角幡唯介のレビュー一覧
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2020年夏に刊行された本。コロナ後の社会の変化について。 人間、生命、歴史、国家、くらしと文化をテーマに21人の知性が語る。
インタビューと寄稿された文で構成されている。コロナが蔓延し拡大していた頃の見解なので、現在の視点で読むとやや違和感がある意見もあるけれど、総じてコロナをきっかけに、今後社会が大きく変化すること、先が見通せない不安がつきまとうことで一致している。コロナ発生から1年が経って、ワクチン接種が進んでいるが、なかなか終息しないのが心配。 経済活動は悪化しているが、でもマクロレベルでの指標と実態の乖離は、それほど危機的ではないように思う。 影響が出てくるとすれば社会構造の変化、人 -
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ラジオ「荻上チキセッション」が夕方に移ってから聞くようになり、荻上チキさんとはどういう人かと探していて行きあたった本。読みたいと思った人の章のみ読みました。
養老孟司:「不要不急とは」という、今回もまた若干ずれた感のある内容なのだが、この用語への同氏の違和感は、医者でありながら現場ではなく解剖をやっている自分、また現在の老人で公職にもない自分の存在は不要不急なのではという根本から生まれている。そこからさらに、人間自体不要不急なのではという話。この辺りは、前回読んだ氏のインタビューで、老人はコロナ禍を乗り切ったところで生き甲斐はあるのかという疑問と相反するようで通じるところがあり、面白いなあと -
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チベットにある大河ツアンポー川の秘境探検記。
この小説を読むまでは、こんなに壮大な大河がアジアにあるなんて知りませでした。
チベット高原を西から東へ横断しヒマラヤ山脈からインドに向かって南下する全長2900キロの大河ですがその流域に100年以上前から探検家達が幾度も目指したツアンポー峡谷で前人未到の”空白の5マイル”といわれる秘境が存在するという。
この小説はその秘境を目指した元朝日新聞記者の単独探検記で、著者は2009年冬にこの秘境を再び目指す為に朝日新聞を退職してまで挑戦する熱い気持ちと行動力に魅せられます。
現代は手軽に誰でも世界中旅行が出来、ガイド本は溢れ、グーグルではNET上 -
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購入済み
女性にオススメ
初めてこういった分野に足を
踏み入れてみました。
内容は総じてソフトな印象で
幸いでしたね。ノーマルな志
向の?女性向けの一冊だと思
います。 -
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ネタバレ<目次>
第1章 僕たちが探検家になるまで
第2章 早稲田大学探検部
第3章 作家として生きること
第4章 作品を語る
第5章 探検の現場
第6章 探検のフィクションとは何か
<内容>
名前を知っている「探検家」二人の対談集。そのレベルで借りたのだが、意外と奥が深かった。二人とも早稲田大学探検部の出身。そして、このサークルは一癖も二癖もある連中の巣窟。そこの企画書などを書くことで文章力が磨かれるようだ。この本は、探検の話よりもノンフィクションの書き方、題材の選び方、文章の書き方、売り込み方まで書かれた、文筆業(作家を除く)の指南書となっている。「へえ」の連続だった。 -
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Posted by ブクログ
鬱屈としたstay home期間、どこにも行けず、行き場を失ったエネルギーをどうにか発散出来ないものか...と手に取ったのがこの冒険記だった。
ツァンポー峡谷と聞いても、チベットの方に存在する程度の知識しか僕は持ち合わせていなかったが、筆者の精緻な表現で、力強く雄大な自然を鮮明に頭の中で思い浮かべながら、読み進める事が出来た。
気になり、ネットでツァンポー峡谷とはどのような場所か調べてみる。そこに出てくる急峻な山々、水量の多い川の激流など、改めて作者の冒険の過酷さに思いを馳せた。
エピローグに印象的な言葉があった。「冒険という行為の中には、生きている意味を感じさせてくれる瞬間が存在している -
Posted by ブクログ
冒険作家界で現在最も信頼しています。
極夜行で2018年のノンフィクション大賞受賞してから快進撃続行中ですが、そんなに毎年毎年大冒険に出ていける訳ではないし、最終的には冒険といえる旅を出来ない年になるかもしれない。
そんな時に一番必要なものは文章力だし、それ以上に文章から立ち上がってくる魅力だと思います。その魅力というかオーラのようなものが彼には備わっていると思います。
冒険に関するものなのですが、限りなく雑談や日常の話で構成されているこの本も、冒険譚と同じレベルで素晴らしいです。誤解されそうな言い切りも恐れずガンガン語っていく所がとても小気味いいです。年上な感じがしてしまいますが実は僕より