方丈貴恵のレビュー一覧
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若林さんがガンガン踏み込んで面白い話を引き出してくださるので楽しかった。「こうではないですか?」と斬り込んで「そうじゃないですね」と返される場面も多かったけど、それはまあご愛嬌。
印象に残っているのはこの辺▼
・円居さんの「推理漫画よりも早く展開する頭脳バトルやギャンブル漫画のテンポが求められていると感じている」という話や、FGO他ノベライズの裏話。
・SFミステリと特殊設定ミステリの違いと阿津川さん・逸木さん・方丈さんのスタンスの違い。
・澤村さんの「ジャンルの書き手でないからこそジャンルあるあるなシチュやキャラに頼りたくない」スタンスはそういう考えもあるんだと新鮮だった。
・呉さん -
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いろんなシチュエーションの推理小説なので、それぞれ楽しめる。
決して殺人事件の犯人捜しだけじゃないんだ。
特に面白かったのが浅倉秋成さんの「糸の人を探して」。
冴えない、モテない大学生の河瀬倫義が、友だちに誘われて5×5の合コンに行く(その友だちは用事があり来れない)。しかも自分に好意をもっている女性がいると聞かされており、気合いが入っての参加だ。
行ってみると、この世の人かと思うような素晴らしい女性ばかり。それどころか、皆河瀬に好意的に話をかけてくる。
しかし後にあとの4人は、お付き合いを避けた方がよい人たちだとわかる。
名前を聞いておらず、いろいろな情報から赤い糸で結ばれるべき女性を推理し -
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既読作家のインタビューは面白く読めたが、それ以外の方のは上滑りする感じで読んだ。しかし、作家さんたちや、書評家の方々は本当に本を読み込んでいるのだなぁと思う。澤村伊智と阿津川辰海は読もうと思っていた作家で、更に早く読まねば、と思った。あと、大学のミステリ研で、ミステリーよりも「ジョジョ」「カイジ」「ガンダム」が会話に出るというエピソードや、京大ミス研にはジョジョ全巻置いてあるのとか面白かった。デスノートもインタビューのあちこちにでてきたし、マンガ・アニメのストーリーがミステリー界に与えている影響も大きいのですね。
今、高校生だったら賢い大学行ってミステリ研入る目標も楽しそうだなぁ。読み仲間が増 -
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中学の同級だった草津正守、霧島央太郎、氷見朱鳥の3人。
草津は手段を問わずどんな犯行も解き明かす車椅子探偵、霧島はその助手にして暴力担当、氷見はヒミコと名乗り犯罪もみ消し業に従事。
草津と霧島の2人は警視庁田辺警部に協力しながら、ヒミコが仕掛けた工作を半ば力づくで暴いていく。
本書の特色はただの知恵比べではなく、探偵側が必要であれば証拠の捏造や妨害工作にも躊躇なく手を染めること。
第三章は親(大人)は子どものためなら何でもするというルール(集落)が設定され、それによって最後の大逆転が起きる。
途中の展開には驚かされた。
合理的だがトリッキーな仕掛けはいかにも京大ミス研らしい。 -
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必ず犯人を突き止め事件を解決する探偵草津とその助手の霧島。
必ず犯罪者を無罪にする手助けをする氷見。通称ヒミコ。
三人は同級生でありながら敵対している。
知の分野を得意とする車いすの探偵草津と暴の分野を得意とする霧島。
そしてすべての分野で最適解を即座に導き出すことができる万能の氷見。
盾と矛。
どちらが勝つのか。
内容としては3部。三つの事件がおこり、警察の依頼により探偵が調査に乗り出し、
ヒミコの関与で証拠が荒らされたり捏造されたり、という流れです。
じっくりと一つの事件が長編で起こる方が好みではありますが、
一話ごとスッキリ分かりやすいです。
警部のキャラがコミカルだったりして、軽快に読 -
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王様のブランチや新聞のいちおしミステリーで紹介され、推理と捏造が交錯する新感覚ミステリーということで、気になり手に取った。
ある日、雪山の別荘で発生した殺人事件。車椅子の名探偵・草津に警察からの捜査協力依頼が舞い込む。助手の霧島が現地調査を行い草津に報告を始めると、途中で「もういいや」と犯人を見抜いてしまう。早くも事件解決と思われた矢先、犯人確定に必要な証拠が消失してしまう。事件を隠蔽して犯人を確実に逃す仕事人・ヒミコの存在が裏にいることに気づいて…
『絶対に逃さない探偵』vs『必ず無罪にする仕事人』。まさに最強の盾と矛の対決。斬新な設定での頭脳戦が繰り広げられ、読んでいて新鮮。第一章、第