織守きょうやのレビュー一覧

  • 貴女。

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    百合短編。どれも趣向凝らして、面白かったです。青崎有吾「首師」が一番好きでした。
    「恋をした私は」武田綾乃
    園芸部の地味な私は転校と引っ越し嫌で、離婚した父の方に同居、父の不倫相手と暮らす。不倫相手は美しく、私をも磨いてくれた。でも、高校卒業したら、家をでないといけないの?彼女とは他人?
    「雪の花」円井挽
    私はずっと家のために過ごさせられた。突発的に父を殺したが、アリバイは作れるのか?逡巡する私はふと、女性から貰ったものを思い出す。
    「いいよ。」織守きょうや
    私はテストで二位。一位を探しに弓道部に行き、もともと友人の友梨佳と、一位の清良を見て、清良の美しさに虜になる。
    「最前」木爾チレン
    落ち

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    2024年10月06日
  • 霊感検定 春にして君を離れ

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    シリーズ第3弾

    霊に悩んでる人らを解決する高校生。
    夏目くんが、お気に入り!
    でも、そういう悩んでる人助けても、いっぱいお金要求されるとか変に誤解受けるとやってられんな。
    確かに世の中には、心霊家とか、拝み屋みたいなんがおって、普通にお金取られるやろうしな〜
    多額な請求までするヤツは、少ないにしても…

    今回のは、4つの話からやけど、
    ホントの神霊現象から、ニセモンまで、色々。
    神霊現象も無害なもんから、めっちゃ怖いもんまで。

    こういう異能の人らって、表に出んだけで、もっと多いのかもね。隠して生きていかんと碌な事なさそう。
    表に出す限りは、何か使命感みたいなのを持ってる人だけなんかなぁ〜

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    2024年09月28日
  • 彼女はそこにいる

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    つい最近ホラー好きな人から「ホラーは伏線に全て説明が付くものではない」と教わった。

    だから、深く考察したらもしかしたら答えが出てくるかもしれないけど、第一章のあの現象って結局なんだったの?何を示唆してるの?とか細かい事を考えては駄目なんだと思う。

    ただ、これは全体を読み終えたからこういう感想になってるだけで、第一章を読んでるときはトイレに行けなくなるぐらいにビビり散らかしながら読んでたし、あの会話で反転した瞬間は怖さとは違うゾクゾク感を覚えた。

    まあ、二章三章は「でしょうね」の想定内の範疇で、ホラーでなくなったら急に万能感を纏う内弁慶みたいになった。

    他の作品でも思ったけど、織守氏の「

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    2024年09月14日
  • 殺人と幻視の夜

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    最後まで騙された・・・!幻視ができる久守に振り回された感じ・・・。幻視できた未来をうまく解釈できないとダメだなと思いました。やはり未来は変えられないんだなって。

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    2024年09月12日
  • 彼女はそこにいる

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    ネタバレ

    心霊とヒトコワをうまいこと混ぜてて面白かった。
    ひとつの家を軸にうまく話がつながっててよい。
    最後のオチの「男の幽霊が女に見えた」ってとこの伏線回収具合、すばらしい。
    文章が平易で、なんとなくリズム感もよく読みやすい。
    この著者の本、また読みたいなと思った。

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    2024年09月11日
  • 記憶屋

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    ネタバレ

    主人公が記憶屋を探す話。
    題材は面白かったけど、ホラーという感じではなかったかな…
    最初はあまり読む手が進まなかったけど中盤位から一気に読んでしまいました。

    正体がわかった後、記憶消させるんだろうなと思っていたけど、やっぱり予想通り消されちゃったな…という感じ。
    どこまで消されちゃったのかが気になる。

    高原さんと連絡先交換した記憶はなんで消されたのかが今だにわからない。

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    2024年09月08日
  • 霊感検定 心霊アイドルの憂鬱

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    シリーズ第2弾

    心霊アイドルか…
    そう呼ばれんのもイヤな気がせんでもないけどな…
    めっちゃ売れてる感じやないんで、こんなネーミングでも名前憶えて貰える方がええんかな?

    帯のセリフ
     切なさ極限。

     霊に悩んだら、心霊現象研究会へ。

    相変わらず、ノリのええ夏目がええ感じで好みやわ。
    今回は、アイドル!
    しかも、心霊アイドルという。
    しょっちゅう、心霊写真撮れる!
    こんな体質イヤや!
    更に、仕事とはいえ、心霊スポットでの撮影。
    霊研が彼女を守るが…
    案の定、出る!
    でも、そこで見た幽霊は?

    切なさ極限やわ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

    心霊体質やないし、なりたくもない。

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    2024年09月05日
  • 彼女はそこにいる

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    かなり長いこと積読していましたが、とてもよかった!
    2章に入ったあたりで「もしや……?」と思い、3章で「ほらな!」と思ってからの大どんでん返し。淡々とした筆致の裏にきちんと感情が乗っていて、また、登場人物もキャラが立っていて面白かったです。
    母娘の関係性と、美波ちゃんとの関係性がさわやかであたたかく、それが全体のトーンを丸めていました。作者の他の作品も読んでみようと思います。

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    2024年08月10日
  • 記憶屋

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    消したい記憶を消せる能力をもつ
    ストーリーはゆっくり進んでいく
    もし自分に消したい記憶があって記憶屋に会ったとして、目の前にいたとしたら、ドキドキします。

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    2024年08月10日
  • 霊感検定

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    夏なので怖いお話を読んでみようかと(肝試し的な。。)
    怖がりなので幽霊出てくる所は普通に怖かった
    カタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ
    高校生たちの日常と甘酸っぱい青春にニヤニヤ。
    若いっていいなぁー。
    優しさ、怖さ、トキメキの青春ミステリー。

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    2024年08月10日
  • 貴女。

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    売れっ子作家陣が綴る百合小説作品集、ラブリーな魔法で陶酔しちゃう! #貴女 #百合小説アンソロジー

    ■きっと読みたくなるレビュー
    前作『彼女。百合小説アンソロジー』に続く、いまを時めくミステリー作家陣によるアンソロジー。

    あいかわらずキュンキュンさせてくれる本シリーズ。今回はミステリーよりも百合要素がマシマシで、読んでると別世界に昇天させてくれます。

    テーマはひとつなのに、様々なアプローチで楽しませてくれますね。皆さん各々の強みを出されていて、先生らしいなって作品ばかりでファンとしては嬉しい限り。

    恋愛なんか久しくしてないなー、百合なんてよくわかんねーよと思っている中高年層にこそ読んで

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    2024年07月27日
  • 彼女はそこにいる

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    ネタバレ

    夏休みに読むのに、ちょうどいい肌寒さの、ホラーミステリーでした。
    とても読みやすくって、サラッと、スッと読めて、でもちゃんと、読み応えもありました。

    いちばんこわいのは、やっぱり、大家さんだなぁ。。。

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    2024年07月24日
  • ミステリー小説集 脱出

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    脱出
    脱出をテーマにした短編ミステリー集

    阿津川辰海 屋上からの脱出
    とあるカップルの結婚式。友人として招かれた一ノ瀬。結婚式に参加しながら、二人の馴れ初め、そして彼らと共通の部活で起きたとある事件について、同じく招かれていたハルと話しながら詳細を思い出していく。
    性格柄か、何をそんなに驚いているのか、事件の真相と隠された事実について、微笑ましいとまで読み取ったのだが、現代の読み手はこの様な事は想いがねじ曲がっていると感じるのだろうか。僕にはとある二人の行動は普通だと思うし、されたら嬉しいのだが。阿津川辰海は歴代短編も漏れなく面白いのだが、今作は登場人物のバッグボーン含めあまり楽しめなかった

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    2024年07月20日
  • 記憶屋III

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     若気の至り、後悔は誰しもが心に秘めた失敗と共に仕舞われている。本意でないのにやり過ぎてしまったり、偶然が重なって本質とは相反する印象を与えてしまったりと不遇な事実も存在が否めない。
     過ぎたるは及ばざるがごとし、食べ過ぎは翌日の後悔をもたらすと知っていても勢い余って過ぎる方を選ぶ。飲食中の話題は記憶から消失しても胃のもたれ具合で脂肪は蓄積するので重い自覚が残る。記憶の食べ過ぎはどんな思いが残るのでしょう・・

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    2024年06月12日
  • 記憶屋II

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     IIとⅢで上下巻のようです。
     Iから続いているかどうかを気づけなかった。新たな環境と登場人物で紐つくとしたら調査している方の回想くらいかな?
     感想はⅢで書こうと思います。

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    2024年06月09日
  • 記憶屋III

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    素敵なお話だったな、と総括して思う。
    この作品を通して、辛かった記憶とどのようにして向き合うかを問われていたような感覚がずっとあったし、やはり真摯に向き合って生きていくことが大切だと感じるが、私が一番心に残っているのは夏生と芽衣子の対話シーンだった。
    芽衣子は夏生が受け入れてくれていたから正しくあれたと言うし、夏生は芽衣子を守りたい一心でいじめられていた芽衣子を救い出していた。正しく有る、ということの根源には大切な人を護りたいという気持ちがある。寧ろ、護りたい人がいるからこそ正しく、強くなれるのかもしれない。
    沢山好きな場面が多かったので、ここには書ききれないと頭を悩ませているが、そう思える作

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    2024年06月08日
  • 記憶屋

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     「わたし綺麗?」、「これでも?」とマスクを外す。逃げても高速走行が可能で追いつかれる。子供の頃の夕暮れには、近くに居たら?と疑念を抱き恐怖心を煽られた。
     幾多の都市伝説は見聞きするが、記憶を消せる人がいるとの話はこの本で初めて出会った。突如、身近な人が痴呆が発症した状態に出くわすことを想像すると、呆気に取られる自分が見える。しかし、記憶が抹消され負の経験を無かったことにできるのは好都合かもしれない。
     「記憶にございません」「覚えている訳がない」と平然と述べる先生方は記憶屋が実在したら厚みのある札束と引き換えにメモリー消去を依頼するのかな?

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    2024年05月28日
  • 記憶屋

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    ネタバレ

    遼一が事実を知った後に真希が今後力を使わないような未来が揶揄され終わるものかと思っていたので最後の結末に驚いた。真希なりのこれまで背負ってきた事への償い方なのだろうか。だとしたら真希がどうしようもなく救われない独りぼっちの存在になってしまうので悲しい。
    記憶を消すことは逃げの選択であり苦しい思い出も抱えて生きていく事こそ美徳だと私は思う。辛い経験があったときに、記憶屋に頼らずとも忘れようとする選択肢を取りがちな自分に対し後ろ指を刺されている気持ちになった。これからそういう経験があった際に忘れる選択肢を早計に取らず、向き合おうとする人間でいたいと思う。

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    2024年05月22日
  • 記憶屋0

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    記憶という厄介なものを考える時、そこにはどうしてもその人の感情が含まれる。記憶が厄介なのは他人の感情、ましてや自分の感情ですら分からない故なのかもしれない。
    人の記憶を消す「記憶屋」を通して、何が正しく何が罪でという判断がすごく難しく描かれていた。きっとあの人の為になる、だって周りもそう思ってるし、あの人もそう思ってるに違いない、それは真実なのかもしれない。しかし、実はそうでないかもしれない。その善意が必ずしも正しいこととは限らない。善意の行動をとった後にも、どこかで本当に良かったのだろうかと少しの後悔が残る。そんな居た堪れなさや喪失感を感じる物語であった。
    誰しもが持ち得る、忘れたくても忘れ

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    2024年05月04日
  • 響野怪談

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    とってもとっても短いホラー短編集でした。
    ライトなホラーなのだけれど、30話以上も続くと怖くなる。
    しかし響野ファミリーにとっては日常のようで、ちゃんと一番小さい春希君をみんなで守っている。
    安心できるホラーです。

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    2024年04月29日