方丈貴恵のレビュー一覧

  • 孤島の来訪者

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    竜泉家シリーズ第二弾。ADとして無人島にやってきた竜泉祐樹。幼なじみの敵討ちとして連続殺人を目論むが、その前に狙った相手が何者かに殺されてしまう。果たして誰が殺したのか。またこの島の秘密とは…

    前回とはまた違った特殊設定ミステリで、面白かった!そしてみんなの適応能力が前回と同じくすごすぎ笑

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    2024年02月04日
  • 孤島の来訪者

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    これは好き嫌いが分かれる作品かも知れません。
    本作『孤島の来訪者』は竜泉家シリーズ2作目となる特殊設定ミステリになります。

    前作との関連性はほぼない独立した作品ですので、クローズド・サークルが好きな方は楽しめると思いますが特殊設定ミステリの「特殊」が前作以上に奇抜過ぎて、今村昌弘さんの剣崎比留子シリーズと印象が被りました。とは言え、竜泉家シリーズの3作目の文庫化も私個人は楽しみにしています。

    概要です。
    竜泉佑樹は復讐のために1つの計画を実行に移すべく、テレビ制作会社のADとして孤島へ旅立つ。しかし同行していた復讐相手を殺害する計画は孤島の伝説によって阻まられ、竜泉佑樹は阻害要因の排除のた

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    2024年01月21日
  • 本格王2022

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    ミステリ―が読みたーいってなったものの「最近の作家さん知らんな…」となって書店で彷徨っていたところ発見した本。6名の作品が読める贅沢な一冊でした。道尾秀介さんの作品以外読んだことなかったので新たに作家さんを知ることが出来て良かった。浅倉秋成さんが好きでした!

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    2022年12月18日
  • 新世代ミステリ作家探訪

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    ミステリ作家とのトークイベントをまとめたもの。ミステリを俯瞰したようなテーマと、インタビュアー自身の考えも多く語られているのが特徴か。
    ミステリの面白さが多角的に見られる。最近のミステリを読めてないなと実感し、読みたい本がたんと増えた。

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    2022年11月16日
  • 新世代ミステリ作家探訪

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    若林さんがガンガン踏み込んで面白い話を引き出してくださるので楽しかった。「こうではないですか?」と斬り込んで「そうじゃないですね」と返される場面も多かったけど、それはまあご愛嬌。

    印象に残っているのはこの辺▼
    ・円居さんの「推理漫画よりも早く展開する頭脳バトルやギャンブル漫画のテンポが求められていると感じている」という話や、FGO他ノベライズの裏話。

    ・SFミステリと特殊設定ミステリの違いと阿津川さん・逸木さん・方丈さんのスタンスの違い。

    ・澤村さんの「ジャンルの書き手でないからこそジャンルあるあるなシチュやキャラに頼りたくない」スタンスはそういう考えもあるんだと新鮮だった。

    ・呉さん

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    2022年10月27日
  • 本格王2022

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    いろんなシチュエーションの推理小説なので、それぞれ楽しめる。
    決して殺人事件の犯人捜しだけじゃないんだ。
    特に面白かったのが浅倉秋成さんの「糸の人を探して」。
    冴えない、モテない大学生の河瀬倫義が、友だちに誘われて5×5の合コンに行く(その友だちは用事があり来れない)。しかも自分に好意をもっている女性がいると聞かされており、気合いが入っての参加だ。
    行ってみると、この世の人かと思うような素晴らしい女性ばかり。それどころか、皆河瀬に好意的に話をかけてくる。
    しかし後にあとの4人は、お付き合いを避けた方がよい人たちだとわかる。
    名前を聞いておらず、いろいろな情報から赤い糸で結ばれるべき女性を推理し

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    2022年08月26日
  • 本格王2022

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    初めて読む作家さんの作品に触れられて良かった。本格王と言うだけあって難しく何度も戻って読んだものも、、道尾秀介の眠らない刑事と犬が1番好き。

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    2022年07月09日
  • 新世代ミステリ作家探訪

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    既読作家のインタビューは面白く読めたが、それ以外の方のは上滑りする感じで読んだ。しかし、作家さんたちや、書評家の方々は本当に本を読み込んでいるのだなぁと思う。澤村伊智と阿津川辰海は読もうと思っていた作家で、更に早く読まねば、と思った。あと、大学のミステリ研で、ミステリーよりも「ジョジョ」「カイジ」「ガンダム」が会話に出るというエピソードや、京大ミス研にはジョジョ全巻置いてあるのとか面白かった。デスノートもインタビューのあちこちにでてきたし、マンガ・アニメのストーリーがミステリー界に与えている影響も大きいのですね。
    今、高校生だったら賢い大学行ってミステリ研入る目標も楽しそうだなぁ。読み仲間が増

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    2021年10月24日
  • 新世代ミステリ作家探訪

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    言い回しや考え方にそれぞれの個性や人柄を感じられ、同じ本をあげていても視点が違ったりする所があったりしたのが読んでいて楽しめた。

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    2021年09月30日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    それぞれ面白さが違って、個人的には米澤穂信さんと荒木あかねさんの話が好みだった。他にも警察小説アンソロジーがあるので、知らない作家さんの話を読んでみたい。荒木さんは初めてなので彼女の小説を探します。

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    2026年08月18日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    警察ミステリーといっても、切り口を変えるだけで全然違う物語になる。
    行きつけの店で事件を推理する二人の刑事、オカルト好きの警視、巡査長の拳銃自殺、帰署中のトラブル、元警官の探偵…などストーリーは多岐にわたる。
    どれも面白いけど『プライドの隙間』のテーマと真相がわりと好きだった。

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    2026年08月17日
  • 盾と矛

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    ミステリーの新たなジャンルを楽しめる小説。

    「絶対に罪を逃さない探偵」VS「必ず無罪にする仕事人」の旧友との推理合戦が繰り広がられる小説。

    3つの事件を通して二人が色々な仕掛けを用意し犯人を追い詰めたり、無罪に導いたりと忙しい感じがありますが、いつもと違う推理合戦にハマってしまう要素があります。

    人は何か追う目標などがあると強いのかとも感じました。
    今までにない推理合戦を楽しみたい人にはおすすめです。

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    2026年08月16日
  • 少女には向かない完全犯罪

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    両親を殺された小学6年生の少女が完全犯罪請負人の幽霊とタッグを組み復讐しようとする話。
    幽霊だからこそ自由に移動し警察の動向など情報を入手し少女をアシストできる設定は面白かった。
    一方では、全体的には冗長で中盤までは長く感じたり、終盤に二転三転していたところはあまりにも展開が変わりすぎて過剰に感じてしまったり(二転三転ものは基本好きなのですが)。そして少女が中学生くらいであればもう少し現実味があったものの、小学6年生となると行動力と推理力に無理があるとも思ったり。
    総じて話は面白かったものの、複雑になりすぎてたようにも思いました。

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    2026年08月16日
  • 盾と矛

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    ネタバレ

    探偵と助手、それに対極となる犯人を逃そうとする犯罪者という設定がノッキンオン・ロックドドアに似てるなと思ったが、こちらの方がアクション要素が強め。
    証拠を消したり犯罪を上書きするという点は、新しいなと思った。そしてまさかの探偵側もやるとは思わなかったので、その点はさらに斬新だなと思った。
    そして3章でまさかヒミコが死ぬとは思わなかったので、意外な展開に驚いた。もう少し彼らの直接対決が見たかった。

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    2026年08月09日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    荒木あかね「プライドの隙間」と芦沢央「コールバック」がよかった。前者は警察組織の悪しきマチズモをうまくミステリの背景として活かしている。
    後者は退官した元刑事を主人公としたシリーズものだけれど、このシリーズの持ち味であるありふれた人間のもつ悪辣さ卑劣さという形で凡庸な悪を描いてみせるのが巧み。

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    2026年08月07日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    一話目が1番良かった。書き手が違うと展開も人それぞれなので読者の予想を見事に裏切ったストーリーを楽しめる。ここから気に入った作家本を辿っていくのも面白い。

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    2026年07月31日
  • 少女には向かない完全犯罪

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    多重的な構造やトリック、想定外の流れ、伏線の回収などミステリーの要素が押さえられて一気読みしましたけど、主人公の特殊設定への依存度が高くてもっと現実性を追求してほしかったのと、もっと人が死なないといいのにと思いました。

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    2026年07月25日
  • 盾と矛

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    三つの事件が繋がってくるというの面白かった
    ただ一部文章がキャラ設定なのか、AIが作った文章なのか、ドライな感じがして読みにくく感じる箇所が多かった

    暴の領分という言葉が嘘喰いぽくて良かった

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    2026年07月23日
  • 盾と矛

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    短編で3つの事件かと思ったら最後は繋がった。複雑な謎解きで、最初の事件を解決したと思ったら、証拠の上書きをされ、また、それを上書きするように展開していく。
    警察の依頼を受けて、事件現場に行く探偵コンビ。絶大な信頼かと思うと、あっという間に警察から手切れを宣告される。窓口の刑事も間抜けなような、そうでも無さそうな。
    敵方のヒミコも壮絶な仕掛けで終わりを迎えるが、あまりにも壮絶過ぎて引いてしまう。探偵コンビの解決力が上回ってこその最後の仕掛けだったのだろう。

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    2026年07月19日
  • 盾と矛

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    中学の同級だった草津正守、霧島央太郎、氷見朱鳥の3人。

    草津は手段を問わずどんな犯行も解き明かす車椅子探偵、霧島はその助手にして暴力担当、氷見はヒミコと名乗り犯罪もみ消し業に従事。

    草津と霧島の2人は警視庁田辺警部に協力しながら、ヒミコが仕掛けた工作を半ば力づくで暴いていく。

    本書の特色はただの知恵比べではなく、探偵側が必要であれば証拠の捏造や妨害工作にも躊躇なく手を染めること。

    第三章は親(大人)は子どものためなら何でもするというルール(集落)が設定され、それによって最後の大逆転が起きる。
    途中の展開には驚かされた。

    合理的だがトリッキーな仕掛けはいかにも京大ミス研らしい。

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    2026年07月18日