あらすじ
高校生の夏生は、記憶を消してくれる「記憶屋」を追う新聞記者・猪瀬に声を掛けられる。夏生と友人の特定の記憶が揃って消えた事件があり、記憶屋の関与を疑っているという。夏生は猪瀬と真相に迫るが……。
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IIとⅢで上下巻のようです。
Iから続いているかどうかを気づけなかった。新たな環境と登場人物で紐つくとしたら調査している方の回想くらいかな?
感想はⅢで書こうと思います。
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記憶を消して欲しい人、知り合いが記憶を消された人、記憶を消されたことを忘れた人、
いろんな立場からのいろんな考え方があって、記憶って何なんだろうって考えてしまう。
おもしろくてどんどん読んだけど、まさかの3巻に続くでした〜!!!
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1を読まずに読んでしまった。けど全然問題なく読めた。おもしろかったです。記憶を消すことが良いのか悪いのか考えてしまいました。むずかしいなぁー。
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前作の続きと期待して読んだら
主人公も時間軸も違う!
基本的には「記憶」を消したい
人の考えと「記憶」を消された
周りの人とたちの考え方の違いに
翻弄というか考えさせられる
内容だった。個人的な考え方に
なっちゃいますが、中学生の
集団記憶喪失に関しては理解できる
ものの猪瀬記者の考え方もわかる。
後半に出てくるリナに関しては
わたしが男だからなのか少し
理解しがたい内容だった・・・
でもその当事者にとってみたら
「記憶」を消さなきゃ耐えられない
大きな問題だったのだろうか・・・
しかし、前作のあの人はその後
どうするんだ?そもそも
あの後どうなったんだ・・・
しかもⅡ巻終わりに「記憶屋Ⅲ」に
続くだと・・・・気になる・・・
シリーズ最終巻に期待。
Posted by ブクログ
大崎夏生と上倉芽衣子は同級生だが,お互いに記憶を失ったことを気付く.新聞記者の猪瀬桔平が記憶屋について調査している.夏生と芽衣子も取材され,記憶屋について知る.4年前のパン屋店員事件後に目立った動きがなかったが,片山莉奈がcyanの森下緑と青との記憶を消されたことを突き止める.夏生と桔平は記憶屋を調べている毬谷にも会い情報収集を行う.一瞬夏生は記憶屋に会うが,記憶はおぼろげだ.
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休憩本。
1作目からずいぶん時間が経ったので内容忘れてた。
3作目へ続く。
今の自分は記憶屋に記憶を消してもらいたいと思う部分もあり、その反面、幸せだった時間も消すのはいいものかとも思う。
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最後の夏生と猪瀬が記憶屋の必要性について話している場面がお互いの考え方の違いを認識しつつも、相手を尊重する姿勢での会話だったため心地良かった。誠実な会話というのはこのことを言うのだと思った。
この作品は記憶屋自身がまだ幼い事が、記憶を消すことや記憶屋の存在に対する判断をより難しくしていると感じる。記憶屋の判断か未熟であるから、一過性の気持ちの昂りでの依頼が容易く通ってしまう。一過性の感情で取り返しのつかない決断をしてしまう事は間違った事だと思う。そう考えると、記憶を消せる選択肢を容易く持てることは危ないので記憶屋は必要ないという意見にならざる負えない。ただひとつ、記憶屋が全てを卓越する神だったとしたら本当に記憶を消してしまう事が善い方に働くような人を救えるのに、と思ってしまうことが悔やまれる点である。私は1人の不幸な人間を諦めて99人を救う選択肢を取る人間だと自覚した。
Posted by ブクログ
読んでいて考えがまとまらない。感想も曖昧で難しいなあと思う。人の記憶を消してしまう記憶屋の存在は不気味だし、消された本人はどの記憶を消されたのか認識していないのも恐い。誰にでも忘れてしまいたい事柄があるかも知れないけど、その記憶を共有している人を悲しませたり、ひょっとしたらその後の生き方も変わってしまう記憶もあるわけで単純に消していいものなのか。猪瀬が言うように記憶屋の傲慢さも頷けない。果たして記憶屋の正体は、この巻では明かされなかったがあの人か?
Posted by ブクログ
最初の「記憶屋」を読んだのが数年前なので、記憶が少しあやふや。
ただ、忘れたい記憶を消してくれる「記憶屋」という人物がいるという都市伝説があるということは覚えている。
今回、「記憶屋」に知り合いが記憶を消されたという新聞記者の猪瀬が、「記憶屋」のことを知りたいと、数年前に記憶を失くしたという女子高生の夏生に接触する。
夏生も記憶がなくなったということを周りから指摘されてわかってはいたが、詳細はわからないまま。
夏生の近くにいる人物が「記憶屋」ではないかと疑う猪瀬と共に、記憶を失ったとされる人たちを夏生は訪ねていく。
「記憶屋」は何を思って、どんな対象の記憶を消しているのか…不思議なことばかりだけど、そこには確かに興味かある。
2024.1.13
Posted by ブクログ
記憶屋再び。
本作は三作目に繋げるためだろうか、ミステリ的にはあまり驚きも少ない。だが前作同様にリーダービリティが大変よくスラスラと読める。青春の切なさと愛しさが詰まった作品だ。
Posted by ブクログ
かつて友人たちと一斉に記憶を失うという経験をした女子高生は、新聞記者から記憶屋の存在を聞かされる。
女子高生は新聞記者と一緒に記憶屋を探そうとするがーー。
まさか第3巻に続くとは思わなかった。
途中で終わるなんて生殺しもいいところ。早く続きを読みたい。
Posted by ブクログ
消したい記憶か〜。。。特にはないけど、消して悩みが解消されるのならありだな。
今回のシリーズ第2弾より第1弾の方が良かったな。しかしシリーズあと2冊も買っちゃったので、箸休めの様な感じで気楽に読もうかな。
Posted by ブクログ
あなたの過去にもどうしても消したい記憶はありますか?
主役の遼一の周りで、次々に起こる記憶喪失の怪奇事件。
そして自身も以前に記憶を消されていることにも気づき始め、、、
その謎を探るために『記憶屋』を探すのだが、、、
まさかその正体が、、、
記憶を消すことは、悪なのか、善なのか考えさせられるミステリー小説。
Posted by ブクログ
「記憶屋」の続編。
前作と登場人物が入れ替わっていますが、話の流れは同じで、記憶屋の正体を追いかける人たちのお話でした。
記憶を消す記憶屋、記憶を消される人、記憶を消して欲しい人、記憶を消された友人など、様々な立場の人が「記憶を消す」ことについて葛藤しています。
本書では完結せずそのままIIIへと続くので、続けてIIIを読みたいと思います。
Posted by ブクログ
記憶屋。
願うと記憶を消してくれる…
私も消されてる!
徐々に記憶屋の正体が!
女の人?若い?
誰や!
えっ!もうⅡ 終わったやん(T . T)
これは、Ⅲ読まんと仕方なし…すぐに読み始めよ!
Posted by ブクログ
織守きょうやの青春ミステリ小説第2弾。
前作とは違うシチュエーションと人物で、都市伝説「記憶屋」をめぐる顛末を描いています。
正直、消化不良・・・「記憶屋Ⅲに続く」で終わるって何!
こーゆーのは私的に反則です!ムキになって続き読みます!
Posted by ブクログ
記憶って結構厄介ですよね。
本人が、今の状況がどうしようもなく辛くて、記憶を消すことに後悔しないのなら…?
記憶屋のする事が、悪い事では無いと思います。
ただ、自分や知り合いの立場に置き換えると話は変わります…。
記憶を消された友人や大切な人の中から、出会いや思い出を含め私という存在が消えるのは、酷く悲しいですね。
次巻で1巻の登場人物が再登場するのでしょうか。
何はともあれ、悲しむ人が増えない事を希望します。
Posted by ブクログ
記憶屋1を読んだ上で、新たな展開といったところか。
記憶屋は一体どんな人物なのか...が明かされたうえで、新たな展開が進んで行く
2と3は内容が続くので、2を読んだら3を読まずにはいられない。
是非全巻読み進めて欲しい。
Posted by ブクログ
養護教諭と保健室に集う女子中学生たちとパン屋の被害者記憶、雑誌モデルと双子の兄弟クリエイターと失恋記憶。一つ目の事件の当事者である夏生は、記憶屋の善悪を議論し記憶屋を探る雑誌記者に協力する。登場人物たちの存在が滑らかで引き込まれる。議論には今一寄り添えなかった。三巻に続くで終わるとは思わなかった。
Posted by ブクログ
2018/8/12
シリーズの2巻目。
記憶を消すことは善か悪か。
何度も何度もその問いかけが繰り返される。
あ、そう言えばこの作者は現役の弁護士だそう。そのあたりも関係してるのだろうか。