葉真中顕のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
Not in Education, Employment or Training
「ニート(NEET)」という言葉の語源を、本作を通じて図らずも初めて知った。
18年もの間、社会から置いてけぼりになってしまった犯人・草鹿。彼がそこまで追い詰められていく過程があまりにもリアルで、読んでいるこちらまで喉が渇くほどにせき立てられ、息が詰まりそうになる。
「安定して引きこもって居られる場所があるから、ひきこもりが続く」
その事実に気づいていながらも、優しさと責任感ゆえに何もできない家族の圧倒的な無力感とジレンマ。
どんな時代にも社会から置いてけぼりになってしまう人はいる。彼らがそれぞれの居場所を見つけ -
Posted by ブクログ
家族の定義は人それぞれなのだと思った。ただの仲間を「ファミリー」と呼称する事例もあるくらいだ。婚姻関係や血縁だけを切り取って家族とする見方もあれば、同居している事実を以て家族とする人もいるだろうし、精神的な繋がりを重視する場合もあるだろう。すると警察の言う民事不介入はどこまで成り立つのだろう。本人達が家族と言い張れば家庭内の問題になるのだろうか。だがそんなことを言い出したら人類皆家族なんて言い出す奴も出かねない。問題が起きないと対処が難しいということも相まって警察の動き方は本当に難しいなと思った。
本筋の方は虐げられる側の描写が本当に辛かった。特に姉妹の姉の方。せっかく逃げたのに追いかけられて -
Posted by ブクログ
ネタバレ将棋は全く興味はないが好きな作者さんが多数いたので読んでみた。
将棋が分かればもっと面白かったのだろうけど、分からないなりにも面白かった。
・授かり物 ★★★★★
大好きな青山さんの作品。
離婚して1人で子供を育てたお母さんの話。ほっこりとするし、泣きましないが感動する。
・マルチンゲールの罠 ★★★★
1人語りの話。初めて読む作家さんの話。
オチは読めたが、話に引き込まれ結構面白かった。
・誰も読めない ★★★
将棋は全く分からないので、具体的な話はちんぷんかんだったがザ、ミステリーって感じでまあまあ良かった。
・なれなかった人 ★★★★
読後がかなり良い!!
将棋はちんぷん -
Posted by ブクログ
プロローグ
“I'm Alive!!!”
鼓動とは、そういうことだ
喜びも苦しみも感じる事が出来るということは
生きている
そういうことだ
そして、私もこの時代を通過したんだ
そう、主人公と同じ昭和というこの時代を、、、
本章
『鼓動』★3.8
『絶叫』『Blue』に次ぐ奥貫綾乃シリーズ第3弾
48歳引きこもりが犯した罪とその過去とは
80〜90年代の昭和史とカルチャーを織り交ぜながら
物語は現代へと突き進む
懐かしさを感じさせる、昭和カルチャーの連続で
それなりに楽しめたが、肝心のストーリーや
ミステリー要素は前2作より希薄で、タイトルも
最後こじつけ感が強く違和 -
Posted by ブクログ
読後に残ったのは、なんとも言えない重さとしんどさ。
作中で描かれる「無敵の人」=失うものがない人という言葉が、とにかく恐ろしい。
死刑になりたいから殺人を犯した、という動機はフィクションでありながら、現実の世界でも同じ理由で起こる事件が後を絶たないことを思い出さずにはいられなかった。
もちろん、犯罪は決して許されるものではないけれど、、、こうした人間が生まれてしまう背景には、誰がどのように関わり、何が影響していたのかを考える。
育った環境、周囲との関係性、持って生まれた本人の特性、、、さまざまな要因が絡み合う中で、どこかで防ぐことはできなかったのか。これは永遠の課題なんじゃないかな。
法律を変