方丈貴恵のレビュー一覧
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ネタバレアミュレット・ホテルの続編。前作が小ヒットしたのもあり、売れ路線を狙ったか?本格度は前作より下がり、その代わりにエンタメ度がアップ。
竜泉家シリーズはあまりキャラクターに愛着はないが、こちらのハードボイルド風なのに理知的なホテル探偵が格好良くて好きだ
ドゥノット・ディスターブ
生配信中に背後から刺された双子の片割れ。衆人環視の密室と鉄壁のアリバイだが実は〜のネタでズッコケ。ポイントは袖の内側に隠した両手から紐解かれるロジック。
落とし物合戦
遺失物管理を担当しているラウンジ&バー『ブラック・カイザー』には高価なブレスレットと靴下の中に入ったぬいぐるみが届けられた。申し出た3人の中の -
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Posted by ブクログ
殺人がご法度とされる犯罪者御用達のホテルを舞台にした4つの連作短編。
それぞれのエピソードが独立しつつも関連しており、短編ながらきちんと謎解きの満足感を得られる。2話目でホテル探偵・桐生の過去が明かされる「エピソード0」が挟まれることで、奥行きが増している。
重すぎず軽すぎず、サクッと読める印象だった。
●元ネタ
映画『ジョン・ウィック』のコンチネンタルホテルと同じ設定で、作中でもオーナーがそれに憧れてこのホテルを作ったと明記されている。上階のバーが『ババヤガ』という名前である点も鑑賞済みの人は思わずニヤリとすると思う。さらに最終話で、各犯罪組織の王が集う「ザ・セヴン」が登場する展開 -
Posted by ブクログ
いや〜、面白かった。
犯罪者御用達ホテル。
守るべきルールは2つだけ。
ホテルに損害を与えない。
ホテルの敷地で障害・殺人事件を起こさない。
なのに、殺人事件が起こり、その謎をホテル探偵こと桐生が解決していく。
桐生がアミュレット・ホテルで働くまでを描いたエピソード0を含め、4編からなる。
犯罪者しか利用しないから、トリックもなかなか複雑。それをいろいろな観点から桐生が解決していく様子は本格ミステリそのもの。
特異設定が犯罪者御用達のホテルって言うのも、なかなか面白い。
ただの探偵かと思ってた桐生の本来の姿が暗殺者って言うのも、ちょっと意外だったけど、それも含めて、桐生がかっこいい。
オーナ