織守きょうやのレビュー一覧

  • ライアーハウスの殺人

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    ネタバレ

    展開は、まさかの予想通りの展開で(^^;、驚くやら安心するやら。謎解きもしっかり決着させて良き。気になる動機は、やっぱり今風。京極作品でも書かれていたような記憶があるけれど、たまたま機会ができてしまったら、そのまま突き進んでしまう心情は分からないでもない。

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    2026年04月03日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    全部の話が面白くて、温かくて、みんなに勧めたい本になりました。本当に選べなくて、下記6つのストーリーの中の5つが好きでした。
    ミント邸みたいなひっそりとしたところにぜひ行きたい!!まあぶるみたいな喫茶にも行きたい!とカフェ欲が高まります笑

    仕事に疲弊する私のもとに届いた、
    高校時代の親友からの15年ぶりのメッセージ。
    思い出のルノアールで、ウィンナーコーヒーを飲みながら作るのは、
    大谷翔平の人生設計ばりのプランニングシート?
    ――朱野帰子「痛い人生設計を作る、ルノアールで」

    昭和初期に建てられた洋館で週末の夜だけ
    イブニング・ティーが楽しめる「ミント邸」。
    名物は極上のホットケーキとマダム

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    2026年03月27日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖デビュー35周年記念トリビュート作品。
    7人の作家が「有栖川ワールド」のキャラクターや世界観などを自由に使って短編を競作している。

    有栖川作品でお馴染みの火村や有栖といったキャラクターが、生みの親の手を離れてもイキイキ活躍していて、各作家のリスペクト具合が伝わる。
    それでいて、作家による文体・ニュアンスの違いも出ている。
    単なるお祭り作品の枠に収まらない、見事な1冊に仕上がっている。

    本作を読むことで、久々に有栖川有栖の作品(元ネタ)を読んでみたくなった。

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    2026年03月19日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    どの短編も読んだ人を前向きな気持ちにさせてくれるお話でした。程度の差こそあれどの主人公も悩みを抱えているのですが、魅力的なおやつのおかげで読んでるこちらも重苦しい気持ちにならずに読むことできました。欠点は読んでる途中からすごくお腹が空いてくることでしょうか。
    個人的にはいちばん「ドーナツ息子」が印象深かったです。街中で誰もが見かけたことのある子育ての苦労を、その当事者目線で語られいるため胸に深く突き刺さるものがありました。
    この短編をきっかけにそれぞれの作家さんの長編作も読んでみたくなりました!

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    2026年03月19日
  • あーあ。~織守きょうや自業自得短編集~

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    因果応報、疑心暗鬼、自業自得、なんとも言えない愚かさがもたらした厄災。
    人間の弱さを突いた皮肉な6編。

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    2026年02月26日
  • 花束は毒

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    ミステリーはそこまで好んで読むほうではないですが、なんとなく読んでみました。
    あらすじも詳しく見たわけではないですが、最後のどんでん返しがすごく面白くて読み終わったときドキドキしました。
    終盤まで話があまり進まず、どうなるの?と思いましたが、最後にまさかまさかの展開といった感じ。
    探偵とその依頼者の2人を見守るような構成で進んでいき、読みやすかった。この作者の他の作品もぜひ読みたい!

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    2026年02月15日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    特に、
    痛い人生設計を作る、ルノアールで
    彼と彼女の秘密と彼
    のお話しが好きだった

    イルフロッタントやウインナーコーヒーなど
    聞いたことのない、けれども、
    美味しそうで食欲をそそる喫茶店が舞台の
    アンソロジー

    タイトルのとおり、
    読後に、ちょっと頑張ってみるかー!と
    少しの元気をくれる物語たちでした

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    2026年02月11日
  • あーあ。~織守きょうや自業自得短編集~

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    犯罪を見て見ぬふりする人
    犯罪に加担する人
    隠蔽する人
    不倫の代償を払う人
    他人の敷地でバズろうとする人
    どこまでも自分勝手な人

    土壇場での卑怯さ、欲望に身を任せた結果は
    自分に返ってくる
    自分の行いは自分の運命を変えることになる

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    2026年01月31日
  • キスに煙

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    ネタバレ

    大前提として私はBL小説が好きでたくさん読んでいたことがあって、最終的にブロマンス(2人もしくはそれ以上の人数の男性同士の近しい関係のこと。Wikipediaより)最高〜!!になった人の感想だけど、本当に最高。1.2章は静かにストーリーが進むんだけど、3章に入ってからはページをめくる指が止まらない。お互いがお互いを想い合っているのって良いよね。あとどちらも犯人じゃなくてよかった。
    サスペンスやミステリー要素は弱めだけど、勝手に憶測をたててハラハラドキドキできたから大満足!

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    2026年01月27日
  • あーあ。~織守きょうや自業自得短編集~

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    “自業自得短編集”だかあって、どれだけ主人公がイヤな目にあっても、仕方ないよな……と思える。不可解さは『壁の中』が1番かな。雰囲気は「目撃者」が良き。執着新激ヤバ後輩「夜明けが遠すぎる」が好き!

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    2026年01月20日
  • ほろよい読書

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    1/10友達に勧められ、梟書茶房 Esola池袋店のコーヒーセットで運命的に私の元に来た1冊。おもしろくてあっという間に読み終わった。苺酒飲んでみたい気持ちと、お酒に酔って失敗しないよう控えたい気持ちが相反してる。

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    2026年01月12日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    いろんな話があって面白かった。
    青山美智子さんの話は短かったけど好きだった。
    最後の話はあんま好きじゃなかったなーーー。

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    2026年01月12日
  • キスに煙

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    「花束は毒」以来の傑作小説だと思います。
    私はこういう恋愛小説好きです。
    恋を知ると罪を知り、罪を知ると恋を知るみたいに対になるような感覚を覚える小説体験でした。
    織守きょうやさんはこうでないと。

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    2026年01月06日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    普段恋愛小説を読まないのですが、それでも読みやすかったです。
    恋愛小説のはずなのにどこか恋愛小説っぽくないところも読みやすかったポイントかなと思います。
    人気作家さん達が描いた物語がどれも素敵でした。

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    2025年12月27日
  • 貴女。

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    どの作品も味わいが多種多様でとても良かった。
    特に、織守さんの百合が心にブッ刺さって、読んでいる間ずっと胸キュンが止まらなかった。ずっとハッピーな雰囲気なのに、感情描写の一つ一つに質量があって良かった。

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    2025年11月16日
  • 彼女。

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    ネタバレ

    百合作品といえば、ただただ男女の関係の男の方を女性に置き換えただけのものと思いがちだ。事実、私はこれを読むまでそう思っていた。

    ただでさえ恋愛経験が少ないから、こういった感情の機微を理解するのは正直言って難しいところだけど、男女の関係以上に繊細なことだろうし、それぞれの心情の変化なんかもまったく違ったものになるだろう。それをそれぞれここまでうまく表現したものは他に類の見ないのではと思う。
    私もまだまだ百合ビギナーであることを自覚したので、百合の教科を必修科目にしたうえで、教科書に全作品掲載して教師に解説したもらいたい。

    特に好きな作品は5作品目、斜線堂有紀先生作の「百合である値打ちもない値

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    2025年11月10日
  • まぼろしの女 蛇目の佐吉捕り物帖

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    最近話題だった、ライアーハウスの殺人の著者さんの1冊。
    本格ミステリー×捕物帖、という触れ込みが気になって読んだが、5編の連作短編集で読みやすくすごく面白かった!
    岡っ引きの主人公は特に役に立ってる感じは無かったが、それを支える相棒や他の登場人物はしっかりとキャラがあって読み飽きなかったし、確かにジャンルとしては捕物帖なのに犯罪の動機が現代っぽかったり、逆に今だったら考えられない結末もあったりと新しい視点で書かれているのも面白い。

    特に5番目の「弔いを終えて」が良かったな〜
    これシリーズにならないかな
    もっと読みたい!

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    2025年10月23日
  • 悲鳴だけ聞こえない

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    木村&高塚弁護士シリーズ第3弾。
    パワハラ疑惑に、遺言状、破産申告、、短編集だったので一話ごとに依頼内容が変わってて読みやすかった。

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    2025年10月20日
  • 英国の幽霊城ミステリー

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    面白かったー!
    まるで英国でミステリーツアーに参加してきたような一冊。
    歴史と謎と恐怖でドキドキしっぱなしでした。

    日本では幽霊=怖い、拒絶って感じだけど
    英国では幽霊=尊重、共存しているのに驚いた

    何だったら幽霊が出てきて欲しいと願っている傾向さえあって、英国の愛国心や歴史の深さにも衝撃を受けました。

    お城の外観や間取りがカラーで紹介されているのも良き。ちょっとお高い単行本でしたが、充分元が取れてる満足さです。

    実際、英国ではお城の中に入れたり泊まれたり出来るらしく、幽霊に逢える方も多いらしい。

    いつかは行ってみたいなーとも思うけど、実際に逢いたいかと言われると…うーん…、やっぱり

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    2025年10月14日
  • 彼女はそこにいる

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    ネタバレ

    第1話の茜里がいろいろ気がついちゃう人で共感を覚える。そして結末はびっくり。「そこ」への持って行き方がとても鮮やか。そっち方向で来るとはね。第2話、第3話と視点移動する展開はとても面白い。澤村伊智『ぼぎわんが、来る』を連想。あと、何と言っても、本のタイトルと章タイトルがナイス。第1話「あの子はついてない」第2話「その家にはなにもない」第3話「そこにはいない」タイトル『彼女はそこにいる』。つなげて考えると、なんとも余韻を感じるタイトルだこと。

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    2025年10月01日