方丈貴恵のレビュー一覧

  • 孤島の来訪者

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    ネタバレ

    正直、エピローグまでは★3〜4でした。

    3人を幼馴染の復讐の対象とし、幽世島へロケにきた主人公と一行。しかし、マレヒトと呼ばれるこの地に伝わる異形の存在に対象が先取りされてしまう。復讐を自分の手で成し遂げるため、マレヒトの犯行をとめ、マレヒトは誰に化けているのかを追究していくストーリー。マレヒトという存在を扱った特殊設定ミステリで、その設定も緻密になされているため、本格ミステリとして十分楽しめる本作である。しかし、エピローグまで異形の存在の本能的な動機がミステリ好きとしては刺さらず、またマレヒトの蛮行というだけでは物足りなかった。

    エピローグ、特殊設定を用いたミステリだけで終わらず余韻を味

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    2024年02月25日
  • 孤島の来訪者

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    ネタバレ

    設定を受け入れるのに若干時間を要しました…というか登場人物たち特殊設定に順応するの早すぎない?特に主人公!なんてツッコミを入れつつ読みましたが、まあ竜泉家の一族は不思議な事への耐性が強いんでしょう。 

    暗号を解読して発見した文書により、マレヒトの能力が開示されていくシーンはワクワクしましたし、一見単純に見えた暗号がマレヒトには解読不可能なものだったこと、それが犯人当てに直結する点は非常に巧みだと思いました。

    読者への挑戦付きの本格ミステリとのことで、論理によって犯人を導き出すことが十分に可能であり、フェアなミステリだと思います。私はマレヒトの仮死状態にするという能力を誤解していたせいで、見

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    2024年02月19日
  • 本格王2022

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    2023.06.30
    こういう読み比べはとても楽しいです。
    やはり、1番は道尾秀介。次は大山誠一郎。3番手に浅倉秋成を推す。
    私は特殊設定ものが苦手ということもわかったのも収穫。

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    2023年06月30日
  • 本格王2021

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    方丈さんが好きで方丈さん目当てで買った。
    アミュレットホテル、とても楽しく読めて好き。

    他にも初読みの作家さんが多く、楽しく読め気になる作家さんが増えた。

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    2023年04月30日
  • 本格王2022

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    みんな良かったです!
    読んだことのない作家さんのお話は興味深く、次に読む本をどれにしようかな~、と迷ってます!

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    2022年07月13日
  • アミュレット・ホテル

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    方丈貴恵さんでございます。
    設定の勝利です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
    「犯罪者御用達のホテル、アミュレット・ホテル」。
    2つのルールさえ守れば、あとは治外法権
    武器でも、偽造〇〇もご用意いたします!
    魅惑的な世界、何が起きちゃうの!

    23時くらいのドラマをみているような♪( ´▽`)
    いい意味ですょ!

    ホテルに泊まることのできるVIP犯罪者も
    意外と行儀が良いんですよ、
    ただ事件は起きるんですよね。
    サクッと殺人事件でございます! 

    2つのルールを破っちゃうんだよね。
    1、ホテルに損害を与えない
    2、ホテルの敷地内で障害・殺人事件をおこさない

    殺人事件が起きますが
    ただ

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    2026年04月08日
  • 時空旅行者の砂時計

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    はじめての作家さん方丈貴恵さん。
    本棚に『アミュレットホテル』も鎮座されているのですが、先にこちらから♪
    ちょいちょい、おすすめされている作品だったので期待大!
    デビュー作らしい、力作でした♪( ´▽`)

    主人公加茂の奥さんが病に倒れる!
    どうやら奥さんの先祖に呪いのような事故があり
    それが原因のよう。
    それをタイムトラベルを使って解決する!
    マイスター・ホラという謎の妖精のような未来から来たAI?ようわからんけど、どんどん話が
    進んでいきます。
    100ページくらいまではわかるようでわからん、
    なかなか没入できずに苦しみました( ´Д`)y━

    でも、中盤からはクローズドサークル的になり、

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    2026年04月06日
  • 時空旅行者の砂時計

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    本格ミステリとSFの良いとこ取りで読んでいて楽しすぎる〜
    キャラも設定も分かりやすくて文章に癖もなくてするする読めます。(ただ冒頭の家系図に指を挟んでおいてずっとチラチラ見ながら読んでました笑)
    犯人当ても正解してしっかり楽しめました!

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    2026年04月08日
  • 盾と矛

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    探偵・草津の推理により、事件が解決に向かうと思われた矢先、犯人確定の証拠が「消失」してしまう。
    事件を隠蔽・捏造して犯人を確実に逃がす仕事人・ヒミコが裏にいると気づいた草津が、助手の霧島と現場に臨場し、ヒミコとの推理合戦を繰り広げていくというお話し。
    探偵vs犯人という設定はよくありますが、犯人側(仕事人・ヒミコ)が事件の証拠を隠蔽・捏造し、探偵側も証拠を捏造するという内容は読んだことがなく、なかなか面白かったです。第一章と第二章は犯人側の視点も描かれており、追い詰められていく過程にハラハラしましたが、第三章はミステリー要素盛り沢山といった内容でした。知の領分・草津と暴の領分・霧島の関係性も良

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    2026年04月05日
  • 盾と矛

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    やっぱりこの人の作品いいねー
    同年齢であることもあるかな。
    連作長編で章ごとに犯人や謎は解かれるけど終盤である繋がりになり二転三転の構図になるのは良かった。

    3178冊
    今年77冊目

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    2026年03月30日
  • 名探偵に甘美なる死を

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    シリーズ作品であることに読み始めてから気付いた。
    でも、もう読むのを止められない。
    どうやら1作品飛ばしてたみたい。
    所々わからない所はあったけど、大筋は問題なし。

    VR世界と現実世界でのダブルでクローズドサークルミステリー。VR世界でしか実現不可能なトリック。設定が十分に活かされていて大満足。

    そこそこの長編だけど、それを感じさせないテンポ感で案外サクッと読み終われたのも
    よかった。

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    2026年03月23日
  • アミュレット・ワンダーランド

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    前作「アミュレット・ホテル」の続編です。
    短編集(少々ボリューミーな中編といったところ)で四つのお話が載ってます。

    アミュレット・ホテルの設定が定着しているのでストーリーに入りやすかったです。ホテル探偵の桐生さんも好きですが、わたしのお気に入りは地味だけど有能すぎる水田さんです。今回は水田さんの活躍ポイントが多くて楽しかったです。

    また続編が出たら読むとおもいます。

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    2026年03月18日
  • 推理の時間です

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    方丈貴恵さんファンなので、手に取ってみた。

    さっぱり検討がつかないものから、これはなんとか辿り着けていたのでは?!と悔しい思いをしたものまであって、楽しめる1冊だった。

    作家さんが、出題者のみならず、別作品の回答者としても執筆されているのもおもしろかった。

    読み慣れていないからか、情景をイメージするのに精一杯で、軍事ものの短編は謎解きどころではなかったかな。

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    2026年02月14日
  • 少女には向かない完全犯罪

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    ビルから落とされて幽霊となった​裏稼業の完全犯罪請負人・黒羽と、両親を殺された幽霊が見える少女・音葉。
    幽霊も子供も一人では何もできない為、この2人が力を合わせて犯人を探し復讐するストーリー。
    ちょうど真ん中のページあたりで犯人逮捕。
    まだ折り返しだよな?と思っていたら、ここから「え?え?」と少し取り残されるようなスピードで、次々と話の流れが変わっていく。
    一体犯人は誰なのか?
    復讐は何も生み出さないとは言うけれど、この作品では多くのものが生み出されてしまった。

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    2026年02月07日
  • 推理の時間です

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    そうそうたるメンバーが出題者の読者への挑戦。
    推理するのは、犯人に限らず、なぜ、やどうやって、だったりとバラエティに富んでいる。
    我孫子武丸さんだけは既読だったけど、他は未読。
    当然のように、推理はだめだめな私w
    田中啓文さんは時代物であり、どこか伝奇ものみたいだった。
    巻末に、収録の6人による推理も掲載されていて興味深かった。

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    2026年02月01日
  • アミュレット・ホテル

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    犯罪者専用のホテルで起こる殺人事件のお話

    犯罪者御用達のホテル アミュレット・ホテル 別館
    警察の介入が一切なく、銃や偽造パスポート、毒などのルームサービスなど非合法なサービスでも受けられる

    そんなホテルを利用する上で課されるルールは2つ
    1.ホテルに損害を与えない
    2.ホテルの敷地内で傷害・殺人事件を起こさない

    しかし、犯罪者達故にそんなトラブルは発生してしまう
    絶対的なルールが破られる時、ホテルの従業員が捜査し、犯人を同じ手口で処理する事で信頼を保つ必要がある
    そこで駆り出されるホテル探偵 桐生のお話

    収録されているのは4編

    ・アミュレット・ホテル
    ワゴンでドアノブが固定された密

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    2026年01月22日
  • アミュレット・ホテル

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    ネタバレ

    設定は面白いしラストもいいけど、
    「ホテルに危害を加えない、殺人を犯さない」という
    絶対的なルールがあるのに、
    「頼んだら毒でも銃でも手に入れられる」
    というホテルのサービスの売りとして掲げられてるのは、矛盾してないかな?手に入れたらすぐに使いたいよね、ホテルなんだし滞在している間に使うものをホテルで調達したいのでは?
    また、「ホテルに危害を加えない、殺人を犯さない」というルールのもとに成り立っているホテルなのであれば、事件はぱっと見、
    自然死、事故死、自死でないと設定の意味がないような気がした。
    とはいえ、続編は文庫化したら読みたい。

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    2026年01月14日
  • 少女には向かない完全犯罪

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    方丈先生の作品は初めて読んだので、軽いタッチの文章でしたが、読むのに時間がかかってしまいました。

    幽霊と解決を目指すという設定は新鮮で、ワクワクしました。幽霊にしかできない手法が満載で、便利〜って感心しながら楽しみました。

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    2026年01月14日
  • これが最後の仕事になる

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    作品紹介・あらすじ

    最初の1行は全員一緒。
    1編6ページ、24種の「最後の仕事」。

    早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。
    ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。

    『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第三弾。

    *****

    24編からなるショートショート集。
    Mephisto Readers Club(MRC)が贈る大好評シリーズ第3弾とのこと。第6弾の「それはそれはよく燃えた」をまず読んだので、次はこれということで

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    2026年01月02日
  • 少女には向かない完全犯罪

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    ネタバレ

    特殊設定でありながら本格ミステリーであることは間違いない。素晴らしい作品だった。
    最近は特殊設定物が増えて、もっとコテコテの雪降る山荘的なミステリーが読みたいと思っていたが、本格ミステリー要素を損なわずに楽しめるのが方丈貴恵の魅力。

    全員が抱える傷や秘密、お互いを守ろうとする意向が物語を複雑化していき、それらが共有されていくごとに何重ものストーリーがめくれ真実に向かっていく。脱帽ですね、読者的には最後あたりちょっとお腹いっぱい感もあったので星4としましたがおすすめの一冊です

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    2025年12月29日