織守きょうやのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
数冊前に読んだ『プレゼント』でアンソロジーの魅力を知り、この作品はタイトルに惹かれて手に取りました♪♪
かさついた心に潤いが欲しかったのと、ついでに穢れたものを洗い流したくて選んだのだけれど、泣かさるお話しは1コもなかった (^ω^; )
6名の作家さんの作品が収録されていますが、読んだことがあるのは、最近の" 推し"、青山美智子さんだけで、他の方は初読みでした
とは言え、テーマに沿って描かれた作品の一つひとつに作家さんの個性が表れていて、とても楽しい読書時間でした✨
朱野帰子さんと織守きょうやさんが好印象✨「痛い人生設計を作る、ルノアールで」では、真面目にバカバカしいことを考え続ける二人の空気感が羨ましく感じたし、「彼と彼女の秘密と彼」では、マスターの経験値高めな恋愛観にドキッとした。
ラストの三編はフレンドさんに教えてもらったアプリで"雨音"を聴きながらの読書でしたが、雨降りのシーンでピッタリはまり、いつもとはちょっと違う読書体験ができました✨ (˶ᵔᵕᵔ˶)
好みに合いそうな作家さんと出合えたのは嬉しいけれど、これからは本選びで悩む時間が増えちゃいそうだなぁ…と思わさった一冊✨ -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かったが、探偵の依頼を躊躇する理由や事件の真相は予想できてしまった。
『事件を大事にしたくないと考えた保護者が示談を進めてしまったが、実際には被害者本人は納得しておらず、真壁さんを恨み続けていたとしたらー彼が不起訴になって釈放されたことを許せずにいるとしたら、罰を与えるつもりで、嫌がらせを続けているのかもしれない。』
このセリフを真面目でお人好しな主人公に言わせることに少し驚いた。示談や不起訴に関係なく被害者は一生恨んでいるだろう。男性作者らしいなとこの一節に思った。
全体的にはテンポもよく面白かった。北見先輩のキャラがよかったので、続編があれば読んでみたい。
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Posted by ブクログ
ネタバレ毎回毎回まじかぁ、、、って気持ちになった。こんなはずじゃない!
全て読み終わり、BadEndも面白いよねと思わされた。全部救いがないのもやるせ無い気持ちになるけど。
大好きな櫛木理宇さん、道尾秀介さん、辻村深月さんがいたので購入。櫛木さんは安定に最高、霊的な怖さより人間の怖さを感じた。道尾さんは短い中で2、3回ひっくり返されて気持ちが良すぎる。足元がぐらつく感じが心地よい。辻村さん流石だなーと思った、短いのに読み応えありすぎる。
新名智さんの「今頃、わが家では」良かった。強迫的に不安になってしまう気持ち分かるーっていうのと精神的に病んでるのかなって思わせといてのまさかの!
全て楽しく読めました! -
Posted by ブクログ
ネタバレホラーは、好きじゃないから
期待せずに読んでみたら
ホラーというよりは
ミステリー?って感じで
読みやすくて良かった
どうせこの人の仕業やろ?って
想像は、概ね当たってたけど
想像より、かなりヤバい人で
結局、一番怖いのは人間やなぁと納得
倉木さんの
「いつでも自分が主役なんだな」の一言が
まさに、そのとおりすぎる!
倉木さんと、このまま良い距離で
生活していけば、恭絵さんの存在も
感じながら(実際は思い込みやけどな)
それなりに幸せに生きていけたやろうに
アホやな三ツ谷
つか、そんなに家に住みたいなら
しょーもないことに使う労力と時間を
バイトでも何でもして
めちゃめちゃ働いて
お金貯めて、住めよ
なんて小説に正論言うても
仕方ないか
なんせ思いの外、面白く読めたのは
良かった
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Posted by ブクログ
9人の作家さんがエッセイ、小説で
食にまつわる話を書く。
帯に「人気作家」と書いてある。
なるほど。
書店でも目にする人気作家さんばかり。
アンソロジーのいいところ。
本を手にしたけれど、食にはそれほど興味がない。
それでも楽しい話ばかり。
太田紫織さん
「忘れじの辛口」(小説)
単身赴任中の夫が住む名古屋まで
フェリーで出かけることにした。
船内の様子も詳しく描かれている。
ゆっくり巡る旅の良さ。
おもしろく読み終えました。
久住昌之さん
「ふらっと三陸鉄道の旅」(エッセイ)
動画撮影のため、三陸へ行く。
一人旅が好きだけれど今回はスタッフもいる。
でも、自分勝手に巡っていいらしい。
久住さんの嗅覚恐るべし。
p246
〈その途中を誰に気遣うでもなく、
とことん味わえるのが、ぼっち旅でありぼっち飯だと思います〉
贅沢な一冊でした。 -
Posted by ブクログ
カフェを舞台に、さまざまな人の人生が垣間見える短編集。
自分にも重ね合わせて共感するお話もあれば、思いもよらない結末を迎えるお話、ファンタジーのような死後の世界を描いたお話もあって。
それぞれ全く違う物語なのに、どのお話も不思議とすっと心に入ってきて、ところどころで言葉を噛み締めながら読んだ。
最近、歳をとることが少し怖い。
身体のちょっとした不調が気になったり、これから先のことを考えて不安になったり。
でもこの本を読んで、歳を重ねることは、ただ若さを失っていくことではなくて、いろいろな経験や感情を積み重ねて、人としての厚みを作っていくことでもあるんだな、と改めて思った。
嬉しかったことも、悲しかったことも、思い通りにならなかったことも。
きっと全部が、その人の人生を少しずつ豊かにしていく。
歳を重ねることを、今までより少しだけ前向きに捉えられた気がする一冊でした。