織守きょうやのレビュー一覧

  • 記憶屋III
    05月-03。3.0点。
    記憶屋第三弾。記憶屋Ⅱからの続き。
    レストランシェフが、幼い頃のコンテストと、その際の出場者の記憶のみ消されて。。

    新聞記者と女子高生は、引き続き記憶屋を探していく。ラストは薄々気付いたが、記憶屋Ⅰが忘れかかっていたので、イマイチ響かなかった。
  • 夏に祈りを
    ①が面白かったので②も読んでみたかった。
    これはシリーズの2作目。
    保育園からの依頼は、掴みにくい不思議な内容。
    少し不思議なことが起きている。
    虐待ではないと思うが預かっている子供の傷が絶えない。なぜ?
    繋がるワードは「転落」
    わかる。
    子供って親が忙しくて寂しい時に風邪をひく。
    そういう現象だと...続きを読む
  • ただし、無音に限り
    「花束は毒」がかっこよくて強烈なインパクトだったので、織守きょうやさんの本を読んでみたかった。
    探偵もの。連作短編集2作。どちらも面白かった。
    楓くんが好青年で好き。
    主人公の天野春近は、推理は今ひとつだが、なんと死者の見たものが視えるという特殊な能力を持っている。
    ①犯人がわからず、着地点にとても...続きを読む
  • 記憶屋II
    「記憶屋」の続編。

    前作と登場人物が入れ替わっていますが、話の流れは同じで、記憶屋の正体を追いかける人たちのお話でした。

    記憶を消す記憶屋、記憶を消される人、記憶を消して欲しい人、記憶を消された友人など、様々な立場の人が「記憶を消す」ことについて葛藤しています。

    本書では完結せずそのまま...続きを読む
  • 記憶屋
    02月-10。3.0点。
    記憶を消す「記憶屋」。都市伝説だと思っていたが、主人公の周囲に記憶を消してもらった人が複数いて。。

    読みやすい。ホラーと言うより青春モノ。シリーズ化されているようだが、どうやって続編にするんだろう。
  • 少女は鳥籠で眠らない
    新人弁護士木村が4つの依頼に取り組み、法律や弁護士を巧妙に利用する依頼人の裏が解き明かされていく連作リーガル・ミステリ小説。
    流石著者が現役弁護士だけあって、法律の抜け穴というか、こんな法律の使い方があるのか!というエピソードばかりで、面白かった。
    ただ、ミステリ小説としては、全体的に何かすっきりし...続きを読む
  • 記憶屋III
    Ⅲまで読まないとこの物語は完結しないんだな。

    すごくはまったわけではないんだけど、スラスラっと読めました。
    ちょっと前に読んだのもあって、印象薄いので、いつか読み返してもいいな。
  • 幻視者の曇り空――cloudy days of Mr.Visionary
    人に触れることで、幻視が起きる……
    視えるタイミングは、彼自身コントロールできない……
    偶然、触れた彼から、巷で起きている連続殺人の映像が……
    正義をとるか?保身をとるか?
    彼に近づけば、近づくほど、新たな感情が芽生え、そして……
  • 幻視者の曇り空――cloudy days of Mr.Visionary
    触れた人が秘密していることが視えてしまう能力「幻視」を持っている主人公が偶然その力で連続殺人犯を知ってしまう。柄にもない正義感で犯人に近づき犯行の証拠を探す主人公。しかし友達のふりをしているはずが犯人に本当の友情を感じてしまって…

    好きなジャンルの結構チートな特殊能力がでてくるけど中々上手いことい...続きを読む
  • 記憶屋
    これ、ホラー文庫なんだね…
    全然ホラーっぽくはないです。
    ライトノベル的だし、いくつかあるエピソードも、ただ話を長くしちゃっただけに感じてしまった…
    ただ、この本はシリーズ化されているようで、この先どんな展開になっていくのかは気になりますけど。
  • 記憶屋
    ストーリー、テンポ、読みやすさ、いずれもちょうどよく、好みの感じでなかなか楽しめた
    オムニバス風のため短めのストーリーにもかかわらず、登場人物の個性がよく表現されており、心情も伝わりやすかった

    これくらいでちょうどいいんだよなぁ、っていう感じ
    ちなみに角川ホラーではあるが、これはホラーではない

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  • ほろよい読書
    短編だったのでどれも読みやすくて良かった。
    どの話もお酒をテーマにしているので、読んでいるとお酒を飲みたくなった。

    barきりん組は、コロナ禍でもみんなで楽しんだり、助け合ったりするところが素敵だなと思った。
  • 記憶屋
    記憶を消したい本人が合意の上で、記憶を消してくれるのなら「記憶屋」って良いんじゃないの?(・_・?)と思ったけれど、記憶を消す方も記憶を消された人の回りの人達も、しんどいなぁ(--;)一番しどいのは「記憶屋」か?(T-T)
  • 記憶屋
    ホラー小説大賞の読者賞とのことで読んでみた。皆さんの書評では好評のようですが、文中にもあるように「考えは人それぞれ」というように個人的には主人公の遼一の考えや行動に同意しづらかったので、読み進めるのに時間が掛かった。記憶屋に縋る人にとっては苦しい思い出であり、記憶を消すことで立ち直れるのなら、それも...続きを読む
  • 記憶屋
    なんとなく心温まる系かと思って読み進めていたら、(ホラーに分類されていることは知らなかった)途中から、あれ、そっち系なのか、と気づいた。

    結末と記憶屋の正体は予想通り。
    でもそれでも、つまらないとは感じなかった。
    記憶屋を探す、遼一の言葉も、記憶屋の言葉も考えさせられるし、色んな考え方があるよなー...続きを読む
  • ただし、無音に限り
    探偵、天野春近。
    流行らない探偵事務所は浮気調査と、友人の弁護士から紹介された仕事でなんとか成り立っていた。
    今回、朽木弁護士が持ってきた仕事は、春近の特殊な能力を見込んでのものだった。
    春近には霊が見たものを視ることができる。

    中学生の孫と暮らす、老人の死。
    彼の莫大な遺産の大半は、孫に遺された...続きを読む
  • 記憶屋
    いちおうホラーに分類されていたけどファンタジーっぽい気もする。記憶を消せる「記憶屋」を主人公が探す物語。結末は予想通りで特にひねりもないが、ちょっと切なくなるようなお話。
  • 幻視者の曇り空――cloudy days of Mr.Visionary
     特殊能力をもった青年が、そのせいで連続殺人犯と思われる人間に気づき、犯行の証拠をつかむため友人となる…
     と書くと素人探偵ものっぽいが、本人は特殊能力以外はただのぼっち大学生なので、危険は犯さない。そして犯人としての決定的証拠は見つからず、青年が能力を使ってわかることは断片だけ、ということから、当...続きを読む
  • ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話
    短くても結構怖かったが、他の本を読む合間にちょっとずつ読むのにちょうど良かった。円山さんの「生産管理部主任…」は怖くなく、うざがられてる主任がツボだった。
  • 記憶屋II
    記憶屋。
    願うと記憶を消してくれる…
    私も消されてる!

    徐々に記憶屋の正体が!
    女の人?若い?

    誰や!

    えっ!もうⅡ 終わったやん(T . T)

    これは、Ⅲ読まんと仕方なし…すぐに読み始めよ!