織守きょうやのレビュー一覧

  • やるせない昼下がりのご褒美

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    ネタバレ

    昼下がりのご褒美と、それにまつわる思い出。
    同じ食べ物にも、そこには一人ひとり違う、誰かにとっての大切な記憶がある。
    中でも、「春とマーマレード」がとても好きだ。日々の生活の中で、「食」を通じたひととひとのつながりを、丁寧に繊細に描く友井羊さんの作品は、食や人に対する愛に溢れていて、いつ読んでも心が安らぐ。
    どの短編も、あたたかく、素敵なお話だった。

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    2026年03月10日
  • ライアーハウスの殺人

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    ミステリー好きだから、降ってわいた遺産を使って無人島に隠し通路付きの館を建てちゃった!そして私の考えたトリックで死ね!!という話。
    犯人目線で上手く筋立て通りに犯行が進むのかと思いきや……
    予想と違った展開になり、終盤まで展開が読めず、登場人物たちの裏と顏を探り合う緊張感。そしてラストに明かされるびっくりな仕掛け。
    途中アリバイの時系列や誰がどこに居たとかの位置関係がややこしく感じるけど、それでもそう来たかと驚いちゃった。
    館ミステリーは、ロマンですよね。外は嵐に限る。

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    2026年03月09日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    泣いちゃった。お母さんに会いたくなった。お母さんと一緒にご飯が食べたくなった。私にとってはお母さんだったけど、心に浮かぶ大切な人はそれぞれなのだと思う。
    食とは人の生活に欠かせないものであるがゆえ、「習慣」として認識してしまいがちだが、この本を読むと食が人とのコミュニケーションであったり、経験、栄養、思い出、愛情になると気づかせてくれる。全部が本当に素敵なお話だった。

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    2026年03月09日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    ネタバレ

    カフェや喫茶店がテーマだから泣ける話やほっこりする話をイメージしていたけど、少しミステリ要素があったり、最後に思いがけない事実が発覚したり、死後の世界のお話だったり、テイストの違うお話が詰まっていて楽しかった。

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    2026年03月08日
  • ほろよい読書

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    お酒にまつわるアンソロジー。アンソロジーというのは好き嫌いのわかるモノだな。
    定食屋「雑」がお気に入り。私もこんな定食屋のちょい無愛想だけど、余計な気を遣わせないおばさんに憧れる。そして主人公はお酒に詳しいけど、飲み方の許容範囲が狭い女だ。彼女が徐々に変化していくのが気持ちいい。コロッケ美味しそう。
    そしてbarきりんぐみ。保育園のママ達はこんなに仲良しばかりでは無いが…底通してるのは子育てしながら働く大変さを知ってるコトだ。息抜き無しには本当にやっていけない。仕事が大変という人はもちろん居るが、24hワンオペを何年もやるのが子育て。正直記憶がない。こんなきりんぐみでもない限りやってられないよ

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    2026年03月08日
  • 花束は毒

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    ネタバレ

    イヤミスを求めて

    ・全然すっきりしない終わり方で読後感が好み。どう転んでも積んでるやんという。自分だったらどうするか、めちゃめちゃ難しい

    ・4年前の被害者にはメタ的にすぐ思い当たったけど、ということは真壁が本当に罪を犯しててその復讐のために近づいたとか?後味悪そう…って思ってたのでいい感じに裏切られた

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    2026年03月07日
  • キスに煙

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    才能ある人間の恋と苦悩についての話。
    シオとシドーの関係性がかなりツボで、これだけで高得点つけているところもある。
    帯はかなりサスペンスかミステリーを煽っているように思えるが、帯の内容を期待するとちょっと肩透かしかも。でも話の内容的にはかなり満足。ラストの「彼」の章も余韻があってよかった。

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    2026年03月06日
  • 花束は毒

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    誰も殺されず、誰も死なない。死体も出てこない。人以外出てこない。なのに背筋がゾクゾクするほど怖いラスト。

    「結婚をやめろ」との手紙に怯える元医学生の真壁。
    彼には、脅迫者を追及できない理由があった。
    そんな真壁を助けたい木瀬は、探偵に調査を依頼する。
    探偵・北見理花と木瀬の出会いは中学時代。
    彼女は探偵見習いを自称して生徒たちの依頼を請け負う少女だった。

    怒涛のラスト
    思わず「え?」と声が出た…

    物語の最後に衝撃
    こ、これは…
    この後どうなった?

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    2026年03月06日
  • 花束は毒

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    すべてがひっくり返るのが気持ち良かった。
    また、読後感も好みが分かれる感じで、個人的には好きだった。

    著者が弁護士であるがゆえに、法律的な隙や穴をしっかりと埋めている箇所が所々にあり、著者の個性が現れているように感じられて面白い。

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    2026年03月05日
  • あーあ。~織守きょうや自業自得短編集~

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    短編集とは言え各話読み応えあり中々の秀作だと思う。中でも最終話の五人目の呪術師が秀逸。まるで合わせ鏡の様な展開でラストはきちんと着地させる展開が上手い。

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    2026年03月05日
  • 301号室の聖者

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    ネタバレ

    301号室で立て続けに起こる医療事故。
    病院側の弁護士として調査を始める木村くんが、葛藤しながらも真実へと近付いていくリーガルミステリー。


    全ての人を疑って読んでたから、最後、関口医師と由紀乃に心のなかで謝った。疑ってごめん。

    どうしても誕生日まで生きたかった由紀乃と、失踪宣告まで母に生きていて欲しかった浩介の対比がやるせない。
    人が死ぬときに法律というのはその力を存分に発揮するのだと改めて思った。

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    2026年03月02日
  • あーあ。~織守きょうや自業自得短編集~

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    いかにも自業自得だと言うような6つの短編集である。
    元を正せば自分が悪いわけだからねといったような話で、因果応報とも言えるかもしれない。
    嫌な気持ちになるのだが、筋は通ってるのか…とさえ思ってしまう。
    さくさくと読めて濃密な内容ばかりである。

    ○幽霊刑〜見て見ぬふりをする罪の重さ
    ○夜明けが遠すぎる〜罪を被ってもらうと…
    ○壁の中〜あの女?の…
    ○目撃者〜誰が悪い
    ○廃墟で○○してみた〜悪趣味で済ますのか…
    ○五人目の呪術師〜けっして解けない呪い




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    2026年02月27日
  • 花束は毒

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    予想を裏切られた。人間って怖いなと改めて思わされる内容だった。
    この本の最後、わたしだったらどうするんだろう…

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    2026年02月27日
  • ライアーハウスの殺人

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    ネタバレ

    自分の考えた殺人トリックを実現させるために孤島に館を建てた彩莉。練りに練った完璧と思われる計画通り第一の殺人が起こるのだが、それは彼女が実行する前に別人が行ったものだった。

    現実的ではない突飛なストーリーだったが面白かった。二度読み必至、と帯に書かれていた文言は伊達ではなかったと思う。存外平凡なトリックだったなあと思ったが、最後に大きめな爆弾が隠されていてかなり驚かされた。しかし、ある人物について、どこまでがその人視点でどこまでが客観的視点なのか、考えて読み直してもこんがりがりそうだとは思った。
    ただ「みんな嘘つき」と評するなら、最後の一人まで何かしらの隠し事をしていてほしかった(この人だけ

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    2026年02月26日
  • 明日もいっしょに帰りたい

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    百合小説とは言うけれど…ピュア!!!!の一言に尽きる。
    どこから友情?どこから愛情?同性だからとか全然関係なく、彼女たちがお互いを「尊い」「愛しい」「大好き」「カワイイっ」と思う気持ちは純粋で美しい。
    ただ、明日も一緒に帰りたい。それだけのまっすぐな気持ちが眩しい。良い本読めて嬉しい。

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    2026年02月23日
  • 戦国転生同窓会

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    突如送られてきた、前世が戦国時代の名だたる人物だった者達が集まる同窓会の招待状。前世の記憶が無い主人公は、参加者からの情報を集めて誰が誰なのかを推理していく前世当てミステリー。
    前世は戦国大名モノの中でも平和な世界でマニアック過ぎないのが良かった

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    2026年02月22日
  • ただし、無音に限り

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    霊の姿を見ることができる探偵、という設定だが物語の展開は、ある意味地味というか地道なもの。しかしその静けさがが魅力となる。
    霊の記憶を見ることもできるが、音は聞こえない。そこから生じるものが、ミステリ的効果を生む。

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    2026年02月22日
  • ライアーハウスの殺人

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    いろんな人の思惑が絡みついていて、若干混乱するところがあるが、これを一つの筋の通ったストーリーにまとめ上げているのがすごいと思った。

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    2026年02月21日
  • ライアーハウスの殺人

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    ネタバレ

    ライアー。来鴉。屋敷。抜け道。彩莉。お嬢様。あおい、ありか。真波。矢頭。詐欺師。みくに。看護師。嘘。すべて。使用人、主人、入れ替え。

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    2026年02月15日
  • あーあ。~織守きょうや自業自得短編集~

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    どれも読みやすく、意外と面白かった。
    はじめの方の短編はあーあ。レベルで軽いなぁ~と思っていたら、後半につれ絶望感がアップしていく…(^_^;)
    一番、作者らしい作品だなと思ったのは、
    『目撃者』かな。
    『幽霊刑』は設定が独特でSFっぽいのかと思ってたら、意外と現実味のある処置で面白い。

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    ■幽霊刑 絶望感★★☆☆☆
    ■夜明けが遠すぎる 絶望感★★☆☆☆
    ■壁の中 絶望感★★★☆☆
    ■目撃者 絶望感★★★☆☆
    ■廃墟で○○してみた 絶望感★★★★★
    ■五人目の呪術師 絶望感★★★★★

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    2026年02月15日