これは恋愛小説です。
【彼の才能が消えた時、この恋情も消えるのだろうか。氷上のライバルたちの秘めた「選択」の行方は─】
幼い頃からフィギュアスケートの大会で何度も同じ表彰台にのぼってきた塩澤詩生と志藤聖。
塩澤は志藤の滑りに惹かれ、また志藤に長い間 片想いをしていた。
はい、塩澤が同性である
...続きを読む志藤に恋する恋愛小説です。
『花束に毒』の作者さんということで、冒頭のシーンからも ライバルであるミラー氏の転落死に二人が絡んでいるミステリーかと思っていましたが
めちゃくちゃ恋愛小説でした。
フィギュアスケートの氷上シーンなんかも期待しましたが、そういったページもほとんどなく
普通に恋愛小説でした。(しつこい)
しかしあれね、「報われることはない恋」だと割り切ろうとしている塩澤の恋心にちっとも気づかない志藤がさ、無邪気に塩澤にスキンシップとったり 思わせぶりな発言したりさ。塩澤はそれにイチイチドキドキしてるんだぞ!もうこの鈍感男ー!笑
なんか最後は幸せそうでなによりでした笑