【感想・ネタバレ】隣人を疑うなかれのレビュー

あらすじ

鮮烈デビューから作家生活10周年。
『記憶屋』『花束は毒』の著者、最新本格ミステリー!


連続殺人、
かもしれない。

羊の群れに狼が潜んでいるなら、
気づいた誰かがどうにかしなければ、狩りは終わらない。
死体はない、証拠もない。だけど不安が拭えない――。

ご近所さんのこと、どれだけ知っていますか?
「殺人犯が同じ建物内にいるってのはぞっとするけどな」今立晶(パート主婦)
「模倣犯じゃなくて、本人って可能性もゼロじゃない」小崎涼太(事件ライター)
「近くで起きた事件ですもんね。私も気になってました」土屋萌亜(マンガ家)
「素人探偵の思い込みの推理を聞いている暇はないの」加納彩(主婦)
「近所に怪しい奴がいるみたいな情報提供はときどきあるよ」加納行広(刑事)
「ここは住人同士のトラブルはなく、かなり平和なほうだ」寺内嵩(マンション管理人)
「プライベートには踏み込まないくらいがちょうどいい」幸田佐知子(シングルマザー)

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Posted by ブクログ

途中途中、「この人が犯人か?」とうまくだまされながらも、最後はすっきりした終わりだった。
冒頭のある部分を勘違いしていたので、結構結末に向けて驚いた。

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2025年08月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

伏線の張り方、最終盤にかけての回収が綺麗ですんなり読めた一冊。

各登場人物の視点から語られる物語によって明かされていく事件の全体像が、分かりやすく興味深い展開だった。
誰がスタイリストなのか、現代の模倣犯はスタイリストと同一人物なのか、そもそもこれらの犯人はアパートに住んでいる住人なのかと思いを巡らせながら読んでいく過程はとても面白かった。

特に、晶が真犯人の存在に気づく瞬間は、ハラハラする展開であり、リアルな場面を想像しながら読むことができた。
各登場人物もかなり特徴的であり読んでいる最中に混同する事もなく、読みやすい一冊であった。

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2025年07月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こんなにも平然と仕事して、人と話して、生活しているのが怖い。

ただのって言うとおかしいけどただの盗撮犯が出てくるとは思わなかった。

まさかの寺内さん。
寺内さんによく話しかけてたのが幸田さんの息子か。

寺内さんと幸田さんの息子嫌だな。
平然とそこに居るのが嫌だ。

彩さんがなかなか濃い人生。
お強い。
五歳の時の証言が聞きいられなかった理由が幸田さんの息子の嘘の証言が原因ってやるせない。

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2024年11月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
連続殺人、かもしれない。
羊の群れに狼が潜んでいるなら、
気づいた誰かがどうにかしなければ、狩りは終わらない――。

自宅マンションに殺人犯が住んでいる? 
隣人の失踪をきっかけに不穏な疑念を抱いた主婦の今立晶は、事件ライターの弟とともにマンションの住人たちを調べることに。
死体はない、証拠もない、だけど不安が拭えない。
ある夜、帰宅途中の晶のあとを尾けてきた黒パーカの男は誰なのか?
平凡な日常に生じた一点の黒い染みが、じわじわと広がって心をかき乱す、傑作ミステリー長編。

【個人的な感想】
犯人が最後まで分からず、どきどきしながら読めた

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2024年07月25日

Posted by ブクログ

お気に入りの作家さん。

土屋萌亜(マンガ家)が主人公だとばかり思っていたら、
小崎涼太(事件ライター)が途中から出てきて、
どんどん登場人物が増えていくたび、
誰もかれも、怪しく見え始めた。
姉の晶と刑事の加納が友人だったのは、ちょっと出来過ぎ感があるけれど、構成上必要なんだろう。

マンションはプライベートが守られているようで、
隣人の情報がわからない怖さがある。
まして、管理人がどんな人なのかも・・・・

涼太と晶のやり取りが楽しく、殺人事件の恐怖を和らげてくれた。

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2024年03月19日

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ネタバレ

2025.10.29 (水)

おもしろかった……最初から引き込まれてスイスイ読んでた。個人的には晶さんも頼れる姉さんって感じで好きだったけど、土屋さんがベラベラ喋りだした時には、「あ、これはもうダメだ。あんた殺されるよ。」と。案の定発見された姿知った時は悲しくなった……

途中までこの人かなって思って割と確信してたけど犯人は全然違った(笑) 加納夫を疑ってた…
そこ?!みたいな……(笑) 先入観って怖いね。あの最初の子供は男の子だとばっかり思ってたよ。
後半はほんと散らばったパズルピーズをはめるようで綺麗な幕閉じだった。

織守きょうや作品2作目だけど、今作もやっぱりおもしろかった。また買う❕また読む❕

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2025年10月29日

Posted by ブクログ

女性ばかりを狙った連続殺人事件の犯人は、実は隣のアパートの住人なのでは?ってところから始まるミステリ。
なんとなく犯人の目星はつきやすいけど、展開がハラハラさせられて面白かった。
晶と涼太、そして彩の関係性が結構好き。

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2025年07月25日

Posted by ブクログ

素の自分を受け入れてくれる知人がいて心強いだろうな。そもそも狙って引っ越ししてきているのだから、元々が強いタイプなんだろうな。愛想が良すぎるのも考えものだ。

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2025年06月20日

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面白かった
早く先を読みたい!とドキドキワクワクしながら読み終えました
初めての作家さんでしたが、他の作品も読んでみたいと思った

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2025年05月27日

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マンションに連続殺人犯かもしれない、ご近所さんが行方不明、なのに警察は相手にしてくれない……。そんな緊張感とキャラの良さでするする読める! 最後まで目が離せない面白さ。

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2025年04月29日

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連続殺人犯が同じマンションにいる!?
24年前にも同じような連続殺人があり、今回の事件はその犯行を模倣しているよう…。

主人公はフリーライターの小崎涼太、その姉の今立晶の2人組かな?
2人の視点を変えて事件を探っていく展開が読者にも分かりやすく、犯人ヒントも小出しで出てきて推理しながら読むのが面白かった。
また元ヤン姉の男勝りな言動や行動も面白い。

真犯人や過去の事実など最後までしっかりと回収されるので読後にモヤモヤは残らない。

ただ、真相解明のチャプター5は少しグダグダ話が長い気がした。特にどんでん返しはないけど、思って通りの犯人、過去の真相も予想を裏切らない着地点で良かった…。しかし旦那の加納刑事、無能すぎないか?事件は自宅マンションで起きてますよ。

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2025年04月08日

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シリアルキラーが同じマンション内にいるという設定のミステリー。穴は沢山あるけれど、なかなかに面白いです。

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2025年02月20日

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隣人というかマンションの住人みんなを疑う。死体はないが知人が失踪したことで住人を調べ始めるが、実際はマンションの住人なんて誰一人知らないだろうなぁと思う。犯人の動機はいまいちピンとこないが、わかりやすくてスラスラ読める。

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2025年01月31日

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話の展開が面白い。
それぞれの個性があり、読みやすい。
主役?と思われた人が亡くなるのがまさかで衝撃でした。
この人が犯人なんか〜、やけに分かるの早いなあ、また何かあるのかなと思いつつ読み進めていくと、
まさかの展開です。

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2024年07月14日

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ネタバレ

面白かった。観察眼あるのにそこで人違いするのはどうよ…。ハラハラしつつ、でもなんだか似た話読んだことあるかもと思ってたら最後に驚かされた。

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2024年04月27日

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ほどよいテンポとスピード感、犯人がわかってからはあっさりと逮捕まで至り少し物足りなさは感じたが、サラリと読めて楽しめた。

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2024年04月23日

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連続殺人事件を追うミステリー。
王道で分かりやすかった。驚きや目新しさはなかったけれど、安心して読めた。
あっという間に読み終わってしまった。

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2024年04月13日

Posted by ブクログ

面白かったですし、読みやすかったです。
ただ、「やられた感」「騙された感」のようなものはなかったです。
犯人が想像できたからでしょうかね。登場人物たちの人間関係については、「そうだったのか」とは思いましたが。

続きが気になりサクサク読めたので良かったです。

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2024年03月29日

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ミステリーもの
そんなに深掘りされない描写だから、ちょっと曖昧だけど、頭が疲れなくていいね。
会話文が多くて、読みやすかったのもあるかも。
面白かった

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2025年11月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すんなり読み終わった
彩の作られたキャラが怪しすぎて
ずっと疑いながら読んでたら
そんな結末かーいって感じ

昔、近くに住んでて
今も近くに住んで…
んなバカなぁって感じの終わり方やけど
納得いかん感じではなかったから
まぁ、良かったんかなぁ

彩の旦那で〆るのは笑えた

晶の性格がめっちゃ好き
行されて、逆に追いかけるとこ
めっちゃ好き
(かなり危険やけど)

彩の猫被りが自分の会社での感じと
似ていて共感しまくり〜
犯人じゃなくて良かったわ
(一番疑ってたけどな)

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

花束は毒に続く同作家のミステリーを読んだ。
花束は毒を踏まえて読んでいたため、考察しすぎで
考えすぎてしまった。
結果そんなに意外な展開ではなかったけれど、適度なドキドキ感で楽しめた。

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2025年04月14日

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晶の喋り方がどうしても北斗晶に
かぶっちゃって…
犯人も大体この人かなーと思ってた人だった
なかなか面白くてすぐ読み終わりました

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2025年01月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

3.8くらい?
期待してたけど、ちょっと物足りない。
市井の素人探偵が頑張るのは面白い。ライターとある程度動ける人とその人と仲良い融通がきく人という布陣。

漫画家さんが亡くなったことについてもう少しなんかあったらな。契約切れたタイミングでライターが気にしなければそのまま放置されていたような。ライターとの会話から首を突っ込んで犯人に狙われたとも言えるが。

独身男の線は絶対ブラフだなと思いながら読んでた。
人間ドラマでもう少しなんか欲しかった。
映像化はしやすそう。

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2025年01月06日

Posted by ブクログ

読みやすい文章でスラスラと、そして、どうなるのか‥犯人は誰か‥と考えながら一気に読めました。

近くに住んでいる人たちや、身近と思ってる人たちのことでも、実際本当のことなんて誰も知らない。いい距離感が心地よいけど、結局はっきり分かってるのは自分のことだけなんですよね‥
そう考えるとちょっと怖いです。でも、だからこそ人のつながりが大切なのかな。

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2024年10月27日

Posted by ブクログ

途中で犯人分かってしまった

晶さんは男喋りなのがちょっと気になって「誰の喋り?!」ってなっちゃう
その濃いキャラって必要ある?

私は「花束は毒」の方が好き

でもやっぱり、次回また新作出たら読んでしまうんだろうな…

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2024年09月12日

Posted by ブクログ

連続殺人事件の犯人が住んでいるかもしれないと思ったマンションの住人が、犯人は誰かと真相に迫ります。

読みやすくてさらさら読めます。ミスリードこそありますが、わりと犯人が誰かわかりやすい。

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2024年05月25日

Posted by ブクログ

久しぶりの織守きょうやさん。勘と偶然が多用されている気がしなくはないが、読み物として不満はないです。

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2024年05月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

土屋が加納に連れられてその後倉庫で殺された描写があったが、あれは幸田がなりすましてたってこと?
てっきり加納が犯人だと思って読み進めていたら全然違ったのでモヤモヤ。
誰か教えてほしい。

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2024年04月19日

Posted by ブクログ


会えば挨拶をして地域や周囲についての
情報共有はするが、それ以上プライベートに
踏み込むことのない距離感の隣人同士。

適度に無関心な関係にあった隣人と近隣で
起こった殺人事件について話したことから、
次第に怪しい出来事に巻き込まれていく。

誰もが少しずつ怪しく感じられて
平和だった日常に影が差して心配が募り、
身近の知り合いですら疑わしく思えて
精神的に不安を感じる。

あっと驚かされた終盤だったけれど、
一方ではやっぱりと感じさせる伏線が
始まりからあって納得のラストでした。

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2024年04月13日

Posted by ブクログ

話は面白く、文体もストレスなくどんどん読めるんだけど、読み終わってうーんまあまあ…となるのはやっぱりそこまでするか?というか、現実感がないというか…破綻はないんどけどね…

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2024年03月29日

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