葉真中顕のレビュー一覧

  • Blue(ブルー)

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    大好きな「絶叫」の作者さんのやつ且つ評判が良いと聞いて楽しみに読み始めたところ、世間のエアポケットにすっぽりハマってしまった様な家族の様々な面が見えてきて… 幸せじゃないのは自分だけではない。でも幸せな時だってあるよね。とか色々巡り巡って苦しいです。ブルー幸せに生まれて来てね。。

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    2025年08月01日
  • Blue(ブルー)

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    ネタバレ

    この感想には『絶叫』のネタバレもちょっとあるかもだよ!注意!


    『絶叫』がめちゃくちゃ面白かったので手に取った本作。
    比較すると個人的には『絶叫』の方が面白かった。
    本作は結末が見えてるのでドキドキハラハラとかいう感じではなかったかな。
    でも中盤で『絶叫』にも出て来た奥貫綾乃刑事が出て来てびっくり!シリーズものだったんだね?知らずに手に取ったので本当に驚いた。
    奥貫綾乃刑事、個人的に刺さる描写が多くて多くて。虐待こそしたことはないが、子育て苦手な民からすると、一歩間違ったら綾乃と同じ道を辿っていたかもしれないと恐怖を感じる。

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    2025年07月18日
  • もの語る一手

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「授かり物」 青山美智子
    「マルチンゲールの罠」 葉真中顕
    「誰も読めない」 白井智之
    「なれなかった人」 橋本長道
    「王手馬取り」 貴志祐介
    「おまえレベルの話はしてない(大島)」 芦沢央
    「女の戰い」 綾崎隼
    「桂跳ね」 奥泉光

    テーマは「決断」。
    藤井聡太さんを見ていると、ホントに楽しそうだからつい応援したくなる。だけど、実際中の人たちからしてみたらそんなものじゃない、……というのが伝わってくるアンソロジー。

    「女の戰

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    2025年07月13日
  • もの語る一手

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    将棋をテーマにした、いろんな作家たちの短編集。
    将棋の対局やをテーマにしたものや将棋界の昇段試験のルールの厳しさ。作家それぞれ切り取り方は、違うが、ドラマの生まれやすい世界なんだと教えてくれる。
    対局の場面解説が多い小説は、正直頭の中はパニックになりそうだった。

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    2025年06月12日
  • Blue(ブルー)

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    Blueブルー
    葉真中顕さん

    絶叫
    Blue
    鼓動
    奥貫綾乃刑事が出てくる。

    読みながら、
    あれ?この本読んだことある?
    と思ったら、
    引用してた!面白い!
    繋がってる!

    無戸籍
    おやをこどもは選べない
    虐待の連鎖

    青ブルーは愛してるよと、
    言って欲しかっただけ。

    なんとも。
    悲しいお話。
    小説だけど、
    現実にもあるんだろうなぁ。

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    2025年04月11日
  • シークレット~綾辻行人ミステリ対談集in京都~

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    2020年。若い作家との対談集in京都。
    「詠坂雄二」未読。メンドくさそうな性格w
    「宮内悠介」未読。
    「初野晴」読んだことある。
    「一肇」未読。
    「葉真中顕」未読。
    「前川裕」未読。
    「白井智之」大好き。
    「織守きょうや」最近名前知った。
    「道尾秀介」もう大御所だったのね。未読。
    「辻村深月」トリはそうだよね。
    後輩を育てたい、という気持ちが伝わってくる。さくっと読めるし、作家の人となりもなんとなく伝わり、対談集よいね。

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    2025年04月05日
  • もの語る一手

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    『将棋は決断のゲームである…決断をテーマに書かれた一挙8編の短編集』という紹介文に惹かれて読みました。
    将棋は子供の頃に親に教えてもらって2、3度指したことがある程度でほぼルールも難しいことも分からない状態で読みました。分かってた方が面白いんだろうなぁと思う物語もありましたが、全体的に、話の筋に関わる程度に上手に解説が挟まっていて、あまり調べたりせずに理解でき、読み進めることが出来ました。

    強く印象に残ったのは、葉真中顕さんの『マルチンゲールの罠』、白井智之さんの『誰も読めない』でした。
    『マルチンゲールの罠』は、最後の最後で、見えている世界がグルンとひっくり返るような感覚がお見事で、読み終わった瞬間、ほわ〜!と感嘆の声が出て、脱力するほどでした。
    『誰も読めない』は、読み始めは方言になれなくて、読むスピードと意味を汲み取るスピードが合わずに少し苦労しましたが、途中から気にならなくなるほど引き込まれてドキドキしました。最後は、良かった〜!と安堵。クライマックスへの引き込まれ方が凄かったです。
    決断がテーマ、という意味では、青山美智子さんの『授かり物』が、あまり将棋慣れしていない私には一番親しみやすく、また、決断に対しての心の流れに共感して最後は少しウルウルしました。

    全体を通して、将棋の世界の厳しさと奥深さにも触れられて、とても興味深く感じた短編集でした。

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    2025年03月24日
  • 警官の標 警察小説アンソロジー

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    『ありふれた災厄』はもう一ひねりあるのかと思って読んでたら終了。
    『不適切な行い』はそう来たかって感じ。

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    2025年03月16日
  • そして、海の泡になる

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    この事件は知りませんでした。本で興味が湧きネットで色々調べてみました、尾上縫、縫いの会等等、で、この物語は事実に基づいたフィクションなんですね?インタビュー形式、読みやすくてあっという間に読めました。

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    2025年02月25日
  • Blue(ブルー)

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    「平成」を感じられる一冊。
    執着、拠り所、家をテーマにしており手が止まることはなかった。後半部分こそ、失速しがちであったが、BLUEの幸せと対比していることを考えれば面白かった、コンストラストが多く、いずれ再読したい本である。

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    2025年02月07日
  • 警官の道

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    警官にまつわる有名作家たちの小説まとめ集で、半分以上は面白かった。私の好きな中山七里はもちろん面白いが、深町秋生のクローゼットも良かった。最後の柚月裕子の作品は心を掴まれうるっとくる。

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    2025年01月21日
  • コクーン

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    1995年に起こった無差別銃乱射事件を境に、1941~1958年と2010~2013年の話が交互に描かれる。
    事件を起こしたのはカルト教団「シンラ智慧の会」だった。
    その教祖である天堂光翅に関わった人たちの話と、彼らが見る、黄金蝶。
    その蝶が導く先にあるのは…

    後半に近づくにつれ、背筋が凍るような怖さが全身を襲う。
    更に解説の後にある2016年の話には絶句…

    2024.11.14

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    2024年11月14日
  • 警官の道

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    柚月さんのファンで、手に取りました。
    柚木さんの作品はもちろん最高でしたが、初めて読んだ長浦さんの作品が、意外にもハマりました。短編ですが、まるで長編を一冊読んだような満足感でした。

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    2024年05月24日
  • そして、海の泡になる

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    インタビュー形式で書かれた本で読むのが少し難しかったですが、今を生きる人に何かを訴えかけてくる作品でした。

    私がこの本を読んで感じたのは盲信することの怖さです。登場人物の殆どが何かに盲信的になっていて、そしてその先には必ず終わりが来ている。

    小さな物を信じたら不安定で早めに終わりがきて、大きな物を信じ途中までは煌びやかだけどいつかは終わりそしてそのことは幸せとは言えない。この事から結局幸せとはどんな状態の事を言うのか考えさせられました。 

    私は幸せは他者や外部からではなく内面から見出し自己完結できるものではないのかなとこの作品を読んで改めて思いました。

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    2024年04月07日
  • 作家 超サバイバル術!

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    それなりに売れている作家さんの、業界で生き延びる知恵。
    三人の著者なのだが、各々がそれぞれの十のテーマについて書いていて、対談みたいになっているのは最後の章だけだった。

    業界の裏っぽいところとか、死ぬほどサバイバルな荒野で、新人賞取ったって、ライバルがアマチュアからプロになるだけで、ほぼ絶滅していくとか、この世界で生きていきたい人にも、単に小説が好きな人たちにも、面白く読めると思う。

    が。

    どなたかも書かれていたが、結局生き残っている人たちの「生存者のバイアス」からは逃れられない。
    生き残っている人たちが自分たちの体験を振り返っても、その何がポイントだったのか、生き残れなかった人たちと何が違ったのか、全然わかんないのだ。

    思い込み以外には。
    ギャブルの必勝法を語るギャンブラーみたいな感じもしたな。

    三人が三様、違うタイプを持って来て、それぞれ言ってることが違ってそこも面白いのだが、共通してるのは。

    兎に角沢山書け。
    心折るな。
    早く自分のスタイルを見つけろ。

    それだけだ。あと、思い上がるな、かな。

    昔は漫画家になりたい人向けにこういう本いっぱいあったな。
    今はむしろ漫画家になる方が簡単かもしれない。発表の場が増えたし、普通に、上手い人が増えた。漫画は、まず絵が描けないと漫画家になろうとも思わないだろうが、「文章」だけなら、日本人なら取り敢えず誰でも書けるのが違いかなと思う。それで、漫画と違って、読む方にも「読解力」がそれなりに必要だし。

    まあ色々感心したりそうかなあと思ったりしながら読んだが、絶対に間違ってるのは、当選の確率を上げるのは、宝くじをたくさん買うこと、って言ったとこだな。
    確率はあがんない。買えば買うほど、損をする確率が上がる。
    要は、平均を狙いたいのか、大きく当てたいのか。大きく当てたければ、大損する確率も上がる。コツコツやれば大損しないが、絶対勝てない。

    小説家としても、小説を書きたいのか、商業ベースで食って行きたいのか、超ベストセラー当てたいのかで、戦略も変わるのだろうが、例え悪すぎ。

    基本的には、デビュー直後の作家さん向けの内容なのだが、この業界ってどれだけ才能があろうが、いい作品が出ようが、購入者の資金が限られていると考えれば、一定以上パイは広がらないんではないか。
    業界が萎縮すると食えなくなるが、自分たちの足元脅かされても食えなくなるのはないかね。

    新人は生かさず殺さず。
    そんな本だと考えれば、怖い。

    編集者と出版社と読者は、新しい才能がどんどん出て来てほしいところだろうが、作家自身は微妙だなあ。

    もっとも1番の大問題は、この三人の作家さんの誰一人も知らないし、どの作品も知らないし、挙げられてる大家先生の誰も面白いと思わないことかもしれない。

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    2024年03月28日
  • そして、海の泡になる

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    んーーーーって感じ笑
    時代区分とか、自由とかお金とかそれに合わせての幸福感とかについて書かれてて面白かったけど、
    なんか読みにくかった、

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    2024年03月24日
  • 夜更けのおつまみ

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    酒とつまみ、酒と肴。
    色々な著名人の酒と、その次に来る品物は美味しそうで、美味しそうで、想像しただけでも、頭を酒が駆け巡ったよ。

    豆腐のあれこれ、居酒屋のあれこれ、どれをとっても大人の味だなぁ。

    数年前に弟がくれた本、ありがとう!

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    2024年02月11日
  • そして、海の泡になる

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    モデルになった人のことを何も知らなかったから、面白かった。
    女が相場とか、情勢をちゃんと読んだ上で判断してるって言っても信じてもらえないから、"ウミウシ様"のお告げってことにしたっていうのは、今の時代でもあると思う。
    でも、最後の最後でああ書かれてしまうと、何のために読んだのか?ってなるな…

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    2024年02月03日
  • そして、海の泡になる

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    葉真中顕『そして、海の泡になる』朝日文庫。

    バブル時代に北浜の天才相場師と言われていた稀代の詐欺師、尾上縫をモデルにした作品。

    実在の人物をモデルにミステリーの味付けをしながら、あの狂乱のバブル期を頂点に華々しく生きながら、やがて崩壊していく人生にあがらうことの出来なかった天才女詐欺師の朝比奈ハル。誰が朝比奈ハルを陰で支えながらその望みを叶えていたのか。この物語の語り手である『私』の正体は何者なのか。

    登場人物たちの証言から断片的な情報をつなぎ合わせて、朝比奈ハルの人物像を創り上げるのは読者に任されているようだ。しかし、それにも限界があり、もう少し朝比奈ハルの詐欺師としての手腕や手を染めた犯罪をつぶさに描いてくれた方が面白かっのではと思う。


    バブル絶頂期の1990年、個人として史上最高額4,300億円もの負債を抱え自己破産した北浜の魔女と呼ばれた朝比奈ハル。平成が終わる年に朝比奈ハルはひっそりと獄死する。彼女のことを小説に書こうと決めた物語の語り手である『私』は朝比奈ハルの関係者に聴き取りを始める。

    朝比奈ハルと獄中で知り合った宇佐原陽菜、ハルの幼馴染の植芝甚平、かつてハルと働いた高田峰子、ハルの隠し子と言われる瀬川益臣、その他、進藤紫、河内靖、名村敏哉らが朝比奈ハルの人生を語る。

    本体価格760円
    ★★★

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    2023年12月15日
  • 政治的に正しい警察小説

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    ブラックユーモアミステリー短編集。どの話も最後ゾワッとする。カレーの女神様とか当分忘れられやんゾワゾワ。警察小説と思ってたけど全然警察小説じゃなかってちょっと笑った。タイトルに踊らされた(笑)

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    2023年08月06日