織守きょうやのレビュー一覧
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ネタバレ初めて織守さんの作品を読んだ。
お兄さん的な存在の真壁を過信する木瀬に子どもっぽさを感じながら、物語がどんな風に進むのかドキドキしながら読んでた。
脅迫の手紙がかなみ宛だったとわかった時の衝撃とかなみの執着心に鳥肌がたった。
最後、花束を持ったかなみと真壁が近づいてくるとこで物語は終わるけど『花束は毒』っていうタイトルだから、かなみが持ってる花束が木瀬達にとって毒になる何かなのか、かなみなら自分が欲しいものは必ず手に入れる人だから探偵のことも何もかも知ってそうだし花束に何かしらの意味がありそう。
最終的に木瀬が真実を真壁に言ったのか言ってないのか、その後かなみと真壁がどうなるのかめちゃくちゃ気になる。
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Posted by ブクログ
ネタバレ再読。
「それは私の食べ残し」
真希が記憶屋なのはちょっと予想がついたけど、記憶を消す能力がある真希が初めて大好きな人の記憶を消したとき、丁寧に慎重に気をつけていたのに失敗してしまっていて、遼一が覚えていることは本当はよくないのに嬉しくて苦しい。女子高生にしては強い正義感を持ちすぎて、辛いなら辞めな〜と思うなど。操も絶対記憶消さずに要に押せ押せでいけよ〜という気持ちがありますがそう簡単にいきませんよね世の中の幼馴染は。、はい
消して欲しい記憶を消してもらえるのはとてもありがたい、数々の黒歴史とかこの世から抹消したいので。特定の人に関連する全ての記憶、その人と長く関われば関わるほど自分の人格さえ変わってしまいそうで、他人の記憶を消せなんて到底頼めないなと思った。結局時と場合による。 -
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ミステリーからホラーやSF…5人の作家による様々なシチュエーションからの脱出劇。
「屋上からの脱出」阿津川辰海
中学時代の仲間の結婚式。『一ノ瀬』は二人のなれそめとなった出来事に想いを馳せる。天文学部の合宿中、極寒の屋上に閉じ込められたことを。
一番現実的で想像しやすい舞台。脱出方より理由を解く方が本題。青春物の皮を被っていながら少し後味はよろしくない。ミスリードを狙っているのだろうが、2歳差を歳の差婚というのはちょっと違和感。
「名とりの森」織守きょうや
夏至から十日の間に入ると出られなくなると言われている町はずれにある森。名前を忘れてしまうらしい。一人で森に入り行方不明になってしまった友達を探すため、『夕陽』は森に入る。
ファンタジーよりかな。名前を思い出せば戻れるらしい。ラストは二人で戻れてめでたしめでたし。
「鳥の密室」斜線堂有紀
これは何と言えばよいか。中世の魔女狩りがテーマ。拷問シーンが辛過ぎる。
「罪喰(つみばみ)の巫女」空木春宵
民俗学を調べている男が興味を惹かれたのは、罪を喰ってくれる特別な能力を具えた巫女がいるというもので、ようやく探し当てたその神社を訪れる。
ホラーかな。祈祷や念力ではなく、文字通り肉体を食べる美貌の巫女。なんだか『進撃の巨人』を思い浮かべてしまった。二人の視点が入り混じって複雑な構成。
「サマリア人の血潮」井上真偽
記憶をなくし研究所で目を覚ました『トオル』は、血を吸うゾンビのような人間に襲われる。絶体絶命の彼を助けたのは『カズト』と名乗る声。 一体奴らは何なのか、そしてカズトは本当に味方なのか?断片的に思い出す記憶を頼りに、トオルは上を目指す。
SFかな。薬となる希少な血液を持つが故自由を奪われた少年の脱出劇。人類が滅んでも構わないと思う一方で、親身になってくれた一人を見殺しにはできない。パニック映画のようでいて、意外と奥の深い話だったのかも。
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ぼっち飯のアンソロジー。
子ども達の夏休みも終わりに近づいて、夏休み疲れの母にはピッタリの気軽さ。
ぼっち飯のイメージは、人それぞれ。
ぼっちという言葉は寂しいイメージだけれど、一人で食べることがむしろ嬉しかったり、楽しんでいる人も少なくない。
特に毎日食堂のオバチャンよろしく家族のためにせっせと食事の支度をしている母達にとっては、一人で好きなものを好きなように食べられるというのは最高の贅沢だったりする。
いろんな立場の人が、一人で食べることに喜びを見いだしながら食べる様子を小説やエッセイで読むのもまた楽しい。
でも…
最後に登場する矢部太郎さんの漫画にも描かれているけれど、結局はぼっち飯といいつつも誰かが作ってくれていたり、命をわけてもらっていたり。
誰かと繋がっているからこその食事なわけで…
ぼっち飯といいつつも、ぼっちじゃない食事タイムがあるからこそ、食べることを楽しめるのかもしれないな。
食事作りは億劫な時ばかりだけれど、やはり食べることを抜きには何事も始まらないのである。
さて、まだまだ「一人で食べるのは寂しい」と言う娘のために今日もまた食事を作ろう。