方丈貴恵のレビュー一覧

  • 時空旅行者の砂時計

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    ネタバレ

    著者の作品は初めてですが、楽しんで読めました。気になる行動などはある程度ヒントを与えてもらっているような記述なので、直感の犯人は想像通りでしたが、トリックはおおっと思いました。SF要素が入って面白い!

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    2024年05月05日
  • 孤島の来訪者

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    ネタバレ

    The Thingとか寄生獣とか人狼の系統
    途中から唖然としながら読んだ
    もう少し緊張感緊迫感があると良い

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    2024年03月14日
  • 孤島の来訪者

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    時空旅行者の砂時計に次ぎ、竜泉家の一族三部作の2冊目。題名から推測するに、無人島で起きる事件の解決だろうか?いずれにしてもクローズドサークルだろう。

    三部作というくらいだから、竜泉家が関係する。そしてマイスター・ホラが案内役を務めると序文で書かれている。その後プロローグがある。
    序文からすでに始まっている。

    1974年無人島の「幽世島(かくりょじま)」で惨事があった。時はそれから45年後の2019年。
    竜泉佑樹が幼馴染の続木菜穂子とその父親が不審死した事件の復讐を画策する。ターゲットは3人。しかし1人目が何者かに殺害される。

    ここから少し予想外の展開が始まった。SFミステリーの様相となっ

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    2024年03月01日
  • 推理の時間です

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    誰が、どうやって、何故の3つのテーマで2篇づつ短編があり、解答は最後に纏まっているという面白い形式の本。
    読者への挑戦ということで読み進めながら考えたけど、わかったものはひとつもなく。
    巻末に作家の方々の推理があるのだけど、さすがきちんと読み取ってるなと思うものも、裏を読みすぎたような推理もあって面白かった。
    作家さんなら軽々といてくるのかと思ったから面白い結果だった。

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    2024年02月29日
  • 時空旅行者の砂時計

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    時空旅行者の砂時計という題名、ストレートな感じであるが、中身はどうだろう。プロローグでマスター・ホラは語り部であると書いていて、直球なところが、一層怪しく期待が持てる。タイムリープということはファンタジーであり、内容はミステリーだろう。

    2018年を生きる加茂冬馬はタイムリープにより1960年に飛ぶ。その背景(妻伶奈の家系)から本格ミステリーの要素が香ってくる。
    妻の「竜泉家の呪い」を解くことはできるのだろうか?

    ストーリーは一見平凡だが、本格ミステリーと言える内容だ。それは謎が謎を呼び、論理的に組み立てられた構成がそう思わせているのかもしれない。後半に入ると、益々ページを捲る速度が上がる

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    2024年02月28日
  • 時空旅行者の砂時計

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    気になっていた本を読んでみた。ミステリーとタイムトラベルが、よい感じに合わさっていて、おもしろかった!竜泉家の呪いなど、いかにもミステリーっていう雰囲気と、タイムトラベルしてきた主人公が探偵役となって謎解きに挑む様子が、意外にすんなりと受け入れられて、おもしろい。トリックの仕掛けと、最後の犯人を追究していくところ、ラストも、よい感じでした!

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    2024年02月12日
  • 孤島の来訪者

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    竜前家シリーズ第二作とのことで、前回のタイムトラベルの話がとても良かったのでこちらも読んでみました。特殊設定ミステリーですが、設定の特殊さが前作と全く異なります。

    個人的には前作の方が好きでした。主人公のキャラが好きだったのと特殊設定とはいえタイムトラベルという割とメジャーな設定だったからかもしれないです。逆に今回は主人公のキャラに感情移入出来ないのと幼馴染(大切な人ではあったと思うがここ数年交流もあまりなく恋愛感情があった訳でもない)の復讐のために人生棒に振れるものなのか?というのが腑に落ちないからかもしれません.

    ネタバレになるので書きませんが、設定が特殊すぎてキチンと読み込まないと推

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    2024年02月05日
  • 孤島の来訪者

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    竜泉家シリーズ第二弾。ADとして無人島にやってきた竜泉祐樹。幼なじみの敵討ちとして連続殺人を目論むが、その前に狙った相手が何者かに殺されてしまう。果たして誰が殺したのか。またこの島の秘密とは…

    前回とはまた違った特殊設定ミステリで、面白かった!そしてみんなの適応能力が前回と同じくすごすぎ笑

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    2024年02月04日
  • 孤島の来訪者

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    これは好き嫌いが分かれる作品かも知れません。
    本作『孤島の来訪者』は竜泉家シリーズ2作目となる特殊設定ミステリになります。

    前作との関連性はほぼない独立した作品ですので、クローズド・サークルが好きな方は楽しめると思いますが特殊設定ミステリの「特殊」が前作以上に奇抜過ぎて、今村昌弘さんの剣崎比留子シリーズと印象が被りました。とは言え、竜泉家シリーズの3作目の文庫化も私個人は楽しみにしています。

    概要です。
    竜泉佑樹は復讐のために1つの計画を実行に移すべく、テレビ制作会社のADとして孤島へ旅立つ。しかし同行していた復讐相手を殺害する計画は孤島の伝説によって阻まられ、竜泉佑樹は阻害要因の排除のた

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    2024年01月21日
  • 本格王2022

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    ミステリ―が読みたーいってなったものの「最近の作家さん知らんな…」となって書店で彷徨っていたところ発見した本。6名の作品が読める贅沢な一冊でした。道尾秀介さんの作品以外読んだことなかったので新たに作家さんを知ることが出来て良かった。浅倉秋成さんが好きでした!

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    2022年12月18日
  • 新世代ミステリ作家探訪

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    ミステリ作家とのトークイベントをまとめたもの。ミステリを俯瞰したようなテーマと、インタビュアー自身の考えも多く語られているのが特徴か。
    ミステリの面白さが多角的に見られる。最近のミステリを読めてないなと実感し、読みたい本がたんと増えた。

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    2022年11月16日
  • 新世代ミステリ作家探訪

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    若林さんがガンガン踏み込んで面白い話を引き出してくださるので楽しかった。「こうではないですか?」と斬り込んで「そうじゃないですね」と返される場面も多かったけど、それはまあご愛嬌。

    印象に残っているのはこの辺▼
    ・円居さんの「推理漫画よりも早く展開する頭脳バトルやギャンブル漫画のテンポが求められていると感じている」という話や、FGO他ノベライズの裏話。

    ・SFミステリと特殊設定ミステリの違いと阿津川さん・逸木さん・方丈さんのスタンスの違い。

    ・澤村さんの「ジャンルの書き手でないからこそジャンルあるあるなシチュやキャラに頼りたくない」スタンスはそういう考えもあるんだと新鮮だった。

    ・呉さん

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    2022年10月27日
  • 本格王2022

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    いろんなシチュエーションの推理小説なので、それぞれ楽しめる。
    決して殺人事件の犯人捜しだけじゃないんだ。
    特に面白かったのが浅倉秋成さんの「糸の人を探して」。
    冴えない、モテない大学生の河瀬倫義が、友だちに誘われて5×5の合コンに行く(その友だちは用事があり来れない)。しかも自分に好意をもっている女性がいると聞かされており、気合いが入っての参加だ。
    行ってみると、この世の人かと思うような素晴らしい女性ばかり。それどころか、皆河瀬に好意的に話をかけてくる。
    しかし後にあとの4人は、お付き合いを避けた方がよい人たちだとわかる。
    名前を聞いておらず、いろいろな情報から赤い糸で結ばれるべき女性を推理し

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    2022年08月26日
  • 本格王2022

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    初めて読む作家さんの作品に触れられて良かった。本格王と言うだけあって難しく何度も戻って読んだものも、、道尾秀介の眠らない刑事と犬が1番好き。

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    2022年07月09日
  • 新世代ミステリ作家探訪

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    既読作家のインタビューは面白く読めたが、それ以外の方のは上滑りする感じで読んだ。しかし、作家さんたちや、書評家の方々は本当に本を読み込んでいるのだなぁと思う。澤村伊智と阿津川辰海は読もうと思っていた作家で、更に早く読まねば、と思った。あと、大学のミステリ研で、ミステリーよりも「ジョジョ」「カイジ」「ガンダム」が会話に出るというエピソードや、京大ミス研にはジョジョ全巻置いてあるのとか面白かった。デスノートもインタビューのあちこちにでてきたし、マンガ・アニメのストーリーがミステリー界に与えている影響も大きいのですね。
    今、高校生だったら賢い大学行ってミステリ研入る目標も楽しそうだなぁ。読み仲間が増

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    2021年10月24日
  • 新世代ミステリ作家探訪

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    言い回しや考え方にそれぞれの個性や人柄を感じられ、同じ本をあげていても視点が違ったりする所があったりしたのが読んでいて楽しめた。

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    2021年09月30日
  • アミュレット・ワンダーランド

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    犯罪者専用のホテル「アミュレットホテル」を舞台にした謎解き第2弾!
    犯罪者達が集まるからには秩序を保つのも一苦労なわけで、、、守らなきゃいけないルールが二つ。
    一.ホテルに損害を与えない。
    二.ホテルの敷地内で傷害・殺人事件を起こさない。
    たとえルールを犯す凄腕の犯罪者がいたとしても専属のホテル探偵桐生が事件の真相を解き明かす。
    今回は前回ほどおぉー!っと思う事件ではなかったが、水田や諸岡の過去が垣間見れたのがよかった。
    事件を作るために仕方ないのかもしれないが、アミュレットホテルの盤石っぷりが薄れてきている気がする。
    そして、1部の犯罪者たちと仲間みたいな関係ができているのも気になる。
    三冊

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    2025年11月18日
  • アミュレット・ワンダーランド

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    登場人物の個性が分かりづらくて、なんだかもったいなかった。誰が誰なのかわかりやすい描写ごあればよかったな、と思った。

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    2025年11月08日
  • これが最後の仕事になる

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    24人の作家さんが「これが最後の仕事になる」の書き出しで1編6頁、24種の物語!
    大好きな作家さんが何人も名を連ねていて思わず読んでみました…恐い話や難しい話もあったけど1編が短くて手軽に読めました

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    2025年11月02日
  • アミュレット・ワンダーランド

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    アミュレットホテルシリーズの中編集。今回もお馴染みの桐生さんが大活躍する。前回よりかなり大掛かりで内容も込み入ってて面白いが、私は前回のこじんまりした感じが好きかも。

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    2025年10月25日