角幡唯介のレビュー一覧
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購入済み
女性にオススメ
初めてこういった分野に足を
踏み入れてみました。
内容は総じてソフトな印象で
幸いでしたね。ノーマルな志
向の?女性向けの一冊だと思
います。 -
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ネタバレ<目次>
第1章 僕たちが探検家になるまで
第2章 早稲田大学探検部
第3章 作家として生きること
第4章 作品を語る
第5章 探検の現場
第6章 探検のフィクションとは何か
<内容>
名前を知っている「探検家」二人の対談集。そのレベルで借りたのだが、意外と奥が深かった。二人とも早稲田大学探検部の出身。そして、このサークルは一癖も二癖もある連中の巣窟。そこの企画書などを書くことで文章力が磨かれるようだ。この本は、探検の話よりもノンフィクションの書き方、題材の選び方、文章の書き方、売り込み方まで書かれた、文筆業(作家を除く)の指南書となっている。「へえ」の連続だった。 -
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鬱屈としたstay home期間、どこにも行けず、行き場を失ったエネルギーをどうにか発散出来ないものか...と手に取ったのがこの冒険記だった。
ツァンポー峡谷と聞いても、チベットの方に存在する程度の知識しか僕は持ち合わせていなかったが、筆者の精緻な表現で、力強く雄大な自然を鮮明に頭の中で思い浮かべながら、読み進める事が出来た。
気になり、ネットでツァンポー峡谷とはどのような場所か調べてみる。そこに出てくる急峻な山々、水量の多い川の激流など、改めて作者の冒険の過酷さに思いを馳せた。
エピローグに印象的な言葉があった。「冒険という行為の中には、生きている意味を感じさせてくれる瞬間が存在している -
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『極夜行』を読むか迷っている最中に、文庫コーナーで目に入った作品。
オビには「37日間海上を漂流して生還したのち、再び海へと消え去った男を描く傑作ノンフィクション」とあった。
この話で追われるのは、沖縄のマグロ漁師である本村実で、一度ならず二度までも「漂流」した結果、今も行方不明のようだ。
私も読みながら、筆者のように「なんでまた海に出たのか」と思い、そこに海の男から連想する、豪傑というか、無鉄砲さが浮かんで、行かずにはいられなかったのかと早々に結論づけた。
けれど、そんな見えやすい答えを退け、佐良浜の風土や漁の成り立ち(カツオやらマグロやらダイナマイトやらが出て来て面白い)、人柄、そ -
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勇壮な探検の模様を綴ったルポかと思ったらわりと気楽に読めるエッセイ。しかも何だか長いものに巻かれたがらず理屈っぽいこじらせ屋な感じがプンプンした。角幡さんって自分みたいだけどちょっと煙たい人物かも。
それはそれとして、探検家って現代にあっては不思議な職業だよね。いや、そもそも「家」だから職業というにはちょっと危うい感じかしらん。研究や開発として企業とかがチームをつくってやるようになって「発明家」という肩書がそぐわなくなったように、探検家というのもいまや希少種だろう。そんなことを角幡さんも言っていて、だからか衛星電話を持たずに探検にいけるだろうかとか、原始的なかたちでこそ探検なのだといった持論を -
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著者が7ヶ月間の北極圏の滞在を終えて帰国した際、妻から「くさいね」と指摘されるも、全身から発散している異様な体臭は、1ヶ月経っても抜けないツワモノ。そのニオイを指して「原始人のニオイ」と妻が表現。とはいえ本人にはその自覚がないから困ったもの。
確かに北極圏では、イヌイットの村人らと同じ食事を摂る。アザラシやセイウチやシロクマの生肉や内臓を焼き、醤油をかけて食べる。海洋動物独特の臭みはあるものの、その臭いにもいつしか慣れ、気がつけば、食べ比べをするほどワシワシと食べている。食えない部位は橇(そり)を牽引する犬たちがガツガツとむしゃぶりつく。また狩を行えば、血や脂が衣服に付着もする。
著者の北 -
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冒険型ノンフィクションライターである著者の雪男探索記です。
雪男、と聴くと、オカルトな分野のUMA(未確認生物)
を思い起こすひとは多と思います。
巨漢で白い毛で黒い顔で牙が生えて、
ウワーっと両手を振り上げて
こっちに襲いかからんとするイメージはないですか。
ヒマラヤなど多くの山を制覇したなだたる登山家たちが、
実は雪男を見ていたり遭遇したり、
足跡を発見していたりしていたことが、
本書で明らかになります。
体験談が、その登山家の格を落としたり、
登山話を聞く者、読む者を興ざめに追いこんだりしないためのように、
ほんのちょっとだけだとか、そっとだとか語られたことがあるような雪男話が、
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チベットの奥地、ツアンポー渓谷で死と隣り合わせの遡行を経験した筆者は、自然とは死であると思い至った。
しかし、ある本を読んだことで、母親にとっては子を自らに宿すことは、自然それすなわち生ではないかと思い至る。
男にとっては、自らの命を代償にして自然へと分け入っていかなくては生死を感じることができないという結論を得る。
そして身重の妻に「だから山に行ってきます」と言って妻を置いて山に行くことに顰蹙を買うのだ。
探検家の三大北壁とは就職、結婚、出産である。
その度、真っ当な社会生活を送るか、探検に身を投じるかの選択を迫られる。
結婚もした。子供もでいた。
それでもなお探検をし続 -
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