飼われていた犬が大好きで、帰宅してからよくその家に犬を見に行っていた。
    そのうち飼い主さんが家にあげてくださるようになり…。
    ただ、どんな話をしたのか全く思い出せない。

    ある時、我が家でも犬を飼うことになりいつの間にかその犬に会いに行くこともなくなり、飼い主さんも引っ越しをされて。

    なんだか、飼い主さんとワンちゃんにお礼を伝えたくなりました。

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    2023年09月25日
  • キッドの運命

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    優しい猫 を読んだ事があるので中島京子さん著者2冊目の完読本。
    それとは全く違うS Fショート的な印象。
    日本という国があったのはもう過去の出来事で、最後までの日本人も自分の意思により、居なくなってしまう。今当たり前な事がこの本のように大昔の理解できない事として、ヒストリーに残されるのかもしれない。

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    2023年08月30日
  • 妻が椎茸だったころ

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    表題作「妻が椎茸だったころ」。優しい素敵なお話。最後の1行、想像してウルッときた。
    本の紙質がしっかりしていて、高級な感じ。
    (余談)「パラサイト隕石」を調べようと思って「隕石」をググったら面白いことが起こったので、皆様もぜひ。

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    2023年08月08日
  • 小日向でお茶を

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    小日向にすんでいる頃の話だけれど
    小日向はあまり出てこなくて、
    食べることと年齢にともなう体のメンテナンスの話題が満載。

    海外旅行の話は羨ましくて
    海外の本に対する文化の高さを知る。

    ちょっと前なのにコロナの頃の話はそうそうと思出話のよう。

    食べることも料理することも大好きで
    でも料理する時間が執筆のための息抜きなになっていそうで
    だけれど保存食から異国の料理まで息抜きにしてはスゴすぎる!

    なんだかんだそうそうとヘェ~を繰り返しながら読み終えた。

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    2023年07月19日
  • 小日向でお茶を

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    食や旅の話に於いては、生活水準が高過ぎて置いてけ堀を食らった感あり。何れも此も登場する料理やお菓子は高級で美味しそうでした。

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    2023年07月02日