方丈貴恵のレビュー一覧

  • 盾と矛

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    安楽椅子探偵の草津は、「絶対に逃さない探偵」であり、その助手の霧島は現場調査をする。
    彼らは旧友であり、事件を隠蔽・捏造して犯人を逃す「必ず無罪にする仕事人」氷見朱鳥(ヒミコ)もかつての旧友であった。

    名探偵と仕事人のバトルが、第一章から繋がっていることに気づくのは終盤であり、そのときにはヒミコの最悪の結末を知った時だった。

    望まぬ犯罪に手を染めてしまった人を一人でも多く救いたかったのは、その村の古いしきたりのせいでヒミコ自身が理不尽な経験をしたからかもしれない。

    中盤までの頭脳バトルと後半からの流れに上手く気持ちがついていかなかった。



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    2026年08月31日
  • 盾と矛

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    最初、盾と鉾は、幼なじみの霧島と草津の事かと思ったら、すぐにもう一人の幼なじみの氷見と草津のことだと書かれていた。
    が、やっぱり読み終わって、霧島と草津の方がしっくりきた。

    設定も面白いが、ちょっと事件が強引だったり、なんとなく集中できない推理小説で、正直うーん。と思ったが、最後、これ1冊を総じて見た時に成る程と思った。

    でも、やっぱり物足りないかな。
    草津が氷見に執着する理由として、まだ足りない気がする。

    そして、そんな終わり方は、彼女からすれば爪が甘いような。

    続きがあったら、まぁ、読んでもいいかなーってところでした。

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    2026年08月31日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    ネタバレ

    ミステリー小説が好きだが、犯人を追う警察視点の話しは読んだことがなかった。書店で警察小説アンソロジーの副題を見つけてすぐに購入。誰か犯人なのかを推理しながら読み進めるのが楽しかった。

    方丈貴恵さんのオカルト大好き刑事のキャラクターは好きだけど、15年前の事件現場に戻れる怪異を簡単に信じてしまう殺人犯はさすがにいないだろうと思ってしまった。

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    2026年08月27日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    それぞれの話は面白いけど、
    結構殺人が多いから、一気読みはしんどい。
    それぞれの刑事のキャラを掴むのも
    気力がいるかも

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    2026年08月25日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    それぞれ面白さが違って、個人的には米澤穂信さんと荒木あかねさんの話が好みだった。他にも警察小説アンソロジーがあるので、知らない作家さんの話を読んでみたい。荒木さんは初めてなので彼女の小説を探します。

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    2026年08月18日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    警察ミステリーといっても、切り口を変えるだけで全然違う物語になる。
    行きつけの店で事件を推理する二人の刑事、オカルト好きの警視、巡査長の拳銃自殺、帰署中のトラブル、元警官の探偵…などストーリーは多岐にわたる。
    どれも面白いけど『プライドの隙間』のテーマと真相がわりと好きだった。

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    2026年08月17日
  • 盾と矛

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    ミステリーの新たなジャンルを楽しめる小説。

    「絶対に罪を逃さない探偵」VS「必ず無罪にする仕事人」の旧友との推理合戦が繰り広がられる小説。

    3つの事件を通して二人が色々な仕掛けを用意し犯人を追い詰めたり、無罪に導いたりと忙しい感じがありますが、いつもと違う推理合戦にハマってしまう要素があります。

    人は何か追う目標などがあると強いのかとも感じました。
    今までにない推理合戦を楽しみたい人にはおすすめです。

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    2026年08月16日
  • 少女には向かない完全犯罪

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    両親を殺された小学6年生の少女が完全犯罪請負人の幽霊とタッグを組み復讐しようとする話。
    幽霊だからこそ自由に移動し警察の動向など情報を入手し少女をアシストできる設定は面白かった。
    一方では、全体的には冗長で中盤までは長く感じたり、終盤に二転三転していたところはあまりにも展開が変わりすぎて過剰に感じてしまったり(二転三転ものは基本好きなのですが)。そして少女が中学生くらいであればもう少し現実味があったものの、小学6年生となると行動力と推理力に無理があるとも思ったり。
    総じて話は面白かったものの、複雑になりすぎてたようにも思いました。

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    2026年08月16日
  • 盾と矛

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    ネタバレ

    探偵と助手、それに対極となる犯人を逃そうとする犯罪者という設定がノッキンオン・ロックドドアに似てるなと思ったが、こちらの方がアクション要素が強め。
    証拠を消したり犯罪を上書きするという点は、新しいなと思った。そしてまさかの探偵側もやるとは思わなかったので、その点はさらに斬新だなと思った。
    そして3章でまさかヒミコが死ぬとは思わなかったので、意外な展開に驚いた。もう少し彼らの直接対決が見たかった。

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    2026年08月09日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    荒木あかね「プライドの隙間」と芦沢央「コールバック」がよかった。前者は警察組織の悪しきマチズモをうまくミステリの背景として活かしている。
    後者は退官した元刑事を主人公としたシリーズものだけれど、このシリーズの持ち味であるありふれた人間のもつ悪辣さ卑劣さという形で凡庸な悪を描いてみせるのが巧み。

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    2026年08月07日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    一話目が1番良かった。書き手が違うと展開も人それぞれなので読者の予想を見事に裏切ったストーリーを楽しめる。ここから気に入った作家本を辿っていくのも面白い。

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    2026年07月31日
  • 少女には向かない完全犯罪

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    多重的な構造やトリック、想定外の流れ、伏線の回収などミステリーの要素が押さえられて一気読みしましたけど、主人公の特殊設定への依存度が高くてもっと現実性を追求してほしかったのと、もっと人が死なないといいのにと思いました。

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    2026年07月25日
  • 盾と矛

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    三つの事件が繋がってくるというの面白かった
    ただ一部文章がキャラ設定なのか、AIが作った文章なのか、ドライな感じがして読みにくく感じる箇所が多かった

    暴の領分という言葉が嘘喰いぽくて良かった

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    2026年07月23日
  • 盾と矛

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    短編で3つの事件かと思ったら最後は繋がった。複雑な謎解きで、最初の事件を解決したと思ったら、証拠の上書きをされ、また、それを上書きするように展開していく。
    警察の依頼を受けて、事件現場に行く探偵コンビ。絶大な信頼かと思うと、あっという間に警察から手切れを宣告される。窓口の刑事も間抜けなような、そうでも無さそうな。
    敵方のヒミコも壮絶な仕掛けで終わりを迎えるが、あまりにも壮絶過ぎて引いてしまう。探偵コンビの解決力が上回ってこその最後の仕掛けだったのだろう。

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    2026年07月19日
  • 盾と矛

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    中学の同級だった草津正守、霧島央太郎、氷見朱鳥の3人。

    草津は手段を問わずどんな犯行も解き明かす車椅子探偵、霧島はその助手にして暴力担当、氷見はヒミコと名乗り犯罪もみ消し業に従事。

    草津と霧島の2人は警視庁田辺警部に協力しながら、ヒミコが仕掛けた工作を半ば力づくで暴いていく。

    本書の特色はただの知恵比べではなく、探偵側が必要であれば証拠の捏造や妨害工作にも躊躇なく手を染めること。

    第三章は親(大人)は子どものためなら何でもするというルール(集落)が設定され、それによって最後の大逆転が起きる。
    途中の展開には驚かされた。

    合理的だがトリッキーな仕掛けはいかにも京大ミス研らしい。

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    2026年07月18日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    5人の作家さんが描いた警察ミステリー5話。
    ひと口に「警察ミステリー」といっても、三者三様。
    作家さんによって全く異なる切り口になっていて面白い。
    方丈貴恵さん「メゾン・イニシェの怪」
    芦沢央さん「コールバック」
    の2作品が特にお気に入り。

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    2026年07月17日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    警察小説は大好物だから、こうゆうアンソロジーはありがたい。色んなテイストの作品が楽しめて満足。
    米澤さん、芦沢さんは、らしさが詰まった安定に良い作品だったし他は初めてだったけど読みやすく面白かった。短篇ものの物足りなさも感じず、深すぎず浅すぎず…どの作品もいい塩梅で良かった。

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    2026年07月16日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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     5人の作家の警察小説アンソロジー。現役警察官だけではなく退職して探偵になっている主人公がいたりと米澤穂信目当てで購入し初読み作家さんもいたけれどそれぞれが違って楽しめた。個人的には「コールバック」が一番印象に残ったかも。

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    2026年07月09日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    米澤穂信作品、葛刑事が同期の丸山と会う居酒屋のメニューおいしそう。物事の見方を変えると見えるものがある、これは刑事ものの定番だろうけど私はいつもわからないので解説されてなるほど〜と毎回思ってる。オカルト系は苦手だった。

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    2026年07月09日
  • 盾と矛

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    頭脳明晰な車椅子の草津と体力だけは人一倍の霧島がバディを組んで謎を解き明かすというもの。それに彼らと同級生でヒロトと呼ばれる女性が犯人を助けるアリバイ作りの名人として登場する。3章から成るが、読み応えあるのは第3章。

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    2026年07月07日