方丈貴恵のレビュー一覧

  • これが最後の仕事になる

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    最初の1行は全員同じ、人気作家さん達の短編集。様々なテイストの短編があり楽しい。また色々な作家さんを知ることも出来るので、今後の作品選びの参考にさせてもらっている。

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    2024年11月09日
  • これが最後の仕事になる

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    全員同じ言葉で始まる短編て面白い企画!
    と思ったらシリーズなんだそうで考えた人粋!

    わたしが特に面白いと思ったのは、いっぱいあったーー!
    どれも素晴らしくて心から楽しめました!!

    呉さんの話はびっくりした!よくあんなの書けるなーと。作家さんてすごい。

    あと岸田奈美さんは、わたしは作家さんとは知らなくて(エッセイの人かと思っていた)びっくりしたんだけど、奈美さんらしいユーモアもある素敵な物語でとっても良かったです。

    他のシリーズもどこかで読めたら読んでみたいなと思いました。

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    2024年11月06日
  • これが最後の仕事になる

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    シリーズ第3弾。これまでの中でも1番バラエティに富んでて、面白かった。お気に入りは「声」と「悪魔との契約」。この企画で不思議なのは、元々好きだった作家さんではなく、別の人の作品が気にいること。そして、次はその方の違う作品を読みたくなります。読書が止まらない〜

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    2024年11月04日
  • 時空旅行者の砂時計

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    タイムトラベルとミステリを組み合わせるとこうなるのか〜!と感心。正直すべてにすっきりしたわけではなかったけれど、タイムトラベルの制約が絡む中でこれ以上うまくまとめることはできないと思った。後半の真相に近づいていくところはやっぱりどきどきして、ごはん食べるのもあとまわしにして一気読みしちゃった。登場人物多かったし、建物やタイムトラベルの設定もあったけれど、意外と混乱せずに読めた気がする。読んだことのない種類のミステリでたのしかった。

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    2024年11月03日
  • 孤島の来訪者

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    時空旅行者から続けて読んだ

    特殊設定ミステリー

    前作と星の数は同じだが若干の落ちる評価かなあ

    トイレの回数の一覧表、結末からの逆算が見え見えかなぁ

    ???の特性の多さにも鼻白んだ

    次作も積んであるが、ちょっと間を開けよう

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    2024年10月31日
  • 時空旅行者の砂時計

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    評判が良いらしいので買い集めていたシリーズだが3部作まで積読状態になってしまったので、ようやく手に取る

    SF気味の特殊設定ミステリー

    読者への挑戦状も好み

    解決編
    謎解きのカタルシスは得られなかったが、伏線が丁寧な印象

    結末も良し

    続けて次作も読むか

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    2024年10月31日
  • 名探偵に甘美なる死を

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    “竜泉家の一族”三部作の三作目
    特殊設定クローズドサークルミステリーながらも、相変わらずフェアな、読者への挑戦。

    一作目でファンになった加茂さんと、二作目でファンになったゆうきくん。2人の頭脳が掛け合わさってとても読み応えがあった。

    おもしろかった!

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    2024年10月20日
  • 名探偵に甘美なる死を

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    VRを取り入れたミステリ。
    メタミステリのような多重構造。こうゆう技術を取り入れたミステリが増えていくと面白いと感じた。
    トリックもよく考えられていてVRならではであり面白い。
    設定として主人公2人が呼ばれてる理由がイマイチ納得出来ない。呼ばなきゃ上手く行ったのに。

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    2024年10月19日
  • 時空旅行者の砂時計

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    『竜泉家の呪い』にまつわる特殊設定ミステリー。
    タイムトラベル×密室殺人のロジックを、数日かけて味わった。
    破綻しないよう緻密に設定も組まれていたおかげで、スッと世界観に入り込めてとても楽しめた作品。読後感も良かった。

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    2024年10月03日
  • 本格王2022

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    短編って
    全てのストーリーが面白いってないですね。
    ひとりひとりの作家は
    それぞれ面白くて好きなのに…
    読む側の集中力の問題でしょうか?

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    2024年09月07日
  • 推理の時間です

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    謎解き挑戦ミステリーアンソロジー。いわゆる「犯人当て」なのですが、当てるのは犯人だけとは限りません。フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットの三種類が各二作品ずつ。どれもこれも難問ぞろいでした……。
    とりあえず解答にたどり着けたのは法月綸太郎「被疑者死亡により」と田中啓文「ペリーの墓」。でもどちらも辛うじて核心部分は当てたと言えるものの、細部などは詰め切れませんでした。手掛かり部分等はわりと分かりやすいほうではあったと思いますが、決して簡単というわけではありません。
    謎が魅力的だったのは我孫子武丸「幼すぎる目撃者」。ホワイダニットって謎を作る方も解く方も一番大変なのではと思います。そんな中で

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    2024年08月31日
  • 少女には向かない完全犯罪

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    少女(生者)と30歳男性(幽霊)のコンビで、共通の敵に復讐するミステリです。

    方丈貴恵さんの作品といえば特殊設定で、それが好きで全て読んでいます。
    幽霊が主人公なので、ある意味特殊設定ですが、オカルトっぽさはありません。
    真相に辿り着くまで何重もの推理があり、なかなかやきもきさせられましたが、
    読後感が爽やかで良いです。

    #ほのぼの #じれったい #ドキドキハラハラ

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    2024年08月26日
  • 名探偵に甘美なる死を

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    竜泉家シリーズ、3作目。2作目は前作を知らなくても楽しめたけれど、こちらは1,2作目を読んでいたほうがより楽しめると思う。
    1作目、2作目でそれぞれ常人離れした推理力を見せた主人公二人の共闘が熱い。

    クローズドサークルに閉じ込められた名探偵たちが、定められた時間までに、VR空間で起こる殺人を巡り、自分たちの中にいる「犯人」役とその「犯行方法」、そして黒幕の手先である「執行人」を見つけなければ全員死亡というデスゲーム。
    このシチュエーションだけでわくわくするのに、複数の密室殺人が起こり、探偵たちが導き出す誤回答含めトリック盛りだくさんの大盤振る舞いな作品という印象だった。最後の最後まで様々な仕

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    2024年08月13日
  • 名探偵に甘美なる死を

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    トリック、謎解き、二転三転(三転四転?)する推理を展開していくストーリー構築が秀逸!
    あれはこういう事だったのか…というのがいくつもあって、どれだけ緻密に練られた作品かを思い知らされます。
    (3部作の)前作、前々作に出てくる加茂と佑樹の連携もナイス!「運命」について描かれたエピローグも良かったなぁ。

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    2024年07月29日
  • 名探偵に甘美なる死を

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    ネタバレ

    シリーズが好きになり、期待大にして読んだからこそあえて星4かなと思います。

    私自身特殊設定は受け入れており、だからこそVR空間を用いたトリックには頷け、ハウダニットとして十分楽しめました。

    しかし、シリーズとして何か言葉にできない物足りなさを感じてしまったのも事実です(一気読みできなかったからかな?)。犯人の動機?前2作で得られたような読後感?

    シリーズとして楽しんできて、なお高い期待値だったからこその消化不良感がありました。

    ですが、作品として徹底した場面設定と特殊設定、館ものとしての緊迫感などなどミステリ好きとして楽しめました。

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    2024年07月10日
  • 時空旅行者の砂時計

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    冒頭の屋敷の見取図、家系図がミステリー好きにはワクワクの要素だけれど、それにプラスされたタイムトラベルという特殊設定が推理を困難にしていて、かなり手強い。
    タイムトラベルにも条件があり更にややこしくしている。最後に全ての謎解きがされた時にも理解力を要した。
    難しいけれど、物語としても良い結末だったので第2弾の作品も読み進めたい。

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    2024年06月29日
  • 孤島の来訪者

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    〈竜泉家の一族〉三部作の二作目。亡くなった幼馴染の復讐のために無人島のテレビロケに参加した竜泉侑樹。その島で自分で殺害しようとしていた人物が殺されてしまう。ここからどんどん思わぬ方向へ進んでいき特殊設定のミステリーになっていく。不可能殺人のようなものに説得力を持たせて展開されていく中盤以降は特に読み応えがあって、ラストまでそれが変わることはなく楽しめた。一作目とはまた違う設定と謎があって三作目の期待が大きくなる。

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    2024年06月24日
  • 時空旅行者の砂時計

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    タイムトラベルミステリは初心者なので、初めはとても戸惑いましたが、本格ミステリ感も強くどんどん引き込まれました。
    ただ、当然ながらトリックにはタイムトラベルが関係してくるので、時系列を都度把握しなければいけないところはなかなか大変でした。
    読者への挑戦状があったり、他の作家の本が出てきたり、あの有名な作品の音が出てきたり…ミステリ愛に溢れた一冊でした。

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    2024年06月18日
  • 時空旅行者の砂時計

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    クローズドサークルがありタイムトラベルがあるミステリーとSFの本格推理もの。病気の妻を救うため2018年から1960年にタイムトラベルした加茂。妻の先祖に降りかかった事件を阻止することで助けることができるかもしれないということ。先祖の竜泉家の人たちの複雑な関係性と、次々起こる殺人事件。終盤にある「読者への挑戦」と読み応えもあってとても楽しめる。三部作の一作目であと二作も早く読もうと思う。

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    2024年06月07日
  • 推理の時間です

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    フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットをテーマに各2作品ずつ取り上げた短編ミステリー。解決するのは読者である私達。巻末には各作家が他作品をどの様に推理したかも書かれていて楽しい試み。私自身は推理は到底及ばず、さっさと袋とじの解決編へと読み進めた。楽しめた。

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    2024年05月13日