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鮮烈デビューから作家生活10周年。
『記憶屋』『花束は毒』の著者、最新本格ミステリー!
連続殺人、
かもしれない。
羊の群れに狼が潜んでいるなら、
気づいた誰かがどうにかしなければ、狩りは終わらない。
死体はない、証拠もない。だけど不安が拭えない――。
ご近所さんのこと、どれだけ知っていますか?
「殺人犯が同じ建物内にいるってのはぞっとするけどな」今立晶(パート主婦)
「模倣犯じゃなくて、本人って可能性もゼロじゃない」小崎涼太(事件ライター)
「近くで起きた事件ですもんね。私も気になってました」土屋萌亜(マンガ家)
「素人探偵の思い込みの推理を聞いている暇はないの」加納彩(主婦)
「近所に怪しい奴がいるみたいな情報提供はときどきあるよ」加納行広(刑事)
「ここは住人同士のトラブルはなく、かなり平和なほうだ」寺内嵩(マンション管理人)
「プライベートには踏み込まないくらいがちょうどいい」幸田佐知子(シングルマザー)
Posted by ブクログ 2024年03月19日
お気に入りの作家さん。
土屋萌亜(マンガ家)が主人公だとばかり思っていたら、
小崎涼太(事件ライター)が途中から出てきて、
どんどん登場人物が増えていくたび、
誰もかれも、怪しく見え始めた。
姉の晶と刑事の加納が友人だったのは、ちょっと出来過ぎ感があるけれど、構成上必要なんだろう。
マンションは...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月28日
たぶん怪しいよなー。
ついて行かない方がいいんじゃないか?
あー、やっぱりほらー。
向かいのマンションに入って行った女の子が後の殺人事件の被害者である事を知った土屋。
土屋と同じマンションの隣に住むライター涼太と、事件のあったマンションに住む涼太の姉である晶と調査を始めたところ、突然土屋の姿が消え...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月04日
読み始めてからすぐに、これは気になり過ぎてページを捲る手が止まらなくなるだろうと思っていた。
漫画家の土屋が隣りに住むライターの小崎に回覧板を回し印鑑を貰って、隣りのマンションの管理人に届けるというところから始まるのだが…
登場人物の誰が怪しいのだろうと考える間もなく、土屋が…。
ただ彼女のつけて...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月31日
他県で起こった殺人事件の被害者を目撃したかもしれない。そう語った女性が姿を消した。全く別の場所で起こり、一見共通点も見当たらない殺人事件はもしかしたら連続殺人なのかもしれず、だとしたら犯人は同じマンションの住人なのかもしれない。はっきりした証拠も手掛かりもないまま、疑念ばかりが膨らむ中で、調査を続け...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月12日
物凄くドキドキしたりする場面は少ないんだけど、終始不穏な雰囲気が漂ってて、登場するすべての人を疑いの目で見てしまい、気持ちが落ち着かない・・・・。そんな中、人を疑わない土屋が行方不明に・・・・私も近所の人の事とか関わりすぎないようにと思って接しているけど、ご近所さんがどんな人か知らないことも怖いけど...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月16日
殺人事件の被害者を近くで見たかもしれないと言っていた隣人が行方不明に。同じマンションに犯人が住んでいるかもしれないという不安にかられながらも、謎解きを始める主人公姉弟。連続殺人の様相を呈してきたこの事件、犯人は果たして誰なのか。
読み始めて思ったことは、これはどんでん返し系(というものがあれば)か?...続きを読む
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