織守きょうやのレビュー一覧

  • 貴女。

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    百合小説、初めて読みました。
    ってか、百合小説って言葉知らんかったし…

    でも、面白かった❤️
    短編で読みやすいし、可愛いお話あって、面白かった‼️

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    2024年10月17日
  • まぼろしの女 蛇目の佐吉捕り物帖

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    時代小説ではありながら現代でも問題になっているテーマを、岡っ引の佐吉が医師の秋高と解決してゆく。

    復讐の娘、武士の妻、花嫁、母親、妻、の五人を五者五様に事件の中から導き出す。
    清濁併せ呑む的な結末は、殺人が絡みながらも人情に重きを置き、現代の科学捜査にはない趣きがあった。

    話のテンポが少し緩い感じがするのは、江戸の岡っ引の調べ故と思えば納得な小説だった。

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    2024年10月08日
  • 貴女。

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    百合短編。どれも趣向凝らして、面白かったです。青崎有吾「首師」が一番好きでした。
    「恋をした私は」武田綾乃
    園芸部の地味な私は転校と引っ越し嫌で、離婚した父の方に同居、父の不倫相手と暮らす。不倫相手は美しく、私をも磨いてくれた。でも、高校卒業したら、家をでないといけないの?彼女とは他人?
    「雪の花」円井挽
    私はずっと家のために過ごさせられた。突発的に父を殺したが、アリバイは作れるのか?逡巡する私はふと、女性から貰ったものを思い出す。
    「いいよ。」織守きょうや
    私はテストで二位。一位を探しに弓道部に行き、もともと友人の友梨佳と、一位の清良を見て、清良の美しさに虜になる。
    「最前」木爾チレン
    落ち

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    2024年10月06日
  • 霊感検定 春にして君を離れ

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    シリーズ第3弾

    霊に悩んでる人らを解決する高校生。
    夏目くんが、お気に入り!
    でも、そういう悩んでる人助けても、いっぱいお金要求されるとか変に誤解受けるとやってられんな。
    確かに世の中には、心霊家とか、拝み屋みたいなんがおって、普通にお金取られるやろうしな〜
    多額な請求までするヤツは、少ないにしても…

    今回のは、4つの話からやけど、
    ホントの神霊現象から、ニセモンまで、色々。
    神霊現象も無害なもんから、めっちゃ怖いもんまで。

    こういう異能の人らって、表に出んだけで、もっと多いのかもね。隠して生きていかんと碌な事なさそう。
    表に出す限りは、何か使命感みたいなのを持ってる人だけなんかなぁ〜

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    2024年09月28日
  • 彼女はそこにいる

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    つい最近ホラー好きな人から「ホラーは伏線に全て説明が付くものではない」と教わった。

    だから、深く考察したらもしかしたら答えが出てくるかもしれないけど、第一章のあの現象って結局なんだったの?何を示唆してるの?とか細かい事を考えては駄目なんだと思う。

    ただ、これは全体を読み終えたからこういう感想になってるだけで、第一章を読んでるときはトイレに行けなくなるぐらいにビビり散らかしながら読んでたし、あの会話で反転した瞬間は怖さとは違うゾクゾク感を覚えた。

    まあ、二章三章は「でしょうね」の想定内の範疇で、ホラーでなくなったら急に万能感を纏う内弁慶みたいになった。

    他の作品でも思ったけど、織守氏の「

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    2024年09月14日
  • 彼女はそこにいる

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    タイトルからして、心霊物かな?
    と「あの子はついていない」を読み始めたら・・・・
    怪奇現象のオンパレード

    「その家には何もない」で、その家の謎を解く二人のやりとりが何とも楽しかった。

    「そこにはいない」で、謎解きがされるが、
    最初から、気になる人物が、そうだったんだ、と納得。
    でも、どうしても理解できない心理だった。
    善人の仮面をかぶった人間の恐ろしさを感じた。

    ウォシュレットやリモコン、そんなことできるんだと、初めて知った。

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    2024年09月13日
  • 殺人と幻視の夜

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    最後まで騙された・・・!幻視ができる久守に振り回された感じ・・・。幻視できた未来をうまく解釈できないとダメだなと思いました。やはり未来は変えられないんだなって。

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    2024年09月12日
  • 彼女はそこにいる

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    ネタバレ

    心霊とヒトコワをうまいこと混ぜてて面白かった。
    ひとつの家を軸にうまく話がつながっててよい。
    最後のオチの「男の幽霊が女に見えた」ってとこの伏線回収具合、すばらしい。
    文章が平易で、なんとなくリズム感もよく読みやすい。
    この著者の本、また読みたいなと思った。

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    2024年09月11日
  • 記憶屋

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    ネタバレ

    主人公が記憶屋を探す話。
    題材は面白かったけど、ホラーという感じではなかったかな…
    最初はあまり読む手が進まなかったけど中盤位から一気に読んでしまいました。

    正体がわかった後、記憶消させるんだろうなと思っていたけど、やっぱり予想通り消されちゃったな…という感じ。
    どこまで消されちゃったのかが気になる。

    高原さんと連絡先交換した記憶はなんで消されたのかが今だにわからない。

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    2024年09月08日
  • 霊感検定 心霊アイドルの憂鬱

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    シリーズ第2弾

    心霊アイドルか…
    そう呼ばれんのもイヤな気がせんでもないけどな…
    めっちゃ売れてる感じやないんで、こんなネーミングでも名前憶えて貰える方がええんかな?

    帯のセリフ
     切なさ極限。

     霊に悩んだら、心霊現象研究会へ。

    相変わらず、ノリのええ夏目がええ感じで好みやわ。
    今回は、アイドル!
    しかも、心霊アイドルという。
    しょっちゅう、心霊写真撮れる!
    こんな体質イヤや!
    更に、仕事とはいえ、心霊スポットでの撮影。
    霊研が彼女を守るが…
    案の定、出る!
    でも、そこで見た幽霊は?

    切なさ極限やわ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

    心霊体質やないし、なりたくもない。

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    2024年09月05日
  • キスに煙

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    あるフィギュアスケーターの死、自殺か、殺人か。
    ミステリでないと怒り狂う読者もいるだろうし、かと言って一般文芸とも何か違う、という印象が強い。ただ、人の心は何びとたりとも見る事のできない絶対的な密室なのだ、という事は一つだけはっきりしている。そういう意味では本作も立派なミステリと言える、のかもしれない。ひと癖あるが面白い小説だった。

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    2024年08月20日
  • 彼女はそこにいる

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    かなり長いこと積読していましたが、とてもよかった!
    2章に入ったあたりで「もしや……?」と思い、3章で「ほらな!」と思ってからの大どんでん返し。淡々とした筆致の裏にきちんと感情が乗っていて、また、登場人物もキャラが立っていて面白かったです。
    母娘の関係性と、美波ちゃんとの関係性がさわやかであたたかく、それが全体のトーンを丸めていました。作者の他の作品も読んでみようと思います。

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    2024年08月10日
  • 記憶屋

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    消したい記憶を消せる能力をもつ
    ストーリーはゆっくり進んでいく
    もし自分に消したい記憶があって記憶屋に会ったとして、目の前にいたとしたら、ドキドキします。

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    2024年08月10日
  • 霊感検定

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    夏なので怖いお話を読んでみようかと(肝試し的な。。)
    怖がりなので幽霊出てくる所は普通に怖かった
    カタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ
    高校生たちの日常と甘酸っぱい青春にニヤニヤ。
    若いっていいなぁー。
    優しさ、怖さ、トキメキの青春ミステリー。

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    2024年08月10日
  • 貴女。

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    売れっ子作家陣が綴る百合小説作品集、ラブリーな魔法で陶酔しちゃう! #貴女 #百合小説アンソロジー

    ■きっと読みたくなるレビュー
    前作『彼女。百合小説アンソロジー』に続く、いまを時めくミステリー作家陣によるアンソロジー。

    あいかわらずキュンキュンさせてくれる本シリーズ。今回はミステリーよりも百合要素がマシマシで、読んでると別世界に昇天させてくれます。

    テーマはひとつなのに、様々なアプローチで楽しませてくれますね。皆さん各々の強みを出されていて、先生らしいなって作品ばかりでファンとしては嬉しい限り。

    恋愛なんか久しくしてないなー、百合なんてよくわかんねーよと思っている中高年層にこそ読んで

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    2024年07月27日
  • キスに煙

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    ネタバレ

    限りなく3に近いけどBLとしてはまあ、楽しめたので4になる。

    読む前は同性愛描写がありつつ、一人の人間の死について疑心暗鬼するのかと思ったら、期待とは違ったもので、ちょっと拍子抜け。思ったよりBL強めで疑心暗鬼弱め。ミステリーじゃないなあこれは、と思った。

    BLについては、これは普段読んでるBL小説よりも甘めなところが無い分、恋愛に溺れて相手の罪を被ろうとしたりキスに動揺したりでBLだった。ありがとう。
    一般文芸としての恋愛描写として良い塩梅。

    ミステリーは、塩澤と志藤で互いの描写があるので、どちらも殺しに関わってないとわかる。犯人候補としては、喜田か?元妻?それとも志藤?でも描写少ない

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    2024年07月24日
  • 彼女はそこにいる

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    ネタバレ

    夏休みに読むのに、ちょうどいい肌寒さの、ホラーミステリーでした。
    とても読みやすくって、サラッと、スッと読めて、でもちゃんと、読み応えもありました。

    いちばんこわいのは、やっぱり、大家さんだなぁ。。。

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    2024年07月24日
  • キスに煙

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    ネタバレ

    これはミステリになるのか?ならないのか???
    その点は悩ましいが、話自体は面白かったし、読みやすかった。
    途中までミステリのつもりで読んでいたから、こちらが推理する情報量少ない…と思っていたけど、こういう着地点なら納得だ。
    結局、バーでキスしてきた女はなんだったんだ…という疑問だけは残ったので、星一つ減に。

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    2024年07月20日
  • ミステリー小説集 脱出

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    脱出
    脱出をテーマにした短編ミステリー集

    阿津川辰海 屋上からの脱出
    とあるカップルの結婚式。友人として招かれた一ノ瀬。結婚式に参加しながら、二人の馴れ初め、そして彼らと共通の部活で起きたとある事件について、同じく招かれていたハルと話しながら詳細を思い出していく。
    性格柄か、何をそんなに驚いているのか、事件の真相と隠された事実について、微笑ましいとまで読み取ったのだが、現代の読み手はこの様な事は想いがねじ曲がっていると感じるのだろうか。僕にはとある二人の行動は普通だと思うし、されたら嬉しいのだが。阿津川辰海は歴代短編も漏れなく面白いのだが、今作は登場人物のバッグボーン含めあまり楽しめなかった

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    2024年07月20日
  • 隣人を疑うなかれ

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    話の展開が面白い。
    それぞれの個性があり、読みやすい。
    主役?と思われた人が亡くなるのがまさかで衝撃でした。
    この人が犯人なんか〜、やけに分かるの早いなあ、また何かあるのかなと思いつつ読み進めていくと、
    まさかの展開です。

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    2024年07月14日