織守きょうやのレビュー一覧
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シリーズ第2弾
心霊アイドルか…
そう呼ばれんのもイヤな気がせんでもないけどな…
めっちゃ売れてる感じやないんで、こんなネーミングでも名前憶えて貰える方がええんかな?
帯のセリフ
切なさ極限。
霊に悩んだら、心霊現象研究会へ。
相変わらず、ノリのええ夏目がええ感じで好みやわ。
今回は、アイドル!
しかも、心霊アイドルという。
しょっちゅう、心霊写真撮れる!
こんな体質イヤや!
更に、仕事とはいえ、心霊スポットでの撮影。
霊研が彼女を守るが…
案の定、出る!
でも、そこで見た幽霊は?
切なさ極限やわ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
心霊体質やないし、なりたくもない。 -
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売れっ子作家陣が綴る百合小説作品集、ラブリーな魔法で陶酔しちゃう! #貴女 #百合小説アンソロジー
■きっと読みたくなるレビュー
前作『彼女。百合小説アンソロジー』に続く、いまを時めくミステリー作家陣によるアンソロジー。
あいかわらずキュンキュンさせてくれる本シリーズ。今回はミステリーよりも百合要素がマシマシで、読んでると別世界に昇天させてくれます。
テーマはひとつなのに、様々なアプローチで楽しませてくれますね。皆さん各々の強みを出されていて、先生らしいなって作品ばかりでファンとしては嬉しい限り。
恋愛なんか久しくしてないなー、百合なんてよくわかんねーよと思っている中高年層にこそ読んで -
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脱出
脱出をテーマにした短編ミステリー集
阿津川辰海 屋上からの脱出
とあるカップルの結婚式。友人として招かれた一ノ瀬。結婚式に参加しながら、二人の馴れ初め、そして彼らと共通の部活で起きたとある事件について、同じく招かれていたハルと話しながら詳細を思い出していく。
性格柄か、何をそんなに驚いているのか、事件の真相と隠された事実について、微笑ましいとまで読み取ったのだが、現代の読み手はこの様な事は想いがねじ曲がっていると感じるのだろうか。僕にはとある二人の行動は普通だと思うし、されたら嬉しいのだが。阿津川辰海は歴代短編も漏れなく面白いのだが、今作は登場人物のバッグボーン含めあまり楽しめなかった -
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素敵なお話だったな、と総括して思う。
この作品を通して、辛かった記憶とどのようにして向き合うかを問われていたような感覚がずっとあったし、やはり真摯に向き合って生きていくことが大切だと感じるが、私が一番心に残っているのは夏生と芽衣子の対話シーンだった。
芽衣子は夏生が受け入れてくれていたから正しくあれたと言うし、夏生は芽衣子を守りたい一心でいじめられていた芽衣子を救い出していた。正しく有る、ということの根源には大切な人を護りたいという気持ちがある。寧ろ、護りたい人がいるからこそ正しく、強くなれるのかもしれない。
沢山好きな場面が多かったので、ここには書ききれないと頭を悩ませているが、そう思える作 -
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「わたし綺麗?」、「これでも?」とマスクを外す。逃げても高速走行が可能で追いつかれる。子供の頃の夕暮れには、近くに居たら?と疑念を抱き恐怖心を煽られた。
幾多の都市伝説は見聞きするが、記憶を消せる人がいるとの話はこの本で初めて出会った。突如、身近な人が痴呆が発症した状態に出くわすことを想像すると、呆気に取られる自分が見える。しかし、記憶が抹消され負の経験を無かったことにできるのは好都合かもしれない。
「記憶にございません」「覚えている訳がない」と平然と述べる先生方は記憶屋が実在したら厚みのある札束と引き換えにメモリー消去を依頼するのかな? -
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ネタバレ遼一が事実を知った後に真希が今後力を使わないような未来が揶揄され終わるものかと思っていたので最後の結末に驚いた。真希なりのこれまで背負ってきた事への償い方なのだろうか。だとしたら真希がどうしようもなく救われない独りぼっちの存在になってしまうので悲しい。
記憶を消すことは逃げの選択であり苦しい思い出も抱えて生きていく事こそ美徳だと私は思う。辛い経験があったときに、記憶屋に頼らずとも忘れようとする選択肢を取りがちな自分に対し後ろ指を刺されている気持ちになった。これからそういう経験があった際に忘れる選択肢を早計に取らず、向き合おうとする人間でいたいと思う。 -
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記憶という厄介なものを考える時、そこにはどうしてもその人の感情が含まれる。記憶が厄介なのは他人の感情、ましてや自分の感情ですら分からない故なのかもしれない。
人の記憶を消す「記憶屋」を通して、何が正しく何が罪でという判断がすごく難しく描かれていた。きっとあの人の為になる、だって周りもそう思ってるし、あの人もそう思ってるに違いない、それは真実なのかもしれない。しかし、実はそうでないかもしれない。その善意が必ずしも正しいこととは限らない。善意の行動をとった後にも、どこかで本当に良かったのだろうかと少しの後悔が残る。そんな居た堪れなさや喪失感を感じる物語であった。
誰しもが持ち得る、忘れたくても忘れ