葉真中顕のレビュー一覧

  • もの語る一手

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    8人の作家さんによる将棋にまつわる短篇集
    青山美智子さんの作品「授かり物」
    息子が旅立ちの日に「自分の好きなことを好きなように頑張れること、お母さん一番応援してるから」
    そして、離れることがこんなにさびしいのは幸せなのだと…
    相手を思って応援することで、自分も頑張れる気がします

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    2026年03月08日
  • もの語る一手

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    青山美智子さんのお名前があったので読みました。

    うんうん、
    息子さんの旅立ち、わかるよー。
    大昔に、あたしも体験しましたよー。
    ジーンとしました。

    将棋のことは、まったくわからないので、
    ちょっと流し読みしたけど、面白かったです。

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    2026年03月04日
  • 絶叫

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    前半7割くらいは、分かりやすいくらいに堕ちていく様子を辿るのがだるかった。
    でも最後の方は、それをチャラにしてくれるくらい、憶測、期待、誤認、確信へと加速する面白さだった。

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    2026年02月22日
  • 鼓動

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    プロローグ

    “I'm Alive!!!”
    鼓動とは、そういうことだ
    喜びも苦しみも感じる事が出来るということは

    生きている

    そういうことだ


    そして、私もこの時代を通過したんだ
    そう、主人公と同じ昭和というこの時代を、、、


    本章
    『鼓動』★3.8
    『絶叫』『Blue』に次ぐ奥貫綾乃シリーズ第3弾

    48歳引きこもりが犯した罪とその過去とは

    80〜90年代の昭和史とカルチャーを織り交ぜながら
    物語は現代へと突き進む
    懐かしさを感じさせる、昭和カルチャーの連続で
    それなりに楽しめたが、肝心のストーリーや
    ミステリー要素は前2作より希薄で、タイトルも
    最後こじつけ感が強く違和

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    2026年02月07日
  • 鼓動

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    読後に残ったのは、なんとも言えない重さとしんどさ。
    作中で描かれる「無敵の人」=失うものがない人という言葉が、とにかく恐ろしい。
    死刑になりたいから殺人を犯した、という動機はフィクションでありながら、現実の世界でも同じ理由で起こる事件が後を絶たないことを思い出さずにはいられなかった。
    もちろん、犯罪は決して許されるものではないけれど、、、こうした人間が生まれてしまう背景には、誰がどのように関わり、何が影響していたのかを考える。
    育った環境、周囲との関係性、持って生まれた本人の特性、、、さまざまな要因が絡み合う中で、どこかで防ぐことはできなかったのか。これは永遠の課題なんじゃないかな。
    法律を変

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    2026年02月05日
  • ロング・アフタヌーン

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    冒頭の作中作「犬を飼う」のインパクトが強すぎて、正直そのあとは期待していたミステリというほどの内容には感じなかったです。
    でも、女性作家が書いたのではないかと思うほどに女性心理をこんなに細かく描いているのはすごいと思いました。

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    2026年02月02日
  • Jミステリー2025~FALL~

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「それはない」 誉田哲也…姫川シリーズ。魚住刑事が活躍。
    「21グラム」 葉真中顕…幽霊が見える女子大生。
    「キアッソスキーム」 真梨幸子…コンゲーム。
    「コンカフェ探偵ロゼ」 荻堂顕…6才の少年が祖母を殺そうとした理由。
    「万藤の灯火」 五十嵐律人…美容整形をめぐる駆け引き。
    「秋山善吉工務店 昭和編」 中山七里…シリーズ続編始動?

    書き下ろしのミステリアンソロジー。

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    2026年01月25日
  • もの語る一手

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    八人の作家の手による将棋がテーマの作品を集めたアンソロジー。
    ホロリとくる話から胸糞が悪い話、ミステリ調のものから時代ものまでバラエティに富んだラインナップ。

    好きなのはジワリと温かい気持ちになる青山美智子さんの「授かり物」と、棋士になる夢を捨てきれなかった男を描いた橋本長道さんの「なれなかった人」。
    装画が伊奈めぐみさんというのも将棋アンソロジーにぴったりでした。

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    2026年01月24日
  • 警官の標 警察小説アンソロジー

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    「web TRIPPER」に掲載された作品をひとまとめにしたアンソロジー。警察ものがもたらす人間ドラマやミステリーとしての広がりを感じることが出来る作品。読んだことのある作家が大半だが、読んだことのなかった、鳴神さんと吉川さんが良かった。また伊兼さんの硬派な感じも大好きだった。捜査を主軸にした正統派警察ものが少ない印象を持ったがそれがこのジャンルの幅の広さを知るすべになる。

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    2026年01月09日
  • 絶叫

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    ネタバレ

    ちょっと火車っぽいなと思いつつ読み進めた。
    中盤は盛り上がりに欠けて読み流した部分は多かったかも。
    終盤の覚醒は良かった

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    2026年01月04日
  • 鼓動

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    ネタバレ

    『ロスト・ケア』が良かったのでこちらも
    心に傷を抱えた女性刑事視点の話はイマイチだったが、引きこもりの半生の方は読み応えがあった。事件自体に魅力はないのに、ここまで読ませてしまう力は流石。日本の絶頂期から失われた30年に移行するこの時代の雰囲気を仮想体験できた。調べると著者は草鹿と同い年なんですね。しばしば耳にする就職氷河期世代の恐ろしさもよく理解できた。時代に恵まれ、売り手市場の生温い就活を経験した自分が、草鹿のことを「甘え」だとは口が裂けても言えない。
    ありそうでなかった(?)草鹿の動機に、ロストケア同様読者サービスのどんでん返し。この話の着地点は?自分らしく生きるにはまず自分を承認すると

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    2025年12月13日
  • ロング・アフタヌーン

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    多少思想に偏りがありそうだなと感じ、従軍慰安婦については朝日新聞が広めたデマだということはちゃんと書いてほしかった。
    でも、お話自体は面白かった。

    構成が素晴らしく、引き込まれる作品。

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    2025年12月09日
  • 鼓動

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    面白かった。
    だが、それは主人公と同世代であることと、無関係ではないだろうと思う。
    『団塊ジュニア』と言われる私たちのほとんどが、実感できるのではないだろうか。
    たまたま、うまくいって、まともな社会人、としてやっていけている。
    でも…あやうさは常に感じさせられてきた世代。
    時事ニュースと絡めながら、うまく時代背景の匂いを感じさせられ、共感できました。

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    2025年12月03日
  • ロスト・ケア

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    これがデビュー作!?と思うほど文章が上手だと思った。
    犯人も「あんたかい!」と驚いたし、そこへ向かう話の持っていき方も不自然な感じがしなく良かった。
    以降の作品もぜひとも読みたいと思える作家だった。
    介護という重くなりがちなテーマで、ロスト・ケアもそういう方向の話にはしたかったのかもしれないが、あまり自分の心には響いてこなかった。そこが残念とまではいかないが、次作の絶叫には期待するところではある。
    なにはともあれ、良い作家だ。

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    2025年11月21日
  • ロング・アフタヌーン

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    「犬を飼う」という作中作から始まる『ロング・アフタヌーン』。
    そのSFチックで衝撃的な短編の秀逸さにまず掴まれます。わずか40ページほどの物語ですが、全編にシスターフッドの気配を孕み、“もっと読ませてほしい”と思わせる魅力がありました。

    そして、次の作中作「長い午後」は、数十年後、同じ作者により再び立ち上がる物語。
    作中作を組み込みという事は、現実と虚構の境目をわざと曖昧にし、気を抜くと、自分がどちらの世界にいるのか分からなくさせるということ。

    曖昧な登場人物、曖昧な記憶、曖昧なミステリー。その“揺らぎ”こそが本作の魅力であり、不穏な読後感をもたらすもの。

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    2025年11月20日
  • 鼓動

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    初めて読んだ作家さん。作品紹介だけ読むと、本もそこそこ分厚いし、どんなおどろおどろしい作品なのかと、覚悟して読み始めたのだが、児童文学作品も書かれてる作家さんだけあって、内容の割にはかなり読みやすかった。時代に沿って、実際に流行した文化や事件にも触れながら物語が進められており、退屈させないのが上手だなという印象で、中高生も読めそう。反対に結末まで救いのないドロドロ小説を期待されるのであれば、おすすめしません。笑

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    2025年11月19日
  • 絶叫

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    ネタバレ

    鼓動に続いて読んでみた。最後に実は、という形である意味心に残らない一本調子で流し読みもできる小説だけど、懸命に暮らすも墜ちていく主人公の人生とそれを負う女性刑事の図式は鼓動にも似て、しっかり最後まで読ませる筆力がある作品だった。生保の枕は知ってたけど自爆という言葉は知らず勉強になった。共済との関係とかも。この時代の金融商品営業の闇は深い。この2冊で葉真中さんのは卒業でもいいかな。

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    2025年11月14日
  • もの語る一手

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    将棋にまつわるアンソロジーとは知らず、青山美智子さんの名前を見つけ早速読んでみると1話目からジーンと来る。将棋が全くわからなくても一話一話引き込まれていく。もし将棋に詳しかったらもっとワクワクできるのかもしれない。
    実は貴志祐介さんのお話のオチが良くわからなくて解説が欲しかったが、ちょっと探しただけでは見つからなかった。
    「お前レベルの話はしていない」は大島版のみなので、芝版もあとで読んでみたい。

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    2025年11月13日
  • 灼熱(新潮文庫)

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    戦前のブラジル棄民政策の影響を受けて、敗戦後に日本が勝ったか負けたか、どちらを信じるかで2つに分かれる日本人社会。憎しみと詐欺が親友2人の人生を変えていく。

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    2025年11月01日
  • そして、海の泡になる

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    尾上縫を題材にしている/ 関係者へのインタビュー、回想という建て付けだが、喋り手が老人なのに会話が若すぎる/ 老人を書ききれていない/ みな同じ年代に見えてしまうのだ/

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    2025年10月26日