あらすじ
高校生の夏生は、記憶を消してくれる「記憶屋」を追う新聞記者・猪瀬に声を掛けられる。夏生と友人の特定の記憶が揃って消えた事件があり、記憶屋の関与を疑っているという。夏生は猪瀬と真相に迫るが……。
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Posted by ブクログ
記憶を消して欲しい人、知り合いが記憶を消された人、記憶を消されたことを忘れた人、
いろんな立場からのいろんな考え方があって、記憶って何なんだろうって考えてしまう。
おもしろくてどんどん読んだけど、まさかの3巻に続くでした〜!!!
Posted by ブクログ
前作の続きと期待して読んだら
主人公も時間軸も違う!
基本的には「記憶」を消したい
人の考えと「記憶」を消された
周りの人とたちの考え方の違いに
翻弄というか考えさせられる
内容だった。個人的な考え方に
なっちゃいますが、中学生の
集団記憶喪失に関しては理解できる
ものの猪瀬記者の考え方もわかる。
後半に出てくるリナに関しては
わたしが男だからなのか少し
理解しがたい内容だった・・・
でもその当事者にとってみたら
「記憶」を消さなきゃ耐えられない
大きな問題だったのだろうか・・・
しかし、前作のあの人はその後
どうするんだ?そもそも
あの後どうなったんだ・・・
しかもⅡ巻終わりに「記憶屋Ⅲ」に
続くだと・・・・気になる・・・
シリーズ最終巻に期待。
Posted by ブクログ
休憩本。
1作目からずいぶん時間が経ったので内容忘れてた。
3作目へ続く。
今の自分は記憶屋に記憶を消してもらいたいと思う部分もあり、その反面、幸せだった時間も消すのはいいものかとも思う。
Posted by ブクログ
記憶って結構厄介ですよね。
本人が、今の状況がどうしようもなく辛くて、記憶を消すことに後悔しないのなら…?
記憶屋のする事が、悪い事では無いと思います。
ただ、自分や知り合いの立場に置き換えると話は変わります…。
記憶を消された友人や大切な人の中から、出会いや思い出を含め私という存在が消えるのは、酷く悲しいですね。
次巻で1巻の登場人物が再登場するのでしょうか。
何はともあれ、悲しむ人が増えない事を希望します。