織守きょうやのレビュー一覧

  • キスに煙
    友情なのか愛情なのか、才能ある同志としての信頼の情なのか。なんにせよ彼らの気持ちは清々しいくらいにまっすぐ。
    ミステリー部分は弱いけど、BL恋愛小説として読むとなかなか良かったと思います。
  • 花束は毒
    序盤はキャラ紹介のようなインパクトのあるエピソード、終盤は突然ガラッと雰囲気を変えてドロドロ展開、その間がのっぺりし過ぎてるように感じた。関係者聴取と2人の頭の中を中心に、話に迷わないよう丁寧に導いてくれるが、さすがに丁寧過ぎてテンポが悪いかも。先輩のキャラで引っ張っていくかと思いきやそうではなく、...続きを読む
  • 隣人を疑うなかれ
    後半、ページをめくる手が止まらなかった。思い込みや先入観にとらわれないように、特にミステリーを読む時は構えているがそれでもやられた。子ども=小学生くらいだと思ってしまうよね。30歳でも40歳でも親にとっては子どもなんだよ、当たり前だけど。ぞわぞわきちゃった。
    だからこそ前半に呆気なくやられてしまった...続きを読む
  • 花束は毒
    イヤミスってこういうことだよねって作品
    途中から何となくこういうことかなという推測はついていたけど…分かってはいたけどぞっとした
    結末の部分、いくら潔癖気味の木瀬くんでも本当のことを話せないんじゃないかなあ
    かわいそうに木瀬くん正義感から首突っ込んだけど今回のことは一生心に引っかかり続けるだろうね
  • キスに煙
    めちゃくちゃキュンキュンしました。恋愛小説ですね、これは。逆にミステリ要素は薄いというかほぼないので、織守さんらしいイヤミスを期待して読んだ人はガッカリするかも。
    なんでこの表紙でこの帯にしたのか…編集部の売り方としてあまりに悪手じゃないかなぁ。読者に対して不誠実ですし。ライバルで親友の元フィギュア...続きを読む
  • 彼女はそこにいる
    ★3.5
    ホラーミステリー調。
    もっと怖い方に振り切れるか、もっと論理的に解決するか…といった方が好み。
    最後の幕切れも、え、そうなの?それでいいの?
    方向性のまだ掴めない、第一章が一番楽しめる。
  • キスに煙
    ・天才スケーター2人の恋愛ストーリーでした。
    謎がありそうな雰囲気もありましたが主人公のスケーター2人の競技に対する熱量だったたり唯一無二のライバル関係からくる嫉妬だったりとにかく2人の動向に注目する内容で、終盤においての純愛も見どころではないかと思います。
  • キスに煙
    これは恋愛小説です。

    【彼の才能が消えた時、この恋情も消えるのだろうか。氷上のライバルたちの秘めた「選択」の行方は─】

    幼い頃からフィギュアスケートの大会で何度も同じ表彰台にのぼってきた塩澤詩生と志藤聖。

    塩澤は志藤の滑りに惹かれ、また志藤に長い間 片想いをしていた。

    はい、塩澤が同性である...続きを読む
  • 彼女はそこにいる
    この本は3章に別れているが、最初の話しが幽霊とかの話し寄りのホラーで、あまり個人的にそそられないかなと思いつつ読み進めた。
    2章で話の向きがガラリと変わる。ん?どうなるんだろうかと思いつつ、最後まで読み進めるとなるほどなという結末だった。
    3章が独白が結構長くて、重い。それだけ想いを持っていたという...続きを読む
  • 彼女はそこにいる
    まず1話、なんだ普通のホラーね〜とちよっとがっかりしたのだが、、まさかそれだけで終わらず2話、3話と同じ心霊現象の家の話、、、、、からの謎解き。

    うわ〜そうか!
    単なるホラーでもなく、ミステリーとの調合、面白い〜
    早くからオチが読めたというレビューもあるが、私には全く謎解きできず。純粋に怖くて、早...続きを読む
  • 悲鳴だけ聞こえない
    清々しく問題を解決していく話。
    法律に触れる場面が多々あり、勉強にもなる。
    おどろおどろしい話が好きな私には物足りなかった。
  • ほろよい読書
    初恋ソーダとbarきりんぐみが好きでした。
    最近のご時世に沿った内容は、身近に感じやすくて、共感しやすいです。
  • 記憶屋
    最後すごい怖かった…そこは自分のエゴを押し通しちゃうんだ……!???ってなった、泣ける要素はよくわからなかったです…めちゃくちゃホラー…
  • 隣人を疑うなかれ
    フリーライターの小崎涼太が注目している殺人事件の被害者に似た人物を目撃したという隣人が姿を消す。涼太は不審を覚えるが、そのくらいでは警察は取り合ってくれない。そこで、涼太は被害者らしき人物が入っていったというマンションに住む姉・晶とその友人である刑事の妻・彩の協力を得て調べ始める。

    みんな疑わしく...続きを読む
  • 301号室の聖者
    ミステリーと言うよりも家族が病気になった時に
    残される側の家族にスポットが多く当たっていた印象。
     
    そして少し木村が気持ち悪くてなんとも言えない感情に…(笑)
    新米弁護士なので心の揺れ方、葛藤なんかが
    描かれているのは良いけれど、
    いい意味でも悪い意味でも人間らしさがね。
     
    今回の医療訴訟、なか...続きを読む
  • 花束は毒

    オチは読める

    イヤミスとかミステリーを沢山読んでる人は割と中盤で犯人がわかると思います。
    ただあまりにも犯人が気持ち悪いのと被害者に対しての凄まじい執念を感じます。
    自分が主役ならはっきりと被害者に真実を話しますね。でもこの犯人に始末されそう…
  • リーガルーキーズ!―半熟法律家の事件簿―(新潮文庫)

    第1章 人は見かけによらない
    第2章 ガールズトーク
    第3章 うつくしい名前
    第4章 朝焼けにファンファーレ

    法律家として社会の表舞台に立つ前、
    修習期間真っ只中を奮闘する修習生たち
    それぞれの不安や心配、目標や希望、
    等身大の葛藤を描いた物語。

    どんなに優秀な人にだって完璧じゃない、
    悩み...続きを読む
  • 幻視者の曇り空――cloudy days of Mr.Visionary
    超能力はあったらいいなあと思うことはあるけど、中途半端な能力なら邪魔かなと思ってしまった。
    やっぱり素人の捜査はアマチュアなんだなと感じる。
  • ほろよい読書
    ミステリ続きで疲れているときに一休み。笑
    短編だし、内容もライトでさくっと読める。

    仕事が終わって、お酒を飲みながらゆっくり読む読書って感じ。お酒飲めないけど。

    お酒って好きで飲んで、飲むことでストレスとか
    疲れとかを忘れるイメージがあったけど
    酒造の家に生まれたら
    お酒を飲むことに義務?を感じ...続きを読む
  • 隣人を疑うなかれ
    マンションが舞台ということで、あな番みたいだった。自分が安全な場所にいない中で調べるのって、はらはらする。語り手がコロコロと変わるので、ちょっと混乱した。深夜に帰ってくる彩の夫と、頻繁に出張に行っている晶の夫のどちらかが犯人だと思ってた。何であんなに出張が多いんだろう、、、