織守きょうやのレビュー一覧

  • 記憶屋II
    記憶って結構厄介ですよね。
    本人が、今の状況がどうしようもなく辛くて、記憶を消すことに後悔しないのなら…?
    記憶屋のする事が、悪い事では無いと思います。
    ただ、自分や知り合いの立場に置き換えると話は変わります…。
    記憶を消された友人や大切な人の中から、出会いや思い出を含め私という存在が消えるのは、酷...続きを読む
  • 響野怪談
    【収録作品】電話/目が覚めると Ⅰ/目が覚めると Ⅱ/目が覚めると Ⅲ/図書室、あるいは話してはいけない話/靴/おばあちゃん/ないもの/引っ越し/ひなあられ/残業/猫屋敷/おばあちゃん・続/秋也兄さんはときどき消える/寝言に返事をしてはいけない/足、あるいはシャワー室の怪/蓮の池/ついている/廃墟探...続きを読む
  • ただし、無音に限り
    ミステリ。超能力。
    これは…、神永学さんの『心霊探偵八雲』ですね。
    設定も、ストーリーもまずまず。無難に楽しめる一冊。
  • 記憶屋III
    記憶屋2.3は続けて読まないと完結しない。
    記憶屋は一体誰なのか...
    その正体を1で明かした上で、新たな登場人物で展開していく。
    記憶を消すという事はどいう事なのか。
    自分の記憶だけを消しても、それに関わった周りの人の記憶までもが、変わるとしたら...
    記憶屋が私情だけで判断することの危うさを伝え...続きを読む
  • 記憶屋II
    記憶屋1を読んだ上で、新たな展開といったところか。




    記憶屋は一体どんな人物なのか...が明かされたうえで、新たな展開が進んで行く
    2と3は内容が続くので、2を読んだら3を読まずにはいられない。
    是非全巻読み進めて欲しい。
  • ただし、無音に限り
    浮気調査ばかりの探偵業のなかで、たまに心霊関係の特殊能力を活かした調査も行うという設定。さぞや不可思議な事件をバンバン解くのかと思いきや、推理のきっかけになる程度の情報しか得られずそこからが大変。事件を通していい相棒ができたのでシリーズ化してほしい。
  • 記憶屋III
    パン屋周りの集団記憶喪失の意外な真相。引っ掛けに騙された。ちまちました善悪云々より、小学生時代に料理コンテストで知り合い不器用故の誤解を受ける言動で嫌われたと思い、それでも強い好意を持つ同業青年と友達になりたくて、記憶喪失の嘘で接近する料理人青年の小さな子供みたいな純真さがこそばゆくてきゅんとした。
  • 記憶屋II
    養護教諭と保健室に集う女子中学生たちとパン屋の被害者記憶、雑誌モデルと双子の兄弟クリエイターと失恋記憶。一つ目の事件の当事者である夏生は、記憶屋の善悪を議論し記憶屋を探る雑誌記者に協力する。登場人物たちの存在が滑らかで引き込まれる。議論には今一寄り添えなかった。三巻に続くで終わるとは思わなかった。
  • 霊感検定
    少しだけ霊感がある修司が出会ったのは霊から救ってくれた少女と心霊現象に憧れる図書室司書。彼の後悔はそこから始まる。
    話の筋は心霊現象だが内容は青春小説。恋心、幼馴染、ライバル、人好きするお調子者と要素は全て揃っている。キャラクターが気に入ったので次巻も読んでみる。
  • 記憶屋II
    2018/8/12
    シリーズの2巻目。
    記憶を消すことは善か悪か。
    何度も何度もその問いかけが繰り返される。
    あ、そう言えばこの作者は現役の弁護士だそう。そのあたりも関係してるのだろうか。
  • 霊感検定 春にして君を離れ
    シリーズ第3弾
    4つのお話と、各章の間に彼女の話として、
    短いお話があります。
    章のプロローグ的なお話しと、優しいお話しです。
    夏目と筒井のお話が好きだなぁ~(*´◇`*)

    そしてエピローグで、新メンバーの可能性が?
    伐との競演が楽しみです。
  • 記憶屋III
    2巻まで読んでいて、3巻を読むのを忘れていた。

    記憶屋が誰なのかがわかったけど、それよりもシェフの話が凄く面白かった。
    ドキドキしながら読んじゃった。女子やんって思いながら(笑)
  • 記憶屋III
    記憶屋の正体が明らかに。記憶屋一族らしいけど、全員でもなさそうだし、どうやって能力に気付くのかに興味がある。
  • 記憶屋III
    記憶屋は誰なのか。
    1巻との繋がりはないものだと思って読んでいたが、
    そう来たかという感じです。

    むしろシェフの話が面白く、
    認められたい、仲良くなりたい感情がうまく描けていてよかったです。
  • 記憶屋III
    やっと読んだ3巻
    そうきたか‥
    ああなるなるミスリード‥(笑)

    シェフのはなしがよかった
    BLで読んだ
    そうとしか読めない(笑)
    なにこの人かわいすぎるんだが‥!?

    ごはん食べたくなる
    超おいしそう‥

    けっこう面白かった
    うすさがいい
  • 記憶屋II
    1巻目があんな終わり方で、2巻はどうすんの~と思ったら違う話というかちがう主人公というか
    数年後の話だった

    このなにちゃん先生ってのが前の女子高生だった??
    もう名前覚えるのが苦手だから全然ピンとこない(笑)

    3巻も気になる~
  • 霊感検定
    いわゆるラノベなんですかね?それ故か良い意味ですらすらと読めました。

    キャラクターもそれぞれ強い個性があって、セリフだけで誰がしゃべっているのかが分かるくらい。このキャラの書き分けは個人的にはとても高ポイントでした。

    ただ、話の展開の起伏が緩く、ワクワク・ハラハラといった感情・感覚を揺さぶられる...続きを読む
  • 301号室の聖者
    誤嚥が起こり病院相手の訴訟が起こる。病院側の弁護をすることになった木村は病院を訪れる。そこで出会った早川由紀乃や入院患者の家族に出会い終末医療に触れる。
    可もなく不可もなし。ミステリとしては物足りない。オチも予想通り。ただ終末医療に携わる医者側の心理に触れており共感させられた。つくづく延命治療は誰も...続きを読む
  • SHELTER/CAGE
    すらすらと続きが気になるように読んだが、何が残ったかと言うと特に何も……な感じで感想に困る。

    架空の世界が舞台かと思ったように、現実感がなく、物語は非常に静かに感じる。新人刑務官の凪を中心とした、刑務官や受刑者、弁護士の話なのだけれど、受刑者の阿久津が秩序を保つ役目を果たしているため荒々しい暴力は...続きを読む
  • 301号室の聖者
    弁護士の作家さんの医療訴訟もの。延命治療とか見舞う家族に接して成長する弁護士の話は良い話だったけど、あまり読みたい内容ではなかった。老人の病気ものは苦手。