織守きょうやのレビュー一覧

  • まぼろしの女 蛇目の佐吉捕り物帖

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    新人岡っ引きの不完全さと、頭脳明晰な医者のコンビがバランスよくて親しみもわく。
    気高い人たちの事件は、読後感が清々しい。

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    2025年06月17日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    読んだ人がそれぞれのライフステージに応じて何かしら前向きになれる物語が詰まってる感じ。
    登場人物がみんな前向いてるから。
    私の今に刺さったのは彼と彼女の秘密と夜だったけど、もうちょっと歳をとったら、浮島 イルフロッタントを読んで救われる日が来るような気がするし、究極のホットケーキと紅茶占いは頭の中で映像化できてこのシリーズもっと読みたいって思った。

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    2025年06月10日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    おもしろい作品が多くて、よかった。朱野帰子さんの『痛い人生設計を作る、ルノアールで』は、偏見に満ちた編集者をギャフンと言わせるパートが超気持ちよかった。痛いと言われようと、最高よ!竹岡葉月さんの『不純喫茶まぁぶる』もとても面白かった。作品中作品なのかな?変わった構成だったけど、一味も二味も楽しめる作品だった!

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    2025年06月04日
  • 英国の幽霊城ミステリー

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    幽霊城ミステリー、というと血塗られた謎に迫る、という内容を想像する時点で当方の脳みその中身がわかってしまう。そういった内容もあるのだが、本書は実在する幽霊城にどのような歴史があり、幽霊がどんな風に出るのか、が書かれてある。
    山田佳世子というイラストレーターは知らなかったが大変素晴らしい絵で「ああ、こういうところなのか」「こういう幽霊が出るのか」とわかりやすい。歴史の勉強にもなった。

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    2025年05月29日
  • 隣人を疑うなかれ

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    面白かった
    早く先を読みたい!とドキドキワクワクしながら読み終えました
    初めての作家さんでしたが、他の作品も読んでみたいと思った

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    2025年05月27日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川さんの作品では、作家アリスシリーズは別に好きではなく、学生アリスシリーズが大好物な私です。今をときめくミステリーの新鋭たちが有栖川さんの世界を舞台に小説を書き、その中に学生アリスがあると聞いて買ってしまいました。二次創作でも学生アリスと会えて嬉しかったです。でも、どの作品も魅力溢れる短編集となっていました。

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    2025年05月25日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    ファンタジーに、恋愛に、家族に、ゾッとするお話まで、「料理をつくる人」という1つのテーマで、こんなにもいろんな雰囲気の物語ができるとは。どれも前向きな結末があるなかで、千早茜さんの「白い食卓」だけは冷たく恐ろしいようなお話だったのでどうしても印象に残った。深緑野分さんの「メインディッシュを悪魔に」もキャラクターを想像しながら楽しく読めた。

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    2025年05月22日
  • ミステリー小説集 脱出

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    ネタバレ

    屋上からの脱出
    初心者に優しい〜!フックを作りつつも読みやすくて爽やかで、再現性がありそうなトリックがあって、シチュエーションが想像しやすくて、めちゃくちゃ脱出している。優しい。学校に天文台設備があるのいいな〜

    名とりの森
    所謂八幡の藪知らずってやつだ。好き!ただ、すわホラーか!?と席から立ち上がった瞬間から登場人物全員ド酷い目に合うかもしれないという過度な期待をしてしまったので読み終わった時にかなり反省しました。ホラーというより一夏の不思議な物語って感じだった。

    鳥の密室
    魔女裁判に関わる話は全部うっすら苦手なのかもしれないという気づきを得た。原液を飲むことによって、今まで触れてきた魔女

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    2025年05月22日
  • 花束は毒

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    ネタバレ

    結末は、なんとなく怪しいな…と思っていた通りだったんだけど。いやいや、それよりも判明した犯人の狂気が半端ない(笑)

    もしこのまま黙ってても…本当に幸せになれるのか?この先2人に子どもが産まれて、それが娘だったら…パパを取られた腹いせになにするかわからんぞ? もし息子だったら、息子の彼女殺しかねないぞ?
    なーんて、話の先を想像してしまいました。

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    2025年05月21日
  • 花束は毒

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    ネタバレ

    中盤は長々と探偵の調査が続くだけで、多少中だるみ感があった。
    が、終盤の恐ろしさはすごい。
    なんとなくかなみ怪しいかなぁ〜くらいには思いながら読んでいたが、ここまで恐ろしい女だとは。
    一目惚れして目をつけていた男性に好かれるために、強姦魔に仕立て上げて周りの人々が去るように仕向けるとかどうやったら思いつくの…!!笑
    真壁さん不憫すぎる。
    最後は考えさせられた。木瀬は北見探偵から全ての真実を告げられ、あともう少しで真壁&かなみの結婚披露パーティーと入籍が行われるというときに、真壁に真実を告げるか黙っとくかの2択を迫られる…。
    この2択地獄すぎる笑
    私なら言わないで墓場まで持っていく…

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    2025年05月21日
  • ほろよい読書

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    お酒が飲みたい…!となり、読みながら飲み始めちゃった笑。お酒にまつわる短編集、気軽に読めて楽しい。
    『ショコラと秘密は彼女に香る』
    これ1番好きだった!!登和子さんもさくらさんも素敵な人だわぁ…。さくらさんに似たひなきと、登和子さんに似た和人さん、それを知って笑顔の二人も良い。ふんわりと包まれた、優しい秘密だなぁ。ボンボンもさくらさんのお菓子たちも美味しそう。
    『初恋ソーダ』
    主人公に頑張れ!と言いたくなる。自分の心地のよい部屋で、自分が楽しむためのお酒を仕込む。最高の生き方じゃないか。
    『醸造学科の宇一くん』
    宇一くんの雰囲気、良いね〜。酒蔵を継いでも継がなくても、二人は良い距離感でいられた

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    2025年05月18日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    アンソロジーって、作風掴むまで疲れること多いけど、
    どれも面白かったし、
    読みやすかった。
    料理を作ってくれる人に感謝。、

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    2025年05月17日
  • 花束は毒

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    体感では8割位、かなり長く退屈で、
    同じワードの繰り返しにうんざりするけど、
    真相が分かってから退屈を我慢した意味はあった!
    と納得し、終わり方もかっこいい。

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    2025年05月15日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖デビュー35周年企画。
    レジェンド作家へのリスペクトを胸に、気鋭の人気作家が執筆した、豪華トリビュート。


    2024年が有栖川有栖さんのデビュー35周年という事で、その記念企画で豪華作家陣が一堂に会したトリビュート・アンソロジーです。
    ひと言でいうと、めっちゃ豪華な有栖川有栖作品二次創作アンソロジーって感じ。

    それぞれの作品も、前情報なく読んだらご本人の作品だと思わず考えてしまうような「完コピ二次創作」から、ホラーミステリ、ダークな雰囲気と作家さんのカラーがしっかり出たものまで。バラエティに富んでいて面白い。

    個人的なお気に入りは、作風の完コピに徹した青崎有吾さん『縄、綱、ロー

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    2025年05月14日
  • ミステリー小説集 脱出

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    「罪喰の巫女」が一番良かった。人間二人の一人称をどちらも「私」にし、所々回想を挟むことによる撹乱。これから犯す罪まで見通し、実行されなかったことにしてしまう巫女の能力。
    「鳥の密室」も拷問の描写がピカイチですね。もちろん褒めてます。

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    2025年05月13日
  • まぼろしの女 蛇目の佐吉捕り物帖

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    江戸の若い岡っ引きの佐吉が主人公の人情ミステリー。面白かったっというのが第一印象。5篇からなる中篇集だが、1話1話のキレがたっていてまだ読みたいと思った。

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    2025年05月13日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    半分ほど、読んだことある先生がいらっしゃった

    有栖川有栖先生のファンなので、これは!と読んでみたらあらまぁ、なんて豪華なアンソロ!!
    とても面白かった

    特に「完コピ」をめざした青崎先生の
    縄、綱、ロープ
    1番すきだった
    読みながらあー、有栖川有栖の世界だなぁと
    あとがきで完コピ二次創作との記載をみて
    なるほど、やっぱり、さすが
    と思いました

    主に火村先生シリーズだったけど、
    今村先生の
    型取られた死体は語る
    の学生アリス、江神さんもよかった
    懐かしいメンバーの名前に学生アリスシリーズを読み返したくなった

    有栖川有栖先生のファンと言いながら全て読破してるわけではないので、心霊探偵気になる

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    2025年05月06日
  • 戦国転生同窓会

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    突然、送られてきた同窓会の案内状。わけもわからないまま、真広は指定された旅館にやってきた。そこで同じように集められた7人と出会い、同窓会の内容を説明される。自分が誰の生まれ変わりなのか分からないまま、他の人が誰なのか推理していく。不穏な空気もある中である答えに辿り着く。解散した後、真実が伝えられた。予想外の事実だったけど、これが真実ならこんな歴史もあったのかもと思えた。それぞれの人物の信長に対する想いや、信長の天下統一を成し遂げようとした思い、こんな姿を見たらついていきたいと思うのもわかるなぁ。

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    2025年05月06日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    作品にあまり触れたことはなかったが、十分楽しめる内容であり、最後の解説と合わせて満足度の高い一冊だった。

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    2025年05月04日
  • 隣人を疑うなかれ

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    マンションに連続殺人犯かもしれない、ご近所さんが行方不明、なのに警察は相手にしてくれない……。そんな緊張感とキャラの良さでするする読める! 最後まで目が離せない面白さ。

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    2025年04月29日