方丈貴恵のレビュー一覧
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これめちゃくちゃ面白いです!
有名な6名の作家さんがそれぞれ短編で
ミステリーを書いていますが、
それだけではなく、別の作品の推理をしています。
推理小説の3つの謎である、
【フーダニット】…誰が
【ホワイダニット】…動機は
【ハウダニット】…どうやって
が問われた作品がそれぞれ2作ずつ楽しめます。
問題編、解答編、推理編で大きく章が分かれていますが、おすすめの読み方は
まず問題編を読んで自分で推理した後に
推理編を読んで、最後に解答編に行く読み方です。
ほとんどの作家さんが正解していて、
さすがとしか言えないです。
中には「全然わかんない~!けどこうかな~」みたいな人間味のある解答もあっ -
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ネタバレまさか続編とは知らず読んでしまった……笑
ミステリーといえばトリックが肝になってくるが、とても面白かった。
ミチ殺しの気圧差を利用したトリック、そしてユウキ殺し、ケンザン殺しで使ったVRならではの館自体の大きさを変えたトリック、特に後者は想定できなかった……また、現実空間での棟方殺し、不破殺しも面白い観点だった。
また、この著者の特徴なのか、途中で推理できるポイントを挑戦状として書いてくれてるのは楽しかった。
一番はプロットの面白さだった。
犯人の視点として3事件、探偵として2事件を扱う構成はなかなか無い面白い展開だった。
更には、最後の東が千景であった驚き、犯人の目的はこの空間だけでない -
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ネタバレおもしれ~~~~~!!!!!
前作のタイムトラベルものとは違い、今度は人間に擬態できるバケモノが誰かに化けているかを突き止めるお話。
は? って思うでしょ。
最初黒猫が犯人ですってなったとき、こっからどうなるんだよと思ってハラハラドキドキしたけど、そんな心配杞憂でした。面白すぎる!!!!寝る前に読み始めて結局一気読みした。読み終わったあと思わず「おもしれ~~~」ってつぶやいちゃったもんな。夜中二時に。
二転三転する展開に翻弄されっぱなし!竜泉の推理力がすごすぎる。あと加茂の名前が出たのも嬉しかった。
最後のオチも面白すぎて脱帽。あーそういうことか!ってちょっとにやけちゃった。人間とは業が深 -
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ネタバレ正直、エピローグまでは★3〜4でした。
3人を幼馴染の復讐の対象とし、幽世島へロケにきた主人公と一行。しかし、マレヒトと呼ばれるこの地に伝わる異形の存在に対象が先取りされてしまう。復讐を自分の手で成し遂げるため、マレヒトの犯行をとめ、マレヒトは誰に化けているのかを追究していくストーリー。マレヒトという存在を扱った特殊設定ミステリで、その設定も緻密になされているため、本格ミステリとして十分楽しめる本作である。しかし、エピローグまで異形の存在の本能的な動機がミステリ好きとしては刺さらず、またマレヒトの蛮行というだけでは物足りなかった。
エピローグ、特殊設定を用いたミステリだけで終わらず余韻を味 -
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ネタバレ設定を受け入れるのに若干時間を要しました…というか登場人物たち特殊設定に順応するの早すぎない?特に主人公!なんてツッコミを入れつつ読みましたが、まあ竜泉家の一族は不思議な事への耐性が強いんでしょう。
暗号を解読して発見した文書により、マレヒトの能力が開示されていくシーンはワクワクしましたし、一見単純に見えた暗号がマレヒトには解読不可能なものだったこと、それが犯人当てに直結する点は非常に巧みだと思いました。
読者への挑戦付きの本格ミステリとのことで、論理によって犯人を導き出すことが十分に可能であり、フェアなミステリだと思います。私はマレヒトの仮死状態にするという能力を誤解していたせいで、見 -
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裏切りの捜査線
警察ミステリーをテーマにしたアンソロジー。
お見通し 米澤穂信
有名な芸能人のコンサートに殺害予告が届く。警察はコンサート会場付近の公園で過去に逮捕歴のある男を見つけ取調べをする。そして公園からは男が以前に持っていたものと同じナイフが発見される。
警察官の葛と丸山の酒の席での会話だが、警察官同士受け持っている事件の共有は出来ないが、偶然という形で丸山は葛に今回の事件の不満点を相談する。ある意味後味の良い作品であるが、米澤穂信独特の短編描写が見受けられとても面白い作品だ。
何故、「ナイフがその場所から見つかったのか」という一つの疑問から衝撃の理由に連なっていく。
メゾン・イ -
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ネタバレ探偵と、犯人を逃がそうとするヒミコとの攻防という構図は面白い。お互いに証拠を捏造してでも一歩先んじようとする展開や、第三章でのヒミコのまったく予想外な行動には意表を突かれたけれど、どこかもうひとつ物足りなさも残る。各章で事件が一応は分かれていて攻防戦があっけなかったからかな。最終盤で明かされる事件のつながりによって、こじんまりした印象も持ってしまった。また、草津の足が不自由な設定も、探偵が勝手に動き回って物語を早く進めてしまわないための、少し作為的な足かせのように感じられてしまった。もし次回作があったとして、続きを読むかはちょっと微妙なところ。
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米澤穂信、方丈貴恵、荒木あかね、松嶋智左、芦沢央『裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー』文春文庫。
5人の作家による警察小説アンソロジー。文春文庫の警察小説アンソロジー『捜査線』シリーズは様々な作家の短編が味わえるところに魅力があるのだが、当たり外れが大きい。
このアンソロジーで一番面白かったのは、松嶋智左の『ヤギノメ』シリーズの1編である『家につく猫』だった。他の短編は並みか、それ以下という感じで、文春文庫の警察小説アンソロジー『捜査線』シリーズは他の出版社の警察小説アンソロジーに比べるとレベルが低いなと感じた。
米澤穂信『お見通し』。人気ミステリー作家の1人であることは認識している