織守きょうやのレビュー一覧

  • 少女は鳥籠で眠らない

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    新米弁護士を通してみる人間模様。短編の形になっていて電車などで簡単に読めるのがいい。個人的には黒野葉月は鳥籠で眠らないと三橋春人は花束を捨てないが好きです

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    2020年10月07日
  • 響野怪談

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    響野家の末っ子・春希がいろいろな不思議に遭遇する怪談集。
    春希は素直で可愛い。怖がりなのに霊感が強いというか、いろいろなものを引き寄せてしまう。
    でも兄たちが守ってくれるから大丈夫。
    最後の話がちょっと不穏だけれども。
    あとお父さんと兄たちのキャラクターがとても良い。

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    2020年09月06日
  • 記憶屋II

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    ネタバレ

    前作の「記憶屋」も最後の展開が急だったから、同じパターンなのかと思ったら・・・完結しなかった

    続きがきになる

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    2020年06月20日
  • 記憶屋0

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    ネタバレ

    【収録作品】in the cabin 5:27 PM/フォー・ザ・フューチャー/ライ・フォー・マイ・レディ/in the cabin 5:22PM
    忘れてしまうことが怖い。そして、ずるいことのようにも感じてしまう。自然に忘れてしまう(記憶に蓋をする)こともよくあるから、何が違うと言われれば微妙なのだが。ただ、他者の記憶を「その人のために」と、消すのは傲慢。

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    2020年05月28日
  • 記憶屋III

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    ネタバレ

    記憶屋2と記憶屋3は、私はワンセットだと思うので、これから借りようとしていたり、購入しようとしている方は、二つを揃えて入手することをオススメしたい。

    記憶屋1がああいう形で終わったので、記憶屋2は、当然その続きからスタートするものだと思っていたが、正直、え?どうなってるの?という感じで2を読み始めた。

    表現はどうかと思うが、記憶屋1のときから、文章は平穏な日常の風景を、ごく自然に(きっちり練られてるからこそなのだと理解している)時折ユニークに描かれているのに反し、痛みさえ感じるほどに引き込まれるのが、登場人物たちの心理描写だ。

    細かな心の揺れから動揺、苦しくてせつない感情が、本当に痛みと

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    2020年04月28日
  • 響野怪談

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    末っ子春希の周りでおきる怪異。お兄ちゃんたちや犬(?)のシロが守ってくれているのが良い。怪談だけど、家族のほほえましい話に思えるのが不思議。

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    2020年03月31日
  • 霊感検定 春にして君を離れ

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    幽霊が見える高校生たちが、様々な心霊現象の謎を解いていく短編連作。こういうことが本当にあるかどうかより、心霊現象に翻弄される人たちの心の揺れと高校生たちの微妙な心理を描いている。心霊現象が普遍的な人の心の内を描き出すものであれば…、このあたりはもう一息というところか。

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    2020年03月24日
  • 記憶屋

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    ネタバレ

    記憶屋:都市伝説 消して欲しい記憶を消してくれる。(マインドアサシンでは無い)

    主人公は、周囲で特定の記憶が抜けている人達がいる事に気がつく。都市伝説の記憶屋の仕業では無いかと探り出すしていく中で記憶屋に記憶を消してもらう事を願う人達の人間ドラマ。



    主人公は記憶を消す事を悪と考える。最後の最後までダメな事だと言い張るが果たしてそうなのだろうか?と私は考える。

    忘れたい記憶も、いつか良い思い出になるかもしれないと言うが、忘れたい記憶に苛まれ人生をダメにする事もある。主人公が忘れられたく無いのは自分の事だけで相手の立場に立ってない独善的な独り善がりに思えてしまう。

    記憶を消すか消さない

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    2025年03月20日
  • 記憶屋0

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    ネタバレ

    記憶屋シリーズのスピンオフ作品。
    「記憶屋」の最後、真希が遼一に
    話した会話の真相?がわかる話や、
    高原弁護士が記憶屋を知るきっかけ
    になった話。帰らぬ人を待ち続ける
    女性の話の中篇2本ちょいの
    ボリュームでした。

    「記憶」を消す消さないの話は
    確かに消した方がその後の人生に
    おいてそれ以外に方法がないと
    思いつつも、現実では
    そういったどうにもならない
    ことを何とかしようとして
    生きていくことに本当に
    意味があるのではないかと思った。

    ただ、突発的な事故や
    事件みたいなものはもともと
    体験することのなかった
    ものなので実際に「記憶」が
    消せたらいいのになとも思う。

    ただ、作中で高原弁護

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    2020年03月04日
  • 記憶屋0

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    前に読んだあの人か!みたいな記憶は消えていたが面白かった。観覧車はそのままでも良かったんじゃないかな…。

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    2020年01月12日
  • 記憶屋III

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    織守きょうやの青春ミステリ小説第3弾。
    前作からの続きとして、都市伝説「記憶屋」をめぐる顛末を完結編として描いています。
    クライマックス感は確かにあるのですが・・・ちょっと「尻すぼみ」感は否めない・・・かな??
    そこは残念でした。

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    2019年12月20日
  • 記憶屋II

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    織守きょうやの青春ミステリ小説第2弾。
    前作とは違うシチュエーションと人物で、都市伝説「記憶屋」をめぐる顛末を描いています。
    正直、消化不良・・・「記憶屋Ⅲに続く」で終わるって何!
    こーゆーのは私的に反則です!ムキになって続き読みます!

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    2019年12月07日
  • 記憶屋III

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    ネタバレ

    記憶屋の正体に薄々気づきつつも、最後は「そうきたかー!」って感じになりました。

    毎回ストーリーの間に挟まれる、いろんな人達の記憶エピソードも魅力的ですよね。
    料理人の毬谷さんにいたっては、女の子に恋した男子小学生並の純真さじゃないですか!?(笑)
    男の友情はいいですね。

    本作を読んだ後に1巻を読み直すと、本当に切なくなります。
    同情だけなら記憶を消せても、相手が好きな人か大切な人であれば、そうはいかないですよね。
    記憶屋にも、夏生ちゃん・芽衣子ちゃんのような関係を築ける人が現れたら…。

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    2019年11月01日
  • 記憶屋II

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    ネタバレ

    記憶って結構厄介ですよね。
    本人が、今の状況がどうしようもなく辛くて、記憶を消すことに後悔しないのなら…?
    記憶屋のする事が、悪い事では無いと思います。
    ただ、自分や知り合いの立場に置き換えると話は変わります…。
    記憶を消された友人や大切な人の中から、出会いや思い出を含め私という存在が消えるのは、酷く悲しいですね。

    次巻で1巻の登場人物が再登場するのでしょうか。
    何はともあれ、悲しむ人が増えない事を希望します。

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    2019年07月20日
  • 響野怪談

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    【収録作品】電話/目が覚めると Ⅰ/目が覚めると Ⅱ/目が覚めると Ⅲ/図書室、あるいは話してはいけない話/靴/おばあちゃん/ないもの/引っ越し/ひなあられ/残業/猫屋敷/おばあちゃん・続/秋也兄さんはときどき消える/寝言に返事をしてはいけない/足、あるいはシャワー室の怪/蓮の池/ついている/廃墟探索/再会/訪問者/お礼/布団/シロ/シロ2/番犬/首がない/エレベーター/後ろ姿/紫煙/指定席/父子の会話/再訪

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    2019年06月07日
  • ただし、無音に限り

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    ネタバレ

    ミステリ。超能力。
    これは…、神永学さんの『心霊探偵八雲』ですね。
    設定も、ストーリーもまずまず。無難に楽しめる一冊。

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    2019年03月13日
  • 記憶屋III

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    記憶屋2.3は続けて読まないと完結しない。
    記憶屋は一体誰なのか...
    その正体を1で明かした上で、新たな登場人物で展開していく。
    記憶を消すという事はどいう事なのか。
    自分の記憶だけを消しても、それに関わった周りの人の記憶までもが、変わるとしたら...
    記憶屋が私情だけで判断することの危うさを伝えたい一心で、記憶屋を探し求めるが、


    ラストに意外な結末があり、続きを予感させるような終わり方になっていました。

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    2019年01月28日
  • 記憶屋II

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    記憶屋1を読んだ上で、新たな展開といったところか。




    記憶屋は一体どんな人物なのか...が明かされたうえで、新たな展開が進んで行く
    2と3は内容が続くので、2を読んだら3を読まずにはいられない。
    是非全巻読み進めて欲しい。

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    2019年01月27日
  • ただし、無音に限り

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    浮気調査ばかりの探偵業のなかで、たまに心霊関係の特殊能力を活かした調査も行うという設定。さぞや不可思議な事件をバンバン解くのかと思いきや、推理のきっかけになる程度の情報しか得られずそこからが大変。事件を通していい相棒ができたのでシリーズ化してほしい。

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    2018年11月25日
  • 記憶屋III

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    パン屋周りの集団記憶喪失の意外な真相。引っ掛けに騙された。ちまちました善悪云々より、小学生時代に料理コンテストで知り合い不器用故の誤解を受ける言動で嫌われたと思い、それでも強い好意を持つ同業青年と友達になりたくて、記憶喪失の嘘で接近する料理人青年の小さな子供みたいな純真さがこそばゆくてきゅんとした。

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    2018年10月14日