織守きょうやのレビュー一覧

  • ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話

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    あっという間に読み終わった。
    14人の作家さんのホラーアンソロジー。1話140字以内で書かれていた。なかには1行のみの作品もあった。
    まるで歌詞のようで、理解しがたいものもあったけれど、さまざまな作家さんの作風を味わえて良かった。

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    2024年08月03日
  • ミステリー小説集 脱出

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    脱出をテーマにした5つの短編集。始めの「屋上からの脱出」が1番この本の趣旨に合ってたよう。少しホラーも混じっていたし、作家さんの得意分野も楽しめた。

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    2024年08月02日
  • 記憶屋0

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    もし、記憶を消す事ができたら…

    過去の辛い記憶に縛られ、前に進めずにいる人々がそんな思いで「記憶屋」と呼ばれる怪人と交渉し、以前の幸せを取り戻す物語。

    「辛い記憶を消す事は、現実から目を背ける事ではないのか?」「根本的な解決にはならないのではないだろうか?」といった不安を抱えながらも「記憶を消す」という最終手段を取らなければいけない人々にはそれなりの理由があります。

    そんな人々の葛藤や現状と向き合う姿勢に感動します。

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    2024年08月01日
  • 彼女はそこにいる

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    お母さんはあなたを生んで初めてお母さんになったの、だから間違えちゃうこともあるけど一緒に考えたいな

    全然本筋じゃないけど、最初のお話のなかのお母さんと娘の関係が、物語っぽく理想でありつつ、でも理想が描かれててそうなりたいなと思った。

    本自体は、ただのホラーかと思いきや、そうでもなく、どういうこと??と思いながら飽きずにサクッと読めた。

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    2024年07月19日
  • ミステリー小説集 脱出

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    短編集。
    私の思い描いていた「脱出」より、より広義な意味での脱出がテーマだったかな…。
    阿津川辰海さんの屋上に閉じ込められて…というのが最も私の思う脱出に近かったんだけれども、途中何だか策略が読めて、冷めてしまった感がある。
    もっとこう、皆が脱出に向けて一丸となってという話が読みたい。

    織守きょうやさんの森から出られなくなる話は好み。なぜか名前を思い出せなくなってしまうという設定と、真相は分からないがなぜ森が人を離してくれなかったのかその理由を面白く感じた。
    私にとって森は神秘的だが恐ろしい場所でもあるので、森に囚われるという話は結構ドンピシャだった。

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    2024年07月15日
  • 彼女はそこにいる

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    ホラーなのかミステリなのかな?
    「あの子はついてない」はドンデン返しびっくりでした。新野母娘が住んでいた家は幽霊がいるのか、それとも怪異は人為的なものなのか。
    さらっと読める話でした。

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    2024年07月09日
  • 記憶屋

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    2015年 第22回日本ホラー小説大賞読者賞受賞
    最近のきょうやさんの小説がなかなか好みだったので遡って

    忘れたい記憶を消してくれるという記憶屋
    ホラーなのか都市伝説なのか
    主人公の青年は、自分や自分の周囲の人間も記憶の一部を無くしている事に気付く
    彼は記憶屋の存在をたどり始める
    辛い記憶と共存して立ち直るか
    立ち直れない程の記憶ならば消した方が良いのか
    消した記憶は、そこに関係する人間関係等も喪失する
    記憶を消すことのデメリットと忘却することのメリットの分岐点を探るんでしょうか
    シリーズとなっている人気作品です
    私はこれで終わり

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    2024年07月08日
  • ミステリー小説集 脱出

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    斜線堂有紀の「鳥の密室」は斜線堂らしい痛さを十分感じさせてくれ、インパクトの点からダントツで忘れられない。
    「屋上からの脱出」は定番の紐付きトリックではあるが、男女間恋愛の微妙な結末が面白い。
    織守きょうやの「名とりの森」のファンタジーミステリー感は、名前さえ忘れてしまう異世界からの脱出というテーマが面白い。最後の友達との邂逅は後味の良い結末だった。

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    2024年06月18日
  • ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話

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    140文字で描く怪談。ほとんど歌詞のような意味不明な内容のものからオチまでちゃんと着いた物語になってるものまで作家それぞれ個性が出ていて面白かった。
    もちろん私の好みは短くとも物語になっているものだ。下手の横好きではあるが物を書いたこともあるので僅かな字数で書くことの難しさはわかる。でもこの短編集はおそらく一般ウケは狙ってないように思う。ああ、でもWebで人気の意味怖に近いものがあるかもしれない。短すぎるだけに文章の裏を読む想像力は必要だ。
    澤村伊智のは短いながらもやはりキレがあった。あとは一田和樹、岩城裕明の作品が個人的には好みだった。

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    2024年06月17日
  • ミステリー小説集 脱出

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    想像していたミステリーとは違ったけど、ジャンルが幅広くて、自分では絶対に選ばないジャンルを読むことができたので良かった。

    阿津川辰海「屋上からの脱出」★★★★★
    学園ものミステリー。
    自分の好きなミステリーで、やっぱり阿津川さんは面白かった。
    学校の真冬の屋上に閉じ込められるスリルもあり、最後の1行まで楽しめる。さすが阿津川さん。

    織守きょうや「名とりの森」★★★★★
    ジャンルはホラーなのかな?
    没入感が高く、ゾッとするセリフが上手い。何度も驚いた。普段読まないジャンルだけどすごく面白かった。

    斜線堂有紀「鳥の密室」★★☆☆☆
    魔女狩りの拷問の様子が辛かった。
    人が身体的に苦しんでいる様

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    2024年06月16日
  • ミステリー小説集 脱出

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    「屋上からの脱出」阿津川辰海
    「名とりの森」織守きょうや
    「罪喰の巫女」空木春宵
    「鳥の密室」斜線堂有紀
    「サマリア人の血潮」井上真偽

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    2024年06月15日
  • ミステリー小説集 脱出

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    バラエティに富んだ脱出ミステリー短編。
    サマリア人の血潮、の記憶喪失且つ閉鎖空間という
    シチュエーションが良かった。
    正直他はあまり好みではなく、、

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    2024年06月09日
  • 記憶屋

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    周囲に記憶を消された人が現れ始め、自らも記憶を消された形跡がある。そんな不気味な状況のなか、主人公が謎を追っていくという話。
    ホラーというほどではなく、どちらかといえば感動系の話であり、盛り上がりにも欠けているように感じた。

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    2024年06月08日
  • 記憶屋II

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    最後の夏生と猪瀬が記憶屋の必要性について話している場面がお互いの考え方の違いを認識しつつも、相手を尊重する姿勢での会話だったため心地良かった。誠実な会話というのはこのことを言うのだと思った。
    この作品は記憶屋自身がまだ幼い事が、記憶を消すことや記憶屋の存在に対する判断をより難しくしていると感じる。記憶屋の判断か未熟であるから、一過性の気持ちの昂りでの依頼が容易く通ってしまう。一過性の感情で取り返しのつかない決断をしてしまう事は間違った事だと思う。そう考えると、記憶を消せる選択肢を容易く持てることは危ないので記憶屋は必要ないという意見にならざる負えない。ただひとつ、記憶屋が全てを卓越する神だった

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    2024年06月06日
  • 彼女はそこにいる

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    霊より生きてる人間の方が怖いって、よく言うけどね。なんだよーリーガルミステリーを期待して読み始めたのにオカルトかよー。と思いかけて裏切られ続けた。割と心地よく。

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    2024年05月28日
  • 記憶屋

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    記憶を消して救われる人がいる一方で、その記憶を共有していた周囲の人間がどれほど深い孤独を味わうのか。幼馴染という、近くて遠い距離感から描かれる物語に胸が締め付けられました。自分を忘れてしまった相手と向き合う絶望。記憶とは、単なる過去の記録ではなく、人と人とを繋ぐ唯一の「証」なのだと痛感しました。切なくも温かい、心の深淵に触れる一冊です。

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    2024年05月19日
  • 彼女はそこにいる

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    ネタバレ

    1番初めの人形のとこがいちばん怖かった。
    あれは必要だったのか?とも思うけど。
    結局大家さんがいちばんサイコってことか?

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    2024年05月01日
  • 彼女。

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    ネタバレ

    好きだったやつだけ感想

    『恋澤姉妹/青崎有吾』
    唯一現代百合じゃない。何となくスチームパンクっぽいというかデカダンぽい印象。武器が靴べらって???

    『九百十七円は高すぎる/乾くるみ』
    ひたすら算数。先輩に対する思慕と友人に対する恋情が女子高百合っぽい。「先輩に飼われたい」って言ってる女子高生、なんか笑ってしまう。

    『上手くなるまで待って/円居挽』
    主人公の記憶に穴がある所、まあ人間だからそういう事もあるか、と思いつつそんな忘れてる事ある?と思って最後まで違和感。

    『百合である値打ちもない/斜線堂有紀』
    一番現代ぽい百合。女の子の方が美醜を気にすると思うし、配信に対するコメントがリアルで

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    2024年04月29日
  • 301号室の聖者

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    301号室で立て続けに起こる医療事故をめぐるリーガルミステリー。
    「聖者」とは誰のことを言ってるんだろうと思って読み進めたけど、こんなラストは予想できなかった。
    2人の人物による全く意味の違う「なんとしても生かしてほしい」というセリフが印象深い。

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    2024年04月21日
  • 彼女はそこにいる

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    読んでいて、途中から、あっ、犯人はこの人かな?と分かりましたが、最後の展開にびっくり!理由も何となく分かるけど、なぜわざわざそれを言ったのか、言い方も脅すでもなく世間話みたいだったのでそっちがこわいと思いました。

    1章はほっこりするところもあり、とても良かったです!

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    2024年04月14日