織守きょうやのレビュー一覧

  • 泣きたい午後のご褒美

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    ご褒美シリーズ、というのだろうか。
    今年第3弾「やるせない昼下がりのご褒美」が出た頃にたまたま本屋さんに行って手に取ると、やはり前の2弾、1弾も遡って読みたくなる。第2弾は本棚の端っこで発見したので買ってしまった。(第1弾は本屋さんを2箇所回ったが見つからず)

    よく知る作家さんもあれば、存じ上げない方もあり。アンソロジーの良いところは、読んだことがなかった作家さんや馴染みのない作家さんに出会えるところ。
    そして、ポプラ社出版なので、殺人とか怖い話やどろどろした話はないという安心感で、ちょっとお疲れな時に読むにはちょうどいい。

    一番最初の青山美智子さんのお話が思いの外身近ったので、えっ!これ

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    2026年06月05日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    喫茶店をテーマにした、6人の作家たちによるアンソロジー。
    恋する高校生や、仕事に悩む作家などがいつもの喫茶店で過ごすことで新たな何かをつかむ。
    どれも読後感良く面白く読めた。

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    2026年06月04日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    『痛い人生設計を作るルノアールで』
    めちゃくちゃ好きだった!高校の友達って久しぶりにあっても、思い出話じゃない最近思ってることとか話しているうちに時間経っちゃう。痛い人生設計見習って作りました。
    『究極のホットケーキと紅茶占い』
    ミント邸に行きたい。非常に。恋人の謎は途中でわかってしまったな。

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    2026年06月03日
  • 記憶屋

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    ⭐︎2よりの3。スピード感のある展開で面白いのだけど、展開が浅いというか、ご近所で話完結で平凡な感があるというか、短編ならお見事!となるけだ、一冊読んだのにこの結末か。という残念さが、率直な感想。
    織盛きょうやさんの初読み。改行や文体は好き。

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    2026年05月30日
  • 花束は毒

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    ネタバレ

    コワ〜!面白くはあったけど、ちょこちょこ違和感。
    いくら正義感が強いとはいえ、学生時代に数年間お世話になった家庭教師のために19歳がここまでリソース割くか?という感じだし、そもそも真壁が無実そう過ぎたので結末もかなみへの恐怖しかなかった。真壁がもっと怪しいムーブしてたら意外性あったかも。かなみの人柄も全く出てこないままラストで怒涛に明け透けになったので少し拍子抜け。
    とはいえ展開や設定は面白かった。

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    2026年05月30日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    読んだことのある著者や
    初めましての著者の6篇。
    読みやすくもあるが謎が潜んでいた。
    チェーン店では無い純喫茶を求めて
    探してしまうかも。

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    2026年05月29日
  • あーあ。~織守きょうや自業自得短編集~

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    ネタバレ

    斬新なタイトルだな、と思いつつ本作を読み出しました。そして読み終えたとき、あーあ。の言葉の意味に気がつきました。
    短編集の中でも「廃墟で〇〇してみた」と「呪術師」の読後のあーあ。感がやばい。
    語彙力が欠如していまいますが、本当にあーあ。因果応報だ。という感情になりました。
    ここまで作品とタイトルがぴったりな本も中々無い…!と思います。

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    2026年05月28日
  • 英国の幽霊城ミステリー

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    まるで、ゴーストツアーに参加している
    ような気持ちになって面白かった。
    イラストもほのぼの(?)してていい。

    イギリスの君主の公邸の一つである
    ウィンザー城には、最も多くの幽霊が目撃され、
    何と、25人の幽霊が出ると報告されている。
    この城の血生臭い歴史や、ウィンザー城内にある
    セント・ジョージ礼拝堂に、エリザベス2世(2022年逝去)をはじめとする歴代の君主や、多くの王族
    たちが眠っていることを考えれば、現れても仕方ないのかもしれない。(ウィンザー城内セント・ジョージ礼拝堂に眠る歴代王の墓のイラストで描かれている平面図が興味深い)
    他にも、ロンドン塔、ハンプトン・コート宮殿、
    グラームス城

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    2026年05月28日
  • 花束は毒

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    ネタバレ

    主人公はかつて家庭教師をしてもらっていた憧れの人間と再会したが、実は未成年者を強姦した事件の加害者であると知った。知ったにも関わらず盲目的に無実を信じ続ける姿に先ずはゾッとしました。
    性犯罪という非常にナーバスな題材において、加害者側の未来を懸念するセリフが多々出ている所もかなり違和感があった。
    読者にとってはラストまで、加害者が本当は無実なのかそうではないのか50:50が望ましい気がするが主人公の盲信(作者の描写)により本当は無実なんだなと透けて見えてしまいました。それに伴い、解決編の前に真相が想像できてしまうのは残念でした!

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    2026年05月28日
  • ライアーハウスの殺人

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    お嬢様・彩莉は転がり込んできた莫大な遺産で孤島にギミックつきの館を建設し、かつて自分の書いた小説を馬鹿にした相手を殺害しようと企てる。
    「おまえらがバカにした私の考えたトリックで死ね」嵐の気配が近づく中、ターゲットのミステリ愛好者たち(ショーゴ、詩音)、医療関係者(みくに)、刑事(矢頭)、霊能者(真波)、噓で雇われたメイド(アリカ)が館に集められ、金にものを言わせた自前のクローズドサークルが完成。有能メイド・葵の鬼のダメ出しの末、綿密に練られた復讐劇は、成功間違いなしと思われた。しかし、一夜明けると、彩莉が殺した覚えのない死体が転がっていた……。帯に大きく書かれていた通り、本当にみんな嘘つき!

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    2026年05月23日
  • 幻視者の曇り空――cloudy days of Mr.Visionary

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    ネタバレ

    ある特殊能力のせいで、他人に関わらないように生きてきた久守一は、偶然、その力で美大生の佐伯が巷を騒がせる連続殺人犯だと知ってしまう。
    社交的で人当たりもよく、とても殺人犯には見えない佐伯は、捜査線上に浮かんですらいない。
    柄でもないと思いながらも、自分や後輩の身を守るため、犯行の証拠を探す久守。
    しかし、友達のふりをしているうち、佐伯に対して本当の友情を感じ始めてしまう――。

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    2026年05月23日
  • キスに煙

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    前作の、「花束は毒」が割と好きだったのもあって、ちょっと期待しすぎた感がある。これはミステリーではなかったな。どちらかというと恋愛系?
    どんでん返しある!?って読んでたら、気づいたら終わりのページだった。可もなく不可もなくって感じ。

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    2026年05月19日
  • 隣人を疑うなかれ

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    連続殺人犯を推理するミステリー小説。複数のマンション住人に疑いの目が向けられます。きれいに事件の謎が回収されますが、事件を追う姉弟の性格や口癖が気になったのと関係者の設定に偶然が多く感じられたので、評価は控えめにしました。

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    2026年05月18日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    名取佐和子さんのドーナツ息子が特に今の私には響きました。
    私にも息子がいるのでこの先、親がこどもを思うようにこどもにも親を思う瞬間が物語の様に一瞬でもあると良いなという淡い期待をしてしまいました。
    一緒にいれる時間を大事にしないとと改めて思いました。

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    2026年05月17日
  • ライアーハウスの殺人

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    まさに、タイトルのとおり。嘘に嘘を重ねて混沌とした状況が最後に1つの線に繋がったところは衝撃的だった。

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    2026年05月16日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    帯に書いてあった「10代のあなたへ贈る」っていうのは見なかったことにして、好きな作家さんもいたので購入。
    なるほど確かに主人公たちの思考が若い。けど、もちろん10代じゃなくても楽しめました。中でも織守きょうやさんの作品がイチバン好きだったな。

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    2026年05月16日
  • 隣人を疑うなかれ

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    考察しながら没入して行くミステリー
    犯人の動機、その裏付け
    やっぱり騙された感がある読後の充実感
    スピードある展開に「短」と思うほど
    犯人探しだけでない、謎に迫ろう!

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    2026年05月14日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    「おやつ」をテーマにした6名の作家によるアンソロジー。

    手作りであろうと、出来合いのものであろうと、相手のためを思って食べ物を用意する行為が愛情そのものだと思った。

    クロテッドクリームをたっぷりのせたスコーンを食べたくなった。

    島本理央さんの作品は表現にドキッとするところがあったので、他の作品も読んでみたい。

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    2026年05月13日
  • ライアーハウスの殺人

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    莫大な遺産を相続したお嬢様が、復讐の為だけに孤島に仕掛けを施した館を新築し、復讐の相手をはじめ、その復讐を盛り上げるメンバーを集める。
    細かく練り込まれた計画のはずが、なんと復讐する前に殺人が起きてしまい……
    孤島の館ってだけでドキドキワクワク。雰囲気もよく、面白く読めたが、トリックが私には複雑で混乱。audibleで聞いたから尚更かも?でも最後の最後まで楽しませてもらえた。

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    2026年05月11日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    “美味しいおやつが食べたくなる”ようなものではなく、おやつを通して気持ちや人生の揺らぎを描いたアンソロジーだった。

    作中のおやつは、ただ甘いものではなく、それぞれの登場人物が踏ん張るための“小さな支え”や“カンフル剤”として描かれていた。

    自分らしく生きる道を見つけるきっかけになったり、本と一緒に孤独や空腹を埋める青春の思い出になったり、懐かしい味が安心へ繋がったり。

    特に4話目の子育ての話は、自分ではない誰かの人生に関わり続けることの大変さが強く伝わってきた。
    迷ったり悩んだりしながらも、その子自身を信じていくしかない。
    だからこそ、ほんの少し息をつける“おやつの時間”が必要なんだろう

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    2026年05月10日