方丈貴恵のレビュー一覧

  • 時空旅行者の砂時計

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    ネタバレ

    面白かった!!!

    タイムトラベルものは好きだけど海外SFは苦手だというジレンマを抱えていたところ、運命的な出会いを果たしました。
    最初の前振りは長かったけど、丁寧に描かれているからこそ事件が起きた後の没入感がすごい。当初、たくさん登場人物いるから覚えられるかな~とか思ってたけど、そんなの杞憂なくらい面白かった。
    竜泉家のその後にも、加茂の妻に対する愛にもグッと来た。
    あとこれが2作もあるの~!?嬉しい楽しみ早く読むぞ!

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    2024年04月23日
  • 孤島の来訪者

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    二転三転する結末が待っていて、最後まで驚きの連続だった!

    この描写はヒントだろうな、もしかして、、と所々勘づくけど、斜め上の結論に辿り着いて、脱帽といった感じ。

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    2024年04月06日
  • 孤島の来訪者

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    ネタバレ

    正直、エピローグまでは★3〜4でした。

    3人を幼馴染の復讐の対象とし、幽世島へロケにきた主人公と一行。しかし、マレヒトと呼ばれるこの地に伝わる異形の存在に対象が先取りされてしまう。復讐を自分の手で成し遂げるため、マレヒトの犯行をとめ、マレヒトは誰に化けているのかを追究していくストーリー。マレヒトという存在を扱った特殊設定ミステリで、その設定も緻密になされているため、本格ミステリとして十分楽しめる本作である。しかし、エピローグまで異形の存在の本能的な動機がミステリ好きとしては刺さらず、またマレヒトの蛮行というだけでは物足りなかった。

    エピローグ、特殊設定を用いたミステリだけで終わらず余韻を味

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    2024年02月25日
  • 孤島の来訪者

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    ネタバレ

    設定を受け入れるのに若干時間を要しました…というか登場人物たち特殊設定に順応するの早すぎない?特に主人公!なんてツッコミを入れつつ読みましたが、まあ竜泉家の一族は不思議な事への耐性が強いんでしょう。 

    暗号を解読して発見した文書により、マレヒトの能力が開示されていくシーンはワクワクしましたし、一見単純に見えた暗号がマレヒトには解読不可能なものだったこと、それが犯人当てに直結する点は非常に巧みだと思いました。

    読者への挑戦付きの本格ミステリとのことで、論理によって犯人を導き出すことが十分に可能であり、フェアなミステリだと思います。私はマレヒトの仮死状態にするという能力を誤解していたせいで、見

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    2024年02月19日
  • 本格王2022

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    2023.06.30
    こういう読み比べはとても楽しいです。
    やはり、1番は道尾秀介。次は大山誠一郎。3番手に浅倉秋成を推す。
    私は特殊設定ものが苦手ということもわかったのも収穫。

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    2023年06月30日
  • 本格王2021

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    方丈さんが好きで方丈さん目当てで買った。
    アミュレットホテル、とても楽しく読めて好き。

    他にも初読みの作家さんが多く、楽しく読め気になる作家さんが増えた。

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    2023年04月30日
  • 本格王2022

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    みんな良かったです!
    読んだことのない作家さんのお話は興味深く、次に読む本をどれにしようかな~、と迷ってます!

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    2022年07月13日
  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    同じ冒頭一行から24人が物語を立ち上げるという試みは、短編という形式の中で作家の個性が極端に浮き上がる面白さがあった。特に米澤穂信「時効」は、わずか6ページで伏線と反転を成立させる職人芸で、静かな論理の美しさが際立っていた。一穂ミチ「魔法少女ミラクルミルキー」は、可愛い設定を使いながら、人生の節目と喪失を静かに描く大人の物語で、最後の任務の“ささやかさ”が逆に胸に残る。ミステリー、SF、ホラー、ユーモア、社会派…ジャンルが毎話変わる短編なのに長編級の余韻を残す、豊かなアンソロジーだった。④

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    2026年08月14日
  • 盾と矛

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    ネタバレ

    「盾と矛」
    犯人 対 警察 なのかと思ったら

    「犯人を絶対に捕まえる」探偵 と
    「どんなことをしても犯人を逃す」仕事人
    だった。
     
    推理・頭脳担当の車椅子探偵と、腕力・暴力担当の助手
    証拠や事実を捻じ曲げてでも犯人を無実にする仕事人
    実はこの3人は中学の同級生

    『事件は犯人が分かってからが本番だよね』

    普通なら動機やら犯行方法やらが解明される事なのだと思うけど

    仕事人が絡んできたと悟るなり愉悦に浸る探偵。そこからがお互いの仕掛け合い。
    仕事人による新たな証拠の捏造やら事実の捻じ曲げやらが、仕事人と探偵側で繰り広げられ、事件そのものが変貌していく設定。
    確かにこの切り口は今までなかった

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    2026年08月06日
  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    「これが最後の仕事になる」で始まる24編のショートショート。
    特におもしろかったのは、
    「二重螺旋の虚夢」
    「教壇にて」
    「アイドル卒業」
    「声」
    「時効」

    自分の知らない作家さんの作品も読めて、たまにはこういうのもいいなと思った。

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    2026年08月01日
  • アミュレット・ホテル

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    犯罪者御用達のアミュレットホテル、ホテル内では法令無視でどんなサービスでも提供される。
    ホテル内で殺人などの掟破りを起こすとホテル探偵桐生が捌きを下す。
    ジワジワ面白みが出てくる作品だった。
    続編も期待したい。

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    2026年07月30日
  • 盾と矛

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    依頼人(犯罪者)を無罪にするためには、証拠の捏造・さらなる犯罪も厭わない仕事人氷見。氷見が暗躍する事件を解決しようとする名探偵草津と助手霧島。
    3人はかつて同じ学校の友人だった。

    車いす探偵に代わって現地調査を行った助手からの報告を受け、あっという間に犯人を指摘する草津。
    ただし、その間に氷見による証拠の改ざん等が行われ、かつての旧友とやり合いながら、犯人を諦めさせ自白させる-というパターン。
    いくつかこのパターンの短編が続いたのち、最後にこれまでの事件が繋がってくる。

    ひとつずつの設定は目新しいものではないのに、組み合わせるとこうなるのか!という驚き。面白かった。

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    2026年07月28日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    この一冊にこの作者のこの作品。
    どの作品も重厚でした。
    贅沢な一冊です。

    作家さんてすごいなぁ、と特に感じたのは
    一話あたりのページ数です。
    この短いページ数でこの内容を紡ぐことができて
    さらには登場人物たちのキャラクターをたたせる。
    どのお話も人物たちのキャラクターが現実にいるような
    リアルさがある。
    物語の構成もしっかりしていて、この頁数で
    よく物語のまとめができるな。
    と、そういう観点からもおすすめします。

    一話がしっかりしているので、一話読み終わると
    本を一冊読み切った感じがして、
    次の話にすすんだとき前の話を思い出すのが
    難しかったくらいです。

    それぞれの作家さんの別の未読本に

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    2026年07月27日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    裏切りの捜査線
    警察ミステリーをテーマにしたアンソロジー。

    お見通し 米澤穂信
    有名な芸能人のコンサートに殺害予告が届く。警察はコンサート会場付近の公園で過去に逮捕歴のある男を見つけ取調べをする。そして公園からは男が以前に持っていたものと同じナイフが発見される。
    警察官の葛と丸山の酒の席での会話だが、警察官同士受け持っている事件の共有は出来ないが、偶然という形で丸山は葛に今回の事件の不満点を相談する。ある意味後味の良い作品であるが、米澤穂信独特の短編描写が見受けられとても面白い作品だ。
     何故、「ナイフがその場所から見つかったのか」という一つの疑問から衝撃の理由に連なっていく。

    メゾン・イ

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    2026年07月18日
  • 盾と矛

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    ネタバレ

    探偵と、犯人を逃がそうとするヒミコとの攻防という構図は面白い。お互いに証拠を捏造してでも一歩先んじようとする展開や、第三章でのヒミコのまったく予想外な行動には意表を突かれたけれど、どこかもうひとつ物足りなさも残る。各章で事件が一応は分かれていて攻防戦があっけなかったからかな。最終盤で明かされる事件のつながりによって、こじんまりした印象も持ってしまった。また、草津の足が不自由な設定も、探偵が勝手に動き回って物語を早く進めてしまわないための、少し作為的な足かせのように感じられてしまった。もし次回作があったとして、続きを読むかはちょっと微妙なところ。

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    2026年07月13日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    米澤 穂信、方丈 貴恵、荒木 あかね、松嶋 智左、芦沢 央
    5人の人気作家によるミステリ短編集
    帯書きの「裏切り!衝撃!どんでん返し!!5人の人気作家が描く、珠玉の警察ミステリー」に惹かれて読みましたが・・・
    松嶋 智左の作品は警察小説?
    芦沢 央に至っては退職した刑事が探偵となって活躍・・・ま、面白かったけど(^_^;)
    重い話もありますが、概ね楽しめます。

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    2026年07月12日
  • これが最後の仕事になる

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    これが最後の仕事になる。の一文で始まる24名の作家による短編集。
    おおむねひとさじの悪意が練り込まれていたが、いろんなテイストの話が読めて良かった。
    特に真梨幸子さんの話はやばかった。初真梨の洗礼を受けてしまった。

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    2026年07月10日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    5人の作家による警察小説アンソロジー。この手の本は面白くないのが相場で、本作は珍しく、米澤氏と芦沢氏の作品が面白かった。両作ともそうくるかという良い意味での裏切りが秀逸。特に芦沢作品は刑事をやめた探偵ものだが、終盤までどこに着地するのか全く読めず、久しぶりに面白い短編を読んだ感じ(先日読んだ芦沢作品短編集は今一つだったが)。松嶋氏の「ヤギノメ」シリーズは面白いのだが、本作は今一つ。

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    2026年07月06日
  • 盾と矛

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    手がかりを捏造し、犯人を逃す仕事人という設定でいつもの多重解決にスパイスを加えている感じ。連作短編ながら3章とも技アリの不可能犯罪というのは流石でどれも独創的な状況を作り上げている。3つ目が人気そうだが、個人的にはチープなトリックと探偵に腐されている1つ目の密室が結構好き。麻耶せんせーが帯で言ってるとおり、ライバルとの対決がこの終わり方はズルい。もっと読みたかった。

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    2026年07月05日
  • アミュレット・ワンダーランド

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    シリーズ第二弾。前作に続き設定はおもしろいと思うが、ホテル内で起こる事件なので少々スケールが小さく感じるのは否めない。ホテル探偵の推理とかミステリーとしても気軽に楽しめる一冊だと思う。

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    2026年07月04日