織守きょうやのレビュー一覧

  • シークレット~綾辻行人ミステリ対談集in京都~

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    綾辻さんもいつの間にかもうかなりのベテランっていうのが驚き。今をときめく若手の書き手の対談はとても興味深いし面白い。ホストが綾辻さんだから成り立っている部分が多分にありそう。もっと分量を読みたいし、他の方との対談も読んでみたい。

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    2024年04月06日
  • 記憶屋

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    1つの消したい記憶のために全部忘れて、
    それらの記憶を形作る時間を共有した人間は、
    忘れられた側の人間はその人の中で殺されるようなものなのに。
    その全てと引き換えにしてまで、
    記憶を消すことは正しいことなのか。
    .
    ラストが切なすぎて本を閉じて、数秒後に涙が溢れた。
    善か、悪か。正しいのか、間違いなのか。
    心が揺さぶられて、考えさせられる
    そんなミステリーホラー小説。(言うほどホラーではない)
    一度読んでみてほしい一冊!

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    2024年03月28日
  • 隣人を疑うなかれ

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    お気に入りの作家さん。

    土屋萌亜(マンガ家)が主人公だとばかり思っていたら、
    小崎涼太(事件ライター)が途中から出てきて、
    どんどん登場人物が増えていくたび、
    誰もかれも、怪しく見え始めた。
    姉の晶と刑事の加納が友人だったのは、ちょっと出来過ぎ感があるけれど、構成上必要なんだろう。

    マンションはプライベートが守られているようで、
    隣人の情報がわからない怖さがある。
    まして、管理人がどんな人なのかも・・・・

    涼太と晶のやり取りが楽しく、殺人事件の恐怖を和らげてくれた。

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    2024年03月19日
  • 英国の幽霊城ミステリー

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    日本のおどろおどろした恐ろしい感じとちょっと違うのかな、ハリー・ポッターとか、ホーンテッドマンションでイメージが変わったお城の幽霊たち、イギリスの歴史と幽霊を一緒に知ることができます。首なしも出てきていました。

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    2024年02月27日
  • 英国の幽霊城ミステリー

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    本文と系図、地図を見ながら読みました。ものすごく面白かったです。ゴースト的な怖さよりも、一人ひとりのエピソードが心に残ります。脳内でごちゃごちゃだった王朝が整理されました。

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    2023年08月30日
  • 記憶屋

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    「嫌な記憶を消して欲しい」こう思ったことは数え切れないくらいあります。

    もし現実世界で記憶屋がいたら、記憶を消してもらっていたかもしれません。正直羨ましいと思いました。

    ですが物語を読み進めていくうちに「記憶は自分だけのものじゃないんだ」と気づきました。
    そして、良い記憶も嫌な記憶も自分を成長させるために必要なもの。未完成のパズルを埋めるための1ピースと同じくらい大切なものなのだと気づきました。

    この作品を読み終えた後に自分の過去を振り返ってみると「あの時のアレがあったから今の私があるんだ」と嫌な過去に対してもしっかりと向き合えるようになりました。

    このような素敵な作品に出会えて本当に

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    2023年07月17日
  • 記憶屋

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    ネタバレ

    最後の衝撃が強い作品。ホラーというよりも青春小説。

    ちゃんと自分で立ってからじゃないと人と向き合うことはできない。誰かに寄りかかって生きていくことはある意味幸せかもしれないけれど、それでは本当の幸せは手に入れられない。「この人なしでは生きられない」はダメ。

    頼られて嬉しいなんて、ただの自己満足だった。
    人を助けるって本当に難しい。人を助けるって考えているからダメなのかも。いい影響を与えたい、と考えた方がその人のことを真剣に考えられそうだ。

    受け入れがたい現実を突きつけられた感覚って強烈だ。

    何事もケースバイケース。絶対悪や完全なる正義は存在しない。場合によっては悪と見なされるようなこと

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    2023年01月08日
  • 幻視者の曇り空――cloudy days of Mr.Visionary

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    霊的な能力を生まれながらに持っている人は、本人の望まずに身につけた才能。
    見えない物が見えたり、声が聞こえたり、過去や未来を感じたり、日常生活に支障が出ることもたくさんあるはず。
    でも、その力で誰かを救えるなら、すごいこと。
    殺人事件を知ってしまった主人公は、どうやって犯人の証拠をみつけるのか・・・・

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    2022年11月20日
  • 記憶屋III

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    感動した。
    記憶屋Ⅲまでのを全部含めた感想だけど、
    一つ一つの物語が大事なその人のこと想って記憶を消してほしいって記憶屋に頼むのが、凄く感動した。
    そして自分のために消した、消してもらったとしっかり明かすのも綺麗事で並べようとしてなくて好き。
    物語が繋がっているところも魅力的。
    読んでいて、こことここが繋がるんだと思って楽しめて読める
    ホラー小説とおもって構えていたが、
    そんなホラーじゃなくて、推理系だった、
    推理系といっても展開が早く難しいものとは違い、
    この小説は展開はそんなに早くなく、難しくなく、
    脳を休ませながらじんわりと味わえる小説だなと思いました。
    私は記憶屋、記憶屋Ⅱ少し時間がた

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    2022年02月16日
  • 響野怪談

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    以前購入したまま、読まずに積読になっていたところ、そろそろ読書を再開しようと引っ張り出して完読。これを買った時の自分の目に狂いはなかった。ホラーショートショートでサクサク読めたし、なによりこのジワジワと侵食するような後味の悪いホラーなストーリが非常に面白かった。文体は今風なのに、どこか懐かしさを感じる不思議な話。最後に至っては春希はどーなっちゃうの??って思うこと必至だ。最後に。 〝無限ループって、怖くね?〟

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    2021年05月09日
  • シークレット~綾辻行人ミステリ対談集in京都~

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    綾辻行人対談集。ミステリの話題がいっぱい。面白そうな本の話題もいっぱい。それぞれの作家さんのこだわりなども知ることができて、とにかく楽しい一冊です。
    だいたい読んでいる作家さんが多かったので、読みたい本が爆発的に増えるということは幸いにしてありませんでしたが。積んでいる本が多いのでそれらをさらに読みたい気分になったのと、読んだ本でもここで語られたことを念頭に置いて読みなおしたくなったり。読書の沼はどこまでも深いようです。幸せ。

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    2020年12月30日
  • 少女は鳥籠で眠らない

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    4話とも、弁護士さんならではの着地点ではないだろうか。
    自身は法律を調べるほど切羽つまった状況になったことがないし、
    今回、知り得たことを現実に生かす機会も恐らくない。

    関係性は異なるけれど、いずれも深くかけがえのない愛の形。
    (ここを解説するとネタバレになりそうなので省略)
    受けた側の想いが語られないまま、推測で終わる話もある。
    届くべき相手の心の支えとなることを信じたい。

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    2019年08月13日
  • 響野怪談

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    ネタバレ

    日常に潜む違和感。
    響野家の話であり、わたしの話であり、誰かの話でもあるかもしれない。
    冬理がいるから実話怪談ではなく物語として読めるような気がした。
    短編ではあるが、すべて繋がるので連作長編のように感じた。好きな人は本当に好きな本だと思う。

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    2019年03月10日
  • SHELTER/CAGE

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    大好きな霊感検定の作者様の最新作。前とはまた違ったトーンで面白いです!話は多数の視点から描かれますが、人物名で区切ってあるのでわかりやすいし、読みやすいです!
    終盤では伏線の回収、思わぬ展開に目が離せません。オススメです!

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    2014年07月10日
  • あーあ。~織守きょうや自業自得短編集~

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    織守きょうやさんの本を読むのが初めてだったのと、帯に大好きな背筋さんのコメントがありめちゃくちゃ楽しみにしていた1冊…!!

    タイトル通り、あーあ…と言いたくなるような後味の悪さと、一人一人が持つ自分の「悪」に向き合わされるような結末が読んでいてとても面白かったです。

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    2026年01月05日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    「恋愛」と「ギミック」を掛け合わせることで、予想外のドキドキが味わえて楽しかった。
    特に『合コン×人狼ゲーム』が良かったなあ。
    初めての合コンが人狼ゲームに仕立て上げられていく展開にはちょっと笑ってしまった。
    それでも見事な推理でジョーカーを特定していくし、オチまで完璧で最高だわ。
    ストーリーとしては『ミステリアスな彼女×夢診断』がめちゃくちゃ好み。
    日部さんが唯一の初めましてだけど、確かに他の作品も読んでみたくなる。
    “本選びに悩む10代向け”というコンセプトにぴったりな作品ばかりだったと思う。
    編集部さん、上手いよなあ。
    このシリーズ気に入ったので全部読もう。

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    2026年01月04日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    浅倉秋成さんが好きなので、軽い気持ちで読んでみようと手に取りました。
    恋愛物なので、特別得意というわけではなかったのですが、恋愛がありつつ、ミステリーのよつな要素も感じられました。犯人を探すために推理したり、オチでどんでん返しがあったりと、軽く恋愛物を読みたい人にはちょうどいいかもしれません。短い文章の中でちょっとした驚きを描けていることに驚きと楽しさを感じた。

    たしかに、10代の子が読むのにちょうど良い内容なのかもしれない。10代前半くらいがいいのかな?

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    2026年01月03日
  • 殺人と幻視の夜

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    てっきり犯人は決まっているのだと思って、あとは主人公がどう警察への情報提供だったり、証拠集めをしていくのを読む小説なのかと思いました。
    でも大どんでん返しは急にやってくるんですね。
    少しこじつけ感や設定に無理がありますが、フィクションだと思えば温かい目で見られます。

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    2025年12月31日
  • 悲鳴だけ聞こえない

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    リーガルミステリーというジャンルよりもリーガル勉学になるといった方が正しいかもしれません。
    あまりミステリー要素は強くなかったので、ミステリーを期待しちゃうと少し残念さがあるかもしれません…
    ただ、法については詳しくなれるので個人的には勉強になったと思って読んでよかったのかなと思います。

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    2025年12月30日
  • あーあ。~織守きょうや自業自得短編集~

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    ミステリ&ホラーと紹介されていますが、どこに分類するかは曖昧な感じの話が多いです。後味が悪かったり読後絶望感を覚えるような短編集でした。とはいえ、それが嫌な読み心地では全くないというか、スリリングで楽しく読みました。
    どのお話も、主人公の自業自得的な結末になることが多いのですが、織守さんの書き方が巧みで、どこに辿り着くのか予想がつかず本当にハラハラしました。

    どの話も面白かったですが、一番好きだったのは『目撃者』という話です。
    不倫相手との予定がキャンセルになり、予定より早く出張から帰ってきた主人公は、自宅で妻が殺されているのを発見します。マンションの防犯カメラには怪しい人物は映っておらず、

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    2025年12月30日